転生したら、HEROになれるはず

緋咲 ツバメ

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審査

リョーの審査【仕切り直し】

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ギルドを出ると、リョーは虎丸を連れて、食事を済ませ、そのままルクードの用意してくれてた部屋に戻り、眠った。
ムクっと起き上がると虎丸の姿はなく、仕方なしに街へと出た。
ルクードの屋敷に居たメイドに聞くと、あれから2日半ほど経ったらしい。
虎丸は退屈なのでルドラと鍛錬すると出掛けたらしい。
とりあえず待たせてるレイ達に審査の予約だけしとかないとなって思い、ギルドへ向かった。
そこには思いがけない顔があった。
「ようやく来たか…後から何日経っても、なんの連絡もないと思ったら……何か面白い事を。」
そう言いながら、ギルドのテーブルを叩くフランがいた。
あっ、そう言えばあの3日後に返事するって約束してたなって。
「その顔は忘れてたな、全く……。それで審査は見せてくれるんだろうな?」
ゲイガは困った表情をしながら。
「それは幾らフラン様と言えども無理なんです。審査は特定の許可がなければ観覧は出来ないのです。」
フランはその言葉に駄々っ子の様に更に激しくテーブルを叩い………いや、テーブルを叩き割った。
「見せんと暴れるぞ。」
いやいや、もうテーブル割ってますよ。
そうツッコミたいところであったが、下手に口を出せば、またこちらに向きかねないので堪えた。
すっかり困り顔のゲイガは何と言おうか困ってるところに扉が開いた。
「別に良いですよ、あのフラン殿なら。」
そう言いながら、ニッカとレイはギルドへやって来た。
以前は見なかった数人を引き連れて。
いや、三人は見覚えのある顔であった。
「小僧、相変わらず元気そうだな。」
他国へはなかなか行けないはずであるオードの姿が。
「その様な子供じみた事をしておるのか、相変わらずだな……フラン、お前も。」
ロイがフランを見ながら、呟いた。
「また強くなったんだってな。ニッカに過小評価し過ぎだって、怒られたよ。」
カシューは恨めしそうにリョーを見ていた。
他に四人いたが、紹介は後で良いよなってレイが制した。
「さて、やるか?」
レイは嬉しそうにリョーを見た。
だが、また扉が開いた。
そこには見慣れた顔が……まぁ、久しぶりの顔もあったが。
「主、何で先に来てるんだよ。起きたなら、起きたって言わないと。」
「ボス、何か審査受けるんだって?それ、見に来ました。」
ルドラは何故か緊張していた。
「私にも見る権利はあるよね………人に色々押し付けてるんだもんね、ゲイガ……。」
声に怒りが詰まってるミューゼ。
「何の連絡もないのは、どういう事なんですかね?」
ミューゼの隣で同じ様に怒っているクルル。
確かにミューゼに任せた後、会ってなかったなって。
その後ろで更に居心地悪そうにしてるのが……アリスであった。
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