29 / 37
第29話 恋愛? ラブコメにはキャットファイトってつきものだよね。
しおりを挟む
「武太先輩。他に女がいるだなんて聞いてませんよ?」
「むっくんと私は運命の赤い糸でほどけない程ぐちゃぐちゃに絡まってるの。莉々伊ちゃんの出番なんてないんだから。」
今、俺の目の前では二人の女が熾烈な争いを繰り広げている。
どうしてこうなった……?
時を遡ること一時間前
「むっくん。たまには放課後デートも必要だと思うの。」
「ミイちゃん。右京さんにバレたばかりなんだから自重してくれよ。」
「自重? むっくんは知らないかもしれないけど、恋愛において自重なんていう言葉はないのよ?」
恋愛にだって自重くらいあるだろ。
ストーカーとかにはないかもしれんが。
「さあさあ。急がないと時間がなくなっちゃうよ。レッツゴー!」
既に恒例となった指導室への呼び出しから、ミイちゃんに腕を引き摺られ昇降口へと向かわされた。
まあ機嫌が良さそうなことだ。
こうなったら何を言っても聞かないだろうと、諦めて放課後デートへ意識を切り替え昇降口で靴を履き替えている俺に声が掛かる。
「武太先輩? 誰ですかその女は。」
あぁ、この声は……
どうか莉々伊ちゃんじゃありませんようにと祈りながら振り返る。
「やあ……莉々伊ちゃん。」
ちくしょう。
やっぱり莉々伊ちゃんじゃないかよ。
「武太先輩も帰りですか? 今日もあなたの莉々伊が玄関で待ち伏せしちゃいました。」
「あ、あぁ。」
なぜ待ち伏せをするのか。
普通にLIME交換したんだから、一緒に帰るかどうか聞けば良いじゃん。
「ところで、その女は誰ですか?」
「むっくんの彼女のミイちゃんでぇっす! よろしく莉々伊ちゃん!」
「はあ?」
一瞬でミイちゃんに距離を詰め、顔と顔が接触するのではないかという程至近距離でハイライトが消えた眼を向け、ガンをつけはじめる莉々伊ちゃん。
怖っ!
今の莉々伊ちゃんからは錬蔵に暴力を振るう時よりも猟奇的な雰囲気が出ている。
「良く聞こえませんでした。」
「むっくんのカ・ノ・ジョでっす!」
ミイちゃんは莉々伊ちゃんに対抗しようと相手の耳元で大声を出す。
「武太先輩に彼女はいません。武太先輩には友達以上恋人未満の私しかいないはずです。」
「むっくん彼女いるよ? むっくんの彼女は私。友達以上恋人未満の莉々伊ちゃんはもういらないってさ。」
待て。
そんな事を言うと莉々伊ちゃんが怖い。
もっと穏便に……
「武太先輩。他に女がいるだなんて聞いてませんよ?」
莉々伊ちゃんの視線が俺に突き刺さる。
ハイライト消えた眼で見るのやめて。本当に怖いから。
「むっくんと私は運命の赤い糸でほどけない程ぐちゃぐちゃに絡まってるの。莉々伊ちゃんの出番なんてないんだから。」
そんな赤い糸聞いた事ねえよ!
ぐちゃぐちゃに絡まってるってなんだよ。ミイちゃんからは逃げられないって暗に言ってるのか?
