異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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3章 回り始める物語1 スポットの奥で

163 デーモン種 (改)

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 『アウターエフェクト』。それはアウターから齎される、人類を破滅に導く脅威の総称だ。

 それは魔物であったり、災害であったり、はっきりとした定義付けがあるわけじゃない。共通するのは人類の敵対者であり、人類の脅威であるということだけ。


 目の前の魔物がアウターエフェクトであるというのなら、こいつと同じ死の気配を放っていたフレイムロード。アイツもアウターエフェクトだったってことなんだろうか?

 そう言えば冒険者ギルドのお姉さんが、ステイルーク以南の森はアウターだって言ってたっけ。


 目の前の魔物は下半身が毛むくじゃらで、足の先は蹄のようだ。上半身は筋骨隆々の人間の男のようで、けれども顔はラクダというかヤギというか、動物っぽいけど特定の動物とは異なる感じの頭部をしている。

 目立つのはその鼻先についている、サイのように太い1本角だ。


 鑑定をして、相手の情報を読み取ってみる。



 テラーデーモン



 ん? レベルの表示がない? これは俺の鑑定が弾かれてるのか、レベルの概念が無い魔物なのか判断がつかないな。


「鑑定した結果、相手はテラーデーモンって言うらしいよ。誰か知ってる人はいるかな?」


 テラーデーモンからは目を離さず、鑑定の結果を共有する。


「……デーモン種は、ロード種と同列に数えられる、魔物の中での最強種の1つだね。それ以上のことは戦ってみないと分からないかな」


 リーチェが知っている情報を共有してくれる。

 分かったのは、相手が最強の魔物の1種ってことだけだったけど。


「……一応聞くけど、逃げるって選択肢は?」

「無しだね。アウターエフェクトはアウターの外にも積極的に出てくる存在だ。こいつが現れてしまった以上、野放しにしたらスポットの周囲のどこかの街が壊滅すると思う」


 アウターの外に積極的に出てくるのか。まさに人類を破滅に導く脅威ってわけだな。フレイムロードが出現した場所も、今考えたらアウターの外だったわけだし。


 ま、聞いてみただけっすよ。逃げる気なんてサラサラ無い。俺としても、フレイムロードと戦えなかった分をこいつにぶつけてみたい気分だしね。


「拒絶の盾。隔絶の庭。断絶の崖。降り注ぐ厄災、その全てを否定せよ。プロテクション」


 ボス前に強化は基本だよねぇ?

 支援魔法のプロテクションに鼓舞も重ねて、全員の攻撃補正と防御補正を上昇させておく。


「前衛は俺とフラッタ! ティムルとニーナはペアで遊撃! リーチェは全体を見てサポートを頼む!」


 素早く全員に指示を出して、目の前の魔物に集中する。


 こんな相手を倒せないようじゃ、フラッタもリーチェも守れない。

 最強の魔物の一角。今の俺の力量を測るにはもってこいの相手ってやつだなぁ!


「こいつをマグエルに近づけるわけにはいかないっ! 行くぜフラッタぁっ!」

「任せるのじゃああああっ!」


 フラッタと一緒に駆け出して、テラーデーモンとの距離を詰める、最初から出し惜しみは無しだ!

 魔導師の詠唱速度上昇スキルを最大限に活かして、魔物に駆け寄りつつも一瞬で攻撃魔法を詠唱する。


「神代より誘われし浄命の旋律。精練されし破滅の鉾。純然たる消滅の一矢。汝、我が盟約に応じ、万難砕く神気を孕め。インパクトノヴァ」


 テラーデーモンに魔力が集まっていく。

 しかしテラーデーモンは静かに右手を前に突き出しただけで、インパクトノヴァを受け止めて見せた。


 なんだそれ!? うっざぁ! 攻撃魔法はあんまり役に立たない相手かよっ!?


「うりゃああああっ!」


 フラッタがバスタードソードで斬りかかる。

 それに合わせてテラーデーモンが左手を突き出すと、魔物の周囲がバリアのような物で包まれる。魔法障壁か!?


「甘いわぁっ!」


 しかしフラッタのバスタードソードは、その障壁ごとテラーデーモンを叩き斬った。

 さっすが無双将軍様だ。頼りになるぅ!


