桜前戦

紅蓮の狸

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普通の田中が目がさめると女子高生になっていて、戦国時代にいた件

交渉

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 戦を終え城へ帰る道中のことだった

 カイユウ「なぜだ?!なぜ私は生きているのだ!そしてなぜぐるぐるに縛られているのだ!」
 ザクロ「姐さん!敵の大将が起きましたぜ!」
 サクラ「そう!よかったわぁ!城に着く前に話して起きたかったのよ!」
 
そういうと先頭にいたサクラはザクロの方に戻ってくる。

 サクラ「単刀直入にいうわ!貴方私の部下にならない?」
 ザクロ「えぇ!?姐さん今なんて!?」
 サクラ「アンタは黙ってなさい」
 カイユウ「フッ、フハッハッハッ、貴様どれだけ私を愚弄すれば気が済む、女に負け、それゆえ女の部下になれと?早く縄とけ私は腹を切る」
 サクラ「死ねば、あんたの恥が消えるわけ?私はこのまま死ねばアンタは女にやられて、腹を切ったただの愚か者だと思うわ、でもアンタが私の部下になれば、最強の水軍で女を天下統一まで導いた名将になるのよ、ステキな提案だと思わない?」
 カイユウ「天下統一だと?ハッハッハッ、私と同じ野望を持つものがいたとはな、面白い確かにその通りだ、ここで腹を切れば、お主が天下を取っても取らなくてもそんな女に負けた愚か者だ、だが、私一人では最強の水軍ではない、私の部下もいて最強なのだ、そんな私を拾ってどう役に立てと?」
 サクラ「いつアンタの部下を殺したなんて言った?私はねアンタを人質に取って今こうして私の行列について来させてるのよ、私は犠牲は極力最小限にしたいのよ、利用できるものは利用するわかる?」
 カイユウ「御見逸れいったよ、お主名はなんと申す?」
 サクラ「私が本物のカミシロ・サクラよ、驚いた?」
 カイユウ「カミシロ・サクラって?!あの私の船に進軍してきたバカな男ではないのか?」
 ザクロ「おいおい、俺様を今バカって言ったかコイツ?」
 サクラ「アンタは黙ってなさいザクロ、騙して悪かったわね、でも正攻法じゃ勝てないそれぐらいしないと勝てないと思ったから騙させてもらったのよ」
 カイユウ「これはまた、私の上に立つものはこれくらいではないとつまらぬというもの、シダイ・カイユウこれからはカミシロ・サクラ様の腕としてこの命尽きるまで戦わせていただきます」
 サクラ「よろしくねカイユウ!」

 そして城へと辿り着く

 ゲンサイ「よく戻ったのぉサクラ」
 サクラ「お爺様も人が悪い勝てもしない戦に可愛い孫を向かわせるなんて」
 ゲンサイ「ハッハッハッだが、お主は勝てたではないか?」
 サクラ「勝った後も、今もこうして叔父様たちが私の首を狙っているのでしょう?負けたら責任を私に取らせて、勝てたら排除する、私はなんて不幸なのかしら」
 ギョクロ「ハッハッハッ、父上の考えなどお見通しであったか!」

 ギョクロが襖を開けて出てくる

 ゲンサイ「ギョクロ貴様今出ては作戦がうまくいかぬだろう」
 ギョクロ「父上私たちの考えなど見据えた上でサクラは帰ってきたのですよ、という事は私たちを納得させる何かをサクラは持っているのですよ、なぁサクラ」
 サクラ「叔父様の言うとおりよお爺様、来なさいカイユウ」
 カイユウ「ハッ」
 サクラ「この子はカイユウ、貴方達にはシダイの大将と言った方が早いかしら?カイユウはね、私の部下になったの、私を殺したらこの国は私の水軍に滅ぼされるわ、ね、カイユウ?」
 カイユウ「私がお仕えするのはあくまでサクラ様、カミシロではありませぬ」
 サクラ「聞いたでしょ、ここで殺すも後で私に戦を仕掛けるのでも私にはシダイの軍がいるのわかるでしょう」
 ゲンサイ「・・・」
 ギョクロ「ハッハッハッ!父上これは一本取られましたな!我等の負けです、城主は今日からサクラに明け渡しましょう」
 ゲンサイ「ツバキめ、一代へて己が夢を叶えさせようとはな、ギョクロの言う通り、ワシの負けじゃお主ならカミシロに天下を取らさせることも出来るかもしれないのぉ」
 ギョクロ「サクラ!今日から俺は父上ではなく、サクラの刀だ!お主の好きなように命令してくれ!」
 サクラ「私は天下を取ります!お爺様、叔父様私を見ていてくださいね!」

 こうしてサクラはカミシロ城を手に入れ晴れてカミシロ領の正式な将軍になったのである。
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