覇王セリスの後日談

あかみみ

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軽い刺激

ミィさん

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 元気良く「ごちそうさまでした」と言ったミィさんは指についた油を舐め始める。
 テーブルマナーをそれなりに学んで身に付いてきている私としては指を舐めたりするのは物凄く気になりますね。

「うん……旨かったけどセリスが作ってくれた料理の方がずっと旨いしなんか物足りない……」

「香辛料は高いから妥当な味だろうに?串焼安かったでしょ?」

「安かったね」

「私は野草を調合したりしてスモークで香り付けたり色々してるから、逆に臭いがキツくなる時があって難しいんだよねあれ……」

「いつかまた作ってよ」

「構わないけど、また話が逸れているよ?」

「うん……わかってはいるんだけどさ……その、今更セリスと面と向かって真面目な話するってなんだかなって思ってさ……」

「……気持ちはわからなくもないね」

「だよね?」

「…………」

「…………」

 お互いに目線を外して無言になってしまいました。
 二人の魔力からは恥ずかしいといった感情が強まっていますが、何をそんなに恥ずかしがっているのか謎です。
 普段人目を気にせず触れてくる方が恥ずかしいと思うのですが価値観の問題かな……あ、でもミィさんは元々ここの世界の人でしたね。やはり謎です。

「何でそこで恥ずかしがっているかわかりませんが、ミィさんは何故か真面目な話をするのが恥ずかしいと思ったからセリスと別行動をしたのですか?」

「ん……まあ結果的にそうなるのかな……
 別れた理由の方はもう殆ど解決して時間の問題だし良いんだけどさ。
 理由としては……うん、私はね、セリスよりも義理堅いんだよ。
 ………なんか恥ずかしいから今の無し!セリスこっち見んな!」

「見んなってどうしたら良いんだい?」

 グルルルルルと唸り声を上げて威嚇をしていますがやはり成人前の子供にしか見えず可愛らしさがありますね。

 しかし、本当にセリスと親しいのだと感じさせられます。
 どうもセリスは私に対して気遣いしすぎて……いえ、私が弱いから手加減を間違えないように気を遣っているのはわかってますけど少し羨ましい。

「はぁ……自分が悪いのは分かってるけどキリが無いぞ。
 さっさと話してしまうのが一番なんだけど……」

 と言いつつもミィさんは取り出した煙管に火を付けて一服し始める。

「……ミィ?」

「分かってる!すぐ話すから少し待て!
  ……ゴホッゴホゴホ!!!」

 勢いよく煙管を吸い噎せる。
 その様子にまだ少し警戒していたターニャが呆れてしまい完全に警戒をといたようです。

「……コホン。
 え~、私はね、セリスと違って例え親しくなくてもそれなりの恩はちゃんと返すんだ。
 私の親は敵と一緒に魔王の力で散り1つ残らず消してしまった。
 私の友達は私が封印される前に埋葬してあげてこの前墓参りも行ってきたばかりだ。
 だから今は、そんな仲良く無かった……それどころか喋った事も数回しか無かったけどさ…………同じ集落の仲間だって言ってさ、私を庇ってくれた仲間をちゃんと埋葬しようとしてるんだ」

 恥ずかしそうにしていたミィさんの表情は徐々に険しくなっていき、音がするほど強く拳を握り、前に一度だけ見た事のある表情をする。

 その表情は、セリスに似ていた。
 たった一度だけ見た事のある、何かを貫き通そうとする覚悟を決めた、オリヴィアでの商談で見せてくれた時の表情にとても似ています。

「ここには同じ集落だった奴の毛皮があるってわかってそれで回収に来たんだよ……」

 鋼のような硬い意思を感じさせていたミィさんは、次の瞬間には魔力が一変して明るい調子で続きを語り始める。

「けどまさかお祭りの時期に重なると思わなくてさぁ~。
 下調べの重要性を学んだよ。
 簡単な町の構造を上から見て、地下の構造を音の反響だけで調べたくらいじゃ駄目だね。
 悪い見本だから真似しちゃダメだぞ!」

「魔に身を委ねて綱渡りばかりする魔法使いに言うことじゃないよそれ」

「大丈夫、今のはセリスに言ってないから」

「あ~………そうだね、真似してほしくないね」

「でしょ?」

 セリスもミィさんも私の顔を見て言う。
 何故私?仮にも4年間商人している私に下調べ云々なんてのは言う必要無いと思うんですけど?

