覇王セリスの後日談

あかみみ

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軽い刺激

好意

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 ジルさんに案内されて来た場所は本当にこの町の責任者であり領主の館でした。

「いたっ……えっと、どうしたんだい?」

「なんかセリスのせいで常識が無くなってしまったのでなんとなく」

「え?……ごめんね?」

「謝る必要はありませんよ?」

 領主、いわゆるお貴族様の家に行くなんて前の私であれば気が遠くなる程の事であるはずですが、「館全体が天空城の大部屋より小さい」としか思えない事に少し戸惑いを感じてセリスの手をギュッとつねりました。

 門を通り、廊下を進み1つの部屋に通されました。

「失礼します。
 魔法使いセリス・アルバーン様とその友メリル・ダンヴィル様をお連れしました」

 中に入ると大きなテーブルを囲むように7人の男女がいる。

「えっ」

 そう認識した瞬間、テーブルの上に置かれた資料が浮かび上がり、かなりの早さでセリスの目の前を流れていく。

「………あれ?」

 その紙が流れる速度がゆっくりになる。
 最初は文字を文字として認識できない速度でしたが辛うじて何か書いてあると認識できるような遅さになった?

「メリル、紙が遅くなったんじゃなくて、魔力法則に適応できた事によりメリルの認識速度が早くなったんだよ」

 こちらを見もせず心を見透かすように放った言葉に納得する。
 なるほど、確かにこれは以前話していた時間が圧縮されるという例えでしか例えようがありませんね。
 しかし……こんな速度で読み上げる事もそうなんですが、それ以上にこの速度で全ての紙が完璧に、均等に……これは本当に人ができる芸当なのでしょうか?芸術作品のように美しくムラの無い魔力です。

 流れている紙は1枚1枚セリスの目の前を通りすぎ、そのままテーブルの元の位置へと流れて戻りました。

「うん、現状どうなってるのか把握したよ。
 ただ呪い系統の理解が深い者はいないようだね。
 誰だか知らないけど他の系統の基礎を呪い系統に押し付けないでほしいね。
 形として炎系統の魔法の基礎かな?
 土寄りな気もするけど……
 17枚目の三行目の理論だと魔法が反発するからそれだけじゃ理論として初めから破綻しているから見直し入れた方が良いと思う。
 非常に惜しいとは思うけどあれでは足りないね。
 私の案としては……」

 資料が流れて私の感覚で20秒もしていない。
 今の人並み外れた芸当で何でもないかのように内容にコメントするセリスに私は苦笑するしかできません。

 すごいすごいとは何度も思ってたけどセリスってこんなに有能だったんですね。普段のセリスを知ってるとわかりませんよ。

「……いきなり現れて挨拶も無しですか?」

 一番近くに居た金髪の青年がセリスに声を掛けた。

 けれどセリスは不思議そうな顔をするだけで自分は間違ってないと言いたげな感じで口を開く。

「ここに集まっているのは魔法使なんだろう?
 なら今ので挨拶として十分なつもりだったが得意な魔法でも見せた方が良かったかい?
 ここでできる事は限られるけど得意なのは鳥を創る事だね」

 そう言ってセリスは50枚程の白紙の紙を出現させ放り投げる。
 宙でバラバラに散った紙は折り畳まれていき全ての紙が合わさって1つの姿を形取り始め、やがて色を持ち紺色をした美しい鳥が部屋を飛ぶ。
 鳥が通る後は紺色の、セリスの魔力が光の線を引くかのように残り、キラキラとしていてとても美しい。
 やがて鳥は部屋を一周してセリスの手に止まる。
 その鳥は瞬きもすれば呼吸をしていて胸の辺りが膨らんだりと生きている鳥との違いが私には解らない程です。

