転生したら、HEROになれるはず

緋咲 ツバメ

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再審査

再戦?

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カルバは両手を広げながら。
「何をそんなに警戒しているんだ?斬るのか?それでお前の気が済むのか?」
テッドはゆっくりと近づいてくるカルバに剣を抜けずにいた。
そんなテッドの肩に手を置くレーラ。
「話を進めるよ。で、ヨジの雇い主は出てくるのか?」
カルバは首を横に振った。
「さぁな。ヨジだけが窓口になってたからな。何者かすら分からねぇ。ヨジと一緒に来た使者だって、知らない内に居なくなってたし。」
森で出会った魚人や人の盗賊達はヨジの雇い主とか名乗る者がヨジ達の護衛とかいう名目で雇ったりしてたらしい。
その者達がどう動くのかはカルバ達にも読めないらしい。
援軍さえ来ないのであれば、残る数は現時点では100前後らしい。
デム率いる魔道士は2、30であろう。
護衛も40ほどであろう。
残るはルドラ達であった。
「さて、どうする?」
カルバはダートを見ながら、問うた。
魔法という攻撃に対して、脆弱な面があるという事は改善されていない。
だが、カルバらが抜けた事やヨジが居なくなった事で一気に叩くのも手ではあった。

ダートは考え込んだ。
だが、その時であった。
見張りをしてたコボルトの1人が大慌ててでやって来た。
「敵襲です、リザードマンの群れです。数は50。」
まさかの一言であった。
カルバはダートの方を見ると、仕方ないという表情で。
「皆の者、戦いの準備を致せ。」
戦いに出れなかった鬱憤を晴らす為に意気揚々と準備を始めた。
準備を整えると、ダートを筆頭に出ていこうとしていた。
テッドやレーラ、カルバは疲れもあるだろうと残される事になった。
テッドは悔しそうにしていたが、理解出来なかった。
「虎丸、お前だったら、付いて行くか?」
虎丸は即答で頷いた。
とりあえず呆れた顔で見てあげた。
虎丸は唖然とした表情でこちらを見てる。
それを無視して、テッドを見ながら。
「止めなくていいのか?GMがああいうタイプなら、副将である人間がどういう性格である必要か分かる?」
テッドは明らかに不機嫌な表情で。
「お前に戦の何が分かるんだ?」
「先に言っとくが……俺は借りは返したからな。」
虎丸は先ほどの反応が不服だったらしい。
「ねぇ、主。何でついて行っちゃダメなの?」
虎丸に地面で図を書きながら説明してあげた。
「あ、主……心配し過ぎだよ。」
結果から言えば、ただの杞憂でした。
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