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特殊な事情でもない限り国中の貴族の子供たちが通うのが中央学園だ。そして学園は王立、つまり国王陛下の手中である。
ゆえに入学パーティーとはいえ、実際はデビュタントに近い。それは社交界への第一歩。まさに戦場の入り口である。
エマとイリスを連れて大ホールに足を踏み入れると、パーティーはまだはじまっていないというのに会場はすでにたくさんの人でさんざめいていた。
大きく、広く、豪華なホール。
天井には見事なフレスコ画が描かれ、2階部分のバルコニーは貴賓席なのだろう。豪奢な椅子が並べられている。
フロアの一部にひときわ厚い人の壁があった。
何気なく見やると、人だかりの中心にはアドリアン王子と護衛よろしくルチアーノがいた。
レイラは思わず目を見開いて、そして視線が結ばれるように、レイラに気づいたルチアーノもまた目を大きくさせる。
言葉を発しようとルチアーノの口が開かれるのを見て、レイラはぷいと顔を背けた。
怒っているのだ。当然じゃないか。
そっと視線を戻すと、がくりとうなだれたルチアーノの肩を王子がばんばん叩いている。
苦笑したアドリアン王子がレイラたちに軽く手を振って、令嬢らは3人揃ってカーテシーを返した。
レイラはむすっとしたままだし、エマは苦笑を浮かべ、イリスはにこにことして、まったく敬意のない礼だっただろう。…あれ?にこにこ?
それからすぐに音楽が鳴り響き、人々の意識がそちらに向く。もちろんレイラも。
だから、ルチアーノがレイラの首元できらめく一粒の真珠にほっと胸を撫で下ろしたことも、彼のタイピンに同じように真珠が一粒きらめいていたことにも、気がついていなかった。
音楽が穏やかな調べに変わり、入学パーティーのはじまりが告げられる。
そういえばロイドのお祖父さんは現役の宮廷音楽家だったわよね、とレイラが音楽隊に目を向けると、いた。藤色の髪の男性がチェロを奏でている。か、かっこいい…!
また音楽が変わり、国王陛下が貴賓席に姿を見せる。その後ろにはルチアーノの父であるサルヴァティーニ宰相と、レイラの父であるモンタールド外務大臣が続く。
国王陛下が片手を上げると会場が一斉に静まり返り、全員頭を下げた。壮観だ。
「今日のよき日に、おめでとう」
国王陛下の短い祝いの言葉にわっと歓声が上がる。
レイラは国王に謁見したことはほぼなく、実際にその姿を見るのははじめてだった。
アドリアン王子とはあまり似ていない。
国王は藍色の髪で、かなりがっちりとした体格の上、始終無表情。なんとなく侍っぽい。
水色の髪をして表情の明るい王子とはなんだか真逆だ。
もっと言えば、国王の横で脚を組んで座り、宰相になにか耳打ちしてるモンタールド侯爵がなんだかチャラチャラして見えた。同世代のくせに。
父はレイラに気づくや、にこやかに手を振ってくる。
侍といえば、会場にはマルセルもいるはずだ。
ひとつ年上のマルセルは貴族学校ではなく軍学校に通っているそう。以前にトマが言っていた。
くるりと会場を見渡すと、ほらいた。
正面入り口とは別の小さな扉の前で控えている。王子の護衛だろうか。そうするとあのドアは王子の緊急避難用?ありえる。
なんとなく見つめていると、以前にも見たあのすこし眠そうな瞳がレイラの方を向く。
ぱちぱちぱち。
3回ほど瞬きした後で、すうっと視線が横に流れた。
―――あれ?なんかいまの挨拶っぽくなかった?あれあれ?
こんなに離れてるのに?と首を捻っていると、遠くでマルセルの目がカッ!と開いた。
え、なに?何事!?
