7 / 117
第1部1章 異世界へようこそ
第07話 ゴブリンとの戦い
しおりを挟む
ゴブリン達の巣食う部屋に入ると、リカードの報告通り八体のゴブリンが右斜に三体、左斜奥に五体ずつ居た。
何をしているというわけでもなさそうだったが、こちらの姿を確認して持っていた武器を構える。
現代日本人の私が魔物と戦えるのか心配だったが、ゴブリンはわりとわかりやすく「魔物」という感じだった。
人型の魔物と戦うのはもっと抵抗感があるかと思ったのだが。
あるいは臭いをコントロールできたように、ゴブリンに対する感覚もコントロールできているのかもしれない。
戦闘が始まるとリカードが予定通りに左斜奥の五体のゴブリンに突っ込む。
「ワイドアタック!」
そして、両手に構えたダガーで回転するように次々とゴブリンを斬りつけていった。
当然、ゴブリン達の悲鳴が上がる。
さすがに一撃で倒すとまではいかないものの、それなりのダメージは与えたようだった。
だが、そこからゴブリンの逆襲が始まった。
一人突出したリカードに対してゴブリンが集中攻撃をする。
しかし、それらの攻撃を紙一重で避けていくリカード。
五体からの攻撃を見事に避けていく姿は、まさに目にも止まらぬ速さだった。
それを横目に見ていた手前のゴブリン達は、まだ入り口にいる私達のほうへ迫ってくる。
しかし、それはフランツが巧みに回避、あるいは盾を使って防ぐ。
こうして、ゴブリンからの攻撃をノーダメージで防ぐことに成功する。
「エアリアルスラッシュ!」
そんなゴブリンに対し、レイが風の魔法をぶつける。
さすがは魔法攻撃、ゴブリンに大ダメージを与えて一撃で一体を倒してしまう。
続けてフランツも別のゴブリンを攻撃し、大きなダメージを与える。
三人の流れるような連携に驚嘆する私だったが、ただ驚いているわけにはいかない。
リカードの近くにはまだ五体のゴブリンがいる。
ボスモンスターもいない以上、強化すべきは範囲攻撃ができるリカードだろう。
「ホーリーウェポン!」
続けて五体のゴブリンを追撃しようと準備するリカードの武器に神聖な力を与える。
先程と同じようにゴブリン達に範囲攻撃を見舞うリカードの短剣は、多くのゴブリンを倒していく。
しかし、窮鼠猫を噛むと言おうか、ゴブリン達の逆襲も苛烈を極めた。
さすがに避けきれなかったリカードの身体にゴブリンの短剣が迫る。
「プロテクション!」
しかし、それは当然私がバリアを張って防ぐ。
完全に防ぐことは叶わなかったが、それでもかすり傷程度まで減衰できた。
戦力が半減したゴブリン達は、そのまま三人の猛攻に耐えることができず、ついに全滅したのであった。
何をしているというわけでもなさそうだったが、こちらの姿を確認して持っていた武器を構える。
現代日本人の私が魔物と戦えるのか心配だったが、ゴブリンはわりとわかりやすく「魔物」という感じだった。
人型の魔物と戦うのはもっと抵抗感があるかと思ったのだが。
あるいは臭いをコントロールできたように、ゴブリンに対する感覚もコントロールできているのかもしれない。
戦闘が始まるとリカードが予定通りに左斜奥の五体のゴブリンに突っ込む。
「ワイドアタック!」
そして、両手に構えたダガーで回転するように次々とゴブリンを斬りつけていった。
当然、ゴブリン達の悲鳴が上がる。
さすがに一撃で倒すとまではいかないものの、それなりのダメージは与えたようだった。
だが、そこからゴブリンの逆襲が始まった。
一人突出したリカードに対してゴブリンが集中攻撃をする。
しかし、それらの攻撃を紙一重で避けていくリカード。
五体からの攻撃を見事に避けていく姿は、まさに目にも止まらぬ速さだった。
それを横目に見ていた手前のゴブリン達は、まだ入り口にいる私達のほうへ迫ってくる。
しかし、それはフランツが巧みに回避、あるいは盾を使って防ぐ。
こうして、ゴブリンからの攻撃をノーダメージで防ぐことに成功する。
「エアリアルスラッシュ!」
そんなゴブリンに対し、レイが風の魔法をぶつける。
さすがは魔法攻撃、ゴブリンに大ダメージを与えて一撃で一体を倒してしまう。
続けてフランツも別のゴブリンを攻撃し、大きなダメージを与える。
三人の流れるような連携に驚嘆する私だったが、ただ驚いているわけにはいかない。
リカードの近くにはまだ五体のゴブリンがいる。
ボスモンスターもいない以上、強化すべきは範囲攻撃ができるリカードだろう。
「ホーリーウェポン!」
続けて五体のゴブリンを追撃しようと準備するリカードの武器に神聖な力を与える。
先程と同じようにゴブリン達に範囲攻撃を見舞うリカードの短剣は、多くのゴブリンを倒していく。
しかし、窮鼠猫を噛むと言おうか、ゴブリン達の逆襲も苛烈を極めた。
さすがに避けきれなかったリカードの身体にゴブリンの短剣が迫る。
「プロテクション!」
しかし、それは当然私がバリアを張って防ぐ。
完全に防ぐことは叶わなかったが、それでもかすり傷程度まで減衰できた。
戦力が半減したゴブリン達は、そのまま三人の猛攻に耐えることができず、ついに全滅したのであった。
13
あなたにおすすめの小説
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
【完結】ネクラ実況者、人気配信者に狙われる
ちょんす
BL
