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小悪魔にも程がある。
突然の訪問
しおりを挟む「ねぇ、俺とセックスしない?」
「……はい?」
耳に飛び込んできた単語があまりにも突飛過ぎて、きっと何かの聞き間違いだろうと思った陽一は、咄嗟に聞き返した。
「だーかーらー、今から俺とエッチしよーって言ってるの」
どうやら、聞き間違いではなかったようだ。陽一の目の前にいる愛くるしい顔をした若い男は、なんとも大胆な提案を恥ずかしげもなくしてきた。
「あの…え…?」
人間、不意をつかれると弱いものだ。陽一も例に漏れず、思わず間抜けな声をあげてしまった。
ああ神様。確かに俺は、何か出会いのハプニングでも起きればいいのにと願いはしましたが、こんな展開は望んでいません…!!!
陽一は天に向かって心の中でそう叫んだ。
「はぁ、彼女ほしいなあ」
誰に聞かせるでもなく、一人暮らしのアパートでポツリと呟く。
田中陽一30歳。彼女いない歴8年。
大学生の時に付き合っていた彼女には、卒業と同時に振られた。ご丁寧にも「あなたとは一緒にいてつまらない」という辛辣な言葉を添えられて。
その後新卒で入社した会社は男ばかりの職場で、女の子と出会う機会なんてほとんどなかったから彼女を作ることもできず……というのは結局はただの言い訳だと、陽一も本当はわかっている。
本気で出会いを求めようと思えばいくらでも手立てはあっただろう。実際、同僚の中には合コンに参加したりマッチングアプリを利用したりして相手を見つけている者もいた。けれど陽一は、そこまでの情熱を持つことはできなかった。
彼女に最後に言われた言葉が尾を引いてないと言えば嘘になる。
元々、自分でも地味なタイプだという自覚はあった。
これといった特技があるわけでもなく、話術に長けているわけでもない。ついでに言えば金もない。
容姿にしても、特別馬鹿にされた記憶はないが、かといって褒められた記憶もない。つまり、取り立てて何か言うほどではない「普通レベル」ということなのだろう。
そこに、彼女に言われたダメ押しの一言だ。それで恋愛に積極的になれという方が難しいかもしれない。
そうして毎日淡々と目の前の仕事をこなし、なんとなく日々の生活を過ごしているうちに、気付けば8年の月日が経っていた。
けれど三十路を迎えた今、ふと自分の人生に疑問を感じた。このままでいいのだろうか、と。
「このままじゃ俺、寂しい一生で終わるかも…」
秋という季節も影響しているのか、最近はこんなネガティブな考えばかりが襲ってくる。
何かハプニングでも起きて素敵な出会いがあったりしないかな――ねぇ、神様。
しかし彼女が欲しいと天にねだったところで女の子が降って湧いて出てくるわけではない。
そんなことは陽一も重々承知の上で、単なる軽いぼやき程度のつもりだった。
「はは、なーんてね。そんなこと、あるわけないのにな」
独り言を呟きながらゴロンと床に寝そべっていると、ピンポーンと玄関の呼び鈴が鳴った。
ハッとして手元のスマホで時刻を確認すると夜の10時である。
築30年の二階建てオンボロアパートにはインターホンなど気の利いたものは付いていない。こんな時間に誰だろうと思いつつ、男の一人暮らしだから特別警戒もせずはいはいと声をかけながら扉を開けた。
「どなたですか…」
するとそこには顔に見覚えのある、美しい少年が立っていた。
「こんばんは」
「ああ、君は隣の部屋の…ええと」
「朝比奈晴瑠です」
この日、初めて彼の名前を聞いた。にこりと人懐っこい笑みを浮かべながら自己紹介する目の前の美少年は、202号室に住む陽一の隣の角部屋、201号室に数ヶ月前に越してきたばかりだった。