ぎょっとしてマルセルの視線が動いた方を見ると、隣にいたのはイリスだった。
「ん?なあに?レイラ」
「いや、なんでも……」
イリス?あれイリス見てびっくりしてたわけ?…いや、ないな。ないわ。
レイラはちょっと怖かったので先ほど見た光景をなかったことにした。うん、なにも見てない。
***
入学パーティーのメインは新入生の紹介だ。
ひとりひとり名前を呼ばれて、ホールの中央で一礼する。礼の形は自由だ。
「アドリアン・ガルディーニ」
空色の髪の王子は、堂々とした風格で中央に立つと、まず父である国王に向けて胸に手を当て一礼した。
それから他の貴族に向けて大きく腕を開き、右手をくるりと回して、ボウアンドスクレープを披露する。
最後ににこりと笑うところまで、少々気障で芝居がかっている。しかし観衆の反応は上々で大きな喝采が沸いた。
「ルチアーノ・サルヴァティーニ」
ルチアーノはぴしりと背筋を伸ばして、それでいてゆったりと歩み出ると、王子と同じく国王に向けて胸に手を置き頭を下げた。
そして周囲に向けても同じように、まっすぐ背を伸ばしたままお辞儀をする。
顔をあげるとき、長い前髪を払うよう首を傾ける。天鵞絨色と呼ばれる不思議な色合いの髪がきらめき、きれいな顔が覗いて、主にレイラと御婦人から、はう…と甘いため息が漏れた。
レイラははっとしてぷるぷる首を横に振る。
あれは自分の顔面の価値を理解している者にしかできない高難度技だ。いつからルチアーノはそんな子に…!ってそれもなんか違う。
「エマ・パヴァリーニ」
エマははつらつとした足取りで現れ、気品に満ちたカーテシーを見せた。
動く度にしゃらしゃらと揺れるオレンジのドレスに、「あれがレイラパピヨンの…」と噂する声が聞こえる。
「イリス・マイティー」
優雅に進み出たイリスのカーテシーは、とても上品なものだった。
最後に大きくドレスを膨らませながら回るように背を向け、ミルキーブルーのドレスがつやつやと光る。そのドレスさばきは相当なものだ。
形式に則った真面目な礼をする者もいれば、茶目っ気があったり、堂に入ったものだったり、少したじろいでしまったりと、礼ひとつに個人の性格や家格が如実に表れる。
そして、名前と家名、顔と振るまいを結びつけられるのだ。
このパーティーが社交界へのデビューといわれる所以はここにあるのだろう。
この場でお披露目もされずに社交界へ飛び込む者は、良くも悪くも『訳あり』と評される。
そしてもちろん――…。
ゆえに入学パーティーとはいえ、実際はデビュタントに近い。それは社交界への第一歩。まさに戦場の入り口である。
エマとイリスを連れて大ホールに足を踏み入れると、パーティーはまだはじまっていないというのに会場はすでにたくさんの人でさんざめいていた。
大きく、広く、豪華なホール。
天井には見事なフレスコ画が描かれ、2階部分のバルコニーは貴賓席なのだろう。豪奢な椅子が並べられている。
フロアの一部にひときわ厚い人の壁があった。
何気なく見やると、人だかりの中心にはアドリアン王子と護衛よろしくルチアーノがいた。
レイラは思わず目を見開いて、そして視線が結ばれるように、レイラに気づいたルチアーノもまた目を大きくさせる。
言葉を発しようとルチアーノの口が開かれるのを見て、レイラはぷいと顔を背けた。
怒っているのだ。当然じゃないか。
そっと視線を戻すと、がくりとうなだれたルチアーノの肩を王子がばんばん叩いている。
苦笑したアドリアン王子がレイラたちに軽く手を振って、令嬢らは3人揃ってカーテシーを返した。
レイラはむすっとしたままだし、エマは苦笑を浮かべ、イリスはにこにことして、まったく敬意のない礼だっただろう。…あれ?にこにこ?
それからすぐに音楽が鳴り響き、人々の意識がそちらに向く。もちろんレイラも。
だから、ルチアーノがレイラの首元できらめく一粒の真珠にほっと胸を撫で下ろしたことも、彼のタイピンに同じように真珠が一粒きらめいていたことにも、気がついていなかった。
音楽が穏やかな調べに変わり、入学パーティーのはじまりが告げられる。
そういえばロイドのお祖父さんは現役の宮廷音楽家だったわよね、とレイラが音楽隊に目を向けると、いた。藤色の髪の男性がチェロを奏でている。か、かっこいい…!
