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82.愛しい人へ
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桃が行きたいと言ったのは、小松川の別宅だった。
悠は意外に思ったが、桃は確認したい事があると言う。
桃は、甘い香りに気づいて、いつかの柊木犀だと気付いた。
よく見ると、ほんの小さな花が集まって咲いていた。
「ああ、ちょうど時期でしたね。ここのは少し咲くのが遅いそうです」
「・・・こんな香りなんですね・・・いい匂い・・・。金木犀や銀木犀に似てるけど、ちょっと違いますよね」
金木犀はもう少し強いパウダリーな香り、こちらはほんのりクリームのような果物のような甘い香りがする。
「・・・金木犀って、銀杏みたいに雄株と雌株があるらしくて。日本には中国から雄株だけ輸入されて、それを増やしたものらしいんです。今、日本にある金木犀は、その一番最初の株から増やしたものなんですって」
「そうなんですか。・・・じゃあ、この柊木犀と言うのは?」
「柊と銀木犀の交雑種らしいんです」
ああ、なるほど、と悠《はるか》が頷いた。
「・・・ちょっと頂いていいですか?」
葉っぱと花を少しだけ、と桃は尋ねた。
「どうぞ。指を痛めないようにしてくださいね」
桃はそっと小枝に触れて手折ると、大切そうにバッグ にしまった。
久しぶりに訪れてみると、邸内は、記憶とあまり変わっていなかった。
桃は庭に出て、あちこち見渡していた。
やっぱり、ここだ。
バッグから和紙で包まれた資料の中から印伝の野帳に挟まれた写真を取り出した。
「・・・何ですか?」
悠が写真を覗き込んだ。
「・・・結構古いものですね。ここですか?・・・あの石がここだから、多分、もう少しあっちからこう撮ったのかな?あの椿の木が写真じゃまだ低いけど。・・・これはいつのものですか?」
悠が日付を確認した。
「やっぱり春に撮ったものですね。あの白椿は春になると咲くんです。母は椿は花が落ちるからあんまり縁起が良く無いから植え替えたらと言っていたのですけど、祖父が好きだったのでね」
「・・・お父様は?」
「父は情緒が無いタイプで。興味は無いでしょう。桜は春に咲くのは知ってるでしょうけど、椿が一体いつ咲くかなんて知らないと思います。ヒマワリだってあやしい」
悠が真面目に言うのに、桃は笑った。
まさかそんは人がいるわけない、冗談でしょうと桃は言うが、本当の事だ。
最近では一年の半分どころか、ほとんどを海外あちこち移動しながら過ごしている父は、季節なんてほぼ関係ないだろう。
「だいぶ古いもののようだけど、どなたが撮ったんですか?」
「・・・うん。おじいちゃんの遺品なの。写真はそう無かったんだけど、見覚えがあって。やっぱりここでしたね」
それでね、と桃は悠に写真の裏側を見せた。
濃紺のインクの筆記体でメッセージが書いてあった。
一読して、悠が顔を上げた。
「・・・桃さん、これって、どういう事ですか?」
「そのまんまなんだと思うの」
愛しい人へ。君を迎える場所を用意しました。
「Dearって二回も書いてある。・・・愛情深い方ね」
「・・・おじいちゃんと、悠さんのおじいさんがどこで出会ったかって知ってる?」
「留学先のイギリスだって聞いてましたけど・・・」
「そうね。おじいちゃんて、ミドルネームがヘンリクっていうの。イギリスでは、ヘンリーになるの。だからハルって呼ばれてたみたい。・・・悠さんの名前に似てますね」
「・・・僕も、海外の友人にはそう呼ばれています。僕の名前は、祖父がつけたものです」
桃が頷いた。
ああ、やっぱり。
桃はまた写真を眺めて、大切そうに包み直した。
「おじいちゃんの写真が出て来たの。・・・必ずおじいちゃんだけが写っていたの。これもそう。だから、撮ったのはきっと、悠さんのおじいさんね」