その時にいわゆる引っ越しの挨拶というものはなく、それに対して特に不満に思うことはなかったが、「現代っ子だなあ」という感想を持ったことは覚えている。
二人はたまに顔を合わせれば挨拶を交わす程度の間柄で特に会話することもなく、隣の部屋に住んでいるということ以外、彼のことはほとんど何も知らない。
やたら顔の綺麗な男、という印象は持っていたが。
ただ陽一は、晴瑠について一つだけ知っていることがある。それは、隣の部屋には入れ替わり立ち代わり色んな男がしょっちゅう出入りしているということだ。そして、そういう日は決まって床が軋む音に合わせて淫らな喘ぎ声が聞こえてきていた。
それはつまり、そういうこと…なのだろう。
別に同性愛に偏見はないし、恋愛の仕方も個人の自由だと思う。安普請だから声が漏れるのも仕方ない。そう納得してはいるのだが、陽一はその声を聞くたびになんとも言えない複雑な心境に陥っていた。
相手のいない自分と比べてしまう卑屈な気持ちもどこかにあった。
しかも隣の生活音が聞こえてくるということは、つまりそれは自分の生活音も丸聞こえということと同義で。
彼女を積極的に作れなかったのは、こういった事情も少なからず関係していた。こんなところに女の子を連れ込めるわけもないのだ。
まあ、中には周囲のことなどお構いなしで愛し合う隣人のような人間もいるが…。
そんなことをいちいち気にしなくて済むような、もっと良い家に引っ越したいと何度も思った。しかし陽一は返済しなくてはいけない奨学金がまだ残っている身のため贅沢は言っていられなかった。
町の小さな工務店を営む夫婦の元に長男として生を受けた陽一は、両親の愛情を受けながら何不自由ない幼少期を過ごした。しかしそのうち店は不景気の煽りをまともに受けるようになり、陽一が高校に進学した頃には、家計は火の車になっていた。
下にはまだ育ち盛りの弟もいたし、毎月資金繰りに苦しんでヒーヒー言っている親に負担はかけられないと思った陽一は、奨学金制度を利用して大学へ行くことを決意した。
陽一自身はそんな自分の境遇を特別不幸とは感じていない。
大切に育ててくれた両親には感謝しているし、健康な体があって、大学も無事卒業できて、こうして仕事を続けることができて、生活は楽ではないものの自分だけの城ーーボロアパートの一室だがーーもあって、そう悪くはない人生じゃないかと、強がりでもなく本当にそう思っていた。
「ああ…こんばんは」
アパートの隣人がこんな時間に何の用だろうか。何か困ったことでもあったのかと相手の言葉を待つと、目の前の美少年は挨拶もそこそこに、とんでもないことを言い出した。
「俺とセックスしない?」とーーー。
(今、なんて言った…?)
晴瑠の言葉に、陽一の思考回路が一瞬ショートする。
「……はい?」
「だーかーらー、今から俺とエッチしよーって言ってるの」
聞き返す陽一に、晴瑠は焦れたような口調で言い直した。
「あの…え…?」
突然のことに戸惑っている陽一に、晴瑠はぐいぐいと距離を縮めてくる。
「いやいやいや、急に何を言うかと思ったら。大人をからかうのはやめなさいって」
軽い口調であしらうが、実際は心臓バクバクだった。部屋を訪ねるなりいきなりセックスの誘いだなんて、冗談にしても理解の範疇を超えている。そもそも彼とはそんな親しい間柄ではないのに。
「俺、けっこう上手いよ?」
「そういう問題じゃなくてね」
「ね、いいでしょ。絶対後悔させないから、今からしよ?」
「だーかーらー」
ーーダメだ、まったく会話にならない。
会話が一方的で通じない宇宙人のような相手を前にたじろいだ、その時。
「わわっ!!」
