27 / 141
第26話 祠の修復 ~アウラサイド~
しおりを挟む
勇者様は北の洞窟へ向かわれていますが、無事着いたでしょうかね……
山のヌシもいると噂の山の中ですが、そう滅多には出てこないはずです。
もし仮に出てきたとしても勇者様ならすぐに撃退されるでしょう。
うふふふふふ……
って、また勇者様のことを考えてしまいました。
こちらはこちらで勇者様が取り戻していただいた祠を直さないといけません。
「カルム、カルムはいますか?」
「はっ、なんでしょうか、アウラ様」
「あなたのお友達にお手伝いをお願いしたいの。
北西部の森と北東部の丘の修復とこの風の水晶の設置をお願いしてくださいますか?」
「はっ、承知しました」
「あと、それが終わったら私と一緒に南の森の祠の修復を手伝ってくださいね」
「はっ。
しばしお待ちを」
カルムは私の前からさっと姿を消していきました。
まぁ、カルムのお友達もしっかりとした人ばかりなので、仕事も早いでしょう。
私は南の森へ行く準備でもしましょう。
どのくらい修理しないといけないのかはわかりませんが……
まぁ、森ですし資材は現地で調達すればいいでしょう。
風の水晶は忘れずに持っていかないとですね~。
「アウラ様、ただいま戻りました。
わが友に連絡し、手配を完了しております」
あら、さすがに早いわね。
早速戻ってきましたね。
「ありがとう、カルム。
それでは私たちも向かいましょうか」
「はっ」
出かける準備が完了した私たちは南の森へ向かいました。
勇者様がウォーウルフキングを倒していただいたおかげで、魔物もあまり居ませんね~。
「そういえば、カルム。
こうやって村の外へ出るのは久しぶりですね」
森の空気を吸いながら祠の場所を目指しながら、カルムに話しかけます。
「はっ。
アウラ様が村の長になられてからは、あまり出て行かれていないかと」
カルムは相変わらず几帳面というか真面目というか……
「そうね。
長の仕事はそれなりに大変でしたからね。
以前のように自由にはいきませんね」
長に就任してからは、村の内政にかかりっきりでした。
「カルムたちと一緒に冒険に出ていたことろが懐かしいわ。
それと……
誰もいないところでは、前と同じように話していただけませんか」
ふと昔のことを思い出し、カルムに無茶ぶりをしてみました。
「しかし……
今は長ですから、そうやすやすと……」
やはりカルムは真面目ですので、そういう答えになりますよね。
「いいんですよ。
少しでも昔を懐かしみたいんですよ」
あの頃のように自由にいろいろなところにいけるといいのだけどね。
たまの外出ですし、少しはそういう気分に浸りたいんです。
すると私が少しさみしそうな顔をしていたのを気にしたようです。
「承知しました。
それでは……
ア……アウラ、先を急ごう」
そうそう、その感じ。
懐かしいですわね。
「村に帰るまではそれでお願いね、カルム」
「承知……じゃない、わかった」
「それでは祠へ向かいましょう」
祠へ向かう途中には、まだウォーウルフの残党がいました。
数はそれほど多くないですが、油断は出来ません。
ほら、出てきましたわ。
「ウインドカッター」
魔法でウォーウルフの足止めして、這いつくばらせます。
「カルム、お願い」
「了解。
はぁーっ」
カルムは短剣でとどめを刺します。
「この感じ、懐かしいわね、本当に」
「そうで……そうだな、アウラ」
よく魔物をこうやって退治したものでした。
昔はこれでも名の知れた冒険者でしたからね。
これぐらいの魔物であれば、二人で倒していけますね。
しばらくウォーウルフの残党と戦いながら祠に向かいました。
懐かしさもあってか、魔物との戦いが楽しくて仕方ないですね。
たまにはこうやって暴れてみるのもいいですね。
「アウラさ……アウラ、なんだか楽しそうだな」
「ええ、なんだか凄く楽しくなってきましたわ。
長の仕事を投げ出して、またこうやって冒険してみたわ、勇者様と」
自然と笑みがこぼれます。
本当はフォルトナをいかせるんじゃなくて、私が行きたかったわ。
その方がもっと楽しかったかもしれないですし。
「さすがに長を辞めるのはどうかと……」
「それは冗談よ。
さすがに村の事を捨ててまでとは思いませんよ」
「でも、アウラは昔から変わらないな。
戦いの最中、ずっとニコニコ笑っていた。
真の戦闘狂なのかもと思ってみたいよ」
昔も笑っていたのなら、こんなに楽しい気持ちだったのかもしれないですね。
でも人の事を戦闘狂って言うなんて……
「あら、ひどいわ。
仲間との共同作業が楽しいのであって、戦闘が楽しい訳ではないですよ」
無二の仲間たちとのかけがえのない旅。
それが楽しかったんですよ。
若いっていいなと……
そんな話をしながら、道中を進んでいきました。
しばらくすると、祠が見えてきました。
「まぁ、結構ひどい状況ですね」
祠の形は残されているものの、あちこちが壊されています。
この一帯はウォーウルフがいたとのことだ
「カルム、修理をお願いできる?」
「わかったよ、アウラ」
