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ひめごと
すっかり日が暮れた頃。
城の主の命令とは解っていながらも、レイトは部屋の前で頭を悩ませていた。
「…私にどうやって夜伽を教えろと?」
メイドらしからぬ高身長。おまけに低いハスキートーンな声と中性的な顔立ちが相まって、城主の娘であるアリスの指南役として抜擢されてしまった。
無論、レイトは男性では無いのだが…
…だが部屋の前でまごついていても自らの首が飛ぶだけだ。レイトは意を決して、木製の重厚なドアをノックする。
「どうしたの?」
「レイトです。お嬢様、少しお話が」
「どうぞ」
ドアを開ければ、そこは別世界のようだ。
可愛らしくも気品を纏わせる調度品が至る所に置かれ、窓際には桃色のテディベア。
部屋の隅には大きな天蓋付きベッドが鎮座している。
「レイト!」
テーブルに積まれた本の隙間から、整った顔がひょこりと覗いた。
どうやら彼女は読書に夢中だったらしい。
「お嬢様、日中のお話は覚えておいでですか」
「あー…うん…」
気品漂う姫は困ったように眉をひそめた。
「よく分かんない、かな…」
「夜伽についての本も読んでおられませんか?」
ベッドの端に放り捨てられた指南書とも言える本を目ざとく見つける。
するとアリスは頬を染めながら
「そ、それは…あんなの読めるわけが無い…あんな破廉恥なっ…!」
と首を振った。
「…一応見てはいる、と」
「う」
それは図星のようで狼狽える彼女。
「破廉恥な、とは言いますがあれはあれで大事なものです。将来の旦那様との初夜に噛みつきでもしたら大惨事ですからね」
何にとはいいませんが。となるべく冷たく言い放った。
「レ、レイトは恥ずかしくないの?あんなの見ても…」
投げかけられた純粋な疑問にぎくりとしてしまう。
夜な夜なひとりで慰みをする時は大抵本で想像するしかないからだ。
それを見透かしたようにアリスは恥じらいながらも続ける。
「見てたら下…むずむずしてて…」
思い出したのか、彼女は膝を擦り合わせた。
「…お嬢様、知識だけでは身につきません」
「…今から…?」
「ベッドに上がりましょうか、アリスお嬢様?」
彼女に手を差し伸べ、ふかふかのベッドに招き入れる。
部屋を暗くし、腰に手を回しながら囁く。
「まずは相手の顔を見て」
従順にアリスは従うと、レイトの手をぎゅっと握る。
「そうですね、相手に気持ちを伝えるのも良いです」
握られた手を握り返し、指を搦めながら華奢な体を抱き寄せた。
「男性にこうされた時は?」
「キス…ですか?」
「まだですよ、お嬢様…相手の耳が口元にあるときにはこうすれば悦ぶ」
とてもいい匂いのするアリスの耳朶に軽く歯を立て、吸い上げた。
「ん、!?」
びくっと体を反応させるアリス。そんな彼女の腰をゆっくりと撫でながら、更に教える。
「キスをする時は相手と目を合わせてからです。お嬢様、出来ますか?」
軽く頷くのを確認して数秒見つめ合い目を閉じる。少し躊躇ったような間の後、唇に柔らかな感触が触れた。
「っは…」
恍惚とした表情を浮かべるアリス。
「…その顔をされて正気な男は居ないでしょうね」
朱に染まった頬に手を当て思わず呟く。
「…レイト、もう少ししてもいい?」
彼女はそう言うと、再び接吻をしてきた。
先程よりも長い。
1回。2回。そして3回。
不意にアリスの手がレイトのショートカットの黒髪に触れ、それと同時に舌がゆるゆると侵入してくる。
たどたどしいそれに応えるように、レイトはアリスの舌を吸い唾液を搦めた。
離れた唇から唾液が糸を引くさまがとても卑猥だ。
「ふふ、お上手ですね」
恍惚とした表情を浮かべる姫。
「なんで…女同士なのに…こんな」
自分でもよく分かっていないようにレイトを見上げたアリスは呟いた。
「あくまで私の意見ですが」
レイトはアリスを押し倒して言う。
「性別とはただ男と女を分けるための区別、という認識をしております。そして相手の信用度によって快感は深まるとも…考えております故」
アリスの首筋を優しく舐め取る。手を繋ぎながら、身体を震わせる彼女のナイトドレスをはだけると顕になった珠のような胸元に手をあてがう。
「は、恥ずかしいよ」
「…お嬢様はおひとりで致す時にはこちらも?」
「ん、んん…」
