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正史ルート
第5話 引きこもりのウルド1
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今日はウルドに神術を習う日だ。
気はすすまないが、2級神の区画へ行かなければならない。
家の扉を開けると、まだ朝の冷たい空気が僅かに残っていた。
たどり着いた城下町はいつもどおりの喧騒だが、どこか遠くで神々の力がぶつかり合うような空気を感じるのは気のせいだろうか。
「はあ……」
ため息をつきつつ、私は3級神の区画を抜けていく。そこから見上げると、2級神の区画は一段高い所にあり、城壁のシルエットが夕陽ならぬ朝陽を受けて白く光っている。
区画を越えるには門を通る必要があるが、治安部隊の審査が面倒だ。もっとも、私は1級神ノルンの許可を得ているので、書類も何もなしの顔パス。便利だが、そのせいで私にいい感情を抱かない輩も多い。
――案の定、治安部隊の男は嫌そうに眉根を寄せ、私を上から下まで舐めるように見てから通してきた。
(ま、いつものことだけど)
私に向けられる視線は常に冷たい。若い3級神が、ノルンという1級神に庇護されている――それだけで十分煙たがられるのだ。
2級神の区画に踏み入れると、空気が変わるのがわかる。建物の造りも整然としているし、神々の行き来も3級区画より少ない。すれ違う神々からの視線が痛い。黒髪と着物が相当に珍しいらしく、じろじろと見られる。
「そろそろ慣れたけど……いい気はしないわね」
ふと道端に咲いている花を横目に、思わずそんな独り言がこぼれる。花を愛でる気にならないのは、今の心境が荒んでいるからかもしれない。
それにしても、ウルドの屋敷は遠い。どこまでも続く石畳を進むほどに、高い壁や大きな門、威圧的な建造物が増えていく。さすが2級神の権勢を象徴する区画だけあって、どの建物も巨大だ。
「はあ……行きたくない」
ついぼやきたくなるが、ノルンに怒られるのはもっと嫌だ。もう少しで目的地――ウルドの屋敷だ。
門の前に到着すると、想像以上に巨大な鉄柵の門がそびえていた。まるで砦のように閉ざされており、庭の様子さえわずかにしか見えない。
「ウルドいるー?」
そう大声で呼びかけても返事はない。静まり返った屋敷が、まるでこちらを拒絶しているかのようだ。
「留守……なわけないか。あいつ、引きこもりだし」
だが、いくら待っても開く気配はない。苛立ちと焦りが湧いてきた。このまま帰ったら、ノルンに怒られてしまう。
「しょうがない、破壊して入るか」
重々しい鉄柵を見据え、私は腰の全斬丸に手をやる。黄金に輝く刀身が、日差しを跳ね返して私の目を射る。
「ふふふ、斬り刻んであげる」
必殺のみじん斬りで、門はあっけなくバラバラになった。庭の奥へ足を踏み入れると、雑草は伸び放題、ツタもそこらじゅうに張り付いている。2級神の屋敷とは思えない荒れようだ。
(なんか、お化け屋敷みたいな雰囲気ね)
そんな感想を抱きながら、大きな木製の扉に近づく。
「ウルド、いるのはわかってるんだから、出てきなさい!」
扉を遠慮なく叩いて叫ぶが、依然として静まり返ったまま。
「まさか本当に留守? ……いや、それはないわよね」
このまま帰れば怒られる――そう思うと、気が進まなくても中へ入るしかない。
扉は頑丈そうだが、先程の門同様に破壊してしまえばいい。私は再び刀を構え、容赦なく斬りきざむ。破片が散らばり、埃が舞い上がった。
「くらっ……」
屋敷の中は想像以上に暗く、薄気味が悪い。壁を覆う黒いカーテンや重々しい雰囲気が、まるで夜の森に迷い込んだような感覚を呼び起こす。埃が足元に沈殿しており、一歩踏むたび舞い上がる灰色の粉塵が鼻を刺激する。
(本当に……最悪ね)
思わず小声で呟く。ウルドの内面がそのまま屋敷にあらわれているようだ。
やがて目が多少慣れ、周囲がぼんやり見えるようになった。中央に階段、左右に伸びる通路。私ならどうする? もちろん「迷ったときは左」だ。
静寂が耳に重たい。ひとりで廊下を進むうちに、空気がじっとりと肌にまとわりついてくる気がする。私の呼吸音だけがやけに大きく感じられるのだ。
突き当たりの扉をそっと開くと、書棚がずらりと並んだ書庫だった。古い本がぎっしりと詰まっているが、埃だらけで、読書を楽しむ気分にはなれない。
「でも……ちょっと気になるわね」
「神々の歴史」というタイトルが目についた。何気なく手に取ると、表紙が崩れそうなほどボロボロ。ページを開くと、埃がふわりと舞い上がり、一瞬息が止まる。
『原初の巨人から世界が作られ、神々が生まれた……』
どこかで聞いたような伝承が続く。運命の3女神が世界樹から生まれ、人間の運命を紡いでいる――スクルドたちがそんな仕事をしているのは知っているが、こうして本で読むのも妙に新鮮だ。
ノルンも私も書かれていないあたり、どうやら大物しか取り上げていないらしい。
「1級神のノルンがハブられるなんて……面白いわね」
思わず笑ってしまった。呼んでも返事をしないウルドのことを思うと、調子の狂う屋敷だが、ちょっとした発見があると楽しいものだ。
ドキドキ感という点では、いまはほんのジャブ程度か。何かもっと、すごいものが隠されていそうだ。そちらを見つけたい好奇心がふつふつと湧いてくる。
書庫を出て、右の通路へ戻る。さっきは無視したが、こっちにも何かありそうだ。奥へ進むほどに空気が冷え、うっすら肌を刺す。妙な胸騒ぎがした。
「……これは、なに?」
扉を開けると、床には星形の奇妙な紋様。円の中に不可解な文字が渦を巻くように刻まれている。一目で普通じゃないとわかる。神術の実験場だろうか?
