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フェルミト王国編
第24話 聖女のゴロツキ退治
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「……せめて応急処置はしてやろう。」
「大丈夫ですよ。仮に折れてるんだとしても、骨の10本や20本くらい平気ですって。」
「待て。お前そんなに強く叩いたのか?」
あっ。ギャモーに強くブッ叩いたのがバレちゃったかも。
「そ、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ? ほら、元SSランクなんだから、もし手足が取れたって生えてきます。」
「それはもはや人間じゃねぇだろ。」
私はギャモーに説得され、渋々回復してあげた。
少し弱めに魔法を使ったのは内緒。
今度同じことを言ったら、本気でブッ叩いちゃおう。
「そう言えば、白鳥さんは何でここに来たんですか?」
「確かにそうだな。」
白鳥さんは脚で器用にオマルの蓋を開け、何かをオマルの中に入れていた。
「こりゃあ魔石だな。しかもかなりデカい。」
「魔石が欲しかったんですか?」
私が訪ねると、カクンと首を傾ける白鳥さん。
どうやらそれが正解のようね。
魔石をオマルの中に入れた白鳥さんは存在感が増し、強くなったような気がする。
「こんなデカいのは見た事がねぇな。」
魔石とは、ダンジョンの一番奥に配置されている核のようなもので、小さい物でも特級魔法10発分以上の魔力が込められている凄い石だ。
一攫千金を夢見る冒険者にとっての憧れのお宝で、一つ売り払うだけで一生遊んで暮らせるという。
「魔石が欲しいなら、セリア様に買ってもらったらどうでしょうか?」
白鳥さんは再びカクンと首を傾け、分かったと言うように返事をする。
「それでは用事も済んだ事ですし、戻りましょう。」
「こいつは良いのか?」
ギャモーはまだ気絶している火炎のゼンを指さした。
「はい。もうこの人と会話したくありませんので。」
「そ、そうか。」
(これ以上この男と会話させると、本当にミンチにしてしまいかねねぇな。)
(これ以上この人と会話すると、加減を間違えてミンチにしてしまうかも。)
※2人は今、世界で一番気持ちが通じ合っていた
白鳥さんを連れ、迎賓館に戻った私達。部屋に戻ると、白鳥さんは自らの脚を差し出してくる。
「どうした?」
「もしかして握手ですか?」
私は差し出された脚を手に取り上下に振ると、白鳥さんは満足したのかセリア様達の部屋の前で正座になった。
「良く分かったな。」
「なんとなくですけどね。動物と心を通わせるのは得意なんです。」
「へぇー。そりゃあ凄ぇじゃ…………あれは動物なのか?」
「白鳥って動物ですよね?」
「白鳥は動物だが、あれは違うんじゃねぇのか?」
「でも白鳥ですよ?」
「オマルの、だろ?」
「きっと考えても答えは出ませんよ。私は動物だと思う。ギャモーはオマルだと思う。人それぞれ違った答えがあって良いんだと思います。」
「何かいい話風にまとめてるが、そういう事じゃねぇだろ……。まぁ、どっちでも良いけどよ。」
「それにセリア様達の師匠でもあるのですから、オマルが師匠では恰好がつきませんよ。」
「あいつらはそんな事気にするタマじゃねぇさ。」
「言われてみれば、そうかもしれません。」
うわぁぁぁ! 何をする!
やめろぉぉ!
廊下から2人の男の悲鳴が聞こえて来る。
「何だ?」
「行ってみましょう。」
私達は部屋の扉を開けると、白鳥さんに蹴り飛ばされている2人の男が居た。
その2人はゴロツキと言っても差し支えないような見た目をしていて、もしかしたらさっき行ったスラム街から付いてきたのかもしれない。
「何をしているんですか?」
「俺達は親分の仇をうちにきたんだ!」
「そうですか。」
ドギャッ!!
ゴロツキが倒れている。こんな所で寝るなんて不用心ね。
「あなたは何をしているんですか?」
「う……俺は、親分の……」
「親分の?」
「お、親分の……」
ハッキリしない人ね。
「親分の何ですか? 続きを言ってみて下さいよ。早く言えオラァッ!」
「ひっ!? 親分の仇をうちに来ましたが良く考えたらこちらが悪い事に気が付きました!」
「そうですか。そこに気付くとは偉いですね。」
ドギャッ!!
ゴロツキが2人も倒れている。こんな所にいたら風邪をひいちゃうわ。
「今の奴は叩かなくても良かったんじゃねぇか?」
「ダメですよ。普通に不法侵入です。」
「いや、それもそうなんだが……。」
「ちゃんと元の場所に帰してあげるから大丈夫ですよ。」
私はそう言って、ゴロツキ2人の足を持って部屋の中に戻る。
引きずられた2人は段差やテーブルなどに頭をゴンゴンぶつけていたが、気にする事はない。廊下に寝ているよりはマシでしょうし。
「確か……この方向ね。」
窓を開け放ち、先程行ったスラム街の方角を確認する。
「何すんだ?」
「今から帰してあげるんです。」
私は目標地点に向け、2人を全力で部屋の窓からぶん投げた。
「お、おい! マズいだろ!」
ギャモーは目標地点に向かって飛んでいくゴロツキを眺めながら心配している。
優しいわ。
「大丈夫です。祈りを込めましたので。」
「聖女の祈り……。聖女だけが使える防御魔法か。」
「違います。ちゃんと自分の家に帰れますようにと祈っただけです。」
ギャモーの顔が引き攣っている。もしかして祈りが足りなかったかしら?
「あいつら死んじまうだろ。」
「大丈夫です。ギャモーと同じくらいには強かったので、死ぬほど痛いで済みますよ。」
(こいつマジか……。容赦なさ過ぎだろ。)
ギャモーったらどうしたの? ゴロツキは人間じゃないってお母さんが言っていたけど、知らないのかな?
