転生したら、HEROになれるはず

緋咲 ツバメ

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再審査

敵襲?

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そもそも戦い自体が起こらなかったのであった。
暫くすると、ダート達は困惑気味に戻ってきた。
「……何か小僧、お前に話があるらしいんだよ。来てくれるか?」
行かないという選択肢はないんだろうなと思いながら、リザードマン達の元へ。
肩から包帯を巻いたルドラが先頭に立っていた。
一瞬、リベンジに来たのかもと思ったが、そんな様子はなく。
いきなり片膝をつき。
「完敗だ。我等はお前の下につく。」
正しく頭にはてなマークがいっぱい浮かんでしまった。
その言葉にダートは思わず噴き出した。
「下に付くって、小僧はまだEランクだぞ。」
ルドラは表情が固まったまま、(元々、リザードマン自体がそんなに表情豊かではないが。)こちらを見てきた。
苦笑いを浮かべながら、ルドラに事実だと伝えた。
そこで起こったのは他のリザードマンからルドラへのブーイングであった。
負けた上、従うと決めた相手がEランクではそれも仕方ない。
しばらく我慢してたルドラは。
「文句があるなら、相手になってやるよ。かかってこいよ。」
と、見事に逆ギレをかました。
ルドラの実力は分かっていたので、流石にそれで一旦、落ち着いた。
そこでルドラはカルバが居るのに、気付いた。
それから街へ戻り、話す事になった。
だが、街へ戻るまでのルドラからの執拗な苦情を聞かされる事になった。
虎丸はいつもは傍を離れないのに、察した様で傍に来る事はなかった。
街へ戻ると、アリスがテーブルに山積みにしながら、書類を作成していた。
その表情からは声を掛ける事も許されない様なオーラが滲み出ていた。
しばらくし、アリスは顔をあげると、ダートを指さしながら。
「今回の件は一応、不問になる様に嘆願書書いてあげたから。後はちゃんとランク審査がされてないメンバーの書類作ったから、受けさせて来て。ダート、アンタ自身も再審査を受けてもらうから、この書類の空欄、埋めといてね。所で、そのトカゲ達は何?」
後ろで集団になっていたリザードマン達を指さしながら。
事情を説明すると、アリスは険しい顔になり。
「流石に無理よ。ただでさえ、グラン自体を作るの難しくなってるんだから。それにEランクではね。」
ルドラ達も元々、あるグランに所属していたらしいが、そこでの扱いが悪くて、抜けてきたらしい。
基本、グランに入るには審査や条件はあるが、抜けるにはほとんど条件などなかった。
ただグランに入っていると、それなりの特典もあるらしく、多くの冒険者が何処かのグランに所属しているらしい。
「とりあえずダートと一緒に一度、大きな街で審査受けてきたら?」
一度、職業のランクを受けるつもりではあったし、虎丸も獣人の時はあった方が良いだろう。
だが、アリスから手渡された書類を見ながら、ダートは茫然としていた。
呆れた顔でカルバが。
「しゃあねぇな。手伝ってやるよ。」
ルドラ達も新しくカードを作るらしく、一緒に行く事になった。
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