あまりの恥辱に腕で顔を隠しながらも首を横に振るアリス。
「そうですか?ではここもしっかりと開発して差し上げなければ、ね」
彼女の重量感のある胸を両手で触り、既に芯の入った蕾を指で転がす。
「あっ…レイトそこっ…!?」
びくんっ、とアリスの体が跳ねる。芯のまわりをなぞり、軽く摘むと彼女は今まで聞いた事のない雌の嬌声を漏らした。
「アリス様のは本当に大きいですね…?」
「そ、そうなの…!?」
「これなら男性を悦ばせる手段も増えるかと」
「な、なに、それは…」
彼女の耳元で囁く。
「男性の△△を胸に××んで扱くんです」
「は…っ、?!」
真っ赤な顔で耳を押さえるアリス。
「興奮してますね…ここ凄く硬くなってます」
「やっ…」
「確かめましょうか、ちゃんと濡れているか…」
彼女の胸をやわやわと揉みながらナイトドレスを脱がせ、淡い水色の下着をするりと下ろした。
「お嬢様、そんなに脚に力が入っていてはいけませんね?」
「ま、待ってレイト…!!」
少々強引に、アリスの脚を開かせる。
「…凄い」
「や、だ…見ないで…」
息を荒げながら呟く彼女のそこは愛液でぬらぬらと光っていた。指をそこに触れさせ、擦り付ける。
「やっ…ああ…、」
「気持ちいいのですね…」
「わ、私こんな…はしたない…」
「信頼されているのですね、私は」
指を動かしながらアリスの反応が強いところを探す。
「ねぇっ…レイト」
「はい」
「中がいい…」
ベッドから身を起こし、まるで懇願するかのように膝立ちになる彼女。
その淫靡な姿にレイトの子宮がきゅんと疼く。あくまで指南する立場だと心に決めていたのに身体が求めてしまっていた。
「…良いですよ、お嬢様…」
キスをしながら、しなやかな腰をなぞり下の茂みに触れる。
そのまま入口を探し当て少し力を入れるとそれだけで指が埋まっていく。
アリスは切ない声で鳴きながらレイトの肩にしがみついた。
「もしかして、普段から…?」
「ごめんなさいっ…」
「…本当に。純潔が疑われたらどうするのですか」
「そんなには強くしてないわ、少しだけ…だもの…多分…」
言葉の最後はしりすぼみになっていった。
「慣れるのはいい事ですが」
かと言って指を抜くことはせず、溢れた蜜を指に絡ませ抽挿させる。
「ごめんなさ…っい…!」
腰をびくつかせ、蕩けるような表情で快感を味わうアリス。そんな姿を見ていると不意にレイトの心に邪な考えが浮かんでしまった。
「お嬢様、ひとつ」
「…?」
「あまりにも強くし過ぎるのは良くない…良ければその力加減、私の身体で試してはいただけませんか」
「私が…レイトに…?」
答えの代わりに、着ていたメイド服を脱いでいく。
下着に指をかけ、彼女の目の前で生まれたままの姿を晒した。
胸に視線が注がれているのを感じ、顔が熱くなる。
「そ、そんなに見ないでください」
「さ、触っても…いい?」
「お好きなように」
彼女は先程教えた通りに唇を重ねながら、レイトのお腹に遠慮がちに触れる。舌を絡ませながら、その手は徐々に上の方へ。
「…んッ」
アリスと比べると控えめな胸の突起を指の腹で擦られ思わず声が出てしまう。
「上手ですね…アリス様」
「下も、させて」
「申し付けのままに」
彼女の手が太腿の辺りに触れ、指が遠慮がちに中心を捉える。くちゅ、という水音がレイトの興奮を物語っていた。
「レイトもこんなになってる」
「…私の方がはしたないですね、こんなに濡れて…」
レイトは中に早く欲しい一心でアリスの指を誘導した。
「ああっ…」
アリスの細く、華奢な指が2本、中を掻き分け入ってくる感触にレイトは悶える。背徳感で背中がぞくぞくと怖気立つ。
彼女に悟られまいとどうにか腰砕けになるのを耐えて
「アリス様っ…感度のお話を…っ!?」
突然、彼女が指を動かし始めた。しかもレイトの一番感じやすい場所に当てながら、である。
「やっ、待ってそれ…いやぁ…」
無様にも腰をくねらせアリスの指を抜こうとするが、力が入らない。
「レイトはここが良いんだ…私とおんなじ…」
「ま、待って、とめて…」
「この奥の、ざらざらしてるところ」
アリスは欲情した顔でレイトの手を掴むと、自らのそこに誘導する。
彼女の中へと入ると、指を曲げて優しく責める。
びくびくと痙攣する彼女に唇を重ねながら、もうどちらのものか分からない淫靡な音に身を委ねた。
─夜は更けていく。