晴瑠の迫力に押されるようにして後退った陽一が、狭い玄関の段差につまずいて尻餅をついた。
それ自体に大した痛みはなかったが、混乱のあまりすぐに立ち上がれないでいる陽一にそのまま晴瑠が覆い被さってくる。
「ななななな何すんだ…っ!!」
「一緒に気持ちよくなろ?」
「やめ……っ!!」
息がかかるほどの至近距離。陽一の心臓はもう爆発寸前だった。
骨っぽさのあまり感じられない男にしては細く柔らかい指が、遠慮もなしに陽一のスウェットの下に潜り込んでくる。これは本気で拒否しないと危険だ、と思った。
「いーかげんにしなさいっ!!」
陽一の方が体格も力も上だ。晴瑠の華奢な手首を強めに掴み、子どもに叱りつける時のような口調で窘めると、諦めたのか晴瑠がふぅ、とため息をついて体を起こした。
「この俺が誘っても落ちないなんて…お兄さん、もしかしてノンケ?」
「は…?」
呆気にとられて動けないでいる陽一の頭上から信じられない言葉が降ってきた。
「なぁんだ、俺の勘違いだったのか。てっきりゲイだと思ってたのに」
「どういう…こと?」
言っている意味がわからなくて、陽一の頭上にハテナマークが浮かぶ。
結局、お互いの話を整理してわかったのは、日本屈指のゲイタウンである新宿二丁目にたまたま仕事で訪れていた陽一を晴瑠が発見して同性愛者だと勘違いしたーーというオチだった。だからと言っていきなりこんな行動に出るなんて突拍子もなさすぎるではないか。
「いや、仮に俺がゲイだとしてもだよ。こんな誘い方はおかしいだろ?」
だいたいゲイにだって好みがあるだろうに、晴瑠の自信はどこから来るのか。
「だって、その方が手っ取り早いと思って。俺が誘って拒むゲイなんて今までいなかったからさ」
あっけらかんと言う晴瑠に、陽一はぽかんと開いた口が塞がらなかった。
晴瑠の思考も行動も、まったく理解できない。呆れ顔でため息をつきながら体制を整え立ち上がった陽一が、親指で部屋の中を示す。
「セックスはできない。でも、何か事情があるなら…話聞くぐらいならできるけど?」
こんな突然セックスを迫るような危険人物に対して、本来なら怒鳴り散らして追い出してもおかしくないような状況で、どうしてこんな言葉を口走ったのか、自分でもわからない。
でも、どこか訳ありげに見えた晴瑠をそのまま放っておくことが、その時の陽一にはできなかった。
もちろん晴瑠は遠慮なんて1ミリもせず、目をキラキラさせて元気よく「お邪魔します!」と部屋に上がった。
なんだかその様子がおかしくて、陽一は思わずプッと笑ってしまった。
晴瑠の年齢は想像していたよりもずっと上だった。まだ大学生くらいかなと思っていたのに、今年で26になるというので驚いた。
もちろん見た目がかなり童顔というのもあるのだが、それだけではなく思考や行動、話し方に大人の雰囲気を全く感じられないのだ。
酒が入った方が話しやすいかと思いビールを勧めると、晴瑠は喜んで受け取った。
「ありがとー」
冷えたビールをちびちびと口にしながら、リラックスした晴瑠が口を開いた。陽一も自分の分のビールのプルタブを開けながら目線を合わせ話を聞く体制に入る。
「付き合ってる彼氏…タケトって言うんだけど。そのタケトがさあ、最近、浮気ばっかりしてるんだよね」
愚痴をこぼしながら、唇を尖らせたり頬を膨らませたりする仕草が彼に幼い印象を持たせていた。
計算かそれとも無意識かーーはっきり言えばあざとい、いい年した大人の男がすればある種の不気味さを感じてもおかしくないそれらを、晴瑠がするとなかなかどうして様になっている。むしろ可愛いとまで思ってしまったほどだ。
確かに、これなら誘って拒まれたことがないと言うのも頷ける。