昔からカルムは手先も器用だったし、不得手なことはあまりなかったわ。
森で野宿するときもさっと屋根付きの寝床を作ってくれたし。
これぐらいの祠の修理なら、早々と終わるでしょうね。
ホントにこの森は居心地がいいわ~。
樹々の匂い
木洩れ日の光
穏やかな風
このままずっと感じていたいわ~。
「アウラ様、祠の修理が終わりました」
「さすが、カルムね。
仕事が早いわ、ありがとう。
でも、『アウラ様』になっているわよ」
「申し訳ございません」
いろいろと立場を分かって行動してくれるのはカルムのいいところだけど……
一緒に冒険した仲なんだしねぇ。
誰もいないところでは昔と同じようにしてくれてもいいのに。
「じゃ、風の水晶を祭壇においてっと……
これでここは完成っ。
カルムのお友達にお願いしたところは連絡が入っている?」
「はっ、さきほど伝達の者がまいり、修復と設置が完了したとのこと」
「さすがあなたのお友達も仕事が早いわね。
あとはこれで北の洞窟の勇者様だけね」
勇者様のことだから心配はしてないけど……
フォルトナの方が心配だわ……
勇者様の足手まといになってなければいいんだけど……
「じゃあ、カルム。
戻りましょうか」
「はっ」
しばらくぶりの外出だったので、まだまだ楽しんでいたいのだけど……
村の事もあるし、そろそろ帰らないとね。
またいつかこうやって冒険してみたいわ。
今度は勇者様とご一緒にね。
山のヌシもいると噂の山の中ですが、そう滅多には出てこないはずです。
もし仮に出てきたとしても勇者様ならすぐに撃退されるでしょう。
うふふふふふ……
って、また勇者様のことを考えてしまいました。
こちらはこちらで勇者様が取り戻していただいた祠を直さないといけません。
「カルム、カルムはいますか?」
「はっ、なんでしょうか、アウラ様」
「あなたのお友達にお手伝いをお願いしたいの。
北西部の森と北東部の丘の修復とこの風の水晶の設置をお願いしてくださいますか?」
「はっ、承知しました」
「あと、それが終わったら私と一緒に南の森の祠の修復を手伝ってくださいね」
「はっ。
しばしお待ちを」
カルムは私の前からさっと姿を消していきました。
まぁ、カルムのお友達もしっかりとした人ばかりなので、仕事も早いでしょう。
私は南の森へ行く準備でもしましょう。
どのくらい修理しないといけないのかはわかりませんが……
まぁ、森ですし資材は現地で調達すればいいでしょう。
風の水晶は忘れずに持っていかないとですね~。
「アウラ様、ただいま戻りました。
わが友に連絡し、手配を完了しております」
あら、さすがに早いわね。
早速戻ってきましたね。
「ありがとう、カルム。
それでは私たちも向かいましょうか」
「はっ」
出かける準備が完了した私たちは南の森へ向かいました。
勇者様がウォーウルフキングを倒していただいたおかげで、魔物もあまり居ませんね~。
「そういえば、カルム。
こうやって村の外へ出るのは久しぶりですね」
森の空気を吸いながら祠の場所を目指しながら、カルムに話しかけます。
「はっ。
アウラ様が村の長になられてからは、あまり出て行かれていないかと」
カルムは相変わらず几帳面というか真面目というか……
「そうね。
長の仕事はそれなりに大変でしたからね。
以前のように自由にはいきませんね」
長に就任してからは、村の内政にかかりっきりでした。
「カルムたちと一緒に冒険に出ていたことろが懐かしいわ。
それと……
誰もいないところでは、前と同じように話していただけませんか」
ふと昔のことを思い出し、カルムに無茶ぶりをしてみました。
「しかし……
今は長ですから、そうやすやすと……」
やはりカルムは真面目ですので、そういう答えになりますよね。
「いいんですよ。
少しでも昔を懐かしみたいんですよ」
あの頃のように自由にいろいろなところにいけるといいのだけどね。
たまの外出ですし、少しはそういう気分に浸りたいんです。
すると私が少しさみしそうな顔をしていたのを気にしたようです。
「承知しました。
それでは……
ア……アウラ、先を急ごう」
そうそう、その感じ。
懐かしいですわね。
「村に帰るまではそれでお願いね、カルム」
「承知……じゃない、わかった」
「それでは祠へ向かいましょう」
祠へ向かう途中には、まだウォーウルフの残党がいました。
数はそれほど多くないですが、油断は出来ません。
ほら、出てきましたわ。
「ウインドカッター」
魔法でウォーウルフの足止めして、這いつくばらせます。
「カルム、お願い」
「了解。
はぁーっ」
カルムは短剣でとどめを刺します。
「この感じ、懐かしいわね、本当に」
「そうで……そうだな、アウラ」
よく魔物をこうやって退治したものでした。
昔はこれでも名の知れた冒険者でしたからね。
これぐらいの魔物であれば、二人で倒していけますね。
しばらくウォーウルフの残党と戦いながら祠に向かいました。
懐かしさもあってか、魔物との戦いが楽しくて仕方ないですね。
たまにはこうやって暴れてみるのもいいですね。