「それでね、私は殺しをしてまで回収したいなんて思ってなかったからさ、他に無視できない問題を作れば手荒な真似はしなくても済むと思ったんだ。
 ほら、別れる前に……というよりもセリスの中から出る時に私の中にセリスの魔力が混じってね、それを使えば強力な呪いのろいが使えると思ってやったんだよ。
 結果として、流石は呪いまじない魔法のスペシャリストが保有する魔力って感じだったよ。いや~本当に便利だったね。
 あんな少量の魔力で私の望んだ結果の数倍の効力は発揮してくれたなんて危うく飲み込まれると思ったよアハハハハハハ」

「それ笑い事じゃありませんよね?」

「というか、メリルの事を狂人だと疑ってたくせにミィ……さん本人もよっぽどだな。何が可笑しいんだよ」

 本当ですよ。冷静に考えなくても笑えませんって。

「それより呪いの効果はどのようなモノなのですか?」

 セリスの話から聞かされた呪い魔法の中には『星降りの願い』という時間差で流れ星が必中する呪い魔法が存在するくらいです。
 それを聞くまでは呪い魔法は味方を少し強くする程度の認識だったのですが、一変して最大限警戒するべき魔法に変わってまして、聞いておかないと危なすぎますよ。

「ん?えっとね……毎日夜になると町に漂う魂が見えるようになるとかしたね。町にいると存在しないモノが見える呪い。
 お陰で色々動きやすくなって本当に助かったよ。
 それで、呪いの対処に追われて私の事どうこうって事態じゃ無くなったんだけど、セリス本人が祭りに来るなんて考えもしなかったからさ、その事はゴメンね。
 お祭り楽しみにしてたんでしょ?」

「出店は楽しみだったけど、まあそういった理由なら仕方ないよ」

 セリスが優しく微笑みながらそう言うけれど、ミィさんは驚いた様子で目をパチクリさせている。

「………なんだい?」

「いやぁ……そんな笑顔できたんだ。セリスって」

 セリスって親しい人にはいつもこれくらい柔らかな感じだと思っていたのですが……あぁ、覇王様ですか。
 逆に覇王様の頃の話は本人から聞いたくらいで詳しく知らないんですよね。

「あの、ミィさん。良ければ向こうでのセリスの事を教えてもらえませんか?」

「ん、すまないがそこまでの余裕は無いんだよゴメンね」

「そうですか……」

 それは残念ですね。

「直接聞けば良いだろうに」

「セリスからは沢山聞きましたよ。
 そのセリスの様子が他の人からどう見えたか知りたかったんです」

 セリスは辛い事を隠すのが上手いですからね。
 私も魔力で感情を読み取らなきゃわからない事が多かったはずですし。

「……そうだね、ほんの少しになるけど……セリスは私から見ても弱虫だと思ったね」

「は?」

「知ってます」

「え?」

 何を驚いているんです?
 セリスが弱虫なのは今に始まった事じゃないでしょ?