姫とメイドは甘美な快感に酔いしれる。
城の主の命令とは解っていながらも、レイトは部屋の前で頭を悩ませていた。
「…私にどうやって夜伽を教えろと?」
メイドらしからぬ高身長。おまけに低いハスキートーンな声と中性的な顔立ちが相まって、城主の娘であるアリスの指南役として抜擢されてしまった。
無論、レイトは男性では無いのだが…
…だが部屋の前でまごついていても自らの首が飛ぶだけだ。レイトは意を決して、木製の重厚なドアをノックする。
「どうしたの?」
「レイトです。お嬢様、少しお話が」
「どうぞ」
ドアを開ければ、そこは別世界のようだ。
可愛らしくも気品を纏わせる調度品が至る所に置かれ、窓際には桃色のテディベア。
部屋の隅には大きな天蓋付きベッドが鎮座している。
「レイト!」
テーブルに積まれた本の隙間から、整った顔がひょこりと覗いた。
どうやら彼女は読書に夢中だったらしい。
「お嬢様、日中のお話は覚えておいでですか」
「あー…うん…」
気品漂う姫は困ったように眉をひそめた。
「よく分かんない、かな…」
「夜伽についての本も読んでおられませんか?」
ベッドの端に放り捨てられた指南書とも言える本を目ざとく見つける。
するとアリスは頬を染めながら
「そ、それは…あんなの読めるわけが無い…あんな破廉恥なっ…!」
と首を振った。
「…一応見てはいる、と」
「う」
それは図星のようで狼狽える彼女。
「破廉恥な、とは言いますがあれはあれで大事なものです。将来の旦那様との初夜に噛みつきでもしたら大惨事ですからね」
何にとはいいませんが。となるべく冷たく言い放った。
「レ、レイトは恥ずかしくないの?あんなの見ても…」
投げかけられた純粋な疑問にぎくりとしてしまう。
夜な夜なひとりで慰みをする時は大抵本で想像するしかないからだ。
それを見透かしたようにアリスは恥じらいながらも続ける。
「見てたら下…むずむずしてて…」
思い出したのか、彼女は膝を擦り合わせた。
「…お嬢様、知識だけでは身につきません」
「…今から…?」
「ベッドに上がりましょうか、アリスお嬢様?」
彼女に手を差し伸べ、ふかふかのベッドに招き入れる。
部屋を暗くし、腰に手を回しながら囁く。
「まずは相手の顔を見て」
従順にアリスは従うと、レイトの手をぎゅっと握る。
「そうですね、相手に気持ちを伝えるのも良いです」
握られた手を握り返し、指を搦めながら華奢な体を抱き寄せた。
「男性にこうされた時は?」
「キス…ですか?」
「まだですよ、お嬢様…相手の耳が口元にあるときにはこうすれば悦ぶ」
とてもいい匂いのするアリスの耳朶に軽く歯を立て、吸い上げた。
「ん、!?」
びくっと体を反応させるアリス。そんな彼女の腰をゆっくりと撫でながら、更に教える。
「キスをする時は相手と目を合わせてからです。お嬢様、出来ますか?」
軽く頷くのを確認して数秒見つめ合い目を閉じる。少し躊躇ったような間の後、唇に柔らかな感触が触れた。
「っは…」
恍惚とした表情を浮かべるアリス。
「…その顔をされて正気な男は居ないでしょうね」
朱に染まった頬に手を当て思わず呟く。
「…レイト、もう少ししてもいい?」
彼女はそう言うと、再び接吻をしてきた。
先程よりも長い。
1回。2回。そして3回。
不意にアリスの手がレイトのショートカットの黒髪に触れ、それと同時に舌がゆるゆると侵入してくる。
たどたどしいそれに応えるように、レイトはアリスの舌を吸い唾液を搦めた。
離れた唇から唾液が糸を引くさまがとても卑猥だ。
「ふふ、お上手ですね」
恍惚とした表情を浮かべる姫。
「なんで…女同士なのに…こんな」
自分でもよく分かっていないようにレイトを見上げたアリスは呟いた。
「あくまで私の意見ですが」
レイトはアリスを押し倒して言う。
「性別とはただ男と女を分けるための区別、という認識をしております。そして相手の信用度によって快感は深まるとも…考えております故」
アリスの首筋を優しく舐め取る。手を繋ぎながら、身体を震わせる彼女のナイトドレスをはだけると顕になった珠のような胸元に手をあてがう。
「は、恥ずかしいよ」
「…お嬢様はおひとりで致す時にはこちらも?」
「ん、んん…」
あまりの恥辱に腕で顔を隠しながらも首を横に振るアリス。
「そうですか?ではここもしっかりと開発して差し上げなければ、ね」
