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最終話 3人仲良く
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怜、幸子、俺の3人は付き合う事になった。
母への誤解も解け、夕食を終えた俺達は怜の部屋で過ごしている。
「怜ちゃんと私、どっちが先に合体する?」
「うーん……。先にしたいけど、初めては痛いから後でも良いような……。」
「だったら、私が先でも良い? 前世では結局未経験だったんだよね。」
「じゃあ幸子さんが先で。」
未経験?
幸子は前世でどういう風に過ごしていたのか気になる。
「前世で恋人とか出来なかったのか?」
「楠君デリカシー0だね。ダイエットコーラよりもデリカシーが無いよ。」
ダイエットコーラにデリカシーは最初から入ってないだろ。
「単純に楠君の事がふっきれなかったの。そうして過ごしてるうちに、19歳の時電車が脱線して死んじゃった。」
なんだと!?
「それって〇〇線の東京行き?」
「そうそう! 何で知ってるの?」
「俺もその事故で死んだ。同じ電車に乗ってたんだな。」
幸子は驚いた顔で……
「奇遇だねぇ。お揃いじゃん!」
と嬉しそうに言った。
自分の死をこんなに嬉しそうに言う奴は、そう居ないだろう。
「確かにお揃いだけど……。」
「ひょっとして、電車の事故がなかったら2人は再会出来てたんじゃない?」
怜の発言から、そういう未来があってもおかしくないと想像していたら……
「そうかも。再会して襲い掛かって合体してたかも。」
と、トンデモ発言をする幸子。
襲い掛かるなよ。
それだとただの変態じゃねぇか。
「じゃあ私が先だね。」
と服を脱ぎだす幸子と怜。
「ちょっと待って。今? 今なのか?」
何言ってんの? と俺を見てくる2人。
「じゃあいつなら良いのよ?」
「今でしょ!」
2人は何が面白いのか笑っている。
「てか、幸子が先なのに怜も脱ぐのは何で?」
「幸子さんの後すぐに出来るからお得でしょ?」
何言ってんの? ホントに何言ってんの?
「連続はキツイんですが……。」
「女2人と付き合うんだから、出来るようにならなきゃダメでしょ!」
怜に怒られた。意味が分からない。
その後、ナニをしたとは言わないが3人で頑張った。
聞くなよ?
母さんと慧ママにも「頑張ったわね。」と褒められ、頭を撫でられた。
正直に言って、そんな事を母2人に褒められても全く嬉しくない。
父さんは俺達が気付かないうちに帰ってきていたようで「やる時はやる男だったんだな。」と言われた。
多分、その言葉は使い所を間違えている。
もうちょっと遅く帰ってきて欲しかった。
遅くなったから泊っていけば良いと親3人が言ってくれ、幸子は我が家で一泊する事になった。
下着が無いと幸子が言ったら、母さんが「私の穿いて良いわよ。」と言う。
流石に下着を共有は嫌だろうと思い、俺が気を遣って……
「流石にそれはダメじゃないか?。コンビニに買いに行こう。」
と一緒に出掛ける事を促したのだが、幸子は大丈夫だと嬉しそうに返事をする。
「何でそんなに嬉しそうなんだ?」
「楠君変な事聞くね。あんな美人の下着を穿けるだけでも嬉しいのに。そのお股は楠君が出てきた所なんだよ? 穿かなきゃ損だよ。」
(お前こそ変だろ! どう考えてもその発想には至らねえよ!!)
「お前の彼女。ちょっと変わってるな。」
(父さん……。ちょっとじゃないよ。大分オカシイ。)
きっと父さんは気を遣って言ってくれている。
だって、幸子はどう考えても変人の領域だ。
「やーね。ちゃんと新品の下着よ?」
それなら安心。
幸子は新品と聞いた瞬間床に膝をつき、あからさまにへこんでいる。
楠君のお母さまの使用済み下着……。穿きたかった……。
と、ぶつぶつ言っているのが聞こえてきた。
幸子の様子を見れば、まるでこれから人類が滅ぶ事を決定づけられたかのような、絶望した表情を浮かべている。
(どんだけ穿きたかったんだよ!)
「楠。お前の彼女どうしたんだ?」
どうも幸子の発言が聞こえていなかったらしい。
(声小さかったしな。)
「な、なんでもないよ。こっちの事だから気にしないで。」
「そうか?」
父さんはあまり納得いっていないようだが、特に追及してくることもなく引き下がった。
俺達が3人で付き合う事になって以来、学校での過ごし方も少しだけ変化した。
一太郎、花子、幸子、俺の4人で弁当を食べるのが俺達の昼の過ごし方だったが、そこに怜も加わる事になったのだ。
俺は二股クソ野郎と一部の生徒達から言われるようになってしまったが、それは全く気にしていない。
怜と幸子、2人と付き合えて幸せだ。2人と関係を継続していく為なら、例え自身の評判を犠牲にしようとも……。
「お兄ちゃん? 何で泣いてるの?」
「泣いてないよ? 今日は暑いな。目から汗が出ちゃったよ……。」
「楠君大丈夫? モテない男の僻みが辛いの?」
「大丈夫。ありがとな。」
優しい2人と……いや、幸子ヒドくないか? 兎に角2人とこれからも仲良く過ごしていきたい。
母への誤解も解け、夕食を終えた俺達は怜の部屋で過ごしている。
「怜ちゃんと私、どっちが先に合体する?」
「うーん……。先にしたいけど、初めては痛いから後でも良いような……。」
「だったら、私が先でも良い? 前世では結局未経験だったんだよね。」
「じゃあ幸子さんが先で。」
未経験?