怖えよ。
「えっと、ここじゃなんだから場所を移動しようか。」
学校で修羅場は良くない。昇降口なんて目立つ所じゃなおさらだ。
俺は二人に場所の移動を提案した。
「良いですよ。」
「おっけー!」
行きつけのカフェに向かう途中は終始無言。気まずいにも程がある。
第三者から見た時の俺は、きっと美女二人を侍らせてさぞ良い思いをしているとでも思われているのだろう。
周囲から嫉妬の視線を感じる。こんな状況全然嬉しくない。
「流石は武太先輩ですね。こんなおしゃれなカフェを知ってるなんて。」
「でしょ? 私の彼氏ってさー本当に頼りになるんだよね。」
ミイちゃんがマウント取りたい女になってしまっている。
やめろ、店の入り口で火花を飛び散らせるな。
「話し合いは店の中でしようか。他のお客さんに迷惑しちゃうから。」
「そうですね。」
「わかった。」
俺達三人は奥の席に座った。
こんな空気の中、自然な流れで俺の隣に座るミイちゃんは流石だと思う。
「それで、結局武太先輩はこの人と付き合ってるんですか? 違いますよね? そんな訳ないですよね? だって私聞いてませんものね? 違うって言え。」
ひぃっ
「は、はい。違います。」
「なら良いです。私は寛容なので、このくらいのおふざけは許しますよ。」
「ちょっとちょっと! 脅かして返事させるなんて酷いんじゃない? むっくん怖がってるよ!」
「武太先輩と付き合っているなんて嘘をついた嘘吐き女の言葉は聞きません。」
「嘘じゃないよ? ちゃんと付き合ってるから。むっくんのお母様も了承済みだから。」
「そうですか。ではこれから武太先輩の家に行きましょう。私も了承してもらう必要があります。」
「へぇ? 面白いじゃん。むっくんのお母様にどっちが彼女に相応しいか選んでもらおうよ。」
「良いですよ。負けても恨まないで下さいね?」
「恨むに決まってんじゃん。そんなの末代まで祟るよ。まぁ私は負けないけどね?」
祟るなよ。
万が一俺と莉々伊ちゃんがそんな関係になってしまうと、祟られる末代ってのは俺の子孫でもあるかもしれないだろ。
というか、何で勝手に人の家に行く話になってんだよ。
「普通にここで決着つけられないのか?」
「だったらむっくん、ちゃんと私と付き合ってるって言ってよ。」
「いや、それは……。」
「そこの嘘吐き女とはやはり付き合ってないみたいですね。なら、武太先輩がここで私を選べば決着つきますよ?」
「急にそんな……。」
この場でどちらかを選ぶと俺の人生は詰む恐れがある。
一旦お茶を濁して時間稼ぎをしなければ。
「二人共冷静になるんだ。」
「冷静ですけど?」
「冷静だよ?」
どこがだよ。二人共雰囲気がギラついてんじゃん。
「あーあ。俺って、穏やかで喧嘩なんてしない優しい女性が……。」
「私と莉々伊ちゃんは仲良いよ?」
「ズッともですよねミイちゃん?」
突然手を握り合い、笑顔で向かい合うミイちゃんと莉々伊ちゃん。
どうしてそうやる事が極端なんだ。
明らかに嘘だって分かるんだけど……あ、握った手が震えてる? もしかして互いに本気で力込めてやがります?
「仕方ないね。解決策を提示します。」
お?
「とりあえず三人でむっくんの家に行こうよ。そしてお義母様にポイント制で判定してもらいます。」
「良いですね。恨みっこありでいきましょう。」
え? 普通、恨みっこなしだよね?
莉々伊ちゃん何言ってんの?
「むっくんと私は運命の赤い糸でほどけない程ぐちゃぐちゃに絡まってるの。莉々伊ちゃんの出番なんてないんだから。」
今、俺の目の前では二人の女が熾烈な争いを繰り広げている。
どうしてこうなった……?
時を遡ること一時間前
「むっくん。たまには放課後デートも必要だと思うの。」
「ミイちゃん。右京さんにバレたばかりなんだから自重してくれよ。」
「自重? むっくんは知らないかもしれないけど、恋愛において自重なんていう言葉はないのよ?」
恋愛にだって自重くらいあるだろ。
ストーカーとかにはないかもしれんが。
「さあさあ。急がないと時間がなくなっちゃうよ。レッツゴー!」
既に恒例となった指導室への呼び出しから、ミイちゃんに腕を引き摺られ昇降口へと向かわされた。
まあ機嫌が良さそうなことだ。
こうなったら何を言っても聞かないだろうと、諦めて放課後デートへ意識を切り替え昇降口で靴を履き替えている俺に声が掛かる。
「武太先輩? 誰ですかその女は。」
あぁ、この声は……
どうか莉々伊ちゃんじゃありませんようにと祈りながら振り返る。
「やあ……莉々伊ちゃん。」
ちくしょう。
やっぱり莉々伊ちゃんじゃないかよ。
「武太先輩も帰りですか? 今日もあなたの莉々伊が玄関で待ち伏せしちゃいました。」
「あ、あぁ。」
なぜ待ち伏せをするのか。
普通にLIME交換したんだから、一緒に帰るかどうか聞けば良いじゃん。
「ところで、その女は誰ですか?」
「むっくんの彼女のミイちゃんでぇっす! よろしく莉々伊ちゃん!」
「はあ?」
一瞬でミイちゃんに距離を詰め、顔と顔が接触するのではないかという程至近距離でハイライトが消えた眼を向け、ガンをつけはじめる莉々伊ちゃん。
怖っ!
