職業『水商売』の俺は異世界で最強冒険者になれるだろうか?

らら

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第8話 女神様

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「楓くーん」

誰かの声が聞こえる。その声は結構かわいい系の元気のある声。その人が俺の名前を呼んでいる。俺は死んだはずなんだかな…と少し疑問を抱えつつ俺は閉じていた目を開ける。
そこは真っ白な空間目の前には
あの、おネェの人じゃなくて、髭の生えた神様でもなく…

「女神さま?」

「そうだよ。僕は君の女神様だよ!」

金髪で、スタイルが良くて、巨乳でメチャクチャ美人の女神様。今のうちに拝んどこう。
一人称が僕なのは気にしないでおこう。そうゆうキャラもいいものだ。

「信仰熱心ね…」

そして、暫くの沈黙が流れる

「あのねぇ…楓くん。僕の胸を拝んでないで話聞いてもらっていいかなぁあ?」
女神様が苦笑いをしながら言う

「ああ、ごめんなさい」
ここは素直に謝っといた方が良さそうだ。

「素直なのはよろしい」
「そして本題なんだけど、君は死にました」

ああ…やっぱり…俺死んだんだな

「結構君冷静だねぇ…」
「それにしても、職業が人を殺すなんて思ってなかったよー!まさかあんな殺人鬼に出くわしちゃうなんてね!君運ないよー!あはははは」

と腹を抱えながら女神様は大笑いをしている。

「人よ死に方で笑わないで貰えますかねぇえ?!女神様!!」

まったくなんて、女神様だ!

「それで、ですね!あまりにも可哀想なので新しい体を与えます!ついでに戦闘にも使えるチートも与えます!なので、もう1回異世界行っておいでなのです」

「情けをかけてくれるのか…」
嬉しいような…悲しいような…

「まぁあね。神様ですから」
女神様にドヤ顔をされた
まてよ…つまり神様…って事は。

「じゃあ、俺に変な職業を授けた犯人もお前か!」

「テヘペロっ!」
女神様は可愛く舌を出して、ごめんねと両手を合わせている。
可愛く謝れば許させるものって訳じゃなんだよ

「…」

「だって…面白いそうだったんだもの」
女神様は口をぷーっと膨らませて言い訳をしている。

「俺のイケメンボディに謝ってくださいよー!あのイケメンフェイスは奇跡の遺伝子ですよ?!アレを無駄にしただなんて…」
なんてもったいない事を…

「ああ、それなら大丈夫よ。マルフィさんっていう人が、君を殺したあの後やっぱり怖くて死ねなーい!!!とか叫びながら君の死体に冷凍保存魔法を掛けて自分の家に貴方の体を飾っているから。 そこのところは安心して?」

「趣味悪いと思うので、今すぐその体焼いてください…」

「本当に焼いていいの?あんなイケメン拝めないだろうに…」

「いいんですよ…もう」
人に自分の死体を管理されるのは流石にイケメンの俺でも流石に嫌でしょ

「あら、じゃあ遠慮なく…あの人の家ごと燃やすわね」
結構、この女神思いっきった事するなぁ
放火魔っていう犯罪臭すっごい漂うな

「というかあの人、人殺したのに罪には問われないんですか?」

「あー、それはね。ほら君、転移者じゃん?それで国から見放された身分じゃん?殺されてもどーでもいいのよ!だから罪には問われないのさ」

「俺、なんの為に転移してきたんですか?」

「僕の娯楽の為…」
ポツリと女神様が呟く

「ふざけないでください!!」

「あーはいはい!わかりました!ふざけません!それで、君の新しい体の事なんだけどねぇー…ほらこの前は超イケメンだったじゃない?それで同じ職業で超かわいい系の少年だったら…って思うとワクワクしてこない??」

「全くもってしてきません」
何を考えているんだ。この女神は…同じ職業ってところが、もっと辛い
それに今ふざけないって言ったよね?

「嘘だぁー!本当はワクワクしてるよね?萌え袖が似合って上目遣いが本当に可愛いけど、男の子って良くない?!」

「そうですねー」
呆れて俺は思わず棒読みになってしまった…。

「よし!同意も得られたし!加護とかチートとか諸々つけとくから安心してねー!ではいってらっしゃい!僕天界で楽しみに見てるからねーー!」



えぇーーー!!!!
同意してないし、俺は次の体でもイケメンがいいし、まずこの人ふざけない!って今言ったのに!!なんて自分勝手な…


そして、


俺は意識を失った。





楓を送った後…女神様は。
「あ。やばい…創造主様に怒られる事したかもしれない!勇者に与えるはずのチートまで付けちゃったし、おまけに…。まぁあいっかー!創造主様に怒られても知らない知らないー!」

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