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63話 8日目 壁抜け
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宿までの移動中、雑談を楽しんでいた。
「そういえば、何て言えば良いでしょう。 ウークなどの・・・えーと、派生種族と言えば良いですかね。 似たような種族は、他にもいるんですか? 例えばサキュバスとか。」
「あら、珍しい種族をご存知ですわね。」
「にゃ?トオルのいた世界も色々な種族がいるにゃ?」
カニャンにはあまり説明をしていなかったなと、俊は自分のいた世界について説明をした。
「なるほどにゃ~、人族だけってのは珍しいにゃ。 それで良くあちしとか見てビックリしにゃいにゃ?」
「本とかで結構、獣人とかエルフとか、魔人とかって出てるんですよ。 もちろんオークもですね。」
「ところで、サキュバスは珍しい種族なんですか?」
俊はノベールからサキュバスについて話を聞いたが、思ったサキュバスとは少し違った。
俊の思うサキュバスというのは、性的な夢を見せ、心身にダメージを与えるという物だったが、こちらでは婚活種族らしい。
どういう事かというと、種族特性として、性欲が高いらしく、過去に色々な男性を食い散らかして、危険視されたらしい。
結果、避けられる事が増え、結婚を早めにして一人の相手だけを愛す種族となったそうだ。
「過去はあれにしても、現状だと婚活というより純愛種族にも聞こえますね。」
「ですが、男性が大変らしいですわよ? 放課後の学習所で正しい性教育というのを魔人族、人族、エルフ族の領でやっておりますが、サキュバスが好きな方は色々な技?を覚えるのに必死だそうですわ。」
一分の男性からすれば夢のような種族だが、どうやら相手をするには大変な事だという事がわかった。
話をしてるうちに、宿屋の看板を見つけた。
「おや、宿屋はここみたいですね。」
「ですわね。 あら?入口が見当たらないのですけれど・・・。」
入口を探す為、外周を回ったが何処にも入口が無かった。
「おかしいですわね。 何処にもないなんてありえますの?」
そこへ獣人族の女性が話しかけてきた。 多分、栗鼠のような尻尾があるから栗鼠の獣人だろう。
「利用は初めてって感じだね。 入口ならこっちだよ!」
栗鼠の獣人の後をついていった先は先程いた宿屋の看板のところだった。
「扉が見当たりませんが?」
「あぁ、ここはね。 ここを上下に摩りながらじゃないと入れないんだ。」
栗鼠の獣人は壁に減り込んでいった。
「にゃ? 普通に入れないのにゃ?」
カニャンが壁に向かって歩いたが、壁に当たってしまった。
「入れにゃいにゃ。」
「トオル様、これは例のあれでは?」
「チィナもやるのー!」
チィナはそのまま中に入っていった。
「チィナさんは半分幽霊みたいな状態ですし、入れるんでしょうね。 ノベールさん、間違いなく不具合ですね。」
大抵のゲームにはある壁抜けバグに遭遇した俊は目を光らせていた。
「何か、いつもより楽しそうですわね。」
「はい! もちろん!」
俊はメモに壁抜けバグを書き込み、宿の中に入る事にした。
宿屋に入った俊だが、にゃんちゃんが来ていない事に気づいた。
俊が外に出るとにゃんちゃんがいた。
「壁ヲ摩ルノハ分カッタガ、目ノ前ノ壁ヲ摩ッテモ入レヌノダガ・・・。」
どうやらにゃんちゃんの高さの壁では壁抜けはできないようだった。
俊はにゃんちゃんを抱え、壁抜けできる位置まで移動した。
「スマヌ。 アリガトウ。」
無事、にゃんちゃんも宿内に入る事が出来た。
「にゃんちゃん可愛いの~」
にゃんちゃんは両手で目元を隠している。
「大キイノガ悪イノダ・・・。」
意外ににゃんちゃんも可愛いですね・・・。
「トオル様、このあと報告いたしますの?」
「いえ、一旦この壁の話を聞いてからですね。 いきなり出入り口が無くなったでは困りますし。」
「わかりましたわ。」
俊とノベールは宿屋の女将さんの元へ行き、壁抜けについて話を伺う事にしたのだった。
----現在のバグ一覧-----
宿屋の壁が壁抜け出来る。
