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逓信ギルドの特急運搬人
運搬人と逓信ギルトとリンコー支部長
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※ごめんなさい。3分の1くらい番外編っぽくなってます。
逓信ギルドはこの国の…いや、この大陸の通信、郵便、運送等を一手に手掛ける同業者の組合である。
魔法による通信がごく限られた特殊な用途(王室関係か軍事用途のみ)でしか使用されないのは、術者に大きな負担を強いるためである。しかも、高位の術者が発信と受信に二人必要となる。ネットワークを構築するなど不可能であり、一般的な通信に使用できるわけも無かった。だから手紙にしろ荷物にしろ人が運ばねばならないこの世界で、それらを運ぶ仕事に最も重要なもの……それは信頼である。
重要な情報や荷物が途中で奪われ、あるいは使者とした人物に横領される可能性も鑑みれば、相当に信頼のおける人間にしか託す事はできなかった。王家や貴族であれば信頼のおける家臣を使者として立てた。そうでなければ、商人(一定の信頼を持つ大店)に託す以外には無かった。
そんな中現れたのが、通信と輸送を専門に請け負う商会…逓信商会であった。元々は両替商の出資で、先物投資や金利の情報を集め情報を売るために国を跨いでネットワークを作ろうとしたのが発端であるらしい。
その情報は主に早馬などで伝達される。その伝達をスムーズに行うためには、街道を整備し、各所に『駅』を設置しなければならない。替え馬や厩舎、休憩施設、給水所…駅の整備には莫大な金がかかる。スポンサーが両替商とはいえ資金が無限に湧き出てくるわけもない。彼らは駅を整備する出資を募るために、通信便のついでに手紙や小荷物の運送も請け負うようになった。
当然の事ながら、最初は重要な……高価な仕事と言う物は中々なかった。自力救済の世の中で、他者の信頼を得る事ほど難しい物はない。とはいえ、下地はあった。最初の客は出資者であるから金の繋がりがあるのだ。その繋がりを土台にした上、信用を守るために彼らはあらゆる努力をした。配送の秘密保持には万全を期したし、事故が起きた際の補償もできる限り行った。不埒者はこの世からも退職してもらった。そうして信頼を積み上げていくうちに、彼らはそれを誇りとさえするようになった。
やがて、国境を跨ぐ必要性から、各国の逓信商会はそれぞれの国の政庁に働きかけ、関税の徴収や検閲の仕組みを整備していった。国からしたら情報も物資も無審査でただ通したくはないが、逓信商会からすれば、検閲は避けたいし貴重品を平気で懐に入れてしまう腐った役人に審査されるなど真っ平だった。特権を得るために、逓信商会は自分達が『国にとって有用である』と証明しようとした。彼らは、国をまたぐ長距離便の仕事を引き受け、安価で王家お抱えの早馬と変わらぬ速さで届けて見せるなど、利便性と信頼性を事あるごとにアピールし続けた。
こうした地道な努力が実を結び(もちろんだいぶ袖の下も使っただろうが)、彼らは『情報』という貴重な資産を託すに足る商会だと認知されるようになる。国をまたぐネットワークが次々と伸びた事で各国の逓信商会は提携関係を格上げし、逓信ギルドという一つの組織となった。
リンコーの街の逓信ギルドに、覆面を付けた小柄な運搬人が帰って来た。
この街の支部はかなり初期からある支部で、歴史は逓信商会の時代まで遡る。木造漆喰壁で、石造りの倉庫を備えた、かなり立派な建物だった。
ボッカは、そのまま荷物の受付をするカウンターを通り過ぎ、仕分け室に入ると作業机に自分の背負子を下ろした。
「これ、ヨウイ支部からの荷物です。引き継ぎお願いします」
「ご苦労様ー」
顔見知りの事務員が、用箋挟みに受け取ったリストを挟むと、荷物との突合せを始める。
「支部長居ます?」
「居るよ」
「じゃ、報告入れたら帰ります。お先に失礼しまーす」
そう挨拶してからカウンターの脇を通り過ぎ奥の事務所に入ると、事務所の中は空席が目立った。半分は外に出ているのだ。ボッカの机も空席の一つだ。
初老の支部長はボッカに気が付くと、書類にサインをする手を止めて顔を上げた。
「ただいま戻りました。ヨウイ支部の受領書と業務日誌です」
「ご苦労、その様子なら荷は無事届いたようだな」
それだけ言うと、また手元の書類に目を落とす。