また音楽が変わり、国王陛下が貴賓席に姿を見せる。その後ろにはルチアーノの父であるサルヴァティーニ宰相と、レイラの父であるモンタールド外務大臣が続く。
国王陛下が片手を上げると会場が一斉に静まり返り、全員頭を下げた。壮観だ。
「今日のよき日に、おめでとう」
国王陛下の短い祝いの言葉にわっと歓声が上がる。
レイラは国王に謁見したことはほぼなく、実際にその姿を見るのははじめてだった。
アドリアン王子とはあまり似ていない。
国王は藍色の髪で、かなりがっちりとした体格の上、始終無表情。なんとなく侍っぽい。
水色の髪をして表情の明るい王子とはなんだか真逆だ。
もっと言えば、国王の横で脚を組んで座り、宰相になにか耳打ちしてるモンタールド侯爵がなんだかチャラチャラして見えた。同世代のくせに。
父はレイラに気づくや、にこやかに手を振ってくる。
侍といえば、会場にはマルセルもいるはずだ。
ひとつ年上のマルセルは貴族学校ではなく軍学校に通っているそう。以前にトマが言っていた。
くるりと会場を見渡すと、ほらいた。
正面入り口とは別の小さな扉の前で控えている。王子の護衛だろうか。そうするとあのドアは王子の緊急避難用?ありえる。
なんとなく見つめていると、以前にも見たあのすこし眠そうな瞳がレイラの方を向く。
ぱちぱちぱち。
3回ほど瞬きした後で、すうっと視線が横に流れた。
―――あれ?なんかいまの挨拶っぽくなかった?あれあれ?
こんなに離れてるのに?と首を捻っていると、遠くでマルセルの目がカッ!と開いた。
え、なに?何事!?
ぎょっとしてマルセルの視線が動いた方を見ると、隣にいたのはイリスだった。
「ん?なあに?レイラ」
「いや、なんでも……」
イリス?あれイリス見てびっくりしてたわけ?…いや、ないな。ないわ。
レイラはちょっと怖かったので先ほど見た光景をなかったことにした。うん、なにも見てない。
***
入学パーティーのメインは新入生の紹介だ。
ひとりひとり名前を呼ばれて、ホールの中央で一礼する。礼の形は自由だ。
「アドリアン・ガルディーニ」
空色の髪の王子は、堂々とした風格で中央に立つと、まず父である国王に向けて胸に手を当て一礼した。
それから他の貴族に向けて大きく腕を開き、右手をくるりと回して、ボウアンドスクレープを披露する。
最後ににこりと笑うところまで、少々気障で芝居がかっている。しかし観衆の反応は上々で大きな喝采が沸いた。
「ルチアーノ・サルヴァティーニ」
ルチアーノはぴしりと背筋を伸ばして、それでいてゆったりと歩み出ると、王子と同じく国王に向けて胸に手を置き頭を下げた。
そして周囲に向けても同じように、まっすぐ背を伸ばしたままお辞儀をする。
顔をあげるとき、長い前髪を払うよう首を傾ける。天鵞絨色と呼ばれる不思議な色合いの髪がきらめき、きれいな顔が覗いて、主にレイラと御婦人から、はう…と甘いため息が漏れた。
レイラははっとしてぷるぷる首を横に振る。
あれは自分の顔面の価値を理解している者にしかできない高難度技だ。いつからルチアーノはそんな子に…!ってそれもなんか違う。
「エマ・パヴァリーニ」
エマははつらつとした足取りで現れ、気品に満ちたカーテシーを見せた。
動く度にしゃらしゃらと揺れるオレンジのドレスに、「あれがレイラパピヨンの…」と噂する声が聞こえる。
「イリス・マイティー」
優雅に進み出たイリスのカーテシーは、とても上品なものだった。
最後に大きくドレスを膨らませながら回るように背を向け、ミルキーブルーのドレスがつやつやと光る。そのドレスさばきは相当なものだ。
形式に則った真面目な礼をする者もいれば、茶目っ気があったり、堂に入ったものだったり、少したじろいでしまったりと、礼ひとつに個人の性格や家格が如実に表れる。
そして、名前と家名、顔と振るまいを結びつけられるのだ。
このパーティーが社交界へのデビューといわれる所以はここにあるのだろう。
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