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大伴門と百鬼夜行
しおりを挟む蜘蛛の糸の様に細く、しなやかな雨がようやくやんだ。
秋を彩る芒が夜露を纏い、気だるげに頭を垂れている。
大あくびを袖で隠し、晴明はしっとりとした簀子を踏みしめるように足を進めていた。
その足は応天門から朱雀門へと続く。
今宵もまた、ゆるりと歩いて帰るのだろう。
また一つ、あくびをした所で見知った顔を見つけた。
「兼家、そこで何をしている」
朱雀門の下にぼう、と佇んでいた兼家が気付き、おう、と答えた。
その顔は、どこか沈んでいる。
「どうした、中納言殿、正三位に上がったばかりなのに随分浮かぬ顔だな」
冷やかすような口調で晴明が言う。
先の源高明の事件(安和の変)の少し前に兼家は中納言に任じられ、公卿の仲間入りを果たしている。
正三位ともなれば、朝廷の権力の一角を担うに等しい。
従七位の晴明とは天と地ほどの隔たりがある。
「……確かに位が上がったのは喜ばしいのだが……」
「ふん?」
歯切れの悪い兼家に首を傾げる。
「それは冷泉帝の御代であったからだ。
今の円融帝の元ではこれ以上の出世は見込めぬ。
兄貴と親しいからな。
冷泉帝もそれを見越して退位する直前に僅かばかりに施しをくれたのだろうと思うと憂鬱でな」
ぽつりぽつりと話す兼家の横を通り抜け、立て続けにあくびをし、門を抜けた。
慌てて兼家が追いかける。
「おい晴明、お前は優しい言葉の一つでも掛けようとは思わないのか?」
「知るか。
俺には関係ないからな。
第一に……」
「第一に……?」
「俺は今、眠くて機嫌が悪い。
お前のくだらない感傷に付き合ってられるか」
吐き捨てるように言った晴明に、兼家は口をあんぐりと開けた。
いつもながらに冷たすぎる。
「……お前と言う男は……」
「わかったら早く内裏に戻るか、家に帰るなりしろ。
今宵はここにいてはマズい」
シッシッと手で払うような仕草をした。
スタスタと歩く晴明の後ろから同じ調子で足音がする。
早めに歩けばその分だけ追ってくる。
「兼家、中納言ともあろうものが一人でフラフラ出歩くな。
盗賊に襲えと言っているようなものだぞ?」
くるりと振り向き、うんざりした口調で言う。
「話を聞け、晴明。
色々話したい事がたまってるんだ」
「……女にでも聞いて貰えよ」
「俺は男臭い話をしたいのだ」
「じゃあ倫寧殿の姫なんかうってつけじゃないか。
彼女なら才もあるし、男らしい」
才女と誉れ高い兼家の恋人の内の一人の名を出した。
彼女なら、そこらの男より頭が切れる。
「あれは勝ち気すぎて困る。
何度門前払いをくらったかわからぬ」
腕を組み、眉尻を下げてとぼとぼと晴明の前を歩き、西洞院大路を曲がる。
その路は晴明の屋敷のある土御門への帰り路。
兼家の屋敷は反対になる。
嫌な予感が脳裏を掠めた晴明は至極嫌そうな顔をした。
「家に上がり込む気か」
「夜は長いんだ。
少しくらい話を聞いてくれてもバチはあたるまい」
更に顔をしかめる晴明をよそに少年のような無邪気さで兼家は足を進める。
いくつか辻を抜けると、やがて土御門の角にひっそりとたつ晴明の屋敷が見えてきた。
「……俺は構わず寝るぞ?」
「構わぬ。
目を閉じながらこの鬱憤を聞いてくれ」
晴明は深くため息をついた。
再び歩みを進めようとした時、晴明の肩の上の猫が啼き声をあげ、ぴょんと駆け降りて今来た路を戻っていってしまった。
「あ、コラどこへ行くのだ!」
猫は兼家の声に立ち止まったものの、また一啼きしていってしまった。
兼家も後に続く。
「兼家、今は戻るな!