「全然無事じゃありませんよ、街道の途中じゃ貴族の手勢が野盗まがいの略奪やってるし、現地に着いたら集落同士が小競り合いやってる真っただ中じゃないですか。あちこちでうんざりするほど検問で捕まったうえに、組合に着いたら、小隊歩荷の仕事までまでやらされましたよ」
「お前さんの希望通り、届け先は地下遺跡でも迷宮でもなかったはずなんだがな……。まぁ突発の事態は我慢してくれや」
支所長は抗議を軽く受け流して、書類から顔も上げない。
内心では(ヨウイなら迷宮か…お前じゃ無きゃ生きて戻って来てないよ)などと思っているが、口にも態度にも出すことは無い。ボッカは過剰な評価を嫌がる、『少しだけ期待しているから頑張ってくれ』という態度が正しい使い方だと心得ていた。
「小隊歩荷の件は突発なんで文句言う気はありませんが、騒乱地帯への配達は断りましょうよ。天災と戦争は遅配の免責事項です」
それは荷の配送を受ける際に、組合の係員が必ず説明する事だった。なのに自分は治安の怪しい所への仕事が多いのだ。始めから請けなきゃいいだろ…と思ってしまう。
「村同士の水争いは戦争じゃねぇよ。春の水の配分が折り合いが付かなくて、双方が示威行動を起こしただけだ。領主が本腰入れて兵隊出したら、どっちもおとなしく引き下がるしかねぇ」
「俺からしたら同じですよ、あんな殺気立ったところに配達に行ったら、命がいくつあったって足りません……って、争いが起きてるって知ってたんですか?」
「情報が入ったのはお前が出発した後だ。すまんな」
大嘘である。
そもそもボッカが運んだのは、王都の貴族が現地の領主に早期に調停しろと命じる文書だったのだから。だが、図星を突かれた組合長は、表情はおろか顔色すら変えていない。王都の貴族がわざわざリンコー支部名指しで特急の配達を依頼してきたのだ。それを断るという選択肢は最初から無い。
「ウチも、お前が居なきゃヤバい場所への配達は断るんだがね。お前ならどうせ切った張ったやってるど真ん中だって、ものすごい速さで通り抜けちまうんだから変わらんだろ?」
「うっかり止めようと出て来た人を轢きたくないんですよ。実際今回は、野盗のフリをした領兵を振り切る際に一人轢いて一人撥ねてますから」
支部長はようやく顔を上げた。ボッカが只人を「撥ねた」ら良くて重傷だ、業務日誌によく目を通しておく必要があるだろう。とはいえ、それでボッカやギルドがどうかなるかというと、そんな事は無いのだが。
「特急の旗掲げてる急使を止めたら、そいつが悪いんだから問題にゃならんよ。気にするな」
実際、逓信ギルドは今や無くてはならない存在として、国からかなりの特権を受けている。自衛についてもその一つだ。
何しろこの世界は治安がかなり怪しい状態だ。大きな街の近隣はともかく一歩地方に行けば、『世ん中荒れ放題、ボヤボヤしていると後ろからバッサリだ』の世界である。「水争いは戦争じゃない」というあたりで既にお察しだ。そんな世界で、荷や情報はどうにかして守らなければならない。『通信の秘密』と『荷の安全』を守るのは至上使命であり、運搬人はかなりの自衛権を認めらている。そして、『特急便』の紋は、どこぞのスリースペードよろしく、関所ですらその通行に便宜を図らねばならない。ましてや行く手を阻む野盗など、皆殺しにしたって誰も文句は言わない(野盗の群れを皆殺しにできる運搬人がいるかはまた別問題だが)。
だが、それはそれ、これはこれ。
「そういう問題じゃ無いんですって」
ボッカも、こちらを殺そうとしてきた相手が死んでも同情する気は無いが、人殺しだけでなくできれば人身事故も避けたいと思っている。このあたりは性格だから変えようも無い。
もっとも、支部長もそのあたりは十分承知していた。そうでなければ、限りある人数で仕事を回す事などできない。
「判った判った、次は普通便だ。今んところ周りも平穏なんで大丈夫だろ」
(全然判ってないだろう…)と思いつつ、ボッカは諦めて肩をすくめる。
いや、判ってないというのは正しくない。支部長は判ってやってるのだ。そして実際問題、危険地帯だろうと届けなければならない荷はあるし、その場合に無事に帰って来れる可能性が高いのは自分なのだから。
「どこです?」
「明日一でシンダイまで出張ってくれ、遠いから戻りは30日以内ならいつでも構わん。向こうで仕事があったらあっちの事務所の指示に従ってくれ、何も無けりゃ休みでも戻って来ても良い」
「はいはい、承知しました」
(シンダイだとかなりの距離を走ることになるな…)行程を検討しながらボッカは事務所を後にした。まだ日は高いが、長距離配送から戻ったボッカはもう仕事上がりである。
「あーあ、仕事上がりにエールで一杯とかやってみたいよ…」
