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IFルート 絶望的な運命に立ち向かうダークファンタジー
IF早過ぎたラグナロク3話 絶望的な未来
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夢を見た。
まるで現実のようにはっきりとした映像を、私は夢だと自覚しながら見ていた。
---
寒さがすべてを覆い尽くす厳冬、フィンブルの冬が訪れていた。氷と雪に閉ざされた世界では、僅かな食べ物を求めて人々が争い始め、親子や兄弟同士が殺し合う混沌に陥っていた。その頃、世界を囲む海では巨大な蛇ヨルムンガンドが身を震わせ、荒れ狂う波が大地を飲み込み始めている。
“その時”が迫っていることは、神々なら誰もが感じていた。
アースガルズの見張り役であるヘイムダルが角笛の音を鳴らした。大地を震わすその音は世界に響き渡り、戦いの幕開けを告げる。長く拘束されていたロキは鎖を断ち切り、巨人たちを率いて神々への復讐を誓う。死者の爪で作られた船ナグルファルには大勢の死者が乗り込み、波を越えて進軍していく。
天を裂く咆哮とともに、フェンリルが目を覚ました。その巨躯が大地を揺るがし、神々と巨人たちはヴィーグリーズの広大な平原へと集結する。空は黒く淀み、炎と雷が入り混じって地面を裂き、大地は血で染まっていく。オーディンは槍グングニルを手に指揮を執り、トールはミョルニルを振りかざして巨人たちをなぎ倒していた。だが、神々も巨人も次々と相討ちとなり、壮絶な死を迎える。
オーディンはフェンリルに挑むが、巨狼の口に呑み込まれ、勇敢な王はそのまま絶命した。神々が動揺する中、ヴィーザルが父の仇を取るべくフェンリルと相対し、強靭な靴で顎を押さえつけ、その喉を裂いて巨狼を倒す。
雷神トールはヨルムンガンドとの死闘の末、毒に侵され命を落とした。ロキとヘイムダルも互いの命を奪い合い、最後は相討ちに終わる。死に際に、ロキは不敵な笑みを浮かべていた。
そして火の巨人スルトが剣を振るい、大地と空を炎で覆う。世界は焼き尽くされ、すべてが灰となる――。
---
私は悲鳴をあげるように飛び起きた。
息が荒い。まるで現実を駆け回ったかのように全身が汗ばんでいる。
「この夢は……まさか未来で起こることなの?」
ユーミルの能力を得た結果、こんな形でラグナロクを目撃するとは思わなかった。何もしなければ、夢で見た破滅が確実に訪れるという不思議な確信がある。ユーミルが“半分はハズレ”と言われていた予言も、実は変えたからハズレになっただけ。放っておけば100%当たるということだ。つまり、彼女の能力は予知夢を見る能力だったのだ。
(あの夢の中で、スクルドもヴェルザンディもウルドも死んでいた。フレイアやオーディン、あいつらも……全員。)
私の死体はなかった。あれはラグナロクと呼ばれる最終戦争の光景だろう。私はそこに参加すらしていなかった、というわけか?
ともかく、このまま放置していれば世界は滅ぶ。その上、オーディン(今度から「オデン」と呼んでやる。美味しそうだし、とんだ役立たずだ)も何の対策をしていないらしい。諦めたのか、玉座にふんぞり返っているだけなのか知らないが、フェンリル程度に食われる姿を夢で見せられたあとではあてにならない。
「まずは、ラグナロクの敵になる奴らを片っ端から始末しないとね」
スザクを見捨てた連中へ復讐したいところだが、そちらは後回しにする。スクルドたちを守るために、先にロキやフェンリル、ヨルムンガンド、ヘル――そういったラグナロクで敵になる奴らを殺さなくては。とにかく“今のうちに”殺せば、夢で見た程強敵でもないだろう。
私はすぐに行動を開始した。
---
アルドラ山のヘルの家に着く。
外観は薄暗く、かすかに漂う死の匂いが辺りを包み込んでいる。以前から定期的に通っては血液を手に入れていたとはいえ、この場所は何度訪れても慣れない。
「エリカさん、いらっしゃい」
扉を開けると、半分腐った体のヘルが笑顔で迎えてくれた。彼女は私を“友”のように扱ってくれるが、私自身は違う。必要なものを得るために利用しているだけだ。だが、それをヘルは知らない。彼女は嬉しそうに、声を弾ませている。
(寂しかったのかもしれないわね。話し相手と言えば、ロキくらいだろうし。半分腐った姿を恐れられ、町にも住めないあたり、似た境遇かもしれない。でも、だからといって……容赦はしないわ)