 フラッタの1撃は予想外の威力だったのか、テラーデーモンが少し狼狽した様子を見せる。その隙を見逃さずに、俺も斬りかかる!

 ……けど俺の剣は魔法障壁に威力の大半を殺されてしまった。ダメージは通ったみたいだけど、フラッタほどの有効打にはならなかった。

 フラッタの剣の通りが良いのは貫通のおかげかな? なんにしても、これは鼓舞を切らすわけにはいかなそうだ。


 テラーデーモンはフラッタを脅威と認めたのか、フラッタの剣を明らかに嫌がっている。

 そこにリーチェからの弓が届き、魔法障壁を破ってテラーデーモンに有効打を与えている。


 ラスボスも無双将軍も頼りになりすぎでしょっ。俺も負けていられないなっ!


 俺、ニーナ、ティムルの斬撃は、魔法障壁のせいでかなり威力を殺されてしまっているけれど、それでも全員魔法障壁自体は突破できている。威力が低いなら手数で勝負だぁっ!


 フラッタとリーチェの攻撃を警戒するテラーデーモン相手に、チクチクと、だけど確実にダメージを重ねていく。

 この世界はHP制で、火力が低くたってダメージがゼロでない限りは魔物を殺すことが出来る。威力の低さに嘆いてる暇があるなら、斬って斬って斬りまくれぇっ!


 俺に累積された敏捷補正と身体操作補正をフルに使って、俺に出せる最大速度で斬り続ける。

 テラーデーモンの動きは俺たちよりも数段遅い。こいつから繰り出される突きや蹴りを食らってやるほど、俺たちはもう弱くない。

 
 左手で魔法障壁を張りながら、右手を翳すテラーデーモン。その背後に魔法陣が浮かび上がる。

 これって、攻撃魔法か……!? くっそ、発動を妨害するのは無理なのかっ!?


 魔法陣から放たれるは高速の氷のマシンガン。テラーデーモンの放った魔法は、中級攻撃魔法のヘイルストームだ。


 俺のヘイルストームを見たことがあるみんなは、すぐに扇状の効果範囲から避難したけど、弓を使って距離を取っていたリーチェだけは効果範囲から抜け出しきれずに被弾してしまう!


「うあああああっ! ぐぅぅぅっ……!」


 雹の弾丸に撃たれながらも足を止めず、なんとか効果範囲から脱するリーチェ。


「慈愛の蒼。自然の緑。癒しの秘蹟。波紋になりて広がり包め。ヒールライトプラス」


 すぐに回復魔法を発動してリーチェを助ける。

 距離があってヒールライトじゃ届かない。どうせ魔力は有り余ってるんだからと、詠唱速度上昇スキルを最大限に活用し、3回ほどヒールライトプラスを連射する。


「ありがとう! もう大丈夫っ! だから敵に集中してぇっ!」


 リーチェの体力を回復している間も斬り続けていたけど、リーチェに割いていた意識も全て敵に向ける。


 たとえお前が世界を滅ぼすほどの存在だったとしてもなぁ。

 俺の女に手を出した以上、俺から逃げられると思うんじゃねぇぞっ……!


 高速詠唱で発動したフレイムランスを2つキープ。

 高速で斬撃と炎の槍を浴びせながら、更にヘイルストームとドラゴンズネストを設置して飽和攻撃を仕掛けていく。


 右手を翳して魔法を受け止めてるみたいだけど、頑張って受け止めて見せろよ? こんなもんじゃ終わらせないからなぁ!


 高速詠唱を駆使して、フレイムフィールド、アークティクブリザードまで重ねて、フレイムランスを2発同時に発射しながらインパクトノヴァを発動する。

 それら全てを阻むテラーデーモンの右手。


 しかし余裕は無いようだ。攻撃魔法を受け止めるのに精一杯なのか、リーチェの弓とフラッタの剣を避けることが出来ていない。

 テラーデーモンの様子にここが勝機だと判断し、全力で畳み掛ける。


「神代より誘われし浄命の旋律。精練されし破滅の鉾。純然たる消滅の一矢。汝、我が盟約に応じ、万難砕く神気を孕め。インパクトノヴァ」


 詠唱高速化スキルに身体操作性補正と敏捷性補正を上乗せし、可能な限りの高速詠唱でインパクトノヴァを発動していく。


 さっきコイツは右手で攻撃魔法を発動した。

 左手は物理攻撃に対する障壁を張るのに使われているっぽいから、右手さえ釘付けにしとけば危険は無いはずだ。2度と攻撃魔法なんて撃たせてやらない!