叶わぬ願いを思わず声に出して愚痴りながら、ボッカは組合が借り上げている宿に向かって歩いて行った。
逓信ギルドはこの国の…いや、この大陸の通信、郵便、運送等を一手に手掛ける同業者の組合である。
魔法による通信がごく限られた特殊な用途(王室関係か軍事用途のみ)でしか使用されないのは、術者に大きな負担を強いるためである。しかも、高位の術者が発信と受信に二人必要となる。ネットワークを構築するなど不可能であり、一般的な通信に使用できるわけも無かった。だから手紙にしろ荷物にしろ人が運ばねばならないこの世界で、それらを運ぶ仕事に最も重要なもの……それは信頼である。
重要な情報や荷物が途中で奪われ、あるいは使者とした人物に横領される可能性も鑑みれば、相当に信頼のおける人間にしか託す事はできなかった。王家や貴族であれば信頼のおける家臣を使者として立てた。そうでなければ、商人(一定の信頼を持つ大店)に託す以外には無かった。
そんな中現れたのが、通信と輸送を専門に請け負う商会…逓信商会であった。元々は両替商の出資で、先物投資や金利の情報を集め情報を売るために国を跨いでネットワークを作ろうとしたのが発端であるらしい。
その情報は主に早馬などで伝達される。その伝達をスムーズに行うためには、街道を整備し、各所に『駅』を設置しなければならない。替え馬や厩舎、休憩施設、給水所…駅の整備には莫大な金がかかる。スポンサーが両替商とはいえ資金が無限に湧き出てくるわけもない。彼らは駅を整備する出資を募るために、通信便のついでに手紙や小荷物の運送も請け負うようになった。
当然の事ながら、最初は重要な……高価な仕事と言う物は中々なかった。自力救済の世の中で、他者の信頼を得る事ほど難しい物はない。とはいえ、下地はあった。最初の客は出資者であるから金の繋がりがあるのだ。その繋がりを土台にした上、信用を守るために彼らはあらゆる努力をした。配送の秘密保持には万全を期したし、事故が起きた際の補償もできる限り行った。不埒者はこの世からも退職してもらった。そうして信頼を積み上げていくうちに、彼らはそれを誇りとさえするようになった。
やがて、国境を跨ぐ必要性から、各国の逓信商会はそれぞれの国の政庁に働きかけ、関税の徴収や検閲の仕組みを整備していった。国からしたら情報も物資も無審査でただ通したくはないが、逓信商会からすれば、検閲は避けたいし貴重品を平気で懐に入れてしまう腐った役人に審査されるなど真っ平だった。特権を得るために、逓信商会は自分達が『国にとって有用である』と証明しようとした。彼らは、国をまたぐ長距離便の仕事を引き受け、安価で王家お抱えの早馬と変わらぬ速さで届けて見せるなど、利便性と信頼性を事あるごとにアピールし続けた。
こうした地道な努力が実を結び(もちろんだいぶ袖の下も使っただろうが)、彼らは『情報』という貴重な資産を託すに足る商会だと認知されるようになる。国をまたぐネットワークが次々と伸びた事で各国の逓信商会は提携関係を格上げし、逓信ギルドという一つの組織となった。
リンコーの街の逓信ギルドに、覆面を付けた小柄な運搬人が帰って来た。
この街の支部はかなり初期からある支部で、歴史は逓信商会の時代まで遡る。木造漆喰壁で、石造りの倉庫を備えた、かなり立派な建物だった。
ボッカは、そのまま荷物の受付をするカウンターを通り過ぎ、仕分け室に入ると作業机に自分の背負子を下ろした。
「これ、ヨウイ支部からの荷物です。引き継ぎお願いします」
「ご苦労様ー」
顔見知りの事務員が、用箋挟みに受け取ったリストを挟むと、荷物との突合せを始める。
「支部長居ます?」
「居るよ」
「じゃ、報告入れたら帰ります。お先に失礼しまーす」
そう挨拶してからカウンターの脇を通り過ぎ奥の事務所に入ると、事務所の中は空席が目立った。半分は外に出ているのだ。ボッカの机も空席の一つだ。
初老の支部長はボッカに気が付くと、書類にサインをする手を止めて顔を上げた。
「ただいま戻りました。ヨウイ支部の受領書と業務日誌です」
「ご苦労、その様子なら荷は無事届いたようだな」
それだけ言うと、また手元の書類に目を落とす。
「全然無事じゃありませんよ、街道の途中じゃ貴族の手勢が野盗まがいの略奪やってるし、現地に着いたら集落同士が小競り合いやってる真っただ中じゃないですか。あちこちでうんざりするほど検問で捕まったうえに、組合に着いたら、小隊歩荷の仕事までまでやらされましたよ」
「お前さんの希望通り、届け先は地下遺跡でも迷宮でもなかったはずなんだがな……。まぁ突発の事態は我慢してくれや」