「メリルが思っている弱虫とはまた違うとは思うけどね。
 自分の弱さを見せるの事に何よりも怯えていて、辛い時に辛いと言うこともできない弱虫だって言うのが私の知ってるセリスかな。
 うん、あまり時間掛けられないからここまでね」

「なるほど……ありがとうございます」

 たぶん私の意図を汲み取ってくれたから無理矢理短くして教えてくれたんだと思う。
 やっばりミィさんは良い人ですね。

「そうそう、たぶんだけど日が落ちる少し前には入れると思うよ?
 毛皮は回収したから魔法具とかもわかりやすいように捨ててきたから」

「もう回収してたのか」

「当然じゃん。
 セリスの気配が近くにあるんだったら食事だって後にして会いに行くよ。
 行かないってなったら行かないんじゃなくて行けないだから。
 まあ、実際側に行ったらメリルと物凄く仲良くしてて声掛けずらかったから屋台で買い食いしながらタイミング測ってたんだけどさ」

「なるほど……気配断ってたのはそれでなのか?
 というかセリスもミィさんも初対面で気配断って背後取るってセリスの世界の挨拶か何かなのか?」

「いや挨拶は……え?ワービーストであるこの私が二番煎?
 いやいや、気配断って背後取るのは近接戦闘特化型ワービーストの十八番だよ?
 魔法使いであそこまで気配を断つセリスがおかしいのであって私は普通だからね?」

「ですよねぇ……」

 戦いにおいてワービーストは普通の魔法使いの天敵であるのは一般常識であり、気配を断って近づいて普通の魔法使いに何もさせず倒すというのは良く聞く話です。

 逆に魔法使いが気配を断って剣士の急所を的確に切り裂くなんて聞いたことありませんよ。

「ふぅ、流石に人が多くて色々疲れたよ。
 長居してるとしょっぴかれるだろうし私は友達との家に帰るとするよ」

「……ミィに私以外の友達なんていたの?」

「そんなセリスじゃないんだからいるに決まってるじゃん」

「…………」

 え?何で急にそんなに悲しそうな魔力を……

「私がいますから!セリスには私がいますから!」

「うんうん、お友達3人目だねおめでとう!
 さて、万が一中止になったら申し訳ないけど、ならないようならお祭り楽しんでおいで。
 これミィお姉さんからのお駄賃ね」

「え……ありがとうござ……ちょっと…………」

 自然な流れで手渡され受け取ってから渡されたのが金貨1枚という大金である事に気づき多すぎると思いミィさんに返そうとしましたが……

「ありがとう、お礼にこれあげるよ」

「ん?ずいぶん大きなルビーのネックレスだね。
 ……ルビーだよね?水晶じゃないよね?」

「正真正銘ルビーだよ。
 しかもただのルビーじゃなくて魔力変動による性質変化の起きた魔性のルビーとも呼ばれるルビーね。
 ミィの赤い髪と同色だけれど、それでもこの透明度の赤はミィに良く似合うと思うんだ」

「おお、すごく高価な物だな!ふふふ、どう?似合ってる?」

「その見た目で煙管吸うのは止めた方が良いと思う」

「この味が良さがわからないとはお子ちゃまだね。
 まったく、渡す時は素直だったくせに聞いたらそれって良くわからない……
 素直に似合ってるってミィお姉さんを誉めてもバチは当たらないよ?
 でも、久々のセリスからの贈り物だしありがたく受け取っておくよ、前のは壊れちゃったしね。ありがとう、嬉しいぞ。
 はい、これターニャちゃんの分のお駄賃ね」

「ありがとう……」

「それじゃそろそろ行くね」

「あ、ちょっと待った」

「ん?なに…………」

 ……………え?あれ?

「またね、ミィ」

 チュッと音がする。

「………ふふ、またねセリス!」

 セリスがそうしたようにミィさんもセリスの頬にキスをし、軽く跳躍して荷台から降りる。
 ミィさんは「また会おう!」と言って地面が軽く抉れるくらいの脚力で走って行ってしまいました。

