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白濁チョコレイト
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「旦那様、如何様で御座いますか?」
ハウスメイドである私の問いかけに、執務机に腰かけた主は不快そうに窓際の花瓶を見やった。
青薔薇の茎が丸ごと1輪、ポッキリと折れているのに気づいて
「も、申し訳ございません…!」
「麗亜、昨日の掃除はお前にやらせた筈だな?」
「はい…」
「その後俺はこの部屋に朝まで戻ってきていない、言いたいことは解るだろう?」
…返す言葉もなく頭を下げる。
「仕置きが必要だ」
彼は含みのある笑いを漏らすと、少し声のトーンを和らげ
「机に座れ」
「机に…ですか?」
彼の言う通り、執務机に座ると途端に彼は荒々しく唇を重ねてきた。
抵抗するが叶わず、あっさりとそれはディープキスへと発展していく。
ぬるぬるとまるで別の生き物かの様に妖しく蠢く舌に、すぐに身体がじわりと快感を求め疼き始めてしまう。
パブロフの犬の如くまぐわいを求めてしまう自分があまりにも破廉恥だ。
「…っん…う…」
重ねた唇の隙間から声を漏らすと、彼はゆっくりと身体を離した。唾液が糸を引きながら落ちていくのを満足そうに眺め
「雌の味だな」
その言葉に真っ赤になりながら
「…はい…」
小さく呟く。
「次は…分かるな?」
ごくりと唾を飲み込み、頷く。
彼の目の前で給仕服を脱ぎ捨て、床にぱさりと落とした。
「ちゃんと脚を開け」
恥ずかしさで悶えそうになりながら、彼の言いなりになる。
「はしたない…いつからこんなに濡らしていたんだ?」
「も…申し訳…御座いません…」
彼は私の顔を眺めながら太腿へと頬擦りし
「次は何をして欲しい?」
等と欲情させる。
じんわりと奥の奥から蜜が溢れ出るのを感じて首を横に振ると、彼は満足そうに目を細めながら指を下着越しにゆっくりと這わせてきた。
「は…っ…」
「ふふ、濡れすぎだな麗亜…そんなに俺とのまぐわいが愉しみだったか?」
嘲笑うかのように彼はそう言うと、そばにあった液体チョコレイトのカップを手に取り、私の無防備なお腹に垂らし始めた。
「熱い…っ…や、やめてくださ…!」
抗議の声はキスで塞がれる。
その間にするすると下着を脚から抜かれ、既に濡れそぼっているであろう花園に指が触れた。多少の圧迫感を伴いながらゆっくりと挿入されてくる指の感触にぎゅっと力が入る。
「相変わらずよく締め付けてくる…」
その言葉にさえ背筋がぞくぞくした。
彼は指を愛蜜に絡ませるようにゆるゆると動かしながら私の耳元に唇を寄せ怪しく囁く。
「この具合なら指を入れる必要もなかったか…」
言い終わらないうちに首筋に舌を這わせ、甘噛みしてくる。
「んっ…!」
机から浮いた足指がぴんと伸びる。
そんな私の淫らな様子を観察するかのように、彼は指を抜きとり、上目遣いでお腹から垂れたチョコレイトを舐め取りはじめる。
整った顔に腹部を舐め取られる度についつい恍惚とした吐息が漏れてしまう。その舌は段々と下腹部へと降りてきて…
「…っ!?だ、旦那様だめ…!」
「黙れ、手を後ろに着け」
恥辱のあまり閉じそうになった股を無理やり割開かれ、彼の舌は私の蕾を責めはじめた。
「く、うぅんっ…」
「…甘いな」
「そんな、事…」
「嫌なのか?ならこんなに溢れているのは何故だ」
舌で蜜を舐め取られ、膨れた蕾を弄られて頭のおかしくなりそうな快感に身を捩りながら耐える。
「だ、旦那様…お願いします…」
もう、限界だった。
「…ください」
「何をだ?」
「か、硬いのを…」
「何処に?」
「わ、私のなか、にっ…」
「よく言えました」