そう自分に言い聞かせて、私は家の中へ足を踏み入れる。視界に広がるのは、薄暗い空間と、どことなく湿った空気。ヘルの身体から漂う腐臭を薄めるためか、あちこちに奇妙なハーブが吊るされている。薄い煙が立ちこめ、まるで非現実の世界に来たかのようだ。
「今日はどんなお話をしましょうか?」
ヘルが上機嫌に尋ねてくる。その声には優しさすら感じるが、私はそっけなく視線を外した。スクルドたちを守るためにも、ここで生かしておけない。一瞬の迷いすら、あってはならない。
「みじん斬り」
返事すらせず、私は刀を抜いて必殺技を繰り出す。ヘルは驚いたように目を見開いたが、それを受け止める暇もなくバラバラに切り刻まれる。黒い血が辺り一面に飛び散り、しかし生臭い臭いが濃く立ちこめた。暗く閉ざされた室内は、一瞬で地獄絵図と化す。
ヘルのちぎれた腕や足が床を転がり、うねるように動きながら再生しようともがいている。その様子はぞっとするほどおぞましい。私ですら、一瞬背筋に寒気が走った。だが、ここで退けば再生を許してしまう。
「ったく……」
つぶやいて、私は持参した“死体結晶化装置”を取り出す。自作のこの装置は、死体や血液を内部で結晶化し、私の力に変換するためのもの。見た目は神力掃除機に似ているが、原理も目的もまったく違う。それでも吸引する音は掃除機そっくりで、シュルシュルと散乱するヘルの肉片を飲み込んでいく。
「どーしてぇ……」
悲鳴に似た声が聞こえ、私はギクリと足を止める。見ると、ヘルの頭部が半分だけ再生していて、腐りかけた口元が生々しく動いている。目はうわごとのように潤んでいて、その表情には明らかな恐怖と絶望がにじんでいた。
「あなたの力と能力が欲しいの。それと、ラグナロクで敵になる奴は全員始末することに決めたのよ」
淡々と告げる。冷たい汗が背中に流れるが、ためらいを見せるわけにはいかない。スクルドたちを守るには、ヘルのような再生能力を持つ相手を残しておけない。
「ワタシ、たちぃ……神友、でしょぉぅ?」
ひび割れた声でヘルが言う。涙のような液体が腐った顔の半分から垂れ落ちる。それが弱々しく糸を引いて、床に落ちたとき、私はほんの一瞬だけ胸が痛んだ。けれど、すぐにその感覚を振り払う。
「そうね。でも、敵を生かしておくわけにはいかないの」
そう自分に言い聞かせ、私はヘルの再生しかけの頭部を力任せに“みじん斬り”で切り裂いた。腐肉が床をはね、内臓とも呼べないどろりとした塊が転がる。なりふり構っていられない。
念入りにそれらを結晶化装置で吸引する。もはやヘルの声も聞こえなくなったが、黒く濁った血液が結晶になりかけた時、装置の中で奇妙な蠢きが起こった。
「やーめーてぇー……」
まるで死者の怨嗟が渦巻くような低いうめきに背筋が凍る。装置の中から黒い小さな手が幾つも伸び、ガタガタと動いていた。それは見ているだけでも不快感と恐怖を煽る。
(さすがヘル……ここまでしぶといとは)
私は歯を食いしばり、意を決して結晶を飲み込んだ。吐き気が込み上げるほど気持ち悪い結晶を腹の奥へと取り込む。喉元を通る瞬間、ほんのわずかだが、手を伸ばすような感触がじわりと伝わってきた。吐きそうになるのをこらえるのに必死だった。
これで本当に消化されるか、それともヘルが体内で再生するか――これは賭けだ。激しい腹痛に襲われながら、スクルド達を守るために耐えた。
「……はぁ、はぁ……」
荒い息を吐きながらヘルの家を出た。地面には薄黒いシミがいくつも残っているが、そのうち腐臭とともに消えていくだろう。朝焼けが差し込んでいるはずなのに、空はなぜか灰色に見えた。
帰宅する道中、何度も腹痛と嘔吐感に襲われた。頭痛まで加わり、何度か膝を突きかける。しかし、必死にこらえて歩を進める。
家に着くころ、痛みは徐々に薄らいでいった。呼吸を整える暇もなく、ふと左手を見てぎょっとする。指先から肘あたりまで黒い色に変色し、まるで死肉を貼り付けたようになっていた。腐っているわけではないが、生々しく気味が悪い。
「ヘルを吸収した……副作用か」
軽く握ったり開いたりしてみるが、動作に支障はなさそうだ。とはいえ、このままでは目立つし、他の神々にも怪しまれるだろう。後で手袋をすることで誤魔化すことにしよう。
「まあ……これで、最初の賭けには勝った、か」
私はそう呟き、次の獲物を狩る準備に取り掛かるのだった。
---
現在のエリカのステータス
神力……10万
特殊能力……発明、暴食、ちょっとだけ未来視、毒耐性、無限成長、超再生、予知夢