「桃さん、それって・・・」
「・・・何か暴きたくて来たわけでは無いの。ただ、確認したくて」
きっとあの二人は、特別な関係であったのだろう。
難しい時代で、それはどうにもならなかったのだろうけど。
「・・・悠さんがどうお感じになるか分からないのに、急に話してしまってごめんなさい。でも、実際にどこまで本当かは分かりませんよ」
「いえ、本当だと思います。・・・まあ、驚きましたけど。・・・でも、なんと言うか、納得したと言うか・・・」
悠がそれほど嫌悪感を持っていないようでほっとした。
現代とは言え、やはり理解されない事も多いだろうし。
それが身内となったら尚更だ。
桃はバッグから包みを取り出した。
「スウェーデンの紅茶飲んでみませんか?お土産です。お菓子もあります」
「嬉しいです。・・・でもスウェーデンって、コーヒーの方が好まれますよね」
「そうね。フィーカって言って、学校でも職場でもコーヒータイムあるの。でも紅茶好きさんもいるのよ。・・・それからお菓子は、7種類がおもてなしにちょうど良いんですって」
悠と墓参りに行くことになり、何か手土産をと思ったのだが、残るものでは彼が面倒だろうと思ったので、ここで食べてしまえるのは助かる。
桃はキッチン入れた紅茶と、クッキーを勧めた。
馬の形や、ジャムが乗ったものや、白い粉砂糖がかかったもの等が入っている。
「これもいい香りですね・・・なんだろう・・・」
「・・・うーん、コーンフラワー、オレンジピール、ローズベタル・・・かな?あ、当たり。あと、マリーゴールドも入っているらしいです」
桃が原材料の表示を眺めながら言った。
窓の外で雪がちらついていた。
積もりはしないだろう。
「そうだ、悠さん、雛《ひな》に会ったと聞きました。
「ええ。先々月ですね。友人の結婚式に呼ばれまして。軽い気持ちで行ったら、なんと3日かかりました」
「豪華なパーティーですね。象がいたって本当ですか?」
「馬もいましたよ」
「パーティーというか、もうおまつりですね」
思った通り、桃は嬉しそうだった。
雛から、友達がアメリカで結婚式を挙げる事になって、こんな機会そうないと思ったから行って来たんだけど、象がいてウチの子が大はしゃぎだった、というような事を聞いていた。
動物園でもないのになんで象?と不思議だったが、インドでは珍しくないらしい。
本当に白馬に乗った王子様ならぬ派手派手の新郎がやって来るらしい。
「3日、ずっとぶっ通して祝ってるわけですよ。スポーツですよ、もう」
悠が呆れたように言うのに、桃は笑った。
「雛さん、三兄弟がいらっしゃるそうですね」
「そうなの。くりくり坊主が三人。可愛いんです」
「今から食費が心配だとおっしゃっていましたよ。」
「よく言ってます。計算したら、三兄弟で月十二万円くらい食べそうって。象やキリンくらいかかるみたい」
悠|が笑った。
「・・・雛《ひな》さんが桃さんのご友人で良かった」
そう言われて、桃は頷いた。
「雛も、悠《はるか》さんがいらしてくれて安心したって言ってました」
雛は、新婦の素晴らしく豪華な結婚衣装やアクセサリーや、インドもフレンチもイタリアンもあったご馳走の話もだけど、悠に会ったという事を嬉しそうに話していたのだ。
「前より大人になっていて、落ち着いたイケメンって感じ。相変わらず爽やかね。私のことも一度しか会っていないのに覚えていてくれたし。・・・桃、良かったね、弟がいてくれて」
そう言って喜んでくれた。
彼女は数少ない肉親が親友にいてくれるという事に安心したようだった。
昔から、ほんの子供の頃から、雛は、桃が母と離れて暮らしているという事を心配してくれていたから。
何かのタイミングで連絡は取り合うけれど、直接はもう何年も会ってない。
疎遠というのに近いと言われればそう。
でも、母には新しい家族もいるし、ネットを通じても分かる、その完成された家庭に自分が入っていく事はなんだか違和感があって。