「綺麗……」

「ありがとうメリル。
 メリルが誉めてくれるなんて珍しくて調子のっちゃうかもね」

 フフンと本当に自慢気なセリスは改めて魔法使いなんだと思わされましたね。
 最近のセリスは体術ばかり使っていましたから尚更そう感じて、とても幻想的な光景でした。

 そういえば普段のセリスは何故魔法を多様しないのでしょうか?
 そう疑問に思いましたが今聞く事でもないと思い何も聞かない事にしました。

「で、私の実力が不足していると言うなら帰るけど力不足だったかい?先輩」

「いや……不足はしていない……」

 余裕満々なセリスが猫のような笑みで金髪の青年に聞き、完全に萎縮してしまっています。
 ここまでわかりやすく一流の技術を魅せられて格上であると認めさせられたのでしょう。
 駆け出し商人が良く見せる感じの反応で、魔法使いでもその辺は変わらないんだなと思いました。

 前も同じことを思いましたが、セリスに出会う前で知っている一番の魔法使いでも天秤に計る重石としては力不足な程軽くてですね、それだけセリスは桁が違います。

 そして、私はそのセリスを遥かに凌駕する魔力量を持つ大天使や、本来の魔力量の2割程でセリスの半分よりちょっと少ない量という魔王を目の前にし、羽で直接感じ取っています。
 セリスだからこの2つの存在となんとか戦えるだろうと思うけれど、この部屋にいる他の人全員が束になっても一瞬で蒸発するのではと思い至るに十分なほどの差があります。

「あの、セリス。ここに居て楽しめそうですか?」

「どうだろう?でも魔に身を委ねた事の無い存在でも時に思いもよらぬ発想を口にする事があるからねぇ~」

「ほう、その若さで魔に身を委ねた事があるのか!?」

 セリスの言葉に強く反応したのはちょうど向かえにいた白い髪と髭のお爺さんです。

「まあね、それなりの回数委ねたよ。
 そうでもしないと生き残れなかっただけなんだけどさ。
 それより貴方は今回の呪いの事はどう思っている?」

「ふむ……かなり呪い系統に携わっている魔力であるのに素人が作った魔法のようだと思ったくらいかのぉ……」

「うんうん良いね良いね、盛り上がってきた」

 セリスがトンッと机を叩くと机に広げられた地図が青く光り、立体計の町の図面が宙に浮かび上がる。
 流石のこれには私も驚きましたが、セリスを知らない他の人達の驚きはそれ以上のようです。
 ただ、目の前で話しているお爺さんは「ほう」と感心したような呟き1つだけでした。
 もしかしたらこのお爺さんも凄い人なのかもしれませんね。

「私も一時間くらい調べてみたんだけど、この中央広場を西に外れた辺りにある小さなオブジェの一部を1つの起点にしてて、魔力の感じ的に他にも似たようなのを用意してるように感じだけれど、ここを無効化する意味はあると思うよ」

「うむ、これらの大半は無視しても良いかもしれないが念には念で誰かが行った方が良いかもしれんの」

「そっちは万一ってレベルだしね。
 まあ、念のためってだけだし呪い系統に詳しくない人で良いんじゃない?」

「確かにそうかもしれぬが他に詳しい者に仕事はあるのか?
 それしかわかっていまい」

「ん?あぁ、言ってなかったね。その辺はわかってるよ。
 呪い系統に詳しい人が二人以上ならこの起点を止める側と、私と一緒に地下に降りて根本を叩く側に分けた方が良いかもしれないね。
 恐らくだけど元々はこの事態を起こす為に使う魔法具が根本だったんだろうけど、犯人が地下を通った時に魔法具から漏れだした魔力に共鳴し、魔力を通しやすい金属か何かが性質変化を起こして魂を持つようになった可能性がある」

「……その事例は確かに過去にもあるが……素人がやりそうな失敗じゃな。
 犯人は魔法に携わってない素人……いや、そうなると知ってて引き起こした悪質な奴かもしれん。
 破滅願望であるのだろうか……」