彼はそう言うなり、すぐに私の股に自らの昂ったモノを押し付ける。もう頭の中は既に蕩けきっていて
「早くっ…!」
「はぁ…麗亜…っ」
いきり立つ熱いものがゆっくりとしかし確実に、私の中を征服しようとはいってきた。
「う、あ…っ…!」
奥まで貫通され、圧迫感と共にやってくる快感に押し潰されて身を仰け反らせると、彼は私の胸に再びチョコレイトを垂らし、舐め始める。
「熱っ…ん」
挿入されたまま敏感な部分にもどかしい快感が全身を駆け巡り、情けなく腰を自ら振ってしまう。
「本当に淫乱だな…」
吐息混じりに彼は言うと、すぐに腰を振ってくる。
太く熱いもので何度も中を貫かれ、かろうじて我慢していた声は一気に雌の嬌声へと変わってしまった。
「く…締めすぎだ…」
余裕のなさそうにつぶやく彼に腰を両手で掴まれ、乱暴なまでに何度も突かれる。
「やっあ…!やめて、きちゃう…っ」
呆気なく甘美な快感に囚われ、足先まで力が入ってびくびく痙攣する。
「ふ…もう絶頂たのか?そんなに締め付けるな」
「無理…っむり、」
私のそんな願いなど聞くつもりもない様に再び激しく抽挿され、視界ががくがく揺れる。
「気持ちい、ダメ…ですっ…!」
彼は私の胸の尖った場所を執拗に責めてくる。
「そんなに舐めないで…!」
「五月蝿い」
「んっ」
耳を甘噛みされ、いっそう動きが激しくなってくる。
気持ちいい。
気持ちいい…
きもちいっ…!
蕩けた目をしていた彼が一瞬、快感で顔を歪めたかと思うと
「…麗亜…麗亜…っつ!」
私の名前を呼びながら今まででいちばん深くに捩じ込まれ、中で何度も脈動する感覚。
びくん、びくんと何度も胎内に白濁液が注がれていく。
はぁはぁとお互い息を荒くさせながら、繋がったまましばらく甘いしびれを味わった。
「…また中に…」
私が気だるげに呟くと、彼はゆっくりと私の中からそれを引き抜く。途端に栓が抜けたかのように逆流する白濁液はまるでホワイト・チョコレイトの様だった。
ハウスメイドである私の問いかけに、執務机に腰かけた主は不快そうに窓際の花瓶を見やった。
青薔薇の茎が丸ごと1輪、ポッキリと折れているのに気づいて
「も、申し訳ございません…!」
「麗亜、昨日の掃除はお前にやらせた筈だな?」
「はい…」
「その後俺はこの部屋に朝まで戻ってきていない、言いたいことは解るだろう?」
…返す言葉もなく頭を下げる。
「仕置きが必要だ」
彼は含みのある笑いを漏らすと、少し声のトーンを和らげ
「机に座れ」
「机に…ですか?」
彼の言う通り、執務机に座ると途端に彼は荒々しく唇を重ねてきた。
抵抗するが叶わず、あっさりとそれはディープキスへと発展していく。
ぬるぬるとまるで別の生き物かの様に妖しく蠢く舌に、すぐに身体がじわりと快感を求め疼き始めてしまう。
パブロフの犬の如くまぐわいを求めてしまう自分があまりにも破廉恥だ。
「…っん…う…」
重ねた唇の隙間から声を漏らすと、彼はゆっくりと身体を離した。唾液が糸を引きながら落ちていくのを満足そうに眺め
「雌の味だな」
その言葉に真っ赤になりながら
「…はい…」
小さく呟く。
「次は…分かるな?」
ごくりと唾を飲み込み、頷く。
彼の目の前で給仕服を脱ぎ捨て、床にぱさりと落とした。
「ちゃんと脚を開け」
恥ずかしさで悶えそうになりながら、彼の言いなりになる。
「はしたない…いつからこんなに濡らしていたんだ?」
「も…申し訳…御座いません…」
彼は私の顔を眺めながら太腿へと頬擦りし
「次は何をして欲しい?」
等と欲情させる。
じんわりと奥の奥から蜜が溢れ出るのを感じて首を横に振ると、彼は満足そうに目を細めながら指を下着越しにゆっくりと這わせてきた。
「は…っ…」
「ふふ、濡れすぎだな麗亜…そんなに俺とのまぐわいが愉しみだったか?」