彼女の重量感のある胸を両手で触り、既に芯の入った蕾を指で転がす。
「あっ…レイトそこっ…!?」
びくんっ、とアリスの体が跳ねる。芯のまわりをなぞり、軽く摘むと彼女は今まで聞いた事のない雌の嬌声を漏らした。
「アリス様のは本当に大きいですね…?」
「そ、そうなの…!?」
「これなら男性を悦ばせる手段も増えるかと」
「な、なに、それは…」
彼女の耳元で囁く。
「男性の△△を胸に××んで扱くんです」
「は…っ、?!」
真っ赤な顔で耳を押さえるアリス。
「興奮してますね…ここ凄く硬くなってます」
「やっ…」
「確かめましょうか、ちゃんと濡れているか…」
彼女の胸をやわやわと揉みながらナイトドレスを脱がせ、淡い水色の下着をするりと下ろした。
「お嬢様、そんなに脚に力が入っていてはいけませんね?」
「ま、待ってレイト…!!」
少々強引に、アリスの脚を開かせる。
「…凄い」
「や、だ…見ないで…」
息を荒げながら呟く彼女のそこは愛液でぬらぬらと光っていた。指をそこに触れさせ、擦り付ける。
「やっ…ああ…、」
「気持ちいいのですね…」
「わ、私こんな…はしたない…」
「信頼されているのですね、私は」
指を動かしながらアリスの反応が強いところを探す。
「ねぇっ…レイト」
「はい」
「中がいい…」
ベッドから身を起こし、まるで懇願するかのように膝立ちになる彼女。
その淫靡な姿にレイトの子宮がきゅんと疼く。あくまで指南する立場だと心に決めていたのに身体が求めてしまっていた。
「…良いですよ、お嬢様…」
キスをしながら、しなやかな腰をなぞり下の茂みに触れる。
そのまま入口を探し当て少し力を入れるとそれだけで指が埋まっていく。
アリスは切ない声で鳴きながらレイトの肩にしがみついた。
「もしかして、普段から…?」
「ごめんなさいっ…」
「…本当に。純潔が疑われたらどうするのですか」
「そんなには強くしてないわ、少しだけ…だもの…多分…」
言葉の最後はしりすぼみになっていった。
「慣れるのはいい事ですが」
かと言って指を抜くことはせず、溢れた蜜を指に絡ませ抽挿させる。
「ごめんなさ…っい…!」
腰をびくつかせ、蕩けるような表情で快感を味わうアリス。そんな姿を見ていると不意にレイトの心に邪な考えが浮かんでしまった。
「お嬢様、ひとつ」
「…?」
「あまりにも強くし過ぎるのは良くない…良ければその力加減、私の身体で試してはいただけませんか」
「私が…レイトに…?」
答えの代わりに、着ていたメイド服を脱いでいく。
下着に指をかけ、彼女の目の前で生まれたままの姿を晒した。
胸に視線が注がれているのを感じ、顔が熱くなる。
「そ、そんなに見ないでください」
「さ、触っても…いい?」
「お好きなように」
彼女は先程教えた通りに唇を重ねながら、レイトのお腹に遠慮がちに触れる。舌を絡ませながら、その手は徐々に上の方へ。
「…んッ」
アリスと比べると控えめな胸の突起を指の腹で擦られ思わず声が出てしまう。
「上手ですね…アリス様」
「下も、させて」
「申し付けのままに」
彼女の手が太腿の辺りに触れ、指が遠慮がちに中心を捉える。くちゅ、という水音がレイトの興奮を物語っていた。
「レイトもこんなになってる」
「…私の方がはしたないですね、こんなに濡れて…」
レイトは中に早く欲しい一心でアリスの指を誘導した。
「ああっ…」
アリスの細く、華奢な指が2本、中を掻き分け入ってくる感触にレイトは悶える。背徳感で背中がぞくぞくと怖気立つ。
彼女に悟られまいとどうにか腰砕けになるのを耐えて
「アリス様っ…感度のお話を…っ!?」
突然、彼女が指を動かし始めた。しかもレイトの一番感じやすい場所に当てながら、である。
「やっ、待ってそれ…いやぁ…」
無様にも腰をくねらせアリスの指を抜こうとするが、力が入らない。
「レイトはここが良いんだ…私とおんなじ…」
「ま、待って、とめて…」
「この奥の、ざらざらしてるところ」
アリスは欲情した顔でレイトの手を掴むと、自らのそこに誘導する。
彼女の中へと入ると、指を曲げて優しく責める。
びくびくと痙攣する彼女に唇を重ねながら、もうどちらのものか分からない淫靡な音に身を委ねた。
─夜は更けていく。
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