まるで現実のようにはっきりとした映像を、私は夢だと自覚しながら見ていた。
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寒さがすべてを覆い尽くす厳冬、フィンブルの冬が訪れていた。氷と雪に閉ざされた世界では、僅かな食べ物を求めて人々が争い始め、親子や兄弟同士が殺し合う混沌に陥っていた。その頃、世界を囲む海では巨大な蛇ヨルムンガンドが身を震わせ、荒れ狂う波が大地を飲み込み始めている。
“その時”が迫っていることは、神々なら誰もが感じていた。
アースガルズの見張り役であるヘイムダルが角笛の音を鳴らした。大地を震わすその音は世界に響き渡り、戦いの幕開けを告げる。長く拘束されていたロキは鎖を断ち切り、巨人たちを率いて神々への復讐を誓う。死者の爪で作られた船ナグルファルには大勢の死者が乗り込み、波を越えて進軍していく。
天を裂く咆哮とともに、フェンリルが目を覚ました。その巨躯が大地を揺るがし、神々と巨人たちはヴィーグリーズの広大な平原へと集結する。空は黒く淀み、炎と雷が入り混じって地面を裂き、大地は血で染まっていく。オーディンは槍グングニルを手に指揮を執り、トールはミョルニルを振りかざして巨人たちをなぎ倒していた。だが、神々も巨人も次々と相討ちとなり、壮絶な死を迎える。
オーディンはフェンリルに挑むが、巨狼の口に呑み込まれ、勇敢な王はそのまま絶命した。神々が動揺する中、ヴィーザルが父の仇を取るべくフェンリルと相対し、強靭な靴で顎を押さえつけ、その喉を裂いて巨狼を倒す。
雷神トールはヨルムンガンドとの死闘の末、毒に侵され命を落とした。ロキとヘイムダルも互いの命を奪い合い、最後は相討ちに終わる。死に際に、ロキは不敵な笑みを浮かべていた。
そして火の巨人スルトが剣を振るい、大地と空を炎で覆う。世界は焼き尽くされ、すべてが灰となる――。
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私は悲鳴をあげるように飛び起きた。
息が荒い。まるで現実を駆け回ったかのように全身が汗ばんでいる。
「この夢は……まさか未来で起こることなの?」
ユーミルの能力を得た結果、こんな形でラグナロクを目撃するとは思わなかった。何もしなければ、夢で見た破滅が確実に訪れるという不思議な確信がある。ユーミルが“半分はハズレ”と言われていた予言も、実は変えたからハズレになっただけ。放っておけば100%当たるということだ。つまり、彼女の能力は予知夢を見る能力だったのだ。
(あの夢の中で、スクルドもヴェルザンディもウルドも死んでいた。フレイアやオーディン、あいつらも……全員。)
私の死体はなかった。あれはラグナロクと呼ばれる最終戦争の光景だろう。私はそこに参加すらしていなかった、というわけか?
ともかく、このまま放置していれば世界は滅ぶ。その上、オーディン(今度から「オデン」と呼んでやる。美味しそうだし、とんだ役立たずだ)も何の対策をしていないらしい。諦めたのか、玉座にふんぞり返っているだけなのか知らないが、フェンリル程度に食われる姿を夢で見せられたあとではあてにならない。
「まずは、ラグナロクの敵になる奴らを片っ端から始末しないとね」
スザクを見捨てた連中へ復讐したいところだが、そちらは後回しにする。スクルドたちを守るために、先にロキやフェンリル、ヨルムンガンド、ヘル――そういったラグナロクで敵になる奴らを殺さなくては。とにかく“今のうちに”殺せば、夢で見た程強敵でもないだろう。
私はすぐに行動を開始した。
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アルドラ山のヘルの家に着く。
外観は薄暗く、かすかに漂う死の匂いが辺りを包み込んでいる。以前から定期的に通っては血液を手に入れていたとはいえ、この場所は何度訪れても慣れない。
「エリカさん、いらっしゃい」
扉を開けると、半分腐った体のヘルが笑顔で迎えてくれた。彼女は私を“友”のように扱ってくれるが、私自身は違う。必要なものを得るために利用しているだけだ。だが、それをヘルは知らない。彼女は嬉しそうに、声を弾ませている。
(寂しかったのかもしれないわね。話し相手と言えば、ロキくらいだろうし。半分腐った姿を恐れられ、町にも住めないあたり、似た境遇かもしれない。でも、だからといって……容赦はしないわ)