猫はいずれ帰ってくる!」
「大丈夫だ!
必ず捕まえて帰るから家で酒を用意して待ってろ!」
言うや否や兼家は袍の裾を持ち、小走りに駆けていってしまった。
「……そう言う事じゃないんだよ、馬鹿が……。
全く猫も悪戯が過ぎるな……」
晴明は苦々しげに舌打ちをした。
すぐそこの屋敷に向けて二、三歩進めた所で、晴明は立ち止まった。
腕を組み、苛立たしげに数回爪先で地を叩き、殊更大きな舌打ちをした。
「兼家め……、次から次へと手を患わせやがって……。
俺になんの恨みがあるんだ」
あぁ面倒くさい、と呟きながら別段急ぐわけでもなく、朱雀門の方へと引き返した。
足音が気だるさを物語っている。
その頃、既に兼家は門の前にいた。
猫は手の内に収まり、ゴロゴロと愛想を振り撒いていた。
だが兼家の視線はある一点を凝視している。
大路の奥の闇から何かやってきているのだ。
それはきらびやかな御輿を先頭に、唐衣や袍、様々な衣類を見に付けた者達がぞろぞろと列を成していた。
一見、公卿の行列のようだったが、今の時刻にそれはありえない。
ようやくやって来た晴明に怯えた瞳を向けた。
「……晴明……アレは何だ?
今時唐衣を身に付けた者がいるのか?」
「だから戻るなと言ったろう?
暦にも記してあっただろうが」
しばらく考え込み、あぁ!と声を上げた。
「するとあの輿にいるのは天一神か!
……マズいではないか」
天一神、それは死を司る神。
日毎違う大路、小路を練り歩き、地獄へと向かう。
一度その百鬼夜行に出くわせば、命はないと言われている。
「……だから俺も来たんだろう」
指を揃えて一言呟き、その指でトン、と兼家の背中を叩き、襟から紙を一枚、入れた。
「もう喋ったり、動いたりするなよ。
もし破ったら俺はもう知らん」
晴明はフン、と鼻を鳴らす。
兼家はパチパチと目で返事をした。
──シャリ、シャリン
音をたてながらゆっくり輿が近付いてくる。
次第に輿の後に続く者の顔がつまびらかになっていく。
色はなく、目には恨みを宿していた。
口からは無念の思いがもれていた。
錫杖の音がやみ、輿から声がした。
艶やかな若い、女の声。
『匂うぞ……。
獣と人の混ざり合うた匂いじゃ』
晴明の瞳が輿を滑る。
『……姿はせぬのになぁ……。
面妖なものじゃ……』
──キィ……キィ……
ゆっくりと牽き手のない輿が動き出す。
狼狽える兼家を目で制し、口に添えた扇の内であくびを噛み殺した。
行列が過ぎていく。
一人、二人と。
最後の一人が門の前を過ぎようとした時、男が不意に苦しそうな顔を浮かべた。
ひゅうひゅうと喉が鳴り始め、息も絶え絶えに咳き込み始める。
咳はどんどん大きくなり、男が崩れ落ちる。
それを見て、兼家が動いた。
動いても、口を開いてもいけないときつく言われていたにも関わらず。
「そなた、大丈夫か!?」
地に這い呻く男に駆け寄り、抱き起こそうとする。