 馬の全速力なんか遅すぎると言える程の速さで、
 皇女のネックレスを首に掛けて。

「……ミィは単純だけど私より強いから力業で奪うのはかなり困難だよ、フフフフフフ」

「ちょっ、ちょっとセリス!?今!今何をしたんですか!?
 キス……ミィさんとは友達じゃなかったんですか!?」

「え……あっ!ちょっとメリル落ち着いて!今のただの挨拶だから!」

「…………挨拶?」

「そうそう、私の世界だと頬へのキスは親しい相手へ日常的にする挨拶なんだよ、こんにちはとか、また会おうみたいなね」

「……私はされた事ありませんよ?」

「この世界に来てから誰もしている様子が無かったから、いきなりして嫌われたくなかったから………」

「き……嫌いませんよ……今更キ……キス、くらいで………」

「おいメリル、落ち着け」

「私は落ち着いてますよ?」

「絶対混乱してるからまず落ち着けって」

「え……あ……………」

 ………………ふぅ、確かに混乱していましたね。
 しかし、ミィさんとセリスって………

「セリスってレズだったのか?なんとなくそんな気はしてたけど」

 ちょっと、そんなストレートに……

「そう言うのがあるという知識はあるけど性的欲求は種族魔法使いになったら物凄く薄くなるんだよね。
 さっきも言ったけど今のは私の世界では当然の挨拶でね、キスする場所で意味合いが違うんだが……」

 と、セリスは丁寧に教えてくれたのですが。
 やはり私はされたことありません。

「なら、私にもしてくれて良いですよ」

「そうか!良かった、実はメリルが目覚める前におはようのキスは毎日してたんだよね」

 ………は?えっ?ちょっと聞いてない……?

「……………」

「おい、年頃の女の子からかうなよ。頬に手を添えちゃって、顔真っ赤じゃん」

「あ、いえ!そんなこと無………くは無いです」

「どっちなんだよ」

「メリルは可愛いよね」

 それどういう意味で?友達とか小動物に向けるような?
 それとも恋愛……みたいな?
 うぅ~……それよりセリス、もしかして仕返しのつもりなのでしょうか?私こういう流れはあまり得意ではないですし………

「あ!そんなことよりネックレス渡して良かったのですか!?」

 あんな危険なモノを黙って渡すなんて、いくらミィさんが魔王だとしても危ないかもしれないのに。

「あぁ、実はミィって私と違って人を殺すのに躊躇の無い奴だからね。
 殺したら殺したで弔うし殺せなかったなら勝手に逃げれば良いって感じにね。
 死のうが生きようがそこに理由が無い限り拘ったりしないんだよ。
 確か……一族として霊を称えてたりする感じで、命のやり取りはプライドがなんちゃらって言ってたねぇ、私が食べきれなくて御飯残そうとすると怒るんだよ。
 殺したからには食用ならどれだけ不味くても食べるし、どれだけ外道な奴も殺したからには丁重に弔うってね。
 ミィにとっての殺しは食事と同意義……だったかな?
 細かい理由は聞いてないけど、軽く教わるだけでも中々に面白い考え方だったよ?」

「その考え方は聞いたことあるな、ワービーストの中でも身体能力が高い種族はそう言った感じで戦いは神聖なものだと聞いたな」

「そう言うわけで殺せない私よりミィに渡した方が面白……安全だからね」

「絶対今のが本音ですよね?」

「えぇ、だって面白そうじゃん。でもミィが強いのは本当だよ?
 ミィからしてみたら今の速度で軽いランニングだし、全速力のフェイントはまるで直角に曲がる矢のようだよ」

「そのミィさんに勝てたんですか?」

「当然。それくらいどうにかできなきゃ覇王は名乗れないね。
 相手がどれだけ早かろうが何回攻撃してこようが最終的に勝つのは私だ。何故ならそれが覇王だから」

「前にも言った気はしますが、それはとても大変そうですね」

「やっぱりそう思ってくれるのかい?」

 猫のような笑みで自慢気に語っては居たものの、セリスから感じる魔力はどこか寂しさを感じさせるもので、同情するなと言われても無理な話で、つい漏らしてしまった言葉にセリスは苦笑した。

「少なくともセリスには向いてないと思います」

「そう……ありがとう、メリル」

 その後、日がまだ高い位置で列が動き、ミィさんの予想より早くファスタムに入れました。
 それでも宿に着いた頃にはもう夜になってしまいましたけど。
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