59 / 59
僕は隣国王子に恋をする(番外編:短編集)
完結記念 いつもは甘えないルークが結月に甘えてみた
しおりを挟む
情事の余韻が残る身体。
シーツがぐちゃぐちゃなベッド。
眩しい日の光に、結月は気怠そうに目を開ける。
その身体にはルークに付けられたであろう、赤い痕がいくつも残っていた。
結月の目の前にはルークの顔が。
結月は手を伸ばし、金色の長いまつげを指で撫でた。
「んっ……」
瞼の間から、薄っすらと宝石のような瞳が顔を出す。
緑色のそれは結月を捉えた。
「ルーク、おはよ」
ルークは無言で返すと、結月の胸に自身の頭を押し付けた。
柔らかい髪をふわふわと撫でる。
「どうしたの、甘えん坊さん」
結月は笑い、ルークの髪を梳いた。
頭頂部に唇を落とすと、ぎゅっとルークの腕に力が入った。
強く抱きしめられた結月はルークの頭を包み込み、背中をぽんぽんと規則正しく叩いた。
「いいこ、いいこ」
「ん、」
心地よさそうにルークは目を閉じると、結月の胸元にちゅ、と唇を寄せた。
きゅん、と胸が高鳴る結月。
「どうしていつもはかっこいいのに、今日は可愛いの……」
どうしようもないくらいに愛しさを感じた結月はきゅっと優しくルークを抱きしめた。
「かわいいなんていうな」と拗ねた様子のルークの頬に何度もキスをする。
我慢ができなくなったルークに押し倒されて昨日の続きが始まるのは、もう少しあとの話。
シーツがぐちゃぐちゃなベッド。
眩しい日の光に、結月は気怠そうに目を開ける。
その身体にはルークに付けられたであろう、赤い痕がいくつも残っていた。
結月の目の前にはルークの顔が。
結月は手を伸ばし、金色の長いまつげを指で撫でた。
「んっ……」
瞼の間から、薄っすらと宝石のような瞳が顔を出す。
緑色のそれは結月を捉えた。
「ルーク、おはよ」
ルークは無言で返すと、結月の胸に自身の頭を押し付けた。
柔らかい髪をふわふわと撫でる。
「どうしたの、甘えん坊さん」
結月は笑い、ルークの髪を梳いた。
頭頂部に唇を落とすと、ぎゅっとルークの腕に力が入った。
強く抱きしめられた結月はルークの頭を包み込み、背中をぽんぽんと規則正しく叩いた。
「いいこ、いいこ」
「ん、」
心地よさそうにルークは目を閉じると、結月の胸元にちゅ、と唇を寄せた。
きゅん、と胸が高鳴る結月。
「どうしていつもはかっこいいのに、今日は可愛いの……」
どうしようもないくらいに愛しさを感じた結月はきゅっと優しくルークを抱きしめた。
「かわいいなんていうな」と拗ねた様子のルークの頬に何度もキスをする。
我慢ができなくなったルークに押し倒されて昨日の続きが始まるのは、もう少しあとの話。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
626
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(5件)
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
面白かったです‼︎
3P待ってまーす!॑⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*
白さん、コメントをありがとうございます😉
リクエスト嬉しいです♥
ちなみにどのキャラとの3Pでしょうか、、
返信より先に作品が出るのが早かったらそのときはすみません笑
完結お疲れ様でした。更新が早くサクサクよめて、とても楽しめました。次回作も楽しみです。お体に気をつけて執筆活動頑張ってください。応援してます❗
感想ありがとうございます!
次回作も楽しみにしていただけて嬉しいです☺️
応援ありがとうございます!
体調に気をつけながら更新していきます😉
面白いです次回楽しみにしてます
イラストも上手いですね
こんばんは!
面白いと言っていただけるのが一番嬉しいです。
イラストも褒めてくださってありがとうございます☺️
更新頑張りますね!