今の莉々伊ちゃんからは錬蔵に暴力を振るう時よりも猟奇的な雰囲気が出ている。
「良く聞こえませんでした。」
「むっくんのカ・ノ・ジョでっす!」
ミイちゃんは莉々伊ちゃんに対抗しようと相手の耳元で大声を出す。
「武太先輩に彼女はいません。武太先輩には友達以上恋人未満の私しかいないはずです。」
「むっくん彼女いるよ? むっくんの彼女は私。友達以上恋人未満の莉々伊ちゃんはもういらないってさ。」
待て。
そんな事を言うと莉々伊ちゃんが怖い。
もっと穏便に……
「武太先輩。他に女がいるだなんて聞いてませんよ?」
莉々伊ちゃんの視線が俺に突き刺さる。
ハイライト消えた眼で見るのやめて。本当に怖いから。
「むっくんと私は運命の赤い糸でほどけない程ぐちゃぐちゃに絡まってるの。莉々伊ちゃんの出番なんてないんだから。」
そんな赤い糸聞いた事ねえよ!
ぐちゃぐちゃに絡まってるってなんだよ。ミイちゃんからは逃げられないって暗に言ってるのか?
怖えよ。
「えっと、ここじゃなんだから場所を移動しようか。」
学校で修羅場は良くない。昇降口なんて目立つ所じゃなおさらだ。
俺は二人に場所の移動を提案した。
「良いですよ。」
「おっけー!」
行きつけのカフェに向かう途中は終始無言。気まずいにも程がある。
第三者から見た時の俺は、きっと美女二人を侍らせてさぞ良い思いをしているとでも思われているのだろう。
周囲から嫉妬の視線を感じる。こんな状況全然嬉しくない。
「流石は武太先輩ですね。こんなおしゃれなカフェを知ってるなんて。」
「でしょ? 私の彼氏ってさー本当に頼りになるんだよね。」
ミイちゃんがマウント取りたい女になってしまっている。
やめろ、店の入り口で火花を飛び散らせるな。
「話し合いは店の中でしようか。他のお客さんに迷惑しちゃうから。」
「そうですね。」
「わかった。」
俺達三人は奥の席に座った。
こんな空気の中、自然な流れで俺の隣に座るミイちゃんは流石だと思う。
「それで、結局武太先輩はこの人と付き合ってるんですか? 違いますよね? そんな訳ないですよね? だって私聞いてませんものね? 違うって言え。」
ひぃっ
「は、はい。違います。」
「なら良いです。私は寛容なので、このくらいのおふざけは許しますよ。」
「ちょっとちょっと! 脅かして返事させるなんて酷いんじゃない? むっくん怖がってるよ!」
「武太先輩と付き合っているなんて嘘をついた嘘吐き女の言葉は聞きません。」
「嘘じゃないよ? ちゃんと付き合ってるから。むっくんのお母様も了承済みだから。」
「そうですか。ではこれから武太先輩の家に行きましょう。私も了承してもらう必要があります。」
「へぇ? 面白いじゃん。むっくんのお母様にどっちが彼女に相応しいか選んでもらおうよ。」
「良いですよ。負けても恨まないで下さいね?」
「恨むに決まってんじゃん。そんなの末代まで祟るよ。まぁ私は負けないけどね?」
祟るなよ。
万が一俺と莉々伊ちゃんがそんな関係になってしまうと、祟られる末代ってのは俺の子孫でもあるかもしれないだろ。
というか、何で勝手に人の家に行く話になってんだよ。
「普通にここで決着つけられないのか?」
「だったらむっくん、ちゃんと私と付き合ってるって言ってよ。」
「いや、それは……。」
「そこの嘘吐き女とはやはり付き合ってないみたいですね。なら、武太先輩がここで私を選べば決着つきますよ?」
「急にそんな……。」
この場でどちらかを選ぶと俺の人生は詰む恐れがある。
一旦お茶を濁して時間稼ぎをしなければ。
「二人共冷静になるんだ。」
「冷静ですけど?」
「冷静だよ?」
どこがだよ。二人共雰囲気がギラついてんじゃん。
「あーあ。俺って、穏やかで喧嘩なんてしない優しい女性が……。」
「私と莉々伊ちゃんは仲良いよ?」
「ズッともですよねミイちゃん?」
突然手を握り合い、笑顔で向かい合うミイちゃんと莉々伊ちゃん。
どうしてそうやる事が極端なんだ。
明らかに嘘だって分かるんだけど……あ、握った手が震えてる? もしかして互いに本気で力込めてやがります?
「仕方ないね。解決策を提示します。」
お?
「とりあえず三人でむっくんの家に行こうよ。そしてお義母様にポイント制で判定してもらいます。」
「良いですね。恨みっこありでいきましょう。」
え? 普通、恨みっこなしだよね?
莉々伊ちゃん何言ってんの?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる