佐野ゆうか

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今回は大学受験


高校受験とは何か違って

この選択をミスれば

一生を棒に振ってしまうのではないか

と思うくらい当時は焦って

自分のしたいことは何か

夢は何かを探していた



いや、夢というか、、、



どちらかというと

したいこと、というよりは

自分が出来ること

受かるような大学を選んでいた

進路に思い悩んでいるのが伝わったのか

夕食後、ソファでくつろいでいた

父が口を開いた

「進路どーなん」

正直に言って嫌な問いかけだ

「難しいよな」

「だって18歳で今後の人生決めんといけんみたいやもんな」

「そんなん決めるには若すぎるわな」

「ええんよそんな重く考えんで」

「夢とかそんな大層なもんじゃなくていいんよ」

「ちょっと興味あるなーくらいで」

「で、途中でやっぱ何か違うなーて思ったら」

「別の道に行ったっていいと思う」


、、、、、



「お父さん今、50歳やけど、まだまだ夢は決まってないぞ!」

「何しよっかな~」

「もう50ととるか、まだ50と、、」ブツブツブツブツ







なんだか肩の荷がおりた気がした。
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感想 1

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みんなの感想(1件)

もっちゃん
2023.10.30 もっちゃん

家族愛が溢れた作品ですね。

ほっこりしました。(笑)

解除

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