自分の居場所がほしくて始めたゲーム実況。けれど、現実は甘くない。再生数は伸びず、コメントもほとんどつかない。いつしか実況は、夢を叶える手段ではなく、自分の無価値さを突きつける“鏡”のようになっていた。
そんなある日、届いた一通のDM。送信者の名前は、俺が心から尊敬している大人気実況者「桐山キリト」。まさかと思いながらも、なりすましだと決めつけて無視しようとした。……でも、その相手は、本物だった。
「一緒にコラボ配信、しない?」
顔も知らない。会ったこともない。でも、画面の向こうから届いた言葉が、少しずつ、俺の心を変えていく。
これは、ネクラ実況者と人気配信者の、すれ違いとまっすぐな好意が交差する、ネット発ラブストーリー。
※プロットや構成をAIに相談しながら制作しています。執筆・仕上げはすべて自分で行っています。
【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件
表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。
病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。
この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。
しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。
ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。
強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。
これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。
甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。
本編完結しました。
続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください
ある日、人気俳優の弟になりました。
雪 いつき
BL
母の再婚を期に、立花優斗は人気若手俳優、橘直柾の弟になった。顔良し性格良し真面目で穏やかで王子様のような人。そんな評判だったはずが……。
「俺の命は、君のものだよ」
初顔合わせの日、兄になる人はそう言って綺麗に笑った。とんでもない人が兄になってしまった……と思ったら、何故か大学の先輩も優斗を可愛いと言い出して……?
平凡に生きたい19歳大学生と、24歳人気若手俳優、21歳文武両道大学生の三角関係のお話。
【完結】この契約に愛なんてないはずだった
なの
BL
劣勢オメガの翔太は、入院中の母を支えるため、昼夜問わず働き詰めの生活を送っていた。
そんなある日、母親の入院費用が払えず、困っていた翔太を救ったのは、冷静沈着で感情を見せない、大企業副社長・鷹城怜司……優勢アルファだった。
数日後、怜司は翔太に「1年間、仮の番になってほしい」と持ちかける。
身体の関係はなし、報酬あり。感情も、未来もいらない。ただの契約。
生活のために翔太はその条件を受け入れるが、理性的で無表情なはずの怜司が、ふとした瞬間に見せる優しさに、次第に心が揺らいでいく。
これはただの契約のはずだった。
愛なんて、最初からあるわけがなかった。
けれど……二人の距離が近づくたびに、仮であるはずの関係は、静かに熱を帯びていく。
ツンデレなオメガと、理性を装うアルファ。
これは、仮のはずだった番契約から始まる、運命以上の恋の物語。
【完結】冷血孤高と噂に聞く竜人は、俺の前じゃどうも言動が伴わない様子。
N2O
BL
愛想皆無の竜人 × 竜の言葉がわかる人間
ファンタジーしてます。
攻めが出てくるのは中盤から。
結局執着を抑えられなくなっちゃう竜人の話です。
表紙絵
⇨ろくずやこ 様 X(@Us4kBPHU0m63101)
挿絵『0 琥』
⇨からさね 様 X (@karasane03)
挿絵『34 森』
⇨くすなし 様 X(@cuth_masi)
◎独自設定、ご都合主義、素人作品です。
【蒼き月の輪舞】 モブにいきなりモテ期がきました。そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!
黒木 鳴
BL
「これが人生に三回訪れるモテ期とかいうものなのか……?そもそもコレ、BLゲームじゃなかったよな?!そして俺はモブっ!!」アクションゲームの世界に転生した主人公ラファエル。ゲームのキャラでもない彼は清く正しいモブ人生を謳歌していた。なのにうっかりゲームキャラのイケメン様方とお近づきになってしまい……。実は有能な無自覚系お色気包容主人公が年下イケメンに懐かれ、最強隊長には迫られ、しかも王子や戦闘部隊の面々にスカウトされます。受け、攻め、人材としても色んな意味で突然のモテ期を迎えたラファエル。生態系トップのイケメン様たちに狙われたモブの運命は……?!固定CPは主人公×年下侯爵子息。くっついてからは甘めの溺愛。
【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