「大丈夫ですよ。仮に折れてるんだとしても、骨の10本や20本くらい平気ですって。」
「待て。お前そんなに強く叩いたのか?」
あっ。ギャモーに強くブッ叩いたのがバレちゃったかも。
「そ、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ? ほら、元SSランクなんだから、もし手足が取れたって生えてきます。」
「それはもはや人間じゃねぇだろ。」
私はギャモーに説得され、渋々回復してあげた。
少し弱めに魔法を使ったのは内緒。
今度同じことを言ったら、本気でブッ叩いちゃおう。
「そう言えば、白鳥さんは何でここに来たんですか?」
「確かにそうだな。」
白鳥さんは脚で器用にオマルの蓋を開け、何かをオマルの中に入れていた。
「こりゃあ魔石だな。しかもかなりデカい。」
「魔石が欲しかったんですか?」
私が訪ねると、カクンと首を傾ける白鳥さん。
どうやらそれが正解のようね。
魔石をオマルの中に入れた白鳥さんは存在感が増し、強くなったような気がする。
「こんなデカいのは見た事がねぇな。」
魔石とは、ダンジョンの一番奥に配置されている核のようなもので、小さい物でも特級魔法10発分以上の魔力が込められている凄い石だ。
一攫千金を夢見る冒険者にとっての憧れのお宝で、一つ売り払うだけで一生遊んで暮らせるという。
「魔石が欲しいなら、セリア様に買ってもらったらどうでしょうか?」
白鳥さんは再びカクンと首を傾け、分かったと言うように返事をする。
「それでは用事も済んだ事ですし、戻りましょう。」
「こいつは良いのか?」
ギャモーはまだ気絶している火炎のゼンを指さした。
「はい。もうこの人と会話したくありませんので。」
「そ、そうか。」
(これ以上この男と会話させると、本当にミンチにしてしまいかねねぇな。)
(これ以上この人と会話すると、加減を間違えてミンチにしてしまうかも。)
※2人は今、世界で一番気持ちが通じ合っていた
白鳥さんを連れ、迎賓館に戻った私達。部屋に戻ると、白鳥さんは自らの脚を差し出してくる。
「どうした?」
「もしかして握手ですか?」
私は差し出された脚を手に取り上下に振ると、白鳥さんは満足したのかセリア様達の部屋の前で正座になった。
「良く分かったな。」
「なんとなくですけどね。動物と心を通わせるのは得意なんです。」
「へぇー。そりゃあ凄ぇじゃ…………あれは動物なのか?」
「白鳥って動物ですよね?」
「白鳥は動物だが、あれは違うんじゃねぇのか?」
「でも白鳥ですよ?」
「オマルの、だろ?」
「きっと考えても答えは出ませんよ。私は動物だと思う。ギャモーはオマルだと思う。人それぞれ違った答えがあって良いんだと思います。」
「何かいい話風にまとめてるが、そういう事じゃねぇだろ……。まぁ、どっちでも良いけどよ。」
「それにセリア様達の師匠でもあるのですから、オマルが師匠では恰好がつきませんよ。」
「あいつらはそんな事気にするタマじゃねぇさ。」
「言われてみれば、そうかもしれません。」
うわぁぁぁ! 何をする!
やめろぉぉ!
廊下から2人の男の悲鳴が聞こえて来る。
「何だ?」
「行ってみましょう。」
私達は部屋の扉を開けると、白鳥さんに蹴り飛ばされている2人の男が居た。
その2人はゴロツキと言っても差し支えないような見た目をしていて、もしかしたらさっき行ったスラム街から付いてきたのかもしれない。
「何をしているんですか?」
「俺達は親分の仇をうちにきたんだ!」
「そうですか。」
ドギャッ!!
ゴロツキが倒れている。こんな所で寝るなんて不用心ね。
「あなたは何をしているんですか?」
「う……俺は、親分の……」
「親分の?」
「お、親分の……」
ハッキリしない人ね。
「親分の何ですか? 続きを言ってみて下さいよ。早く言えオラァッ!」
「ひっ!? 親分の仇をうちに来ましたが良く考えたらこちらが悪い事に気が付きました!」
「そうですか。そこに気付くとは偉いですね。」
ドギャッ!!
ゴロツキが2人も倒れている。こんな所にいたら風邪をひいちゃうわ。
「今の奴は叩かなくても良かったんじゃねぇか?」
「ダメですよ。普通に不法侵入です。」
「いや、それもそうなんだが……。」
「ちゃんと元の場所に帰してあげるから大丈夫ですよ。」
私はそう言って、ゴロツキ2人の足を持って部屋の中に戻る。
引きずられた2人は段差やテーブルなどに頭をゴンゴンぶつけていたが、気にする事はない。廊下に寝ているよりはマシでしょうし。
「確か……この方向ね。」
窓を開け放ち、先程行ったスラム街の方角を確認する。
「何すんだ?」
「今から帰してあげるんです。」
私は目標地点に向け、2人を全力で部屋の窓からぶん投げた。
「お、おい! マズいだろ!」
ギャモーは目標地点に向かって飛んでいくゴロツキを眺めながら心配している。
優しいわ。
「大丈夫です。祈りを込めましたので。」
「聖女の祈り……。聖女だけが使える防御魔法か。」
「違います。ちゃんと自分の家に帰れますようにと祈っただけです。」
ギャモーの顔が引き攣っている。もしかして祈りが足りなかったかしら?
「あいつら死んじまうだろ。」
「大丈夫です。ギャモーと同じくらいには強かったので、死ぬほど痛いで済みますよ。」
(こいつマジか……。容赦なさ過ぎだろ。)
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