異端島は贄を欲する

 れーらきゅん  

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また、会いたい

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申し訳ありません。
事情がありまして、少しばかり一時休止とさせていただいておりました。
再度、再開させていただきます。
どうぞ、よろしくお願いします!


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俺はその日を境に、彼女のもとを幾度となく尋ねた。
彼女は、いつものように満面の笑みで俺を出迎えてくれた。

勿論場所は、あの日出会った場所だ。
あれから、一ヶ月はたっていた。

島も四ヶ所の場所を転々としたあとであった。
本当に考えれば考えるほど、不思議だ。

何故、この島は動くのか。

「…ねぇ、祐希。」

ボーッと考え込んでいた俺はハッとして、伽凛の方を向く。
すると、こちらを睨んでいる伽凛。

「何だ?」

尋ねてみた。

「…話聞いてた?」

「ごめんなさい。聞いてません。」

「むぅーっ!最近ぼーってしてる。なにかあった?」

「いや、大丈夫だ。きにするな。」

「そう。ならいい。じゃあ、本題にはいるね。」

そして伽凛は語りだした。
それは、今度何処かに出掛けないか…というか、案内してくれないかという誘いだった。伽凛はこの島を見てあるいたことがないらしい。ならば、連れていかないわけにはいかない。

「わかった。いいぜ!今週の日曜日でどうだ?」

「うん。」

「よっし。じゃあ、伽凛どんなとこがいいんだ?山か?ショッピングか?それとも、花見とかか?」

うーん。とうねりだす伽凛。ほほを赤く染め興奮している様子。可愛い瞳をまるで宝石かのようにキラキラと輝かせていた。初めて見て回るとなるとやはり、こんな反応をしてしまうのだろうか。
だが、楽しそうに考えている伽凛はとてつもない美少女だった。
幼さが出ていてとても可愛い。

「じゃあ、明日までに決めててくれよ。それで時間とかもきめようぜ!」

「う、うん。わかった。」

満面の笑みを浮かべてこちらを見つめる伽凛。

「じゃあ、また明日な!」

「うん。また明日。」




「ま、この島のことなんていつだって調べられるし親父とかもしってるかもしれねえしな。」



祐希はまだ、しりもしなかった。伽凛の秘密について何一つ…。

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