でも、別に仲違いしているわけでもないのだけれど。
「そう言って頂けると嬉しいです」
悠は嬉しそうに言った。
悠は意外に思ったが、桃は確認したい事があると言う。
桃は、甘い香りに気づいて、いつかの柊木犀だと気付いた。
よく見ると、ほんの小さな花が集まって咲いていた。
「ああ、ちょうど時期でしたね。ここのは少し咲くのが遅いそうです」
「・・・こんな香りなんですね・・・いい匂い・・・。金木犀や銀木犀に似てるけど、ちょっと違いますよね」
金木犀はもう少し強いパウダリーな香り、こちらはほんのりクリームのような果物のような甘い香りがする。
「・・・金木犀って、銀杏みたいに雄株と雌株があるらしくて。日本には中国から雄株だけ輸入されて、それを増やしたものらしいんです。今、日本にある金木犀は、その一番最初の株から増やしたものなんですって」
「そうなんですか。・・・じゃあ、この柊木犀と言うのは?」
「柊と銀木犀の交雑種らしいんです」
ああ、なるほど、と悠《はるか》が頷いた。
「・・・ちょっと頂いていいですか?」
葉っぱと花を少しだけ、と桃は尋ねた。
「どうぞ。指を痛めないようにしてくださいね」
桃はそっと小枝に触れて手折ると、大切そうにバッグ にしまった。
久しぶりに訪れてみると、邸内は、記憶とあまり変わっていなかった。
桃は庭に出て、あちこち見渡していた。
やっぱり、ここだ。
バッグから和紙で包まれた資料の中から印伝の野帳に挟まれた写真を取り出した。
「・・・何ですか?」
悠が写真を覗き込んだ。
「・・・結構古いものですね。ここですか?・・・あの石がここだから、多分、もう少しあっちからこう撮ったのかな?あの椿の木が写真じゃまだ低いけど。・・・これはいつのものですか?」
悠が日付を確認した。
「やっぱり春に撮ったものですね。あの白椿は春になると咲くんです。母は椿は花が落ちるからあんまり縁起が良く無いから植え替えたらと言っていたのですけど、祖父が好きだったのでね」
「・・・お父様は?」
「父は情緒が無いタイプで。興味は無いでしょう。桜は春に咲くのは知ってるでしょうけど、椿が一体いつ咲くかなんて知らないと思います。ヒマワリだってあやしい」
悠が真面目に言うのに、桃は笑った。
まさかそんは人がいるわけない、冗談でしょうと桃は言うが、本当の事だ。
最近では一年の半分どころか、ほとんどを海外あちこち移動しながら過ごしている父は、季節なんてほぼ関係ないだろう。
「だいぶ古いもののようだけど、どなたが撮ったんですか?」
「・・・うん。おじいちゃんの遺品なの。写真はそう無かったんだけど、見覚えがあって。やっぱりここでしたね」
それでね、と桃は悠に写真の裏側を見せた。
濃紺のインクの筆記体でメッセージが書いてあった。
一読して、悠が顔を上げた。
「・・・桃さん、これって、どういう事ですか?」
「そのまんまなんだと思うの」
愛しい人へ。君を迎える場所を用意しました。
「Dearって二回も書いてある。・・・愛情深い方ね」
「・・・おじいちゃんと、悠さんのおじいさんがどこで出会ったかって知ってる?」
「留学先のイギリスだって聞いてましたけど・・・」
「そうね。おじいちゃんて、ミドルネームがヘンリクっていうの。イギリスでは、ヘンリーになるの。だからハルって呼ばれてたみたい。・・・悠さんの名前に似てますね」
「・・・僕も、海外の友人にはそう呼ばれています。僕の名前は、祖父がつけたものです」
桃が頷いた。
ああ、やっぱり。
桃はまた写真を眺めて、大切そうに包み直した。
「おじいちゃんの写真が出て来たの。・・・必ずおじいちゃんだけが写っていたの。これもそう。だから、撮ったのはきっと、悠さんのおじいさんね」
「桃さん、それって・・・」
「・・・何か暴きたくて来たわけでは無いの。ただ、確認したくて」
きっとあの二人は、特別な関係であったのだろう。