「神力を注いだら、何か出てきそうな感じがする……」
怪しい空気を放つ模様に思わず手を伸ばしかけ――その瞬間、背後から声がした。
「お、おい! な、何してる?」
ぎくりとする心臓。ドキドキが一気に跳ね上がる。咄嗟に振り返ると、そこには薄暗がりに溶けこんだ長い赤髪が蠢き、片目だけがぎょろりとこちらを睨んでいた。2級神のウルド、過去を司る女神だ
「驚かさないでよ、ウルド」
ほんの少し前まで屋敷がまるで廃墟のように無人だったのに、急に声をかけられて本当に驚いた。
「ひ、人の屋敷に入り込んで、な、何を言っている?」
不気味なくらい長い赤毛が全身を隠し、片目だけが光を捉える。彼女の口調は相変わらずどもっているが、その片目は異常に鋭い。屋敷を包んでいた薄暗い静寂が、一転して張り詰めた空気に変わった気がする。
(やっぱりウルドは、油断ならない……)
私は刀の柄にそっと触れつつ、ウルドに目を据える。
「入口で大声で呼んだのよ。でも、返事がなかったから」
「だ、だからって、か、勝手に入ってくるなよ!」
ウルドが低く呟く。外に出ず、ここで隠れていた理由は何なのか。どんな実験をしていたんだろう――そんな疑念が頭をよぎる。
「じゃあ、神術を教えてもらいましょうか」
私がそう口にすると、彼女の息遣いがかすかに乱れるのがわかった。
「お、お前はいつも偉そうだな。す、少しは反省しろ! に、庭に行くぞ」
すごく機嫌が悪そうな声だった。
これ以上怒らせる前に庭に出て、さっさと訓練を済ませた方がいいだろう。
こうして、私は庭で神術の訓練をすることになった。
気はすすまないが、2級神の区画へ行かなければならない。
家の扉を開けると、まだ朝の冷たい空気が僅かに残っていた。
たどり着いた城下町はいつもどおりの喧騒だが、どこか遠くで神々の力がぶつかり合うような空気を感じるのは気のせいだろうか。
「はあ……」
ため息をつきつつ、私は3級神の区画を抜けていく。そこから見上げると、2級神の区画は一段高い所にあり、城壁のシルエットが夕陽ならぬ朝陽を受けて白く光っている。
区画を越えるには門を通る必要があるが、治安部隊の審査が面倒だ。もっとも、私は1級神ノルンの許可を得ているので、書類も何もなしの顔パス。便利だが、そのせいで私にいい感情を抱かない輩も多い。
――案の定、治安部隊の男は嫌そうに眉根を寄せ、私を上から下まで舐めるように見てから通してきた。
(ま、いつものことだけど)
私に向けられる視線は常に冷たい。若い3級神が、ノルンという1級神に庇護されている――それだけで十分煙たがられるのだ。
2級神の区画に踏み入れると、空気が変わるのがわかる。建物の造りも整然としているし、神々の行き来も3級区画より少ない。すれ違う神々からの視線が痛い。黒髪と着物が相当に珍しいらしく、じろじろと見られる。
「そろそろ慣れたけど……いい気はしないわね」
ふと道端に咲いている花を横目に、思わずそんな独り言がこぼれる。花を愛でる気にならないのは、今の心境が荒んでいるからかもしれない。
それにしても、ウルドの屋敷は遠い。どこまでも続く石畳を進むほどに、高い壁や大きな門、威圧的な建造物が増えていく。さすが2級神の権勢を象徴する区画だけあって、どの建物も巨大だ。
「はあ……行きたくない」
ついぼやきたくなるが、ノルンに怒られるのはもっと嫌だ。もう少しで目的地――ウルドの屋敷だ。
門の前に到着すると、想像以上に巨大な鉄柵の門がそびえていた。まるで砦のように閉ざされており、庭の様子さえわずかにしか見えない。
「ウルドいるー?」
そう大声で呼びかけても返事はない。静まり返った屋敷が、まるでこちらを拒絶しているかのようだ。
「留守……なわけないか。あいつ、引きこもりだし」
だが、いくら待っても開く気配はない。苛立ちと焦りが湧いてきた。このまま帰ったら、ノルンに怒られてしまう。
「しょうがない、破壊して入るか」
重々しい鉄柵を見据え、私は腰の全斬丸に手をやる。黄金に輝く刀身が、日差しを跳ね返して私の目を射る。
「ふふふ、斬り刻んであげる」
必殺のみじん斬りで、門はあっけなくバラバラになった。庭の奥へ足を踏み入れると、雑草は伸び放題、ツタもそこらじゅうに張り付いている。2級神の屋敷とは思えない荒れようだ。