「神代より誘われし浄命の旋律。精練されし破滅の鉾。純然たる消滅の一矢。汝、我が盟約に応じ、万難砕く神気を孕め。インパクトノヴァ」


 ロングソードで斬りつけながら、インパクトノヴァを連射していく。

 何度撃ち込んでも右手に阻まれる続ける俺の攻撃魔法。だけどこっちはまだまだ魔力は尽きないぜ? いつまで耐えられるかな?


「神代より誘われし浄命の旋律。精練されし破滅の鉾。純然たる消滅の一矢。汝、我が盟約に応じ、万難砕く神気を孕め。インパクトノヴァ」


 攻撃魔法を受け止め続けるテラーデーモンの右手が震えている。

 もうフラッタの攻撃にもリーチェの攻撃にも対処できず、案山子みたいにつっ立ってるだけのサンドバックと化しているテラーデーモン。


「神代より誘われし浄命の旋律。精練されし破滅の鉾。純然たる消滅の一矢。汝、我が盟約に応じ、万難砕く神気を孕め。インパクトノヴァ」


 けどやめてやらないよ。そのまま磔にされたまま死んでいけ。

 俺は魔力に余裕があるし、なにより魔力吸収がある。お前が死ぬまで、このまま撃ち込み続けてやるよぉっ!


「神代より誘われし浄命の旋律。精練されし破滅の鉾。純然たる消滅の一矢。汝、我が盟約に応じ、万難砕く神気を孕め。インパクトノヴァ」


 インパクトノヴァ5連射。俺以外にこんなこと出来るやつって居るのかね?

 これだけやってもテラーデーモンの右手を超えられない。なら通るまで何度だって撃ち込むだけだ。


「神代より誘われし浄命の旋律。精練されし破滅の鉾。純然たる消滅の一矢。汝、我が盟約に応じ、万難砕く神気を孕め。インパクトノヴァ」


 6発目のインパクトノヴァが放たれる。テラーデーモンの右手が大きく震えている。

 そろそろ限界か。いい加減に、死ね。


「神代より誘われし浄命の旋律。精練されし破滅の鉾。純然たる消滅の一矢。汝、我が盟約に応じ、万難砕く神気を孕め。インパクトノヴァ」


 7発めのインパクトノヴァ。

 集まった魔力は飽和し、散々撃ち込み続けた俺の魔力はテラーデーモンの右手を肩口から吹き飛ばした。


 これで魔法系の操作を行っていた右手は喪われた。これでこいつに魔法攻撃を防ぐ術は……。


『ヴォオオオオオオオオッ!!』


 突如響き渡るテラーデーモンの咆哮。
 
 そのあまりに不快な響きに一瞬意識が遠退くが、痛みが走るわけも無く、攻撃判定は無さそうだった。


 気合の雄叫びか何かか? だが今更不快なだけの攻撃に怯んでる場合じゃ……。


「ニーナ! ティムル! 大丈夫っ!?」


 深刻そうなリーチェの声に、思わず2人の方を見る。

 するとニーナとティムルは真っ青な表情で、ガタガタと震えながら地面に蹲ってしまっている。


「ニーナ! ティムル! どうしたぁっ!?」


 声をかけてもヒールライトプラスを使用しても、2人は立ちあがることが出来ないようだ。

 体力じゃなければ……、状態異常か!? 即座に2人を鑑定する。



 ニーナ
 女 16歳 獣人族 獣化解放 斥候LV16
 装備 ミスリルダガー ミスリルダガー 魔絹のターバン 姫騎士の聖鎧 
    魔絹のグローブ ウィングブーツ 魔除けのネックレス
 状態異常 呪い(移動阻害) 恐慌


 ティムル
 女 32歳 ドワーフ族 熱視解放 付与術士LV67
 装備 ミスリルダガー ミスリルダガー 魔絹のターバン 魔絹の服
    魔絹のグローブ ウィングブーツ 癒しのネックレス
 状態異常 恐慌



 恐慌……!? これって精神異常かっ!? だから耐性スキルを持たない2人だけが……!

