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第6章 ゴブリン討伐
第40話 咆哮
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ゴブリンジェネラル ♂
スキル 【剣術Ⅰ】【腕力Ⅳ】【身体能力Ⅲ】【咆哮Ⅱ】
ユニークスキル 【統率Ⅰ】【暗黒の種子Ⅰ】
加護称号 変異種
ゴブリンを率いて戦う事に特化して変異した上位種。配下のゴブリンの減少を嫌う。他種族に対して残虐非道。
ヤバい、非常にヤバい。
ゴブリンジェネラル、、ゴブ将軍が血熊と戦っている間に神眼で種族説明を覗いてみたけど、説明のある一文が俺とセキアにとってヤバい。
『配下の減少を嫌う』、この三日間でゴブリンを61体討伐したんだけど、もしかしてゴブ将軍の配下も倒しまくってるんじゃないだろうか?いま血熊がゴブリンの死骸を食べているのをみて、やっと見つけた!この恨み晴らさでおくべきか!、みたいな顔をしていたし。
今は怒りの矛先が血熊へ向いているのでいいけど、冷静に討伐方法が刃物での切り傷なのと魔石が抜き取られているのを見たとき、俺達がやったとバレないだろうか?いやバレる、反語。
バカか言葉遊びしてる余裕がない、ゴブリンジェネラルの目を見ればわかる、他のゴブリンと違い知性がある目をしている。
「セキア、次あいつらの戦いが始まったら逃げるよ」
少し後ろにいるセキアに声が届いたようで、手でオッケーのサインを返してくる。
血熊が骨を砕かれた痛みから持ち直し、顔をゴブ将軍へと向ける、口からは涎をダラダラ流し目は血走っている。
血熊は頭を少し下げクラウチングスタートの様な姿勢をとる。突進するつもりか、後ろ足に力を溜める。肩の骨が折れているとは思えない程の勢いでゴブ将軍へと突き進む。頭からの渾身の体当たり。凄い衝撃がこちらにまで響いてくる。
ゴブリンジェネラルはそれを低く構え受け止める。少し後ろに押されたが、ただそれだけ。懐にいる血熊の後頭部に鉈の柄を叩きつけようとしている。
逃げるのは今しかない。
「セキア、今だ!」
俺とセキアは一気にゴブ将軍達とは反対方向へと走る。血熊とがっぷり四つの状態だ、追いかけては来れないだろう。念のためセキアを先に、俺は魔物達を警戒し下がった。
それを見たゴブ将軍が俺達へと顔を向け大きく口を開ける。
「グオォォォォォッ!」
凄まじい音の奔流、空気を震わした怒号が俺とセキアに向かって発せられる。これはスキルの【咆哮】か、俺は精神力が高いせいかなんともなかったが、先を行ってるセキアを見ると、膝から地面へ崩れ落ち両手を着き胃の中の物を戻している。
【咆哮】、レベル1で味方への鼓舞、レベル2で広範囲の対象への精神錯乱。これか!セキアが恐慌状態に陥っている。
俺は跪くセキアに【光魔術Ⅲ】マインドキュア、少しの怪我と精神状態を回復させる魔法をかけ、水の魔石に魔力を込め口を濯ぐ用の水を出す。
「セキア、立てる?」
「ありがとう、イズミ。まだちょっとアカンかも」
返事を返せるまで回復したけど、腰が抜けたのかちゃんと立てないようだ。
「それにしてもなんなんアイツ、メッチャヤバそうな雰囲気やん」
あ、そうか、セキアはアレが何なのかわからないか。
「ゴブリンジェネラル、ゴブリンの上位種みたい」
「あれでゴブリン、、ゴブリン舐めてたなぁ」
舐めてたとかそう言う問題じゃないような。
「イズミ、これからどうするん?」
「とりあえずセキアが動けるようになるまで時間を稼ぐよ、動けるようになったら声掛けて」
「わかった、イズミ、ゴメンね」
「いや、アレはしゃーないよ、じゃ行ってくる」
「気ぃつけてなぁ」
セキアに見送られながらあちらの方へ向き直ると、血熊とゴブ将軍の決着がつこうとしていた。後頭部を叩かれ朦朧としていた血熊の首裏へゴブ将軍の鉈がグチャっと大きな音を立て突き刺さる。
俺は鉈を突き刺したまま背中を見せているゴブ将軍へと、フレイムアローを放つ。
炎矢がゴブ将軍の背中へ命中するも全く効いていない。分厚い皮膚を貫く魔力を込めないと駄目か。しかし注意は引けたようでゴブ将軍は怒りの目を俺に向ける。
さて、注意を向けたはいいが、こっからどうしようか、ぶっちゃけノープラン。分厚い皮膚を俺の鉄剣でチマチマ切りつけ時間を稼ごうか、俺はゴブ将軍と正面から対峙し相手の出方を待つ。
ジリジリとにじり寄る俺に対し憮然と構えるゴブリンジェネラル。その均衡を破ったのはゴブリンジェネラルだった。
「ドウホウヲ、コロシタノハ、キサマ、カ?」
な!喋った!ゴブリンが喋るなんて聞いたことがない。上位種になり進化したとはいえ、人の言葉を理解するなんて。
さっきまでの俺とセキアの会話も聞かれてたか。そりゃ逃げれないよな。
「いえ、違います」
つい敬語で返事をしてしまった。
とりあえず嘘の返事を返してみたけど、同胞を殺したか聞かれて、はいそうです、とは言えないよな。これ信じて俺達を見逃してくれたりするかな?
