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〜"デス"ゲーム、開幕〜
1話 MMORPG バトルファンタジアオンライン
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MMORPG(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム)、バトルファンタジアオンライン。略して『BFO』のVRゲームソフトが、100万個限定で発売する。
発売、と言っても完全予約制のため、既に発売元である超有名企業『ゲームワールド』への受注を済ませていなければ獲得することは出来ない。
俺は回線が繋がる数秒のタイムラグや、ネットの混雑状況により発生するバグやトラブルを計算、予想したことで何とか予約に成功した。
ちなみに予約開始日であった12月24日の22時00分には、予約の電話が殺到するあまり日本全国で停電が発生し、世の『非リア充』の歓喜の渦が巻き起こった。
そして今日がその発売日という名の配送日。会社勤め4年の俺はしっかりと有休を使い休日をとり、ゲーム漬けの一日を送る。
はずだった。
「後藤君、取引先とのトラブルが発生した。相手はあの『ENEBOS』様だ。確か君の担当だろう。悪いが至急会社の方まで来てほしい」
上司から入った一本の電話。それは俺が担当している取引先とのトラブルだった。正直お前が行けと心の中では思った。だが、誰しも担当外の、ましてや大手企業との間に自分が挟まるのは嫌だろう。それが分かるからこそ口には出せなかった。
俺は今、コピー機を主に製作している会社に勤めている。
そしてそのコピー機を貸し出している大手石油会社の『ENEBOS』にて、重要参考書類の予備を作成する目的でコピー機を使用したところ、故障を起こし黒のインクが書類一面に広がってしまったのだそうだ。
^
「はー、もうこんな時間か。今日の代わりに明日を有休にしてもらったけど……10歩くらい出遅れたなー」
電車のホームで時計を見ながらため息をつく。今日の疲れを体現したような白息が、口から漏れ出し冬の空気にさらされ消えていく。
結局、朝9時から夜10時までの間、謝罪やら対応やらで色々と大忙しだった。現在地の駅から最寄り駅に着くまで、電車を使い約1時間半。そこから家まで徒歩で約20分。
電車の乗り換えなどもろもろのことを踏まえると、家に着く頃には日を跨いでいるだろう。
「こうなったら、全ての有休を使い果たしてでも追いついてやる」
今まで鳴りを潜めていたゲーマーの血が滾り始めた。
^
――ピピッ
『お荷物が届いています。宅配便ロッカーにてお受け取り下さい』
カードキーを使用し、居住しているマンションのエントランスの扉を解錠すると、インターホンが荷物が届いていることを知らせてくる。恐らく、いや間違いなくゲームソフトだろう。
『宅配便ロッカー』まで赴きカードキーを翳すと、20ほどあるロッカーの内、1つの扉が開く。中を覗くと案の定、『ゲームワールド』と記された荷札表が貼られた小さめの段ボールの箱が置かれていた。
それを手に取りエレベーターへと向かうと、丁度1階に停留していたため、ボタンを押しそのまま乗り込む。
――ポーーーン
『10階です。ドアが開きます』
居住階に到達しエレベーターから降りる。そのまま『後藤』と記された名札が下げられている扉の前まで赴き、カードキーを使い解錠する。
「ただいまー。まあ、誰もいないよな」
俺が現在住んでいるこのマンション。ここは俺の家であって俺の家ではない。エントランスやらカードキーやらの情報で気付いている人もいるとは思うが、このマンションは到底勤務歴4年の一般サラリーマンが住める場所ではない。では何故、現にここに住んでいるのかというと、ここは両親の家だからだ。
両親はとても優しくいい人達ではあるのだが、二人とも海外にも拠点を設けている大手企業に勤め、支社長に任命されてるのだ。そのため毎月の家賃と仕送りを貰い続け、居候のような形でここに住んでいる。
少し寂しい思いに浸りながらもスーツを脱ぎ、寝間着に着替えた後しっかりと手洗いうがいを済まし段ボールの箱を開ける。その中には『~BFO~バトルファンタジアオンライン』と題名が記され、広大な大地が描かれているゲームソフトが入っている。
このゲーム、どうやら魔王に敗北するとリポップ不可能という謎の鬼畜使用が搭載されているのだそうだ。つまり、一生そのソフトではプレイすることが出来なくなるらしい。まあ、逆にそれが『斬新だ』との評価を受け、通常の5倍の予約が殺到したのだが。
早速ビニールを剥がしディスクケースを開け中のディスクを取り出す。そのままテレビ台に備え付けられたゲーム機本体に入れスキャンする。テレビ台に備え付けているだけでテレビゲームではない。ただただテレビ近くのコンセントでないと接続プラグにあわないのだ。
ゲーム機本体は『VRW』というもの。『バーチャルリアリティーワールド』の略だそうで、ハードディスク、VRゴーグルがセットで一つだ。
この『VRW』は最先端の技術が搭載されており、通常、体に命令を出すという脳の機能を、ゴーグルに内蔵されているマイクロチップに命令を出すようにすることで、あたかも自分がゲームの世界にいるような感覚を味わえるのだ。
――ピコンッ
ゴーグルの音響部分からスキャン終了の音がする。さて、始めるか!
^
『BFOの世界へようこそ。まずアバターを作成します。あなたのもう一つの姿です。よく考えて作成しましょう』
ゲームを起動すると、作成元の『ゲームワールド』のロゴマークが表示された後、世界が爽やかな風が吹き通るのどかな草原へと変わる。数秒後、アナウンスと同時にアバター作成のページが表示される。一瞬、何故アバター作成が必要なのか疑問に思ったが、このゲームは『VRW』初のオンラインロールプレイングゲームだ。つまり俺以外の人からは俺の姿が表示され、逆に俺からは他のプレイヤーの姿が表示される。それならばアバターを作る必要性も出てくるだろう。『よく考えて』と言われたのにも納得がいく。名前は『カイザ』という名前にした。……厨二病って言うなよ?
「顔立ちはまあ、高校生くらいかなー。ゲームくらい若返らせてくれ」
自分の中の理想像をどんどん形にしていく。出来たのは、ほぼ高校生だった時の俺の顔に身長は少し盛って175センチ、体格はTHE・普通の青年だ。最初は絵に描いたようなイケメンにしようと思いもしたが、なんだか罪悪感がじわじわと上り詰めてきたため断念した。
「よし、それじゃあ、スタート!」
――パアンッ
『START』と記されたボタンを押す。すると、何故か急にクラッカーのような音が鳴り響き不可解な文字が出現する。
「おめでとうございます、あなたは記念すべき100万人目のプレイヤーです?特典として、魔王になる権利を贈呈します!?」
意味不明な文を読み上げ終わると、世界が黒に染まり感覚の一切が遮断された。
^
意識が覚醒し、若干重たい瞼を開けると俺はベッドの上で横になっていた。知らない天井だ。詳しく言うならばキングベットに取り付けられている天蓋だろうか。……は!そんなことを考えている場合ではなかった!
「いや、ちょ、なにこれ、え?ここどこ?BFOは?」
『あなたは魔王になりました。特典として、魔王城、スキル【魔王】を進呈します。ステータス確認を行いたい場合はオープンと口に出す必要があります。クリア条件はプレイヤー、99万9999人の殲滅です。プレイヤーに敗北した場合、現実世界での死となります。ご健闘をお祈りしております』
状況が全く把握できず混乱してると、突如アナウンスと同時に、目の前に読み上げられた文字が綴られていく。
魔王になった?クリア条件?プレイヤーの殲滅?敗北したら死?いや、本当に意味が分からないんだが、これって
「ゲームの世界に、閉じ込められた!?」
発売、と言っても完全予約制のため、既に発売元である超有名企業『ゲームワールド』への受注を済ませていなければ獲得することは出来ない。
俺は回線が繋がる数秒のタイムラグや、ネットの混雑状況により発生するバグやトラブルを計算、予想したことで何とか予約に成功した。
ちなみに予約開始日であった12月24日の22時00分には、予約の電話が殺到するあまり日本全国で停電が発生し、世の『非リア充』の歓喜の渦が巻き起こった。
そして今日がその発売日という名の配送日。会社勤め4年の俺はしっかりと有休を使い休日をとり、ゲーム漬けの一日を送る。
はずだった。
「後藤君、取引先とのトラブルが発生した。相手はあの『ENEBOS』様だ。確か君の担当だろう。悪いが至急会社の方まで来てほしい」
上司から入った一本の電話。それは俺が担当している取引先とのトラブルだった。正直お前が行けと心の中では思った。だが、誰しも担当外の、ましてや大手企業との間に自分が挟まるのは嫌だろう。それが分かるからこそ口には出せなかった。
俺は今、コピー機を主に製作している会社に勤めている。
そしてそのコピー機を貸し出している大手石油会社の『ENEBOS』にて、重要参考書類の予備を作成する目的でコピー機を使用したところ、故障を起こし黒のインクが書類一面に広がってしまったのだそうだ。
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「はー、もうこんな時間か。今日の代わりに明日を有休にしてもらったけど……10歩くらい出遅れたなー」
電車のホームで時計を見ながらため息をつく。今日の疲れを体現したような白息が、口から漏れ出し冬の空気にさらされ消えていく。
結局、朝9時から夜10時までの間、謝罪やら対応やらで色々と大忙しだった。現在地の駅から最寄り駅に着くまで、電車を使い約1時間半。そこから家まで徒歩で約20分。
電車の乗り換えなどもろもろのことを踏まえると、家に着く頃には日を跨いでいるだろう。
「こうなったら、全ての有休を使い果たしてでも追いついてやる」
今まで鳴りを潜めていたゲーマーの血が滾り始めた。
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――ピピッ
『お荷物が届いています。宅配便ロッカーにてお受け取り下さい』
カードキーを使用し、居住しているマンションのエントランスの扉を解錠すると、インターホンが荷物が届いていることを知らせてくる。恐らく、いや間違いなくゲームソフトだろう。
『宅配便ロッカー』まで赴きカードキーを翳すと、20ほどあるロッカーの内、1つの扉が開く。中を覗くと案の定、『ゲームワールド』と記された荷札表が貼られた小さめの段ボールの箱が置かれていた。
それを手に取りエレベーターへと向かうと、丁度1階に停留していたため、ボタンを押しそのまま乗り込む。
――ポーーーン
『10階です。ドアが開きます』
居住階に到達しエレベーターから降りる。そのまま『後藤』と記された名札が下げられている扉の前まで赴き、カードキーを使い解錠する。
「ただいまー。まあ、誰もいないよな」
俺が現在住んでいるこのマンション。ここは俺の家であって俺の家ではない。エントランスやらカードキーやらの情報で気付いている人もいるとは思うが、このマンションは到底勤務歴4年の一般サラリーマンが住める場所ではない。では何故、現にここに住んでいるのかというと、ここは両親の家だからだ。
両親はとても優しくいい人達ではあるのだが、二人とも海外にも拠点を設けている大手企業に勤め、支社長に任命されてるのだ。そのため毎月の家賃と仕送りを貰い続け、居候のような形でここに住んでいる。
少し寂しい思いに浸りながらもスーツを脱ぎ、寝間着に着替えた後しっかりと手洗いうがいを済まし段ボールの箱を開ける。その中には『~BFO~バトルファンタジアオンライン』と題名が記され、広大な大地が描かれているゲームソフトが入っている。
このゲーム、どうやら魔王に敗北するとリポップ不可能という謎の鬼畜使用が搭載されているのだそうだ。つまり、一生そのソフトではプレイすることが出来なくなるらしい。まあ、逆にそれが『斬新だ』との評価を受け、通常の5倍の予約が殺到したのだが。
早速ビニールを剥がしディスクケースを開け中のディスクを取り出す。そのままテレビ台に備え付けられたゲーム機本体に入れスキャンする。テレビ台に備え付けているだけでテレビゲームではない。ただただテレビ近くのコンセントでないと接続プラグにあわないのだ。
ゲーム機本体は『VRW』というもの。『バーチャルリアリティーワールド』の略だそうで、ハードディスク、VRゴーグルがセットで一つだ。
この『VRW』は最先端の技術が搭載されており、通常、体に命令を出すという脳の機能を、ゴーグルに内蔵されているマイクロチップに命令を出すようにすることで、あたかも自分がゲームの世界にいるような感覚を味わえるのだ。
――ピコンッ
ゴーグルの音響部分からスキャン終了の音がする。さて、始めるか!
^
『BFOの世界へようこそ。まずアバターを作成します。あなたのもう一つの姿です。よく考えて作成しましょう』
ゲームを起動すると、作成元の『ゲームワールド』のロゴマークが表示された後、世界が爽やかな風が吹き通るのどかな草原へと変わる。数秒後、アナウンスと同時にアバター作成のページが表示される。一瞬、何故アバター作成が必要なのか疑問に思ったが、このゲームは『VRW』初のオンラインロールプレイングゲームだ。つまり俺以外の人からは俺の姿が表示され、逆に俺からは他のプレイヤーの姿が表示される。それならばアバターを作る必要性も出てくるだろう。『よく考えて』と言われたのにも納得がいく。名前は『カイザ』という名前にした。……厨二病って言うなよ?
「顔立ちはまあ、高校生くらいかなー。ゲームくらい若返らせてくれ」
自分の中の理想像をどんどん形にしていく。出来たのは、ほぼ高校生だった時の俺の顔に身長は少し盛って175センチ、体格はTHE・普通の青年だ。最初は絵に描いたようなイケメンにしようと思いもしたが、なんだか罪悪感がじわじわと上り詰めてきたため断念した。
「よし、それじゃあ、スタート!」
――パアンッ
『START』と記されたボタンを押す。すると、何故か急にクラッカーのような音が鳴り響き不可解な文字が出現する。
「おめでとうございます、あなたは記念すべき100万人目のプレイヤーです?特典として、魔王になる権利を贈呈します!?」
意味不明な文を読み上げ終わると、世界が黒に染まり感覚の一切が遮断された。
^
意識が覚醒し、若干重たい瞼を開けると俺はベッドの上で横になっていた。知らない天井だ。詳しく言うならばキングベットに取り付けられている天蓋だろうか。……は!そんなことを考えている場合ではなかった!
「いや、ちょ、なにこれ、え?ここどこ?BFOは?」
『あなたは魔王になりました。特典として、魔王城、スキル【魔王】を進呈します。ステータス確認を行いたい場合はオープンと口に出す必要があります。クリア条件はプレイヤー、99万9999人の殲滅です。プレイヤーに敗北した場合、現実世界での死となります。ご健闘をお祈りしております』
状況が全く把握できず混乱してると、突如アナウンスと同時に、目の前に読み上げられた文字が綴られていく。
魔王になった?クリア条件?プレイヤーの殲滅?敗北したら死?いや、本当に意味が分からないんだが、これって
「ゲームの世界に、閉じ込められた!?」
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