幸せになりたい女たち

usagi

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EP.1 日常

ゆいの日常8

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白木『こんにちはー、ゆいちゃん。今日は早いね。』



ゆい『白木さんに会いたくて来ちゃいましたぁ♪』


白木『また嬉しいこと言うねぇ、なに飲む?』



ゆい『いつものオレンジー!』


白木『はいよー。』








やっぱり白木は心地いい
オープンから入ると白木を独り占めできて嬉しいな~
そんなことを思いながら、カクテルを口にした




ゆい『聞いてくださーい!』



白木『なになに?』




ゆい『わたし~、タロット占いを習い始めたんですっ!』




白木『え~、なんでまた?』




ゆい『興味本意で占ってみたら、これがもう面白くてハマって...。こうして白木さんにも巡り会えたし、私もいろんな人に広めたくなっちゃって♪』





白木『そうだったんだね~。今度僕のことも占ってよ~。』




ゆい『えー、ぜひぜひ♪』





白木『いらっしゃいませ~』




ガヤガヤ








気づけばゆいの相手をしていられない程、お店は混んでいた




ゆい『はぁーあ~。独り占めタイムは終了かぁ。』











白木が恋しくなり、目線を送るゆい








きっと叶わない恋だと、分かってはいるけど恋は止められない


こんな歌詞に共感するようになったのはいつからだろう











マスター『ゆいちゃんいらっしゃい。1人?』




ゆい『マスター!!白木さんが相手してくれないから1人飲みです~。』





マスター『ははは。じゃあ僕が相手しよう。』





小太りでハットがよく似合うこの店のマスター、一部熱狂的なファンがいるらしい







ゆい『マスター、白木さんが全然相手してくれないんですけどぉ~。』





マスター『白木くんは人気者だからねぇ。ゆっくり待つことだね。』




ゆい『はぁーい。』










ゆい『叶わない恋ってしないほうがいいですか?マスターはどう思います?』





マスター『誰が止めても簡単に人を嫌いになれないでしょ。そのままで大丈夫、充分人を好きになってきなさい。』




ゆい『マスター、、、ありがとう!勇気出た!』







マスター『良かった。白木くん戻ってきたよ、またね。』






白木『ゆいちゃんごめんね、なかなかお話しできなくて。。』





ゆい『いえいえ、働いてる姿も素敵です!』



白木『ありがとう。ゆいちゃんこのあと時間ある?少し2人だけで話がしたいんだけど..』





ゆい『白木さんのためならもちろんでーす!』






白木『ありがとう、今日はもうお客さん引いたしマスターにお願いしたからそろそろ出ようか。』






気づけばあっという間に時間は経っていた
話に夢中で気付かなかった






ゆい『マスター、また来るね。ごちそうさま!』



マスター『はーい、ありがとうね。またね!』






白木『じゃあ、行こうか。』





ゆい『はいっ!』





いつもと違う表情で隣を歩く白木







もしかして。。。














私は今日、振られるのだろうか。。。














嫌な予感がゆいの頭を駆け巡った




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