難しい時代で、それはどうにもならなかったのだろうけど。
「・・・悠さんがどうお感じになるか分からないのに、急に話してしまってごめんなさい。でも、実際にどこまで本当かは分かりませんよ」
「いえ、本当だと思います。・・・まあ、驚きましたけど。・・・でも、なんと言うか、納得したと言うか・・・」
悠がそれほど嫌悪感を持っていないようでほっとした。
現代とは言え、やはり理解されない事も多いだろうし。
それが身内となったら尚更だ。
桃はバッグから包みを取り出した。
「スウェーデンの紅茶飲んでみませんか?お土産です。お菓子もあります」
「嬉しいです。・・・でもスウェーデンって、コーヒーの方が好まれますよね」
「そうね。フィーカって言って、学校でも職場でもコーヒータイムあるの。でも紅茶好きさんもいるのよ。・・・それからお菓子は、7種類がおもてなしにちょうど良いんですって」
悠と墓参りに行くことになり、何か手土産をと思ったのだが、残るものでは彼が面倒だろうと思ったので、ここで食べてしまえるのは助かる。
桃はキッチン入れた紅茶と、クッキーを勧めた。
馬の形や、ジャムが乗ったものや、白い粉砂糖がかかったもの等が入っている。
「これもいい香りですね・・・なんだろう・・・」
「・・・うーん、コーンフラワー、オレンジピール、ローズベタル・・・かな?あ、当たり。あと、マリーゴールドも入っているらしいです」
桃が原材料の表示を眺めながら言った。
窓の外で雪がちらついていた。
積もりはしないだろう。
「そうだ、悠さん、雛《ひな》に会ったと聞きました。
「ええ。先々月ですね。友人の結婚式に呼ばれまして。軽い気持ちで行ったら、なんと3日かかりました」
「豪華なパーティーですね。象がいたって本当ですか?」
「馬もいましたよ」
「パーティーというか、もうおまつりですね」
思った通り、桃は嬉しそうだった。
雛から、友達がアメリカで結婚式を挙げる事になって、こんな機会そうないと思ったから行って来たんだけど、象がいてウチの子が大はしゃぎだった、というような事を聞いていた。
動物園でもないのになんで象?と不思議だったが、インドでは珍しくないらしい。
本当に白馬に乗った王子様ならぬ派手派手の新郎がやって来るらしい。
「3日、ずっとぶっ通して祝ってるわけですよ。スポーツですよ、もう」
悠が呆れたように言うのに、桃は笑った。
「雛さん、三兄弟がいらっしゃるそうですね」
「そうなの。くりくり坊主が三人。可愛いんです」
「今から食費が心配だとおっしゃっていましたよ。」
「よく言ってます。計算したら、三兄弟で月十二万円くらい食べそうって。象やキリンくらいかかるみたい」
悠|が笑った。
「・・・雛《ひな》さんが桃さんのご友人で良かった」
そう言われて、桃は頷いた。
「雛も、悠《はるか》さんがいらしてくれて安心したって言ってました」
雛は、新婦の素晴らしく豪華な結婚衣装やアクセサリーや、インドもフレンチもイタリアンもあったご馳走の話もだけど、悠に会ったという事を嬉しそうに話していたのだ。
「前より大人になっていて、落ち着いたイケメンって感じ。相変わらず爽やかね。私のことも一度しか会っていないのに覚えていてくれたし。・・・桃、良かったね、弟がいてくれて」
そう言って喜んでくれた。
彼女は数少ない肉親が親友にいてくれるという事に安心したようだった。
昔から、ほんの子供の頃から、雛は、桃が母と離れて暮らしているという事を心配してくれていたから。
何かのタイミングで連絡は取り合うけれど、直接はもう何年も会ってない。
疎遠というのに近いと言われればそう。
でも、母には新しい家族もいるし、ネットを通じても分かる、その完成された家庭に自分が入っていく事はなんだか違和感があって。
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