晴明が扇を広げ、顔を隠す。
舌打ちがもれた。
「苦しいのか!?おい!!」
しきりに背中を擦る。
「……苦しみを感じるわけないだろうが。
そいつ等は既に亡き者だ」
「あぁ……そうか…………」
今度は我に返った兼家の顔が青ざめ始めた。
『……これはこれは……、
二匹も鼠が紛れ込んでおったとはなぁ……』
輿が止まり、女の声がする。
兼家は既に目に涙をためて晴明にすがり付いていた。
「せっ……晴明……ッ!」
「知らん。
お前が何とかしろ」
晴明は輿に一瞥をくれ、屋敷に向けて歩き始めた。
兼家も後を追おうとするが男が足に絡み付いて離れない。
『……私の……門……。
中に入れぬのだ……。
あそこに見えておるのに……』
男はなおも咳き込みながら言う。
「なななっ何の事だ!!?」
必死になって剥がそうとする兼家の手をバリバリと引っ掻く。
『……おのれ良房め……。
我等の門に火を点けたあげく、人に罪を擦り付けるとは……』
「……良房……?」
その名前に一瞬男に視線を戻したが、すぐにまた逃げようともがく。
既に晴明は角を曲がり、姿を消している。
『……口惜し……口惜しや……。
何故我等がこんな目に……』
男は兼家の体を這い上がってくる。
恐怖のあまり兼家は目をぎゅっと閉じた。
ガリガリと引っ掻く爪が体を昇り、背中に触れる。
男の指が、止まった。
『……尊勝陀羅尼がおられる……』
『ほぉ……?先程の男、とんだ食わせ者だったようじゃな……』
クックッ、と忍び笑いをもらし、音は遠ざかっていった。
辺りは静まり返り、わけのわからぬまま門の前には兼家一人が残された。
楼上には大きな月が一つ。
他には、何もない。
「……尊勝陀羅尼?
一体何の事だ……?」
音が完全に消えてなくなった事を確認した兼家が薄く目を開き、呆然と呟く。
辺りはまるで夢であったかのように閑散としていた。
辛うじて現のものであったと確信出来るのは手に残る抉られた傷と、脈打つような痛み。
兼家はよろめく足取りで土御門へと急いだ。
屋敷は明かりがともり、主が既に帰宅している事を報せていた。
兼家は足音荒く屋敷に入る。
「晴明っ!
酷いではないか!
あそこに俺一人残して自分は悠々と帰るなど!」
袍を緩め、廂で夜風を浴びながらうたた寝をしていた晴明が瞼を重そうに開けた。
「……俺の言う事を聞かなかったお前が悪い。
これで少しは己の軽率さを反省したろう?」
「む……む……」
晴明の言葉は正論に違いない。
言い返せず口ばかり歪んでいく兼家を晴明は愉快そうに眺めた。
「でもまぁ無事だったんだから良いだろう?」
「うむ……まぁそれはそうなのだが……」
そこで兼家は思い出したように晴明に尋ねた。
顔は近く、鼻息は荒い。
「咳き込んでいた男が俺の祖父と、尊勝……陀羅尼だったか?
とにかく二つの名をあげたのだがどういう事だ?