男の入れ替わりが激しい晴瑠だけれど、そういえばここ最近は同じ男が出入りしていたなと思い至る。顔は数回チラッと見ただけだが、モテるタイプのイケメンという印象だ。あれが今の彼氏というわけか。
「へぇ…こんな可愛い恋人がいるのに浮気なんてねぇ」
「そう思う!?そうだよねえ!?」
陽一が何の気無しに発した言葉に食いつく晴瑠の姿は、本当に無邪気な子どものようだ。
「もー腹立って腹立って。だからこっちも仕返しに浮気してやろうと思ってさ」
「そのために俺に声かけたのかよ!?」
「大正解!!」
まさか浮気した彼氏への当てつけのためだったなんて。あまりの言い分にショックを受けて頭がクラクラしてきた。けれど、悪気なんて一切ないという顔でケラケラと陽気に笑う晴瑠に、陽一は完全に毒気を抜かれてしまった。
薄々気付いてはいたけれど、この子は貞操観念が極端に低い…と思う。
「浮気されてムカつくのは分かるけどさ…でもこんな形で自分を安売りするのは違うでしょ。もっと自分を大切にしなさいね」
お節介と思いつつもそう忠告すると、晴瑠は首をこくりと曲げキョトン…としている。何かおかしいことを言っただろうか。
それにしてもパッと見は純真無垢そうなのに、その中になんとも怪しい色気を持ち合わせた子だな、と陽一は思った。
幼さと艶めかしさが共存しているアンバランスさが、余計に煽情的なイメージを持たせる。
色素の薄い滑らかな肌に、生まれたばかりの雛のようなふわふわの髪。丸みを帯びた可憐な瞳に、長いまつげが揺れている。主張の薄い小さな鼻が可愛らしくて、そしてそのままその下の、艶のある唇に吸い込まれそうなーー。
(って俺、何考えてる!?)
酔いが回ったせいだろうか。晴瑠の色気にあてられた陽一は、相手が男であるということも忘れ思わずゴクリと喉を鳴らした。
そんな陽一を見透かしたように、晴瑠が妖しい笑みを浮かべながら、じりじりと傍に寄ってきた。
「ねぇ…本当に、興味ない?俺なら確実に気持ちよくしてあげられるよ…」
そう言って晴瑠は陽一の太ももにそっと触れた。
「わわわっ!待って!タンマ!ストーップ!俺は女の子以外無理だからっ!!」
体をねじりそう必死に訴えると、晴瑠は不満そうな顔をしながら陽一からぱっと離れた。
「ほーんと残念。俺けっこう好みなんだけどな?お兄さんみたいなくたびれたサラリーマン」
誰がくたびれたサラリーマンだっ!!
反論したかったが、確かに彼の言う通りだったので言い返せず、陽一はムググ…と口をつぐんだ。
その時、晴瑠のスマホが鳴った。メッセージを確認した晴瑠がすっくと立ち上がり、玄関へ向かう。
「話聞いてくれてありがと。じゃあ、お兄さんまたねん♡」
「またって何だよ!次は無いからな!」
半開きになった扉の外から笑顔でひらひらと手を振る晴瑠に、陽一は思いきり文句を言ってやった。
嵐が過ぎ去った後のような晴瑠の訪問から少しして、隣室に男が尋ねる気配がしたと思うと、そのまま行為になだれ込んだ音や声が漏れ聴こえてきた。
(もう、なんなんだよ!!)
陽一は枕をむんずと掴むと、声がする方の壁に思いっ切り投げつけた。
いつもなら内心ゲンナリしながらもスルーできている晴瑠の喘ぎ声が、今日は看過できなかった。壁の向こう側ではついさっき自分を誘った相手が、その原因を作った浮気男に抱かれている。
自由気ままな晴瑠に対してか、それとも恋人を裏切る最低男に対してのものなのか、自分でもよくわからないモヤモヤが奥の方から込み上げてきた。
イライラが頂点に達した陽一は、無言でビールをグビグビと勢いよく呑み干し、テーブルに叩きつけた。カンッという乾いた音が部屋中に響き渡る。
(ーーまったく、なんて奴だ!!)