「もちろんこれは調べてその可能性が浮上したというだけで私の見立では低く見積もって7割の確率と言った所。
 具体的には……」

 ………あ、もう既に何言ってるのかわからなくなってきた。
 えっと、魔法による低気圧との反発……?
 自然と魔法の関係性は魔力世界が存在するから低気圧も魔法……ん?そもそもこの世界の原理全てが魔法で説明がつくって前にセリスが言ってたよね?
 なのに何で低気圧?ん?魔力と魔力で反発して特質魔力………

 ……駄目です。もしかしなくてもこの話に着いていくレベルに必要な基礎知識が足りてません。
 私が教わったのは魔法の基礎も基礎、応用すら必要としない部分な訳でして、四大属性魔法と呪い系統意外は何故そんな風に呼ばれてるかすらも何となくしかわかりません。
 基礎さえできていれば魔法具作れるよと言われて覚えた程度のなので応用を更に応用するなんて言われたらもうわからない程度の知識しかありませんし仕方ありません。 
 もうそういうものだと割り切って聞きましょう。

 しかし、セリスがとても楽しそうで良かった。
 それだけでもここに来た甲斐がありますね。
 浮かんだ地図を挟んで語り合う内容は半分くらいしか理解できないですが私も楽しいです。

 ……って、他の魔法使いの方々、仮にも本職魔法使いなんですよね?何も意見言わなくて良いのでしょうか?
 そう思いましたが素人がどうこう言えるレベルじゃないので何も言わないでいるとトントンと話は進んで行く。

 私はセリスの楽しいという魔力を感じ取ってとても楽しんでいますが他の人はたまったものじゃないのか妬みや嫉妬という気配まで漂わせてますよ?
 セリスはその辺を敏感に察知するので止めた方が良いですよ。

 ふふ、それに引き換え私は成長したものです。
 去年の私ならセリスが心の底から、楽しいと叫ぶような魔力にさせたのが目の前の老人だと考えたら同じように嫉妬したと思います。
 ですがセリスにとって私はキスするくらいの仲ですから多目に見てあげますよ!
 心の底から幸せだと物語るようなセリスの魔力を感じた事のある私はこの程度で嫉妬などしません。

 話し合いの内容は分かりませんが私も楽しいで……すし………あれ?
 なんか雲行きが怪しくなってきました?

「そんな事はできぬ!
 確かに魔力感知能力を強化する魔法を使えばより敏感に理解できるがそこまでじゃ!」

「何故そこで諦める!
 それはそもそものスペックの悪いヒューマンを基準に考えているからだろう!?
 魔法使いとして最初から素質の高いエルフや妖精種が同じようにすれば十分なほど可能性がある!」

 セリスが理性を保ったままここまで熱く語る姿なんて始めて見ました。
 前にセリスが、「争いは同じレベルの者同士でなければ起こらないんだよ」と言っていましたけど、あのお爺さん、セリスのレベルに到達してる?
 魔力的にはそんなに凄い感じには見えないのですが……

「そんな物は紙の上でのみ起こりうる可能性であろう!」

「試してもみないで何故否定するんだい!?
 失敗した時のリスクなんて少しかったるくなるくらいだと言うのに失敗を怖れるなど愚か者のすることでしょ!」

「今の時代それでも人体実験だと非難するのが世間の見立てじゃ!
 今後の他種族との交流も考えればできぬ!」

「その程度の事で失う信頼なんて無いのと同じでしょ!?
 私みたいに…………メリル!!!」

 いきなり話を振られ体がビクリとなった。
 目をそらして周囲を確認しましたが他の人からの助け船は期待できそうにありません。

「えっと……何の話ですか?」

「本来感覚を強化する魔法は身体強化と違い自分にしか掛けないけど他人で、更に他種族に掛けた場合ヒューマンがどれだけ強化しても到達できない領域にまで足を踏み入れる事ができるのではないかって話だよ」

