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石灯籠
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ある日の夜、五人の若者の男性が近くにある古い神社に肝試しに行く事になった。
その古い神社には夜に行くと、幽霊が出ると言われており、いつしか心霊スポットと言われるようになった。
しかし、此処はそこまで有名ではなかった。
その為、心霊スポットではあるのだが、それを知る者達はあまりおらず、本当の心霊マニアが知っているくらいであった。
この五人の若者の男性達はその数少ない心霊マニア達である。故に、数多くの心霊スポットに夜な夜な行っていた。
しかし、この五人の若者達はこの古い神社は心霊スポットだとは知っていたが、実際に何が起こるのかまでは知らなかった。
五人の若者達はその神社に入り、奥に進んで行くとやがて拝殿の所へ辿り着いた。
よく見ると、その拝殿の前の両側に、二つの小さな石灯籠があった。
ここへ来た瞬間、五人は何とも言えぬ程の物凄い寒気に襲われた。
何やら、視線を感じた五人。
よく見ると五人から見て右側にある石灯籠の横に、小さな人のような黒い影が五人に向かって手招きをしていた。
すると、一人の男性がそれに操られたかのように、その黒い影の方へ歩み寄って行く。
他の四人はそれを阻止しようとしたが、男はそれを振り払った。
四人はその光景を目の当たりにして、恐怖でとうとうその場から逃げ去ってしまった。
操られた男は、石灯籠の目の前に来るとふと正気に戻った。
そして、気づいた時には黒い影はもうすでに消えていた。
しかし、なんと目の前にある石灯籠が崩れていた。
それを見た男は、恐怖でその場から急いで立ち去った。
この現象が起きて間もなく、突然空から雨が降りだし、男はなんと雷に打たれて命を落としてしまった。
実は、この現象は数年に一回起きていると言われている。
雷に打たれて亡くなった者は皆、同じ体験をしていたのである。
あの、石灯籠の横に立っている小さな黒い影の正体は一体何なのか?
その神社の近くに住む老人が言うには、時は昭和初期までにさかのぼる。
ある日の夕方、幼い少年達があの神社で遊んでいたそうだ。
すると、一人のやんちゃな少年が右側にある石灯籠の上に、悪ふざけで登ってしまい崩してしまったらしい。
そして、その帰り道に突然雨が降りだし、その少年は雷に打たれて命を落としてしまった。
当時、これは少年が石灯籠を崩してしまった事で、『神からの天罰として雷に打たれた』と噂されていた。
それからであった。
夜にその神社に行くと、石灯籠の横に、小さな黒い影が立っていると言われるようになったのは。
昭和初期の頃、近くに住んで居た者達は当然気味を悪がり、日が暮れるとその神社どころか、その付近の場所でさえ寄り付かなくなってしまった。
しかし時代が進むに連れ、その事を知る者達がほとんど居なくなってしまった。
老人が言うには、恐らくあの黒い小さな影はあの時亡くなった少年であり、黒い理由は雷に打たれて黒こげになってしまったせいだと言っていた。
そして、これまで少年に操られ亡くなった者達も皆、少年のように少しやんちゃな性格をした者達であったらしい。
恐らく少年は、自分に似ている者達を道連れにしているのであろう。
その古い神社には夜に行くと、幽霊が出ると言われており、いつしか心霊スポットと言われるようになった。
しかし、此処はそこまで有名ではなかった。
その為、心霊スポットではあるのだが、それを知る者達はあまりおらず、本当の心霊マニアが知っているくらいであった。
この五人の若者の男性達はその数少ない心霊マニア達である。故に、数多くの心霊スポットに夜な夜な行っていた。
しかし、この五人の若者達はこの古い神社は心霊スポットだとは知っていたが、実際に何が起こるのかまでは知らなかった。
五人の若者達はその神社に入り、奥に進んで行くとやがて拝殿の所へ辿り着いた。
よく見ると、その拝殿の前の両側に、二つの小さな石灯籠があった。
ここへ来た瞬間、五人は何とも言えぬ程の物凄い寒気に襲われた。
何やら、視線を感じた五人。
よく見ると五人から見て右側にある石灯籠の横に、小さな人のような黒い影が五人に向かって手招きをしていた。
すると、一人の男性がそれに操られたかのように、その黒い影の方へ歩み寄って行く。
他の四人はそれを阻止しようとしたが、男はそれを振り払った。
四人はその光景を目の当たりにして、恐怖でとうとうその場から逃げ去ってしまった。
操られた男は、石灯籠の目の前に来るとふと正気に戻った。
そして、気づいた時には黒い影はもうすでに消えていた。
しかし、なんと目の前にある石灯籠が崩れていた。
それを見た男は、恐怖でその場から急いで立ち去った。
この現象が起きて間もなく、突然空から雨が降りだし、男はなんと雷に打たれて命を落としてしまった。
実は、この現象は数年に一回起きていると言われている。
雷に打たれて亡くなった者は皆、同じ体験をしていたのである。
あの、石灯籠の横に立っている小さな黒い影の正体は一体何なのか?
その神社の近くに住む老人が言うには、時は昭和初期までにさかのぼる。
ある日の夕方、幼い少年達があの神社で遊んでいたそうだ。
すると、一人のやんちゃな少年が右側にある石灯籠の上に、悪ふざけで登ってしまい崩してしまったらしい。
そして、その帰り道に突然雨が降りだし、その少年は雷に打たれて命を落としてしまった。
当時、これは少年が石灯籠を崩してしまった事で、『神からの天罰として雷に打たれた』と噂されていた。
それからであった。
夜にその神社に行くと、石灯籠の横に、小さな黒い影が立っていると言われるようになったのは。
昭和初期の頃、近くに住んで居た者達は当然気味を悪がり、日が暮れるとその神社どころか、その付近の場所でさえ寄り付かなくなってしまった。
しかし時代が進むに連れ、その事を知る者達がほとんど居なくなってしまった。
老人が言うには、恐らくあの黒い小さな影はあの時亡くなった少年であり、黒い理由は雷に打たれて黒こげになってしまったせいだと言っていた。
そして、これまで少年に操られ亡くなった者達も皆、少年のように少しやんちゃな性格をした者達であったらしい。
恐らく少年は、自分に似ている者達を道連れにしているのであろう。
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