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本編

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 このハメマンコ王国では、新年、神の啓示で選ばれた童貞が神子である龍人とセックスするという習わしがあった。
 龍人のスリットまんこに耐えて射精を我慢できた者には一年間幸福が訪れ、そして、我慢できずにイッてしまった者には、勢力増強の加護が与えられると言われている由緒正しきドスケベ神事である。

 そして――俺は、今年の童貞代表に選ばれてしまった、というわけだ。


「おお! テメエがオレ様の相手シてくれるっつー童貞か? わははっ! 見るからに童貞臭ぇ見た目してんなあ!」
「う……、ど、どうも……。ジンです、見ての通りの人間族です……」
「おう! オレ様はロン。今年の龍人神子で、テメエの童貞卒業のお相手だ♡ せいぜい気張れよ~、童貞ボウズ♡」

 顔合わせの場にいたのは、身長2メートルを越えるほどの巨体の、黒い鱗をしたガチムチドラゴン。年齢は……異種族の年ってわかりにくいんだよな。多分、おじさんだと思うんだけど。

 中肉中背体型にモブ顔、どこにでもいるフツーの人間な俺と並ぶと、ロンさんの体つきの雄々しさがよりいっそう強調されて思える。
 ムチムチの雄っぱいにでっかいケツ、丸太みたいにぶっとい手足と尻尾。どう考えても俺より強くてかっこいいこの人が、俺の筆おろしの相手なんて……なんだか不思議な感じだ。

「ジン、おめえ歳はいくつだ? まだガキか?」
「は、二十歳です! この前成人したばかりで……。ロンさんは?」
「ロン、でいいぜ。オレぁ今年で六百と……あー、細かい数字は忘れたが、まあ、おっさんだわな! まま、あんまりカタくならずにいこーや。カタくすんのはチンポだけ、ってなぁ♡♡」

 ニヤニヤ笑って、俺の股間を凝視するロンさん……じゃない、ロン。年上の人を呼び捨てって変な感じだけど、セックスしてもらう相手なんだし、要望には応えるべきだよな……。

 ロンは、じっとりと俺を見つめると、スケベな顔をして舌なめずりする。

「……さて♡ 顔合わせもすんだことだし……ヤるとすっか♡」
「えっ!? も、もう、するんですか……?」
「あ? セックスしに来たんだろーが!! つかテメエも、別室でチンポシコって、いつでも挿入バッチリに仕上げてあんだろ? いいからさっさとチンポ寄越しな!!」
「っっ……! は、はいっ……!」

 俺を誘惑するように、ロンはベッドにねそべり、スリットをくぱぁ♡ と指で広げてアピールする。
 ここまでされて逃げては男がすたる。俺は覚悟を決めて、ロンに近寄った。


 つぷっ……♡ と、恐る恐る先端を突き入れれば、にゅるにゅるとした生暖かい粘膜がチンポを包み込む。

「うぉ゛……っ♡♡」
「ふふん♡ どうだ、イイだろう? オレ様のスリットおまんこは♡」
「ッ♡ すげぇ……っ♡ やばいっす……♡ ぬるぬるして、あったかくて♡♡ オナホの何倍も……ッ、キモチイイ……♡♡」

 柔らかな肉穴はぎっちり♡ と俺のチンポに食らいつき、奥へ奥へと迎え入れようとしてくる。

 今にもイきそうになっている俺とは裏腹に、ロンは余裕綽々な表情だった。
 なんだかタチとしてちょっと悔しい。その余裕を崩してやりたくて、性欲に任せて腰を振りたくる。

「ッッ……!! ロン、ばっか余裕で、ずるいっす……!! 俺も♡ あんたを♡ 喘がせたい……っ♡♡」
「お゛っ゛♡♡ 童貞坊主がナマ言いやがって♡ ……んほ♡ いいぜぇ♡ そのデカマラで、せいぜいオレ様を楽しませやがれ♡♡」
「ぐっ……♡ んはぁっ♡♡ こ、この、ドスケベドラゴンめっ……!!」

 ばちゅんばちゅんっっ♡♡ と、肌と肌がぶつかり合う音が響く。
 ロンのスリットの中はヌルヌルのグチョグチョで、腰が動くのが止められない。ピストンを繰り返すほどに快楽がこみ上げ、必死になって射精しそうになるのを堪えていた。

「んはぁあっっ♡♡ やべっ♡ ドラゴンまんこやべぇえ……っ♡♡」
「お゛っ♡♡ デカマラキくぅ♡♡ なかなかやるじゃねえか~、ジン♡♡ もっとオレ様を満足させやがれっ♡」
「ッ♡ う゛ぉ゛お゛お゛おっっ♡♡」

 ――そうしているうちに、ロンも少しは感じてくれたのだろうか?
 スリットのナカがどんどん狭く、というか、ナカにある物体が大きくなっていくのを感じた。


「ふぐぅ……っ♡♡ これっ、もしかしてぇ♡」
「おうおう♡ 童貞にしちゃあ根性あるじゃねえか♡ あんまりイイトコ突かれるモンだから、オレ様のチンポもおっ勃ってきやがった♡♡」
「やっぱり♡ これっ、ロンのチンポぉ♡♡」

 スリットの内部では、ロンのデカマラ――ドラゴンらしく立派でイボだらけの2対のチンポがフル勃起して、外に顔を出そうとしていた。

 そんなとこに俺のチンポを突っ込んでるもんだから、こう……2本のチンポにサンドイッチされるみたいになって、腰を動かすたび、ドラゴンチンポが俺の冴えないヒトチンをがっちり♡ ホールドして、両脇からゴシゴシ♡ と圧迫してきて……どうにかなりそーなくらい、気持ちいいっっ♡♡

「ん゛お゛ぉ゛っ♡♡ やっべ♡♡ ドラゴンチンポつえぇ♡♡ ヒトチンシコシコされてイッちまう♡♡ チンポでチンコキされてるぅううっ♡♡♡」
「がっはっは♡♡ ジンのチンポもなかなか悪くねえぞ~♡ ……ん゛っ♡ オレ様のチンポのかゆ~いトコ♡ カリでごりゅごりゅ♡ イジめてきやがる♡♡」
「オ゛ッ゛♡♡ ……やべッ♡ イグッ♡♡ ザーメン出る゛ぅ゛♡♡ ドラゴンスリットまんこヤバすぎぃ♡♡♡」
「よしよし♡ イイコだな~♡♡ わははっ♡ オレ様のスリットにザーメンしーしー♡ しような~♡♡」

 ガッチリとだいしゅきホールドをされ、ヒクヒク蠢くスリットまんこを押し付けられれば――もはや、抵抗なんてできなかった。

 ロンが望むまま、甘やかしてくれるがままに、スリットの奥へとビュルビュル射精した。


「お゛ッッ♡♡ おっほぉ~~~ッッ♡♡ ザーメン搾り取られるぅ♡♡ ドラゴンスリットまんこ、最っ高……♡♡♡」
「がーっはっはっ!! よしよし♡ 従順でかわいいチンポだなぁ♡♡ イイコなおまえさんは、オレ様のマンコの奴隷にしてやる♡」
「はひ♡♡ なるぅ♡ ドラゴンマンコの奴隷になりゅ……♡♡」

 どくどくと射精が止まらない。それなのに、腰を止めることすらできない。
 これが神事で、筆おろしだけの関係であることも忘れて、俺はロンの身体に溺れていった。




 ――なお後日、ロンから再度のお誘いがあり、狂喜乱舞したのはここだけの話だ。
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