 感覚強化って他の人には掛けないんですね、始めて知りました。
 身体強化や回復の魔法と似てるような気がするんですが違うんでしょうか?
 前にセリスにかけてもらった回復魔法は暖かくて気持ちが良かったな……っと、ちゃんと答えないといけませんね。
 しかし……わからないことが多すぎます。

「あの、話が突拍子も無さすぎて何処を問題視すれば良いのわかりません」

「そうだね……メリル」

 セリスは私にもわかりやすい様に考えてくれるようで数秒思考し、私の名前を呼びながら両手で手を握ってきて、真っ直ぐ真剣な眼差しで見つめてくる。

「私を信じて身をゆだねてくれないかい?」

「……えっ!?ちょ、ちょっと……セリス……?」

 一度目を反らし、ゆっくりと確認するとやはりセリスは私を見つめている。
 手を通し、羽を通し感じるセリスの魔力はとても暖かく、私を信じて付いてこいと魔力そのものから言われているような……
 本当に何故でしょう、私はこんなにも誰かに求められた事が無いからか、すごく動揺していると言いますか……

 と言うより、セリスってやっぱり原理の説明は上手くても説得は下手ですよね。
 もっと言葉の選びようがあったでしょうに……

 交渉なんかもどこかしら上から目線ですし、優しい口調で話す時はだいたいが罠を仕掛けてるし……
 あれ?もしかしてこれは私が罠に掛かるのを待っている?

 この話しは普通に考えて乗らない方が安全なのでしょうけど……

「私は……嫌じゃありません……いいえ……セリスだから信頼できますから」

 私は目を背けたい気持ちを押さえて、必死にセリスの目を見て答えます。

「なら少し我慢してね」

「はい……え?我慢って私はどうしたら?」

「そうだね、少し背中見せて」

「はい」

「少し魔力送るから我慢してね」

 セリスがそう言い背中に手を当てるとすぐに魔力が流れてくる。
 その魔力は私の体の中で魔法へと替わる。

「なんですかこれ……」

 私の体がものすごく軽い。
 しかしそれよりも異常なのは屋敷の外どころか私を中心に町の半分程の広さにいる全ての生き物の動きが正確に把握できること。

「調子はどうだい?」

「この町の半分くらいの広さにいる生き物の動きが見えます。
 こう、上から見ていて、それも建て物や壁もちゃんと見えてるのにそれを透き通してどこで誰が何をしてるかって……何を私にしたんですか?」 

「その素敵な羽に魔力感知能力を上げる感覚強化をしてみたんだけど成功みたいだね」

 ニッと猫のような笑みを浮かべるセリスから本当に嬉しそうな魔力を感じて、それよりももっと奥まで感じられるかも……と思いましたが、不純物が混じって集中が乱れてしまいます。
 それは驚きすぎて震えた手をこちらに伸ばし虚空を掴むような仕草をしている、たぶん凄いお爺さん。

「……本当に実現したのか?」

「いや、今回は本当にメリルが私を信じて受け入れてくれたからだね。
 少しでも反発されると私でも辛い。
 この様子なら私がメリルに掛ける事に関しては第三者が邪魔しなきゃ失敗しないだろうね」 

「なるほど……」 

「……ん?なんだいメリル?」

 老人とセリスが話始めてしまったのでセリスの服を引っ張りこちらに向かせる。

「……セリス、さっきの言い方はズルいです」

「あ……やっぱり嫌だったかい?」

「いいえ……私はセリスが大好きなんだなって思いました」

 だからこそ迷わず感情の奥へと潜ろうとしたんだ。

「私も大好きだよ?」

「知っています。私はセリスの親友ですから」

 もっとセリスを知りたい。

 こんな弱い私でも頼ってくれる。

 だから私をもっと頼ってほしい。

 けれど、今はまだ私の中でどれだけセリスが大切な存在か評価しかねる。

 大切すぎて何よりも大切なのかもしれない。

 何よりも大切というのが、どれだけ大切なものかを評価しようとしている事がおかしいのかもしれない。

 けれど、それが私だからたぶん沢山悩むと思う。
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