「アウラさ……アウラ、なんだか楽しそうだな」
「ええ、なんだか凄く楽しくなってきましたわ。
長の仕事を投げ出して、またこうやって冒険してみたわ、勇者様と」
自然と笑みがこぼれます。
本当はフォルトナをいかせるんじゃなくて、私が行きたかったわ。
その方がもっと楽しかったかもしれないですし。
「さすがに長を辞めるのはどうかと……」
「それは冗談よ。
さすがに村の事を捨ててまでとは思いませんよ」
「でも、アウラは昔から変わらないな。
戦いの最中、ずっとニコニコ笑っていた。
真の戦闘狂なのかもと思ってみたいよ」
昔も笑っていたのなら、こんなに楽しい気持ちだったのかもしれないですね。
でも人の事を戦闘狂って言うなんて……
「あら、ひどいわ。
仲間との共同作業が楽しいのであって、戦闘が楽しい訳ではないですよ」
無二の仲間たちとのかけがえのない旅。
それが楽しかったんですよ。
若いっていいなと……
そんな話をしながら、道中を進んでいきました。
しばらくすると、祠が見えてきました。
「まぁ、結構ひどい状況ですね」
祠の形は残されているものの、あちこちが壊されています。
この一帯はウォーウルフがいたとのことだ
「カルム、修理をお願いできる?」
「わかったよ、アウラ」
昔からカルムは手先も器用だったし、不得手なことはあまりなかったわ。
森で野宿するときもさっと屋根付きの寝床を作ってくれたし。
これぐらいの祠の修理なら、早々と終わるでしょうね。
ホントにこの森は居心地がいいわ~。
樹々の匂い
木洩れ日の光
穏やかな風
このままずっと感じていたいわ~。
「アウラ様、祠の修理が終わりました」
「さすが、カルムね。
仕事が早いわ、ありがとう。
でも、『アウラ様』になっているわよ」
「申し訳ございません」
いろいろと立場を分かって行動してくれるのはカルムのいいところだけど……
一緒に冒険した仲なんだしねぇ。
誰もいないところでは昔と同じようにしてくれてもいいのに。
「じゃ、風の水晶を祭壇においてっと……
これでここは完成っ。
カルムのお友達にお願いしたところは連絡が入っている?」
「はっ、さきほど伝達の者がまいり、修復と設置が完了したとのこと」
「さすがあなたのお友達も仕事が早いわね。
あとはこれで北の洞窟の勇者様だけね」
勇者様のことだから心配はしてないけど……
フォルトナの方が心配だわ……
勇者様の足手まといになってなければいいんだけど……
「じゃあ、カルム。
戻りましょうか」
「はっ」
しばらくぶりの外出だったので、まだまだ楽しんでいたいのだけど……
村の事もあるし、そろそろ帰らないとね。
またいつかこうやって冒険してみたいわ。
今度は勇者様とご一緒にね。
10
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
捨てられた前世【大賢者】の少年、魔物を食べて世界最強に、そして日本へ
月城 友麻
ファンタジー
辺境伯の三男坊として転生した大賢者は、無能を装ったがために暗黒の森へと捨てられてしまう。次々と魔物に襲われる大賢者だったが、魔物を食べて生き残る。
こうして大賢者は魔物の力を次々と獲得しながら強くなり、最後には暗黒の森の王者、暗黒龍に挑み、手下に従えることに成功した。しかし、この暗黒龍、人化すると人懐っこい銀髪の少女になる。そして、ポーチから出したのはなんとiPhone。明かされる世界の真実に大賢者もビックリ。
そして、ある日、生まれ故郷がスタンピードに襲われる。大賢者は自分を捨てた父に引導を渡し、街の英雄として凱旋を果たすが、それは物語の始まりに過ぎなかった。
太陽系最果ての地で壮絶な戦闘を超え、愛する人を救うために目指したのはなんと日本。
テンプレを超えた壮大なファンタジーが今、始まる。
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
ちくわ
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。
久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。
事故は、予想外に起こる。
そして、異世界転移? 転生も。
気がつけば、見たことのない森。
「おーい」
と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。
その時どう行動するのか。
また、その先は……。
初期は、サバイバル。
その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。
有名になって、王都へ。
日本人の常識で突き進む。
そんな感じで、進みます。
ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。
異世界側では、少し非常識かもしれない。
面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる