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〜激動編〜
64話 数いりゃ当たる
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翌日、残り時間『715日14時間48分24秒』
「世界地図」
世界地図を使い、レジェンダリーフォレストに点在している転移石碑の内『第2ステージ』へと転移する転移石碑を探す。
「えーーっと……こっちだな」
世界地図の情報によると、ここから東方に直進すれば転移石碑はあるようだ。ここは森。勿論整備された道などない為、基本的に目的地へ向かうときは直進あるのみだ。
ちなみに昨日はあの後、食事の間にて相変わらず豪華な食事をミストと共に食べた。いや、あの場合はシェストか?
^
「ミスト、食べないのか?」
食事の間で絶品の料理の数々を頬張っていると、ミストは何やら椅子に座って尻込みするだけで、一向にスプーンやフォークに一切手をつけなかった。
「あ、あの、私がこのような豪華な食事を頂くのは、えと、あの、勿体ないかと……」
「いや、そんなことないぞ。何か嫌いなものがあるなら俺が食うからさ。折角なんだし食べようぜ? 服が汚れるのが嫌ならほら、エプロンあるし」
中央に置かれているどでかい皿にのったクリームスパゲティを、ミストの皿によそいながら言う。ミストの年齢は知らないが、成長真っ盛りの少女なのだ。あの草団子みたいなフードボールを年に4つでは大きくならない。背も、胸も、胸も、胸も。
「えと、でも、あの、私お腹空いてないですし……」
――グゥゥゥゥゥウ
「んー? 体は正直だなー?」
ちょっと意地悪顔でミストに追い打ちをかける。
「いや、えと、これはシェストが……」
ミストが頬を赤らめながら、自分の腹を抑え必死に誤魔化そうとする。シェストを言い訳にするって、中々にえげつない事だと思うけど……。
まあ、本当に腹が減っているって訳ではなくて臭いに釣られたんだろうけどな。
「まあまあ、俺はミストにこの絶品の料理たちを食べてもらいたいんだ。俺のお願いだと思ってさ、な?」
「そうだぜ、こんなに美味そうなもんが並んでるんだ。ああもう我慢できね。カイザ様、いいよな?」
おっと、どうやらシェストが表に出たようだ。スプーンとフォークを握りながら涎を垂らしている。
ていうか、さっき腹が鳴ったのは本当にシェストだったっぽいな……。
「おう、勿論だ。ちゃんといただきますを言えよ?」
「わかってるよ、それぐらい。いただきます!」
シェストはそういった瞬間、物凄い勢いで料理を口に運び頬張る。クリームスパゲティの汁などか飛び散っているが、幸せそうな顔をしながら食べている姿を見ていると注意する気も失せてくる。
「さて、俺も残りの料理を食べますかね」
^
てな感じで、昨日はシェストもといミストと食事のひと時を過ごすことが出来た。
「ありましたね」
「ああ、だな」
気付けば、神秘的な光を放つ転移石碑の前まで歩を進めていた。
「そんじゃ、行くか」
「は、はい」
いつものようにミストに手を差し出す。
この行為は何回も繰り返しているはずだが、何故かミストは顔を俯かせながら俺の手にそっと自分の手を重ねる。
ないと思いたいが、嫌われているのだとしたら相当ショックだな……。
――シュイン
「いよっと……ん?」
転移しいつものように着地した瞬間、不快感を催す何かが足を襲う。
「あー……ミスト、大丈夫か?」
「はい、私は大丈……ああ? 何なんだよこの泥は、うざってーなー、クソッ」
「おい、シェスト……」
ミストを心配し声を掛けると、シェストが表に出てくるなり泥を蹴りながら愚痴をこぼす。
あ、おい、俺にかかってる!
『第2ステージ 密林の地マングリア』。根が地面からはみ出た木々が生い茂り、不快感の原因である泥沼が広がるステージだ。視界は濃霧によってかなり遮られ、俺的にもプレイヤー的にも厄介なステージだ。
正直ここでのプレイヤー撃破はあまり乗り気ではないのだが、このステージを攻略中のプレイヤーが現在、約30万人ほどいるのだ。割合にすると約3割。流石にスルーは出来ない。
「よし、それじゃあ始めるか」
「始めるかって、こんな濃霧の中でか?」
シェストが全体を見渡しながら言葉を返す。確かに、ここでは始まりの草原のように一人づつ撃破するのは難しいだろう。だが、物凄い数のプレイヤーがいるのだ。ステージ中にあれを設置してしまえば問題ない。……そんなに数はないけど。
「ああそうだ。オープン」
ウィンドウを表示し、持ち物欄までスクロールする。
お、あったあった。
「場所はまあ、ここぐらいか?」
<爆発地雷を設置しますか?>
YES。
<設置が完了しました>
さて、適当にプレイヤーが踏むのを待つとしよう。
「世界地図」
世界地図を使い、レジェンダリーフォレストに点在している転移石碑の内『第2ステージ』へと転移する転移石碑を探す。
「えーーっと……こっちだな」
世界地図の情報によると、ここから東方に直進すれば転移石碑はあるようだ。ここは森。勿論整備された道などない為、基本的に目的地へ向かうときは直進あるのみだ。
ちなみに昨日はあの後、食事の間にて相変わらず豪華な食事をミストと共に食べた。いや、あの場合はシェストか?
