覇王セリスの後日談

あかみみ

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軽い刺激

理由なんてそんなもの

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 金属のぶつかり合う激しい音が響く……

 平原の最前線。
 空気が震え、骨の髄まで響くような雄叫びがする……

 火山にて、巨体が岩の地面にヒビを入れる程の威力で地に足を着け、遠吠えと共に火炎を吹き出す……

 あぁ……どれも甘美なる闘いだ……
 私は、ここにいるからこそ生きている……

 ……目を覚ませば私は横たわっている。

 見下ろすとそこには痩せ細り力というモノを感じさせない体……

 本来寝るための、長方形をした世界の中ですら満足に動けぬ柔な肉体……

 壁に飾られている私の愛剣。
 大の大人が両手でも振るう事のできない重さの大剣をかつては片手で振り回したものだ……

 私はいったい何時まで過去の栄光を、あの闘いの日々を思い続けれなればならないのか……

「お爺ちゃん、服を変えにきたよ」

「あぁ……」

 もう60を越えたひ孫娘に着替えを手伝ってもらう屈辱。
 私はいつの間にこんなにも弱くなったのか。

 そう考える事はできても体が言うことを効かない。

 人間において年齢が300を越える者などそういない。
 だが、生きたから何なのだ?

 長生きして何が偉いのだ?
 何が凄いと言うのだ?

 私は、私の死に場所は闘いの中だけであったはず。
 いつのまにベットと言う名の棺桶になったというのか?

 いや……死に場所以前に私はもう死んでいるのだろう。
 だからこそこんな棺桶に入れられているのだろうな……

「お爺ちゃん……食事を……」

「いらん……」

 食事を取らず何年経ったのだろうか。

 どれだけ餓えても闘いの中で得た力が私を死なせてくれようとしない。

 歩くことすらできなくなったというのにだ。

 本当に、この世はあまりにも無価値で無慈悲だ。

「ここにお置いておきますから」

「用がないならさっさと帰れ」

 睨み付けるとビクリと震え、逃げるように出て行った。
 こんな何もできぬ老いぼれに何を恐れているのだろうか?
 私の戦士としての血を受け継いだ者とは思えん。

 あぁ、もうそんな事どうだって良い。
 眠ろう。
 瞼を閉じ、夢へと落ちれば闘いの光景を見られる。

 ……再び私は草原に立つ。

 その後は再びドラゴンの前に立つ。

 だが、闘いは音を立てて崩れ去った。

『初めまして、歴戦の戦士様』
 
 砕けたガラスのように崩れていく周囲の光景と共に現れたのは金髪をした人形のように可憐な少女。

『……幻覚魔法か』

 かつて訪れた事のある玉座の間と似ている場所に私と少女だけがいる。
 この光景が魔法によるものだと看破した事に驚いたのか、少女はその大きな赤い瞳を見開く。
 次には見た目相応の無邪気そうな笑顔を見せたがどれも作り物のようにしか見えない。

『あぁ……貴方はもしかしたら本物かもしれません……
 失礼、名乗るのが遅れました。
 私はティナ・ラーゲン・フレンティアと申します。
 気軽にティナとお呼びください。
 宜しければ名前をお聞かせ頂いても構いませんか?』

 これ程高位の幻影魔法の使い手に名を明かすなど愚か者のする事だ。

 だが、死ねるならばそれに越したことは無い。
 むしろこれ程高位の幻影魔法が使える魔法使いに殺される。
 こんな老いぼれには勿体無いほどの誇りになり得るだろう。

 それに、私の身内は今の私ですら殺すことのできぬ腰抜けしか居ない訳なのだから。

『……ミカエル・ヘンリート』

『ミカエル……まさか、あのミカエル様ですか?』

『誰の事を言ってるかわからんがドラゴンを単独で狩った事はある』

『あぁ……素晴らしい!
 私の魔法に気がついただけでなく、ドラゴン狩りの功績を持つ人物、それも単独で!なんて素晴らしい!
 ミカエル様!貴方にお願いがございます。
 この私を悪しき魔法使いから解放してくださいませ』

 目の前の少女は祈るように私にそう言った。
 それを見て私は笑いが漏れた。

 少しだけ驚いた、これほど馬鹿にされて笑うなど、それほどの怒りを感じたのだろうか?

