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第9話 その少女、朝を迎える
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何かいい匂いがする。
なんだろう?
私はこのいい匂いにつられて目を覚ました。
台所にはナナイが立って、何かをフライパンで焼いている。
「ナナイさん…おはようございます」
目を擦りながら、寝ぼけた声で朝の挨拶をする
「おはよう!朝ご飯まで、まだ掛かりそうだから先にお風呂に入っておいで。お風呂は寝室に入る為の扉の横の扉だよ」
ナナイは一旦、料理している手を止め着替えやタオルを私に渡す。
言われた通りに、寝室のドアの隣を開けると、木で出来た浴槽にお湯がはってはったから部屋中が曇って温かい。
服を脱いで、棚に置き体を濡らし石鹸でゴシゴシ洗う。そしてようやく、疲れきった体を癒す浴槽に足を一本づつ入れていく。
「ふぅー」
私は安心したように一息つく。
お風呂に入るなんて何年ぶりだろうか?凄く癒される…ずっと此処にいたいくらい。
「冬寧ー!朝ごはんできるぞー」
ナナイが元気よく、お風呂場にいる私まで聞こえるように大きな声を出した。
もうちょっと浸かっていたかったんだけどなぁ。名残り惜しいけど入れるチャンスはきっとまだあるはず!
浴槽から出て、タオルで体をきちんと拭いて、さっきナナイから貰った新しい服を着る。
この服は今まで来ていた真っ白なただのワンピースではなく、細かな刺繍が施された淡い紫色のワンピース。生地も高そうなものを使っているし、香りすらもラベンダーのような香りがする。
こんないい物貰っちゃったけれど、いいのかな?今までにこんなに綺麗な洋服を着たことが無かったから袖を通すのにとても勇気が必要だった。
髪の毛が濡れた状態で、ナナイのいる台所に行く。
「ナナイさん。ワンピースありがとう…こんな良いの貰っちゃっていいの?」
「ああ。だから、そんな不安そうな顔しないでくれよ。それに、そのワンピースは僕が作った手作りだし…褒めて貰えて嬉しいよ」
少し照れながら手作りだと言う事を明かすナナイさん。
それにしても、コレを手作りとは本当に凄い。
「手作りなんですね。凄いです!」
「いやいや…魔法と精霊の力で…ね。デザインは僕だけど…気に入って貰えた様で嬉しいよ」
「はい!大事にしますね」
私がそういうと、ナナイは嬉しそうに微笑んだ。
「じゃあ食べようー!!」
「はい!」
食卓には、濁っていない透明な綺麗な水と、目玉焼き、そしてふんわりと焼かれたフレンチトーストが2枚。このフレンチトーストに蜂蜜がたっぷりと掛けられているのが何とも言えないぐらい美味しそうだ。
「「いただきます!」」
最初に、この美味しいを、か持ち出しているフレンチトーストをひとくちパクリと食べる。
んー!!美味い!!!蜂蜜がしっかりとフレンチトーストに染みているし、このフレンチトースト自体にもコクがある。
卵焼きも黄身は半熟でこのフレンチトーストに凄く合う1品。水すらも美味しく感じてしまう。
食べ終わったら後、皿洗いをして、ナナイさんの魔法で髪を乾かして貰ったあと、私は初めての魔法練習をする事になった。
なんだろう?
私はこのいい匂いにつられて目を覚ました。
台所にはナナイが立って、何かをフライパンで焼いている。
「ナナイさん…おはようございます」
目を擦りながら、寝ぼけた声で朝の挨拶をする
「おはよう!朝ご飯まで、まだ掛かりそうだから先にお風呂に入っておいで。お風呂は寝室に入る為の扉の横の扉だよ」
ナナイは一旦、料理している手を止め着替えやタオルを私に渡す。
言われた通りに、寝室のドアの隣を開けると、木で出来た浴槽にお湯がはってはったから部屋中が曇って温かい。
服を脱いで、棚に置き体を濡らし石鹸でゴシゴシ洗う。そしてようやく、疲れきった体を癒す浴槽に足を一本づつ入れていく。
「ふぅー」
私は安心したように一息つく。
お風呂に入るなんて何年ぶりだろうか?凄く癒される…ずっと此処にいたいくらい。
「冬寧ー!朝ごはんできるぞー」
ナナイが元気よく、お風呂場にいる私まで聞こえるように大きな声を出した。
もうちょっと浸かっていたかったんだけどなぁ。名残り惜しいけど入れるチャンスはきっとまだあるはず!
浴槽から出て、タオルで体をきちんと拭いて、さっきナナイから貰った新しい服を着る。
この服は今まで来ていた真っ白なただのワンピースではなく、細かな刺繍が施された淡い紫色のワンピース。生地も高そうなものを使っているし、香りすらもラベンダーのような香りがする。
こんないい物貰っちゃったけれど、いいのかな?今までにこんなに綺麗な洋服を着たことが無かったから袖を通すのにとても勇気が必要だった。
髪の毛が濡れた状態で、ナナイのいる台所に行く。
「ナナイさん。ワンピースありがとう…こんな良いの貰っちゃっていいの?」
「ああ。だから、そんな不安そうな顔しないでくれよ。それに、そのワンピースは僕が作った手作りだし…褒めて貰えて嬉しいよ」
少し照れながら手作りだと言う事を明かすナナイさん。
それにしても、コレを手作りとは本当に凄い。
「手作りなんですね。凄いです!」
「いやいや…魔法と精霊の力で…ね。デザインは僕だけど…気に入って貰えた様で嬉しいよ」
「はい!大事にしますね」
私がそういうと、ナナイは嬉しそうに微笑んだ。
「じゃあ食べようー!!」
「はい!」
食卓には、濁っていない透明な綺麗な水と、目玉焼き、そしてふんわりと焼かれたフレンチトーストが2枚。このフレンチトーストに蜂蜜がたっぷりと掛けられているのが何とも言えないぐらい美味しそうだ。
「「いただきます!」」
最初に、この美味しいを、か持ち出しているフレンチトーストをひとくちパクリと食べる。
んー!!美味い!!!蜂蜜がしっかりとフレンチトーストに染みているし、このフレンチトースト自体にもコクがある。
卵焼きも黄身は半熟でこのフレンチトーストに凄く合う1品。水すらも美味しく感じてしまう。
食べ終わったら後、皿洗いをして、ナナイさんの魔法で髪を乾かして貰ったあと、私は初めての魔法練習をする事になった。
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