(なんか、お化け屋敷みたいな雰囲気ね)
そんな感想を抱きながら、大きな木製の扉に近づく。
「ウルド、いるのはわかってるんだから、出てきなさい!」
扉を遠慮なく叩いて叫ぶが、依然として静まり返ったまま。
「まさか本当に留守? ……いや、それはないわよね」
このまま帰れば怒られる――そう思うと、気が進まなくても中へ入るしかない。
扉は頑丈そうだが、先程の門同様に破壊してしまえばいい。私は再び刀を構え、容赦なく斬りきざむ。破片が散らばり、埃が舞い上がった。
「くらっ……」
屋敷の中は想像以上に暗く、薄気味が悪い。壁を覆う黒いカーテンや重々しい雰囲気が、まるで夜の森に迷い込んだような感覚を呼び起こす。埃が足元に沈殿しており、一歩踏むたび舞い上がる灰色の粉塵が鼻を刺激する。
(本当に……最悪ね)
思わず小声で呟く。ウルドの内面がそのまま屋敷にあらわれているようだ。
やがて目が多少慣れ、周囲がぼんやり見えるようになった。中央に階段、左右に伸びる通路。私ならどうする? もちろん「迷ったときは左」だ。
静寂が耳に重たい。ひとりで廊下を進むうちに、空気がじっとりと肌にまとわりついてくる気がする。私の呼吸音だけがやけに大きく感じられるのだ。
突き当たりの扉をそっと開くと、書棚がずらりと並んだ書庫だった。古い本がぎっしりと詰まっているが、埃だらけで、読書を楽しむ気分にはなれない。
「でも……ちょっと気になるわね」
「神々の歴史」というタイトルが目についた。何気なく手に取ると、表紙が崩れそうなほどボロボロ。ページを開くと、埃がふわりと舞い上がり、一瞬息が止まる。
『原初の巨人から世界が作られ、神々が生まれた……』
どこかで聞いたような伝承が続く。運命の3女神が世界樹から生まれ、人間の運命を紡いでいる――スクルドたちがそんな仕事をしているのは知っているが、こうして本で読むのも妙に新鮮だ。
ノルンも私も書かれていないあたり、どうやら大物しか取り上げていないらしい。
「1級神のノルンがハブられるなんて……面白いわね」
思わず笑ってしまった。呼んでも返事をしないウルドのことを思うと、調子の狂う屋敷だが、ちょっとした発見があると楽しいものだ。
ドキドキ感という点では、いまはほんのジャブ程度か。何かもっと、すごいものが隠されていそうだ。そちらを見つけたい好奇心がふつふつと湧いてくる。
書庫を出て、右の通路へ戻る。さっきは無視したが、こっちにも何かありそうだ。奥へ進むほどに空気が冷え、うっすら肌を刺す。妙な胸騒ぎがした。
「……これは、なに?」
扉を開けると、床には星形の奇妙な紋様。円の中に不可解な文字が渦を巻くように刻まれている。一目で普通じゃないとわかる。神術の実験場だろうか?
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怪しい空気を放つ模様に思わず手を伸ばしかけ――その瞬間、背後から声がした。
「お、おい! な、何してる?」
ぎくりとする心臓。ドキドキが一気に跳ね上がる。咄嗟に振り返ると、そこには薄暗がりに溶けこんだ長い赤髪が蠢き、片目だけがぎょろりとこちらを睨んでいた。2級神のウルド、過去を司る女神だ
「驚かさないでよ、ウルド」
ほんの少し前まで屋敷がまるで廃墟のように無人だったのに、急に声をかけられて本当に驚いた。
「ひ、人の屋敷に入り込んで、な、何を言っている?」
不気味なくらい長い赤毛が全身を隠し、片目だけが光を捉える。彼女の口調は相変わらずどもっているが、その片目は異常に鋭い。屋敷を包んでいた薄暗い静寂が、一転して張り詰めた空気に変わった気がする。
(やっぱりウルドは、油断ならない……)
私は刀の柄にそっと触れつつ、ウルドに目を据える。
「入口で大声で呼んだのよ。でも、返事がなかったから」
「だ、だからって、か、勝手に入ってくるなよ!」
ウルドが低く呟く。外に出ず、ここで隠れていた理由は何なのか。どんな実験をしていたんだろう――そんな疑念が頭をよぎる。
「じゃあ、神術を教えてもらいましょうか」
私がそう口にすると、彼女の息遣いがかすかに乱れるのがわかった。
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