^
「ミスト、食べないのか?」
食事の間で絶品の料理の数々を頬張っていると、ミストは何やら椅子に座って尻込みするだけで、一向にスプーンやフォークに一切手をつけなかった。
「あ、あの、私がこのような豪華な食事を頂くのは、えと、あの、勿体ないかと……」
「いや、そんなことないぞ。何か嫌いなものがあるなら俺が食うからさ。折角なんだし食べようぜ? 服が汚れるのが嫌ならほら、エプロンあるし」
中央に置かれているどでかい皿にのったクリームスパゲティを、ミストの皿によそいながら言う。ミストの年齢は知らないが、成長真っ盛りの少女なのだ。あの草団子みたいなフードボールを年に4つでは大きくならない。背も、胸も、胸も、胸も。
「えと、でも、あの、私お腹空いてないですし……」
――グゥゥゥゥゥウ
「んー? 体は正直だなー?」
ちょっと意地悪顔でミストに追い打ちをかける。
「いや、えと、これはシェストが……」
ミストが頬を赤らめながら、自分の腹を抑え必死に誤魔化そうとする。シェストを言い訳にするって、中々にえげつない事だと思うけど……。
まあ、本当に腹が減っているって訳ではなくて臭いに釣られたんだろうけどな。
「まあまあ、俺はミストにこの絶品の料理たちを食べてもらいたいんだ。俺のお願いだと思ってさ、な?」
「そうだぜ、こんなに美味そうなもんが並んでるんだ。ああもう我慢できね。カイザ様、いいよな?」
おっと、どうやらシェストが表に出たようだ。スプーンとフォークを握りながら涎を垂らしている。
ていうか、さっき腹が鳴ったのは本当にシェストだったっぽいな……。
「おう、勿論だ。ちゃんといただきますを言えよ?」
「わかってるよ、それぐらい。いただきます!」
シェストはそういった瞬間、物凄い勢いで料理を口に運び頬張る。クリームスパゲティの汁などか飛び散っているが、幸せそうな顔をしながら食べている姿を見ていると注意する気も失せてくる。
「さて、俺も残りの料理を食べますかね」
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てな感じで、昨日はシェストもといミストと食事のひと時を過ごすことが出来た。
「ありましたね」
「ああ、だな」
気付けば、神秘的な光を放つ転移石碑の前まで歩を進めていた。
「そんじゃ、行くか」
「は、はい」
いつものようにミストに手を差し出す。
この行為は何回も繰り返しているはずだが、何故かミストは顔を俯かせながら俺の手にそっと自分の手を重ねる。
ないと思いたいが、嫌われているのだとしたら相当ショックだな……。
――シュイン
「いよっと……ん?」
転移しいつものように着地した瞬間、不快感を催す何かが足を襲う。
「あー……ミスト、大丈夫か?」
「はい、私は大丈……ああ? 何なんだよこの泥は、うざってーなー、クソッ」
「おい、シェスト……」
ミストを心配し声を掛けると、シェストが表に出てくるなり泥を蹴りながら愚痴をこぼす。
あ、おい、俺にかかってる!
『第2ステージ 密林の地マングリア』。根が地面からはみ出た木々が生い茂り、不快感の原因である泥沼が広がるステージだ。視界は濃霧によってかなり遮られ、俺的にもプレイヤー的にも厄介なステージだ。
正直ここでのプレイヤー撃破はあまり乗り気ではないのだが、このステージを攻略中のプレイヤーが現在、約30万人ほどいるのだ。割合にすると約3割。流石にスルーは出来ない。
「よし、それじゃあ始めるか」
「始めるかって、こんな濃霧の中でか?」
シェストが全体を見渡しながら言葉を返す。確かに、ここでは始まりの草原のように一人づつ撃破するのは難しいだろう。だが、物凄い数のプレイヤーがいるのだ。ステージ中にあれを設置してしまえば問題ない。……そんなに数はないけど。
「ああそうだ。オープン」
ウィンドウを表示し、持ち物欄までスクロールする。
お、あったあった。
「場所はまあ、ここぐらいか?」
<爆発地雷を設置しますか?>
YES。
<設置が完了しました>
さて、適当にプレイヤーが踏むのを待つとしよう。
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