嘲笑うかのように彼はそう言うと、そばにあった液体チョコレイトのカップを手に取り、私の無防備なお腹に垂らし始めた。
「熱い…っ…や、やめてくださ…!」
抗議の声はキスで塞がれる。
その間にするすると下着を脚から抜かれ、既に濡れそぼっているであろう花園に指が触れた。多少の圧迫感を伴いながらゆっくりと挿入されてくる指の感触にぎゅっと力が入る。
「相変わらずよく締め付けてくる…」
その言葉にさえ背筋がぞくぞくした。
彼は指を愛蜜に絡ませるようにゆるゆると動かしながら私の耳元に唇を寄せ怪しく囁く。
「この具合なら指を入れる必要もなかったか…」
言い終わらないうちに首筋に舌を這わせ、甘噛みしてくる。
「んっ…!」
机から浮いた足指がぴんと伸びる。
そんな私の淫らな様子を観察するかのように、彼は指を抜きとり、上目遣いでお腹から垂れたチョコレイトを舐め取りはじめる。
整った顔に腹部を舐め取られる度についつい恍惚とした吐息が漏れてしまう。その舌は段々と下腹部へと降りてきて…
「…っ!?だ、旦那様だめ…!」
「黙れ、手を後ろに着け」
恥辱のあまり閉じそうになった股を無理やり割開かれ、彼の舌は私の蕾を責めはじめた。
「く、うぅんっ…」
「…甘いな」
「そんな、事…」
「嫌なのか?ならこんなに溢れているのは何故だ」
舌で蜜を舐め取られ、膨れた蕾を弄られて頭のおかしくなりそうな快感に身を捩りながら耐える。
「だ、旦那様…お願いします…」
もう、限界だった。
「…ください」
「何をだ?」
「か、硬いのを…」
「何処に?」
「わ、私のなか、にっ…」
「よく言えました」
彼はそう言うなり、すぐに私の股に自らの昂ったモノを押し付ける。もう頭の中は既に蕩けきっていて
「早くっ…!」
「はぁ…麗亜…っ」
いきり立つ熱いものがゆっくりとしかし確実に、私の中を征服しようとはいってきた。
「う、あ…っ…!」
奥まで貫通され、圧迫感と共にやってくる快感に押し潰されて身を仰け反らせると、彼は私の胸に再びチョコレイトを垂らし、舐め始める。
「熱っ…ん」
挿入されたまま敏感な部分にもどかしい快感が全身を駆け巡り、情けなく腰を自ら振ってしまう。
「本当に淫乱だな…」
吐息混じりに彼は言うと、すぐに腰を振ってくる。
太く熱いもので何度も中を貫かれ、かろうじて我慢していた声は一気に雌の嬌声へと変わってしまった。
「く…締めすぎだ…」
余裕のなさそうにつぶやく彼に腰を両手で掴まれ、乱暴なまでに何度も突かれる。
「やっあ…!やめて、きちゃう…っ」
呆気なく甘美な快感に囚われ、足先まで力が入ってびくびく痙攣する。
「ふ…もう絶頂たのか?そんなに締め付けるな」
「無理…っむり、」
私のそんな願いなど聞くつもりもない様に再び激しく抽挿され、視界ががくがく揺れる。
「気持ちい、ダメ…ですっ…!」
彼は私の胸の尖った場所を執拗に責めてくる。
「そんなに舐めないで…!」
「五月蝿い」
「んっ」
耳を甘噛みされ、いっそう動きが激しくなってくる。
気持ちいい。
気持ちいい…
きもちいっ…!
蕩けた目をしていた彼が一瞬、快感で顔を歪めたかと思うと
「…麗亜…麗亜…っつ!」
私の名前を呼びながら今まででいちばん深くに捩じ込まれ、中で何度も脈動する感覚。
びくん、びくんと何度も胎内に白濁液が注がれていく。
はぁはぁとお互い息を荒くさせながら、繋がったまましばらく甘いしびれを味わった。
「…また中に…」
私が気だるげに呟くと、彼はゆっくりと私の中からそれを引き抜く。途端に栓が抜けたかのように逆流する白濁液はまるでホワイト・チョコレイトの様だった。
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