桜前戦

紅蓮の狸

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普通の田中が目がさめると女子高生になっていて、戦国時代にいた件

カミシロ領

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 ザクロ「姐さん!もうすぐカミシロ領ですぜ!」
 サクラ「ありがとうザクロ!」
 ザクロ「いえいえ礼には及びませんよ!姐さんと俺たちは一心同体なんですからね!」

 そんな会話をしているうちに関所にとたどり着いた

 門番「ここを通りたければ通行手形を出すのだな」

 通行手形なんて持ってねぇよ!どうしようそうだ、ツバキさんからもらった印籠を出してみよう

 サクラ「通行手形は持ってないですが、これならいいですか?実は私はカミシロ・ツバキが一人娘カミシロ・サクラといいます、母に私の無事を知らせてくれと頼まれやってきました」
 門番「これは失礼しました!私でよければ城まで案内いたします!」
 サクラ「ありがとうございます!」
 
 こうしてサクラ一派は城へと門番に連れられ城へと向かうのであった。そして現在城主のゲンサイと話しているのであった。

 ゲンサイ「ふむ、ツバキの娘か、言われてみれば面影がある」
 サクラ「はい、お爺様!」
 ゲンサイ「してサクラよ、ツバキは元気か?」
 サクラ「はい、いつも元気にやっています、天下を取りに行くと言って家を出たのに、天下どころか農夫と結婚してしまった自分はお爺様に会うことは出来ないと言っていました。」
 ゲンサイ「ほう、そうか、してサクラお前は孫の顔をただ見せにきたというわけではあるまい?」
 サクラ「はいっ!私は天下を取りたくてここに来た所存でございます!」
 ゲンサイ「ほう天下と抜かすか、面白い、じゃがワシの後継ぎはもうおる、こいギョクロ!」
 ギョクロ「お呼びですかな、父上」

 声と共にいかにも強そうな男が出てきた

 ゲンサイ「ギョクロよこの娘はお前の姉ツバキの一人娘という」
 ギョクロ「ほう、では私の姪っ子か、ツバキ姉さんの一人娘かツバキ姉さんに似て強そうだ、ハッハッハッ!」
 ゲンサイ「この娘はサクラと言ってな、天下を狙っているそうじゃ」
 ギョクロ「天下と申すか!これは面白い!これで我が領も安泰だな父上!してサクラお前が狙う天下は修羅の道、女の子の生半可な夢ではないのだぞ理解しているな?」
 サクラ「覚悟してなければわざわざこんな遠方まで足は運びません」
 ギョクロ「丁度いい父上これからの大戦でこのサクラが勝利に導いたのなら私は後継ぎから引きましょう」
 ゲンサイ「よいのか?ギョクロよ?」
 ギョクロ「えぇ、私は戦い一筋で妻も子もいませんからねぇ、未来あるサクラの方がよいでしょう、しかし負けたのなら責任を取って腹を切れ、兵は貸してやる、兵の命を無駄にするのならば当然だ、この戦を勝てねば天下など夢のまた夢サクラお主は嘘をいいここに来たわけではないのだろう?」
 
腹を切れって負けたら俺死ぬの?やだなぁでもこれを断ったら天下なんて夢のまた夢だしなー

 サクラ「決して私は死にませんよ勝ってみせます!」
 ギョクロ「よい返事だ!では私は力を貸さない私が出たから勝てたのでは父上も心配なさるだろうからな、自分一人の力で勝利へと導くのだサクラよ」
 ゲンサイ「ほう、面白いことになったのぉ、敵はシダイの国じゃ!勝てばカミシロは海を手に入れることができる、負けは許されんぞ」
 サクラ「はっ」

 こうしてサクラはカミシロ領の領主になるべく、シダイの国との戦を任されたのであった。
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