 私は自制して口を開く。

『何を馬鹿なことを……今の私にそんな事ができるとでも?』

『わかっております。
 ですので、ミカエル様に私の特別な力を使わせていただきます。
 ただ、今の私ではこれが限界です。
 悪しき魔法使いから解放されなければ全力を出すことができず、この程度になってしまう事をお許しください……』

 そう言い、ティナは私の胸に触れる。

 それにより体全身に力が溢れる感覚がした。

『これは……』

『悪しき魔法使いの名は、セリス・アルバーン。
 魔法使いは南の方角に居ます。しかし、気を付けて。
 あの魔女は私の力を優に越えております。
 それほど危険な相手です。
 危険だとわかっていても尚、私は貴方を利用しようとしています。
 例えどれだけ身勝手で我が儘だと理解していても私は自由がほしい……
 私は、魔法使いの鎖から既に何年も捕らえられてしまっているのです。
 どうか、どうか私を解放してくださいませミカエル様!』

 涙を流しティナは周囲の光景と共に煙のように消えてしまった。

 そして私は目を覚ました。

「……何!?」

 私は勢い良く上半身を持ち上げる。
 眠りに落ちる前であればありえない行動だ。

 目の前に写るのは丸太のように太い両腕。

 鏡を確認すれば若い頃の私がそこにいた。

「は……ハハハハハハ!!!」

 私は立ち上がり笑いが止まらなかった。
 最も闘いに明け暮れていた頃の私がそこにいるのだから。

「久々に暴れようではないか!
 プロクスグローリアよ!!!」

 レッドドラゴンの牙をその血で鍛えた魔剣、壁に飾られたままだった愛剣である炎の栄光という意味であるプロクスグローリアの名を呼び、抜き放つと同時に全力で振るう。

 大剣の軌道を辿るように熱風が発生し家を消し飛ばす。
 飛ばした木材が燃え尽きていく。

「闘いだ!あのティナという魔法使いを越える魔法使い!
 相手にとって不足無いであろう!ハハハハハハ!!!」

 この日、王国の小さな村の離れに一人で住んでいた英雄ミカエルが家と共に消失した。

 これはセリス達が天空城に住んでいた頃の出来事だ。


 ・


「似てるけど全然違うかな。
 ミィは良い奴だからほぼ共同という感じで置いといたけどティナ……皇女のネックレスなんて貪欲に魂を喰らおうとする奴を私は野ざらしにはしないよ」

 そう言いながらセリスは赤くて大きな宝石が嵌め込まれた綺麗なネックレスを取り出しました。

「それって……」

 凄く見覚えがあります……えっと、いつ見たんでしたっけ?
 確実に去年だった気はするのですが……

「セリスが小さくなった時のネックレスだな」
「ッ!?」

 あ、あああああっ!!!思い出しました!!!
 セリスの世界で一国の人口が1日で消滅したと話してくれた皇女のネックレスですよねそれ!!!

「ちょ、ちょっとそんな危険なモノ!?
 え、それって国の人口全部を魔法の生け贄に使って世界を破滅へ向かわせる結果を引き起こすようにしたヤツですよね!?」

「は?んな馬鹿な」

 えっ?あ、ターニャ!ターニャは知らないんでしたね!
 当然の反応かもしれませんがどうしよう!

「えっと、どう説明したら良いか……」

「メリル、大丈夫だから落ち着いて。
 何故なら私の方がティナより数百倍強いから。
 アイツと私では魔力量だけでも絶対に越えられないほどの差がある。
 その私が魂を奪ったりとかできないよう呪いまじないをかけたからね。
 だから時間も沢山ある訳だし、まずはターニャに説明しようか。
 魂の関係性からゆっくりとね」

「なるほど……確かにそうですよね」

 この話を理解する最低条件は魂の基礎を知らなけれいけませんからね。

 セリスは魔力から魂が創る事ができるという所から説明し始めました。

「それでね、知的生命体は子供を孕んだ時に空気から魔力吸ってお腹に蓄える事で子供は魂を持って生まれるんだよ」

「ちょっとそれは私も初耳なんですけど」

「あれ?そうだったかな?
 ま、まあそれは置いといて、事前知識は教えたからこれから皇女のネックレスで起きた事を説明しようか」

 そしてセリスの世界で起きた出来事の説明をしてくれましたが……

「ティナって奴はこのネックレスに嵌め込まれた赤石に入ってる魂で、キメラソウルなんて呼ばれたりもする存在だよ。
 ティナってのはファーストネームであり、同時に女王が王位継承する事で受け継がれる名前でもある。
 その女王は不思議と魂がそっくりであり、王位継承して引退した女王はこの石の中に自分の魂を住まわせ永遠の祝福を得る……」