「ソウカ、デハ、シネ」
ゴブ将軍は言い終わるかどうかの所で俺に鉈を振るってきた。
まぁそうよね、殺すよね、残虐非道だし。多分駄目だろうと思って回避する心づもりで良かった。
俺は縦に振り下ろされた鉈を避け、反撃術を繰り出す。
「カウンタースラッシュ!」
鉈を持つ右肩へと武技を使い切りつけるが、薄く切傷をつけただけだ。でも、痛みはあるようでゴブ将軍の顔が歪む。
続けざま四連撃を放ち、追加で切傷をつける。
ゴブ将軍は怒りに任せ鉈を振るうが当たるわけもなく、スキルを使うまでもなく余裕でかわす。
端から見たら俺がゴブ将軍を翻弄しているように見えるかもだけど、実際はかなり綱渡り状態。こちらはいくら攻撃を重ねても致命傷にはならず、逆に相手は少しでもかすれば大打撃になる。
どうしようか、、、攻めあぐねている所にセキアが声を掛けてくる。
「イズミ、もういけるで!」
よし、少しセキアを頼ろうか。
スキル 【剣術Ⅰ】【腕力Ⅳ】【身体能力Ⅲ】【咆哮Ⅱ】
ユニークスキル 【統率Ⅰ】【暗黒の種子Ⅰ】
加護称号 変異種
ゴブリンを率いて戦う事に特化して変異した上位種。配下のゴブリンの減少を嫌う。他種族に対して残虐非道。
ヤバい、非常にヤバい。
ゴブリンジェネラル、、ゴブ将軍が血熊と戦っている間に神眼で種族説明を覗いてみたけど、説明のある一文が俺とセキアにとってヤバい。
『配下の減少を嫌う』、この三日間でゴブリンを61体討伐したんだけど、もしかしてゴブ将軍の配下も倒しまくってるんじゃないだろうか?いま血熊がゴブリンの死骸を食べているのをみて、やっと見つけた!この恨み晴らさでおくべきか!、みたいな顔をしていたし。
今は怒りの矛先が血熊へ向いているのでいいけど、冷静に討伐方法が刃物での切り傷なのと魔石が抜き取られているのを見たとき、俺達がやったとバレないだろうか?いやバレる、反語。
バカか言葉遊びしてる余裕がない、ゴブリンジェネラルの目を見ればわかる、他のゴブリンと違い知性がある目をしている。
「セキア、次あいつらの戦いが始まったら逃げるよ」
少し後ろにいるセキアに声が届いたようで、手でオッケーのサインを返してくる。
血熊が骨を砕かれた痛みから持ち直し、顔をゴブ将軍へと向ける、口からは涎をダラダラ流し目は血走っている。
血熊は頭を少し下げクラウチングスタートの様な姿勢をとる。突進するつもりか、後ろ足に力を溜める。肩の骨が折れているとは思えない程の勢いでゴブ将軍へと突き進む。頭からの渾身の体当たり。凄い衝撃がこちらにまで響いてくる。
ゴブリンジェネラルはそれを低く構え受け止める。少し後ろに押されたが、ただそれだけ。懐にいる血熊の後頭部に鉈の柄を叩きつけようとしている。
逃げるのは今しかない。
「セキア、今だ!」
俺とセキアは一気にゴブ将軍達とは反対方向へと走る。血熊とがっぷり四つの状態だ、追いかけては来れないだろう。念のためセキアを先に、俺は魔物達を警戒し下がった。
それを見たゴブ将軍が俺達へと顔を向け大きく口を開ける。
「グオォォォォォッ!」
凄まじい音の奔流、空気を震わした怒号が俺とセキアに向かって発せられる。これはスキルの【咆哮】か、俺は精神力が高いせいかなんともなかったが、先を行ってるセキアを見ると、膝から地面へ崩れ落ち両手を着き胃の中の物を戻している。