幸子は前世でどういう風に過ごしていたのか気になる。
「前世で恋人とか出来なかったのか?」
「楠君デリカシー0だね。ダイエットコーラよりもデリカシーが無いよ。」
ダイエットコーラにデリカシーは最初から入ってないだろ。
「単純に楠君の事がふっきれなかったの。そうして過ごしてるうちに、19歳の時電車が脱線して死んじゃった。」
なんだと!?
「それって〇〇線の東京行き?」
「そうそう! 何で知ってるの?」
「俺もその事故で死んだ。同じ電車に乗ってたんだな。」
幸子は驚いた顔で……
「奇遇だねぇ。お揃いじゃん!」
と嬉しそうに言った。
自分の死をこんなに嬉しそうに言う奴は、そう居ないだろう。
「確かにお揃いだけど……。」
「ひょっとして、電車の事故がなかったら2人は再会出来てたんじゃない?」
怜の発言から、そういう未来があってもおかしくないと想像していたら……
「そうかも。再会して襲い掛かって合体してたかも。」
と、トンデモ発言をする幸子。
襲い掛かるなよ。
それだとただの変態じゃねぇか。
「じゃあ私が先だね。」
と服を脱ぎだす幸子と怜。
「ちょっと待って。今? 今なのか?」
何言ってんの? と俺を見てくる2人。
「じゃあいつなら良いのよ?」
「今でしょ!」
2人は何が面白いのか笑っている。
「てか、幸子が先なのに怜も脱ぐのは何で?」
「幸子さんの後すぐに出来るからお得でしょ?」
何言ってんの? ホントに何言ってんの?
「連続はキツイんですが……。」
「女2人と付き合うんだから、出来るようにならなきゃダメでしょ!」
怜に怒られた。意味が分からない。
その後、ナニをしたとは言わないが3人で頑張った。
聞くなよ?
母さんと慧ママにも「頑張ったわね。」と褒められ、頭を撫でられた。
正直に言って、そんな事を母2人に褒められても全く嬉しくない。
父さんは俺達が気付かないうちに帰ってきていたようで「やる時はやる男だったんだな。」と言われた。
多分、その言葉は使い所を間違えている。
もうちょっと遅く帰ってきて欲しかった。
遅くなったから泊っていけば良いと親3人が言ってくれ、幸子は我が家で一泊する事になった。
下着が無いと幸子が言ったら、母さんが「私の穿いて良いわよ。」と言う。
流石に下着を共有は嫌だろうと思い、俺が気を遣って……
「流石にそれはダメじゃないか?。コンビニに買いに行こう。」
と一緒に出掛ける事を促したのだが、幸子は大丈夫だと嬉しそうに返事をする。
「何でそんなに嬉しそうなんだ?」
「楠君変な事聞くね。あんな美人の下着を穿けるだけでも嬉しいのに。そのお股は楠君が出てきた所なんだよ? 穿かなきゃ損だよ。」
(お前こそ変だろ! どう考えてもその発想には至らねえよ!!)
「お前の彼女。ちょっと変わってるな。」
(父さん……。ちょっとじゃないよ。大分オカシイ。)
きっと父さんは気を遣って言ってくれている。
だって、幸子はどう考えても変人の領域だ。
「やーね。ちゃんと新品の下着よ?」
それなら安心。
幸子は新品と聞いた瞬間床に膝をつき、あからさまにへこんでいる。
楠君のお母さまの使用済み下着……。穿きたかった……。
と、ぶつぶつ言っているのが聞こえてきた。
幸子の様子を見れば、まるでこれから人類が滅ぶ事を決定づけられたかのような、絶望した表情を浮かべている。
(どんだけ穿きたかったんだよ!)
「楠。お前の彼女どうしたんだ?」
どうも幸子の発言が聞こえていなかったらしい。
(声小さかったしな。)
「な、なんでもないよ。こっちの事だから気にしないで。」
「そうか?」
父さんはあまり納得いっていないようだが、特に追及してくることもなく引き下がった。
俺達が3人で付き合う事になって以来、学校での過ごし方も少しだけ変化した。
一太郎、花子、幸子、俺の4人で弁当を食べるのが俺達の昼の過ごし方だったが、そこに怜も加わる事になったのだ。
俺は二股クソ野郎と一部の生徒達から言われるようになってしまったが、それは全く気にしていない。
怜と幸子、2人と付き合えて幸せだ。2人と関係を継続していく為なら、例え自身の評判を犠牲にしようとも……。
「お兄ちゃん? 何で泣いてるの?」
「泣いてないよ? 今日は暑いな。目から汗が出ちゃったよ……。」
「楠君大丈夫? モテない男の僻みが辛いの?」
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優しい2人と……いや、幸子ヒドくないか? 兎に角2人とこれからも仲良く過ごしていきたい。
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