「ちょっと待って、キメラソウルの辺りから初めて聞いたのですけど……あと嘘ですよねそれ?
 前聞いた時と違うんですけど」

「そうだけど建前上というか、世間一般的にはそうなっていて……」

 刹那、

 目の前で話していたセリスを見失うと同時に鈍い音がした。
 音がした方を振り向けばそこにはセリスの姿があり、捕獲していた男性に蹴りをいれていたようです。
 私……少しくらい強くなれた自覚あったのですが全然みたいですね。

「まったく油断も隙もない……ティナから力を得て逃げ……いや、逃がしても良かったかな?」

「良いんですか!?」

「え?何で?」

「何でって……何で逃がして良いのですか?」

 何故か不思議そうな顔をされた。
 また認識の違いでしょうか?

 魔力の柄をかけ直してコホンと咳払いをしたセリスが語り出す。

「何でもなにも、この程度の相手逃がしてもどうってことないからね。
 それにもうコイツの中にティナは居ないから欲しい情報は何も出ないよ、そんな甘いヤツなら面倒だなんて言わないし」

 ……ん?セリスの言い方に何か引っ掛かりがある。
 ちょっと整理してみましょう。
 セリスの世界を滅茶苦茶にしたティナが逃げ出した。
 けれどティナはセリスの呪いで満足に能力が使えない。
 セリスの行動原理と言えば私の事が大多数で、セリスの怯える姿も私に叱られそうな時くらいしか知りません。
 放っておけば私にだって被害が来るかもしれないのに野放しにしても構わないと考えている?
 それは少し考え難い…………あ。

「ねえセリス。もしかしてだけどティナって人……でしょうか?」

「一応人だねアレは」

「なら人で。それで、セリスはティナさんの事を驚異とは認識してないのですか?」

「ん?………………あ、なるほどそういう事か。
 そうだね、驚異だなんて考えてないよ。
 ティナを生かしておいたのはアイツが自分自身が消滅してしまう事を誰よりも恐怖しているからなんだよ。
 下手につつくと何をしでかすかわからないし、石ころにもなり得ない障害の排除なんて面倒だろう?だから放っておいた。
 そして逃げ出した今だけど、私は指先から放つ魔力だけで500はティナの魂を消し飛ばせる自身がある。
 私自身にちょっかい出す程度ならなんとも思わないけど、メリルに無視できないような怪我をさせたなら私はティナを消し飛ばすだろうね。
 それをわかっているから最低限の嫌がらせだけで納めるつもりなんだろうね。
 その証拠に、いくらひねくれた奴でもコイツ程度じゃメリルに襲い掛かろうが返り討ちにだろうからね」

 この拘束されてる人より私の方が強い……?
 いや、そもそもこの人どれくらい強いのかわからないんですけど。
 しかし……

「この人……何の躊躇も無くセリスの急所を狙いましたよね?
 私は実戦なんてそんなにした事無いのに………」

「大丈夫だよ。メリルの1秒は4秒くらいでコイツは1秒を抜け出していない程度の時間感覚だからね。
 ちなみにターニャは28秒くらいかな」

「4秒?」

「28秒ねぇ……」

 私はターニャの方を向くと肩を竦めて首を振られてしまいました。

「これはまだ教えてない内容だけど魔力世界に関しての話だよ」

「魔力世界?セリスの世界みたいに別世界があるのですか?」

「残念、魔力世界と呼ばれているだけでそれとは別だよ。
 この魔石が世界の土台だとしてこっちの布が魔力世界」

 魔石と布が出現して、人形達が布を持ちながら空中でアクロバティックに動き包んでしまう。

「とまあこのように世界の土台と魔力世界は常に1つになっていてね、この2つがセットのモノを『世界』と呼ぶのが普通かな。
 それで、魔力にも重さがあるのだけど……重力魔法って知っているかい?」