それに何故俺は命拾いをしたのだ?」
「……そう急くなよ」
唾が飛んだのか、晴明は眉をしかめ、顔を拭った。
「まず一つな」
ため息をつき、するりと兼家の首筋から手を入れる。
取り出したのは所々焼け焦げた護符。
それを見て晴明は少し苦笑する。
「……これを焦がすとは相当な思いだったんだな。
兼家、これが尊勝陀羅尼だ。
簡単に言えば百鬼夜行避けのまじないみたいなものだな」
ピン、と弾かれた護符には尊勝陀羅尼と書かれていた。
兼家は護符を手に取り、まじまじと眺める。
焼け焦げた箇所は今も赤く、くすぶっていたが、不思議と熱くはなかった。
「……こんなものが背中にあったのか。
これのお陰で俺は助かったという訳だな?」
晴明は緩やかに口角をあげ、視線で頷く。
晴明が掌を開くと、護符はまるで生き物かのように動き、飛び乗った。
護符が周りの空気を吸い込む。
一筋、道を描くようにして天に昇っていった護符は暗闇で爆ぜた。
「おぉ……鬼火みたいだな。
と言うよりは狐火か」
兼家は別段驚く事はなく、舞い散る火の粉を眺めた。
「……つまらないな。
お前、最近反応が薄いぞ?」
「それは致し方ない事ではないか。
人間というのは慣れる生き物だ」
けらけらと笑う兼家。
慌てふためく兼家を見たかったというのに思ったような反応が得られず、晴明は少し残念そうな顔を残したまま話を続けた。
「ふぅん、まぁ良い。
それであの男の事だったな」
「おぉ、そうだ。
何故あの男は祖父の名を?」
「……何だか気持ち悪いな。
良房殿はお前の祖父じゃないだろう?」
「まぁ祖父の祖父だが……。
一々茶々を入れるな、細かい男だな」
先を促すように視線を送る。
「……お前が大雑把過ぎるんだ」
フゥとため息をつき、晴明は尋ねた。
「兼家、今日妖と遭遇した応天門は以前何と呼ばれていたかわかるか?」
「……確か、大伴門だったか?」
「そうだ。
唐風に名前が改められる前は、美福門は壬生門、郁芳門は的門、それぞれ門を護る一族の氏が名前についていたのは知ってるよな?」
「あ、ではあの男は……」
兼家の思考も少しは鋭くなったらしい。
以前より早く答えを導き出した兼家に晴明は満足気な笑みを見せた。
「そう、大伴氏の一族と言う事になる。
……一人、大伴氏から疫神になった男がいるのだが、知ってるか?」
晴明が兼家に更に尋ねた。
謎かけを紐解くのを楽しむように。
「……疫神……伴大納言か?」
晴明の口許の笑みが強くなる。
「な?良房殿と繋がった」
「それは違うぞ、晴明!
祖父は直接手を下してはいない」
「まぁそうなってるけどな。
真実はもう誰にもわからない」
「わかってるではないか!
伴大納言は自ら応天門に火を点け、その罪を政敵であった源信殿に擦り付け、それが露見して勝手に失脚したのだ!
どこに祖父が関係するのだ!?」
「そう熱くなるなよ……。
俺が言いたいのは世間の見方は違うと言う事だ」
迫り来る兼家の顔を手で押し退けながら迷惑そうな顔で言った。
「世間の見方……?」
「お前と同じだな。
あの変でも一人勝ちしたのは良房殿だ」
晴明はギシ、と音をたて、庭に近寄り、奔放に生い茂る芒を眺めた。
穂の先に少しの間息を潜めていた露が、音もなく寄り添っていた。
芒は嬉しそうにその頭を垂れる。
植物は人の様々なしがらみなど関係なく繰り返す。
花が咲きやがて土やそれが渇望し、応えるように雨が降り潤いが満ち、そしてまた咲く。
ぐるぐると、永遠に。
「何の因果なんだろうな?
一定の周期で弱者は排斥され、選ばれた者のみが栄える。
まるで俺達は双六の駒のように指示を与えられ、道を進んでるみたいだ」
「……晴明、お前の話は抽象的すぎて良くわからん」
兼家が腕を組み、顔中のありとあらゆるシワを寄せた。
「そうか?」
「おう。
何が言いたいのかさっぱりだ」
「今日、百鬼夜行に出くわしたのも仕組まれた事なのかも、と言う事だ」
「……何のためにだ?」
「さぁ?
何の意味もないかもしれないし、あるかもしれない。
何が後に意味をなすかはその時になってやっと気付くんじゃないか?」
秋雨が触れないギリギリの所で晴明はゴロリと横になり目を閉じて音のない雨に耳を傾け始めた。
「……晴明の話はやっぱりわからぬ」
「わからなくとも良い。
ただの戯言だ」
「ふぅん、そうか」
それきり交わす言葉はなくなり、代わりに秋雨のように静かで穏やかな寝息が聞こえた。
先に溜まった雫が一粒落ち、芒がゆるやかにたわんだ。
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