-----バグ?不明-----
-----調査-----
魔法の威力について
「そういえば、何て言えば良いでしょう。 ウークなどの・・・えーと、派生種族と言えば良いですかね。 似たような種族は、他にもいるんですか? 例えばサキュバスとか。」
「あら、珍しい種族をご存知ですわね。」
「にゃ?トオルのいた世界も色々な種族がいるにゃ?」
カニャンにはあまり説明をしていなかったなと、俊は自分のいた世界について説明をした。
「なるほどにゃ~、人族だけってのは珍しいにゃ。 それで良くあちしとか見てビックリしにゃいにゃ?」
「本とかで結構、獣人とかエルフとか、魔人とかって出てるんですよ。 もちろんオークもですね。」
「ところで、サキュバスは珍しい種族なんですか?」
俊はノベールからサキュバスについて話を聞いたが、思ったサキュバスとは少し違った。
俊の思うサキュバスというのは、性的な夢を見せ、心身にダメージを与えるという物だったが、こちらでは婚活種族らしい。
どういう事かというと、種族特性として、性欲が高いらしく、過去に色々な男性を食い散らかして、危険視されたらしい。
結果、避けられる事が増え、結婚を早めにして一人の相手だけを愛す種族となったそうだ。
「過去はあれにしても、現状だと婚活というより純愛種族にも聞こえますね。」
「ですが、男性が大変らしいですわよ? 放課後の学習所で正しい性教育というのを魔人族、人族、エルフ族の領でやっておりますが、サキュバスが好きな方は色々な技?を覚えるのに必死だそうですわ。」
一分の男性からすれば夢のような種族だが、どうやら相手をするには大変な事だという事がわかった。
話をしてるうちに、宿屋の看板を見つけた。
「おや、宿屋はここみたいですね。」
「ですわね。 あら?入口が見当たらないのですけれど・・・。」
入口を探す為、外周を回ったが何処にも入口が無かった。
「おかしいですわね。 何処にもないなんてありえますの?」
そこへ獣人族の女性が話しかけてきた。 多分、栗鼠のような尻尾があるから栗鼠の獣人だろう。
「利用は初めてって感じだね。 入口ならこっちだよ!」
栗鼠の獣人の後をついていった先は先程いた宿屋の看板のところだった。
「扉が見当たりませんが?」
「あぁ、ここはね。 ここを上下に摩りながらじゃないと入れないんだ。」
栗鼠の獣人は壁に減り込んでいった。
「にゃ? 普通に入れないのにゃ?」
カニャンが壁に向かって歩いたが、壁に当たってしまった。
「入れにゃいにゃ。」
「トオル様、これは例のあれでは?」
「チィナもやるのー!」
チィナはそのまま中に入っていった。
「チィナさんは半分幽霊みたいな状態ですし、入れるんでしょうね。 ノベールさん、間違いなく不具合ですね。」
大抵のゲームにはある壁抜けバグに遭遇した俊は目を光らせていた。
「何か、いつもより楽しそうですわね。」
「はい! もちろん!」
俊はメモに壁抜けバグを書き込み、宿の中に入る事にした。
宿屋に入った俊だが、にゃんちゃんが来ていない事に気づいた。
俊が外に出るとにゃんちゃんがいた。
「壁ヲ摩ルノハ分カッタガ、目ノ前ノ壁ヲ摩ッテモ入レヌノダガ・・・。」
どうやらにゃんちゃんの高さの壁では壁抜けはできないようだった。
俊はにゃんちゃんを抱え、壁抜けできる位置まで移動した。
「スマヌ。 アリガトウ。」
無事、にゃんちゃんも宿内に入る事が出来た。
「にゃんちゃん可愛いの~」
にゃんちゃんは両手で目元を隠している。
「大キイノガ悪イノダ・・・。」
意外ににゃんちゃんも可愛いですね・・・。
「トオル様、このあと報告いたしますの?」
「いえ、一旦この壁の話を聞いてからですね。 いきなり出入り口が無くなったでは困りますし。」
「わかりましたわ。」
俊とノベールは宿屋の女将さんの元へ行き、壁抜けについて話を伺う事にしたのだった。
----現在のバグ一覧-----
宿屋の壁が壁抜け出来る。
-----バグ?不明-----
-----調査-----
魔法の威力について
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