「もちろんです」

「思いっきり神話の話な気がするけどな」

 そうですね、神話の話でしか聞いたことの無いワードですよ。
 実在したんですね重力魔法。

「なら話が早い。私達が地面に足をついて歩けるのは微弱な重力魔法にくっ付けられているからと考えて欲しい。
 そうだな、さっき二人とも私の動きを追えていないようだったけど、あれは魔力の集合体である魂が高速化する事で1秒が何秒も長く感じるようになる現象を利用したものなんだよ。
 強くなると肉体は美しくなるというのはこの魔力世界に適応する事での結果で、肉体が魂に近づいていき、より強く、より効率良く魔力を使えるようになる。
 この効率良くというのがとても重要でね、時間が遅くなるのでなく自身が早くなる事で体感の………って、ごめんね、少し難しかったみたいだね」

 あ、顔に出ていたようです。
 確かに難しい話でしたけどとても興味深くて面白かったです。

「メリルは理解できたか?」

「いえ、半分も……」

 半分でも面白いモノは面白いですけどね。

「ふふふ、私は理解できたぞ」

「え?嘘?」

「嘘じゃねーよ」

 ターニャが今の説明を理解できたという事は魔法よりも剣技等から使われる魔法、『技』の方が近いのでしょうか?

「まあターニャくらい強ければ自覚あるだろうね」

「アレだろ?模擬戦でセリスに蹴られそうになった時とかヤバイ時に起こる時間をギュッと押し固めたように遅くなるアレの事だろ?」

「そうそれ。コイツが1秒に対してメリルは4秒。
 この差はそうそう埋められない。だから平気だよ」

「なるほど」

 なんだ、ターニャのは実体験なのか……

「って、必要だったのは認めますけど話が逸れすぎですよ。
 それでティナさんは無視しても……じゃなかった、その前に建前上の目的はわかりましたから、ティナさんの本当の目的は何だったのですか?」


「一言で言えば『朽ちることの無い永遠の命を得ること』かな。
 でも私の呪いでティナは魂を喰らう事を禁じられている。
 だからこそこんな奴を差し向けて嫌がらせついでにこのネックレスを取り返せたらラッキーとでも思ってるんじゃないのかね~?
 私も面倒だしあしらうだけで済むならそれに越したことないし」

「面倒って何が面倒なんだよ?片付けた方が楽だろ?」

「それはね……さっきの話の続きだけど、このネックレスに入り祝福を得る訳なんだが、祝福を得るって言うのは真っ赤な嘘なんだよ。
 これは、初代皇女が次の皇女の魂と融合することでより強靭で強大な魂となる事を隠す為に作られた嘘っぱち。
 これの犠牲者になるのは決まって初代皇女と似た容貌の持ち主である子供。
 そこから大人になるまで皇女と似てるどころじゃなく瓜二つになるよう少しずつ魔法を施し、初代皇女が持ち得ない技術と知識を学ばされる。
 魂が1つになった後はその犠牲者の肉体と比べてより強い肉体の方を母体として、捨てた方の肉体はより強い魔力を得るための生け贄として使う。
 まったくもって無駄の無い……ほんと、虫酸が走る」

 セリスの話す内容を聞いて私は背中がゾクリとしました。
 そんな恐ろしい存在を野ざらしにするのは確かに怖い。

「何度も言うようになるけどできないように呪いをかけている。
 けどね、面倒って言ったのは奴の人柄とその叡智だよ。
 複数の融合による異常な知識量を使った統率力や、人を騙す話術はあっという間に裏社会のトップになれるだろうね。
 何よりアイツは肉体を持たない。
 こんな感じの奴を適当に捕らえて好きなようにできるから、放っておけば裏の皇女として君臨するだろうね。
 まったく、組織を相手にするなんて面倒な話だよ……
 踏み潰す面積が増える…………だが!」

 と、セリスは1度言葉を区切り、男の体を物色し始め、男が持っていた小さな小瓶を回収てから男を窓の外へ放り投げた。
 3階の窓から。

「………えっ!?」

「……意外と元気そうだな」

「当然だよ、受け身が取りやすいように捨てたんだから」

 私はいきなりの事でまったく反応できず遅れて窓の外を見る。
 ターニャも私と同じようで遅れて見るが、男は塚から解放されて逃げているところでした。

「だが、ティナの都合の良いようになるのは気に食わないからコレは返さない」

「えぇ……?」

 そんな理由?と思いましたが確かにティナと呼ばれる存在の思い通りになったら世界はめちゃくちゃになってもおかしくないのではと思ったのでとくに何も言えませんでした。
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