【咆哮】、レベル1で味方への鼓舞、レベル2で広範囲の対象への精神錯乱。これか!セキアが恐慌状態に陥っている。
俺は跪くセキアに【光魔術Ⅲ】マインドキュア、少しの怪我と精神状態を回復させる魔法をかけ、水の魔石に魔力を込め口を濯ぐ用の水を出す。
「セキア、立てる?」
「ありがとう、イズミ。まだちょっとアカンかも」
返事を返せるまで回復したけど、腰が抜けたのかちゃんと立てないようだ。
「それにしてもなんなんアイツ、メッチャヤバそうな雰囲気やん」
あ、そうか、セキアはアレが何なのかわからないか。
「ゴブリンジェネラル、ゴブリンの上位種みたい」
「あれでゴブリン、、ゴブリン舐めてたなぁ」
舐めてたとかそう言う問題じゃないような。
「イズミ、これからどうするん?」
「とりあえずセキアが動けるようになるまで時間を稼ぐよ、動けるようになったら声掛けて」
「わかった、イズミ、ゴメンね」
「いや、アレはしゃーないよ、じゃ行ってくる」
「気ぃつけてなぁ」
セキアに見送られながらあちらの方へ向き直ると、血熊とゴブ将軍の決着がつこうとしていた。後頭部を叩かれ朦朧としていた血熊の首裏へゴブ将軍の鉈がグチャっと大きな音を立て突き刺さる。
俺は鉈を突き刺したまま背中を見せているゴブ将軍へと、フレイムアローを放つ。
炎矢がゴブ将軍の背中へ命中するも全く効いていない。分厚い皮膚を貫く魔力を込めないと駄目か。しかし注意は引けたようでゴブ将軍は怒りの目を俺に向ける。
さて、注意を向けたはいいが、こっからどうしようか、ぶっちゃけノープラン。分厚い皮膚を俺の鉄剣でチマチマ切りつけ時間を稼ごうか、俺はゴブ将軍と正面から対峙し相手の出方を待つ。
ジリジリとにじり寄る俺に対し憮然と構えるゴブリンジェネラル。その均衡を破ったのはゴブリンジェネラルだった。
「ドウホウヲ、コロシタノハ、キサマ、カ?」
な!喋った!ゴブリンが喋るなんて聞いたことがない。上位種になり進化したとはいえ、人の言葉を理解するなんて。
さっきまでの俺とセキアの会話も聞かれてたか。そりゃ逃げれないよな。
「いえ、違います」
つい敬語で返事をしてしまった。
とりあえず嘘の返事を返してみたけど、同胞を殺したか聞かれて、はいそうです、とは言えないよな。これ信じて俺達を見逃してくれたりするかな?
「ソウカ、デハ、シネ」
ゴブ将軍は言い終わるかどうかの所で俺に鉈を振るってきた。
まぁそうよね、殺すよね、残虐非道だし。多分駄目だろうと思って回避する心づもりで良かった。
俺は縦に振り下ろされた鉈を避け、反撃術を繰り出す。
「カウンタースラッシュ!」
鉈を持つ右肩へと武技を使い切りつけるが、薄く切傷をつけただけだ。でも、痛みはあるようでゴブ将軍の顔が歪む。
続けざま四連撃を放ち、追加で切傷をつける。
ゴブ将軍は怒りに任せ鉈を振るうが当たるわけもなく、スキルを使うまでもなく余裕でかわす。
端から見たら俺がゴブ将軍を翻弄しているように見えるかもだけど、実際はかなり綱渡り状態。こちらはいくら攻撃を重ねても致命傷にはならず、逆に相手は少しでもかすれば大打撃になる。
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