女神の花園:学園物乙女ゲーの世界で人類を救えと言われたがTSでロボットモノだよ。せめてロリじゃなくて巨乳の美少女に憑依したかったぜ。

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女神の独白

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「1日目にしてこれとは流石英雄だな」

そう女神は呟いた。

「何か言ったか? 女神様」

「いや、予想以上にうまくいった。流石英雄だな」

「まだまだだぜ、まだ合格したのかもわからんし金策してとりあえずカンストまで鍛えねぇと、部隊を持てたら専用機とか他のやつも鍛えないといけないし、いや~ロボット乗れてテンション上がってるわ……楽しいな」

英雄のその反応に女神はニヤリと笑った。

真の英雄は英雄を生む。

マリアという存在が今日、英雄と出会うことで英雄となるのだから。

「大丈夫だろう。良かったな」

連れられて行った先で英雄はマリアと出会い、驚き、マリアの部隊の副隊長を任せられていた。

それを尻目に女神は思う。

これから英雄は英雄を率いていくだろう。
英雄がいなければただの人であったものたちを率いて、巨人を使役し、その身にふさわしい矛を、盾を、鎧を纏って。
仮初の世界での戦いなどを超えた歓喜をこの世界にもたらすだろう。

異世界からの侵略者、魔物は強大だ。
今もなお女神はこの世界に増え続ける魔物を感じとっていた。

大帝国、カシュー帝国の異世界への門の創造は女神にとっては喜ばしい事だった。

自らの子らが成長し、宇宙ではなく別の世界に行こうとするのは予想の斜め上をいく成長ぶりだったからだ。

だがそれも門が開かれるまでの話だった。

門によって繋がらせる世界は勇者を呼んだ世界のいずれかになるはずだった。

それは叶わなかった。
どんな世界につながったのかは女神でさえわからない。
たが勇者も魔物も、その世界とつながった瞬間消えてしまった。
そして魔物だけが現れた。
異世界からの侵略者が魔物だけを呼び込み続けるのならば女神は勇者を、英雄を呼ぶほかなかった。

だからこそ、女神は真の英雄を求めたのだ。
ただの男でありながら、英雄を生み出すという類稀な能力を持った真の英雄を。

光は僅かに灯った。

あとはこの光が少しでも広がる事を、女神は祈った。


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