転生したら、HEROになれるはず

緋咲 ツバメ

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賊討伐

奇襲

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無理を言って、退院したテッドの行動は想像の範囲であった。
ダートの指示ではなく、テッド自らの考えからの行動であった。
テッドはグランから数人のメンバーを選抜し、戦力を削ぎに向かった。
現状、グランと盗賊では数の上では若干、グランの方が勝っていた。
だが、少数精鋭の方が動き易いので、そちらを選択した。
テッドは実力者であり、テッドが率いてるメンバーも若く、実力がある者ばかりだった。
だが、彼らには他の冒険者と違い、欠けてるモノがあった。
それは誰かが教えれるモノでもなかった。

テッドらは湖の近くに居た盗賊のほとんどを討伐するのに成功した。
だが、聞いてた数より全然少なかった。
何よりもリョーらが聞いたヤツの姿が見えなかった。

その頃、盗賊達の本体は別の場所に居た。
「行動がこちらに筒抜けだとは思ってないんだな。」
黒いローブ姿の男が街を見下ろしながら。
「仲間を疑うとか知らないあまっちょろい奴らの集まりだからな。で、例の作戦は順調なのか?」
頬に大きなキズがあるコボルトは呆れ顔で街の明かりを見ながら。
「問題ない。直ぐに動ける。」
二人の後方から現れたリザードマンがそう告げた。
その言葉を聞くと、コボルトは。
「失敗は許されないからな。足を引っ張るなよ。」
そういうと、街へと一つの塊と化した集団が動いた。

街に残ってたメンバーもまさか襲撃されるとは考えておらず、ただ混乱に陥った。

賊はグランのメンバーを襲う事が目的って言うよりも、街の至る場所に火を付けて回っていた。
だが、流石にメンバーもそこは大きくなる前に消火に回った。
しばらく経つと、一人が指示を出すと、一斉に賊は退却を始めた。
残されたメンバーはしばらくすると、ようやく落ち着きを取り戻した。
街自体の被害状況を調べたが、それ程大した被害は出ていない様子であった。
賊の真意が掴みきれずに居た時、ある事実が告げられた。
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