陽一はぷんぷんと怒りながら、そのままバサリと頭まで布団を被った。けれど。
「仕事以外で人と話したのは久しぶりだったな…」
散々振り回されはしたけれど、晴瑠との会話が思ったより楽しくて、でもそんなわけないと自分に言い聞かせながら陽一は眠りについた。
ビールを手土産に持った晴瑠がにこにこしながら再び陽一の部屋に訪れたのは、それからすぐのこと。その自由奔放さに陽一の目が点になったことは、言うまでもない。
(なんだか、すっかり懐かれちゃったな…)
あの一件以来、よほど居心地が良かったのか晴瑠はしょっちゅう陽一の部屋に入り浸るようになった。
陽一も、「またかよ」なんて口では文句を言いつつも晴瑠が部屋にいる今の状態が嫌ではなくて、なんとなく受け入れているうちに少しずつ晴瑠のいる生活に慣れてきてしまっていた。
そのうち二人は「晴瑠」「陽ちゃん」などと下の名前でフランクに呼び合う仲になり、いつしか陽一の部屋で酒を交わす呑み友達のようになっていた。
酒の肴にするのはいつも食べ物は何が好きだとかお笑いの誰それが面白いとか、そんな他愛もない話だ。それでも特にこれといった趣味もなかった陽一にとって、自分とはタイプの違う晴瑠と過ごすこの時間は楽しくて、特別なものとなっていた。
話の流れで時々晴瑠のことを冗談っぽくからかうと、決まって晴瑠は頬をぷぅと膨らませる。その仕草がなんだか可愛くて、陽一もついつい構ってしまうのだ。
やはり、晴瑠は26の男には見えない。実は年齢を偽ってるんじゃないのかと陽一が訝しんだこともあったぐらいだ。
その時は晴瑠自ら身分証を差し出してきたので偽称は一切していないと頭では分かっているのだが、行動のひとつひとつが幼く、時々感覚がおかしくなりそうになる。
陽一の前で、穢れを知らない子どものような屈託のない笑顔を見せる晴瑠。なのに幼いかと油断すれば時々ふっと色っぽくもなる、そんな晴瑠の二面性に触れるたび何故だかソワソワしてしまって落ち着かない。
晴瑠と会うと、ただの友人に会う時にはない胸のざわつきを感じてしまう。それが何なのか、その時の陽一はわからなかった。いや、わかっていたのに、そんなわけがないと否定していた。
「今から来いって。ごめん、行くね」
その日もいつものように、陽一の部屋でくだらない話をしながら二人でお酒を呑んでいた。
スマホに呼び出しのメッセージが届いたらしい晴瑠が帰り支度を始める。彼氏のタケトからかと思えば、そうではなく仕事の連絡だと言う。時刻は既に21時を過ぎている。
「こんな時間からか?つーか、お前酒入ってるのに大丈夫なのかよ」
「ああ…うん。そこまで酔ってないし。それにそういうの、特に問題ないやつだから」
それが本当ならまともな仕事とは思えない。時々陽一は自分の仕事の話をする流れで晴瑠にも仕事の話を振ったりもしていたが、そのたびに適当にはぐらかされていた。
「……変な仕事じゃないだろうな」
「そんな心配しなくても大丈夫だよ」
陽一の疑うような声に、晴瑠が笑って否定する。
かなり怪しげではあったが、晴瑠に限って覚醒剤の密売人とか運び屋とかオレオレ詐欺だとか、そういう類のことはないだろう。思ってることがすぐ顔に出るタイプだから、人を騙すことに向いてない。
本人が言いたくないものを、いくら友人だとしてもズカズカ踏み込むのもなんだか違う気がして、陽一はそれ以上深くは追及しなかった。
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