そう自分に言い聞かせて、私は家の中へ足を踏み入れる。視界に広がるのは、薄暗い空間と、どことなく湿った空気。ヘルの身体から漂う腐臭を薄めるためか、あちこちに奇妙なハーブが吊るされている。薄い煙が立ちこめ、まるで非現実の世界に来たかのようだ。
「今日はどんなお話をしましょうか?」
ヘルが上機嫌に尋ねてくる。その声には優しさすら感じるが、私はそっけなく視線を外した。スクルドたちを守るためにも、ここで生かしておけない。一瞬の迷いすら、あってはならない。
「みじん斬り」
返事すらせず、私は刀を抜いて必殺技を繰り出す。ヘルは驚いたように目を見開いたが、それを受け止める暇もなくバラバラに切り刻まれる。黒い血が辺り一面に飛び散り、しかし生臭い臭いが濃く立ちこめた。暗く閉ざされた室内は、一瞬で地獄絵図と化す。
ヘルのちぎれた腕や足が床を転がり、うねるように動きながら再生しようともがいている。その様子はぞっとするほどおぞましい。私ですら、一瞬背筋に寒気が走った。だが、ここで退けば再生を許してしまう。
「ったく……」
つぶやいて、私は持参した“死体結晶化装置”を取り出す。自作のこの装置は、死体や血液を内部で結晶化し、私の力に変換するためのもの。見た目は神力掃除機に似ているが、原理も目的もまったく違う。それでも吸引する音は掃除機そっくりで、シュルシュルと散乱するヘルの肉片を飲み込んでいく。
「どーしてぇ……」
悲鳴に似た声が聞こえ、私はギクリと足を止める。見ると、ヘルの頭部が半分だけ再生していて、腐りかけた口元が生々しく動いている。目はうわごとのように潤んでいて、その表情には明らかな恐怖と絶望がにじんでいた。
「あなたの力と能力が欲しいの。それと、ラグナロクで敵になる奴は全員始末することに決めたのよ」
淡々と告げる。冷たい汗が背中に流れるが、ためらいを見せるわけにはいかない。スクルドたちを守るには、ヘルのような再生能力を持つ相手を残しておけない。
「ワタシ、たちぃ……神友、でしょぉぅ?」
ひび割れた声でヘルが言う。涙のような液体が腐った顔の半分から垂れ落ちる。それが弱々しく糸を引いて、床に落ちたとき、私はほんの一瞬だけ胸が痛んだ。けれど、すぐにその感覚を振り払う。
「そうね。でも、敵を生かしておくわけにはいかないの」
そう自分に言い聞かせ、私はヘルの再生しかけの頭部を力任せに“みじん斬り”で切り裂いた。腐肉が床をはね、内臓とも呼べないどろりとした塊が転がる。なりふり構っていられない。
念入りにそれらを結晶化装置で吸引する。もはやヘルの声も聞こえなくなったが、黒く濁った血液が結晶になりかけた時、装置の中で奇妙な蠢きが起こった。
「やーめーてぇー……」
まるで死者の怨嗟が渦巻くような低いうめきに背筋が凍る。装置の中から黒い小さな手が幾つも伸び、ガタガタと動いていた。それは見ているだけでも不快感と恐怖を煽る。
(さすがヘル……ここまでしぶといとは)
私は歯を食いしばり、意を決して結晶を飲み込んだ。吐き気が込み上げるほど気持ち悪い結晶を腹の奥へと取り込む。喉元を通る瞬間、ほんのわずかだが、手を伸ばすような感触がじわりと伝わってきた。吐きそうになるのをこらえるのに必死だった。
これで本当に消化されるか、それともヘルが体内で再生するか――これは賭けだ。激しい腹痛に襲われながら、スクルド達を守るために耐えた。
「……はぁ、はぁ……」
荒い息を吐きながらヘルの家を出た。地面には薄黒いシミがいくつも残っているが、そのうち腐臭とともに消えていくだろう。朝焼けが差し込んでいるはずなのに、空はなぜか灰色に見えた。
帰宅する道中、何度も腹痛と嘔吐感に襲われた。頭痛まで加わり、何度か膝を突きかける。しかし、必死にこらえて歩を進める。
家に着くころ、痛みは徐々に薄らいでいった。呼吸を整える暇もなく、ふと左手を見てぎょっとする。指先から肘あたりまで黒い色に変色し、まるで死肉を貼り付けたようになっていた。腐っているわけではないが、生々しく気味が悪い。
「ヘルを吸収した……副作用か」
軽く握ったり開いたりしてみるが、動作に支障はなさそうだ。とはいえ、このままでは目立つし、他の神々にも怪しまれるだろう。後で手袋をすることで誤魔化すことにしよう。
「まあ……これで、最初の賭けには勝った、か」
私はそう呟き、次の獲物を狩る準備に取り掛かるのだった。
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