 くっそ、これ治せるのかっ!?


 地面に蹲る2人から視線を外し、2人を傷つけたテラーデーモンに全神経を集中する。


 最早こんな野郎に構ってる暇はない。早く2人を助けないと。

 だから2人を助けるために、目の前の敵を一刻も早く殺し尽くせ――――!


 インパクトノヴァを発動。テラーデーモンの左手が吹き飛ぶ。

 インパクトノヴァを発動。テラーデーモンの右足が吹き飛ぶ。


 両腕を喪い片足が吹き飛ばされたテラーデーモンの首を、ロングソードで薙ぎ払う。テラーデーモンの頭部が宙を舞う。


 インパクトノヴァを発動。首と泣き別れしたことにも気付いていない間抜けな胴体を吹き飛ばす。

 インパクトノヴァを発動。宙に浮いている馬鹿面を粉々に吹き飛ばす。


 フレイムサークルを発動。吹き飛んだ肉片まで、一片残らず全て焼き殺す。

 フレイムフィールドを発動。目で見えないほどの肉片も、絶対に残さない。


 目の前からテラーデーモンの姿は無くなった。

 すかさず魔物察知と生体察知を発動。が、俺たち以外の反応は無い……。

 だが相手は最強の一角だ。決して油断はするな。


 だけどなんの反応も無い今のうちに、2人の様子を確かめておこう。


「ニーナ! ティムル! 大丈夫かっ!?」


 俺が声をかけると、2人は青い顔をして小刻みに震えながらも、縋りつくように俺に抱きついてくる。

 2人を抱きしめながらも、魔物察知と生体察知は常に発動させておく。


「フラッタ! リーチェ! テラーデーモンはどうなったぁっ!?」


 なぜか武器を下ろしている2人に確認する。

 ニーナとティムルは今完全に無防備だ。今攻撃をされるとかなり危険だ……!


「何を、言っておるのじゃ……? たった今、ダンが1人で殺しきってしまったではないか……」


 フラッタが唖然としながらも、俺に返答してくれる。

 って、あれで、終わり……? 最後なんて、殆ど棒立ちだったような……。


「ニーナとティムルは平気なの? 2人の状態を鑑定してみてくれるかい?」


 いつの間にか近寄ってきていたリーチェに、2人は恐慌という状態異常に陥っている事を告げる。


「恐慌か……。不幸中の幸いだね」

「……と言うと?」

「ダン。恐慌は一時的な精神異常だ。このまま安静にしていれば落ち着くはずだよ。2人が落ち着くまで、このまま抱きしめてあげてくれるかな」


 一時的……。良かった……、自然回復するのか。


「……それよりリーチェ。フラッタ。本当にテラーデーモンは殺しきれたのか? 隠れて隙を窺ったり、また出てきたりはしないのか?」

「安心せい。これが証拠なのじゃ。鑑定してみると良いのじゃ」


 フラッタが俺に見せてくれたのは、テラーデーモンの頭部に付いていた一本角。

 言われた通りに鑑定すると、テラーホーンとだけ表示された。


「ダンが鑑定できたということは、これが奴のドロップアイテムに間違いないのじゃ。つまりテラーデーモンは間違いなく死んでおるのじゃ」


 ドロップアイテム……。それはこの世界における、何よりも明確な討伐証明。

 なら、戦いは終わった、のか……?


 ……ダメだ。索敵スキルだけは怖くて切れない。


 ともかく戦闘が終わったなら、ニーナとティムルを安心させてやらないと。


「ニーナ。ティムル。もう大丈夫だよ。お前達を脅かすものなんて、この世界には何も残ってないからね」


 2人を抱きしめていると、少しずつ体の震えが小さくなっていくのが分かる。

 良かったぁ……。リーチェを疑ってはいないけど、本当に自然回復するみたいだね。


「対魔物に限って言えば、既にダンは僕よりも強いかもしれないねぇ……」

「魔物相手なら、既に世界最強でもおかしくないかもしれぬのぅ」


 魔物相手なら……、か。

 でも人間相手に強くなれなければ、意味がないんだよなぁ。


 まさにフラッタとリーチェの2人を助ける為に、まだまだ強くならないといけないんだよねぇ。この程度で満足しているわけにはいかないんだよ。
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