支所長は抗議を軽く受け流して、書類から顔も上げない。
内心では(ヨウイなら迷宮か…お前じゃ無きゃ生きて戻って来てないよ)などと思っているが、口にも態度にも出すことは無い。ボッカは過剰な評価を嫌がる、『少しだけ期待しているから頑張ってくれ』という態度が正しい使い方だと心得ていた。
「小隊歩荷の件は突発なんで文句言う気はありませんが、騒乱地帯への配達は断りましょうよ。天災と戦争は遅配の免責事項です」
それは荷の配送を受ける際に、組合の係員が必ず説明する事だった。なのに自分は治安の怪しい所への仕事が多いのだ。始めから請けなきゃいいだろ…と思ってしまう。
「村同士の水争いは戦争じゃねぇよ。春の水の配分が折り合いが付かなくて、双方が示威行動を起こしただけだ。領主が本腰入れて兵隊出したら、どっちもおとなしく引き下がるしかねぇ」
「俺からしたら同じですよ、あんな殺気立ったところに配達に行ったら、命がいくつあったって足りません……って、争いが起きてるって知ってたんですか?」
「情報が入ったのはお前が出発した後だ。すまんな」
大嘘である。
そもそもボッカが運んだのは、王都の貴族が現地の領主に早期に調停しろと命じる文書だったのだから。だが、図星を突かれた組合長は、表情はおろか顔色すら変えていない。王都の貴族がわざわざリンコー支部名指しで特急の配達を依頼してきたのだ。それを断るという選択肢は最初から無い。
「ウチも、お前が居なきゃヤバい場所への配達は断るんだがね。お前ならどうせ切った張ったやってるど真ん中だって、ものすごい速さで通り抜けちまうんだから変わらんだろ?」
「うっかり止めようと出て来た人を轢きたくないんですよ。実際今回は、野盗のフリをした領兵を振り切る際に一人轢いて一人撥ねてますから」
支部長はようやく顔を上げた。ボッカが只人を「撥ねた」ら良くて重傷だ、業務日誌によく目を通しておく必要があるだろう。とはいえ、それでボッカやギルドがどうかなるかというと、そんな事は無いのだが。
「特急の旗掲げてる急使を止めたら、そいつが悪いんだから問題にゃならんよ。気にするな」
実際、逓信ギルドは今や無くてはならない存在として、国からかなりの特権を受けている。自衛についてもその一つだ。
何しろこの世界は治安がかなり怪しい状態だ。大きな街の近隣はともかく一歩地方に行けば、『世ん中荒れ放題、ボヤボヤしていると後ろからバッサリだ』の世界である。「水争いは戦争じゃない」というあたりで既にお察しだ。そんな世界で、荷や情報はどうにかして守らなければならない。『通信の秘密』と『荷の安全』を守るのは至上使命であり、運搬人はかなりの自衛権を認めらている。そして、『特急便』の紋は、どこぞのスリースペードよろしく、関所ですらその通行に便宜を図らねばならない。ましてや行く手を阻む野盗など、皆殺しにしたって誰も文句は言わない(野盗の群れを皆殺しにできる運搬人がいるかはまた別問題だが)。
だが、それはそれ、これはこれ。
「そういう問題じゃ無いんですって」
ボッカも、こちらを殺そうとしてきた相手が死んでも同情する気は無いが、人殺しだけでなくできれば人身事故も避けたいと思っている。このあたりは性格だから変えようも無い。
もっとも、支部長もそのあたりは十分承知していた。そうでなければ、限りある人数で仕事を回す事などできない。
「判った判った、次は普通便だ。今んところ周りも平穏なんで大丈夫だろ」
(全然判ってないだろう…)と思いつつ、ボッカは諦めて肩をすくめる。
いや、判ってないというのは正しくない。支部長は判ってやってるのだ。そして実際問題、危険地帯だろうと届けなければならない荷はあるし、その場合に無事に帰って来れる可能性が高いのは自分なのだから。
「どこです?」
「明日一でシンダイまで出張ってくれ、遠いから戻りは30日以内ならいつでも構わん。向こうで仕事があったらあっちの事務所の指示に従ってくれ、何も無けりゃ休みでも戻って来ても良い」
「はいはい、承知しました」
(シンダイだとかなりの距離を走ることになるな…)行程を検討しながらボッカは事務所を後にした。まだ日は高いが、長距離配送から戻ったボッカはもう仕事上がりである。
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叶わぬ願いを思わず声に出して愚痴りながら、ボッカは組合が借り上げている宿に向かって歩いて行った。
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