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謝罪会(お茶会)・結果 7話目

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セルライラ嬢とのお茶会が終わった。



はぁ~……俺の気持ちは伝わっただろうか。



それなりに、皇子っぽい言葉使いで今までの悪行を聞き、出来る限りの気持ちをこめ謝った。



本当になにやってるんだよ。ライル様は…




セルライラ嬢に挨拶をされても無視。




セルライラ嬢が、ライルの追っかけに嫌がらせされていると笑って通り過ぎる。



他にもありすぎて言葉にならなかった。




ただのいじめの主犯格だ。




でも、まだ信じてはもらえないだろうが、絶対にこれからそのようなことはしないと、誠意を尽くして生涯愛すよ、といっておいた。




セルライラ嬢はわなわなと震えてなにも言わなかった。




どんな気持ちなのかはわからない表情だったからだ。



うざいと思ったのか、キモいと思ったのか、今さら何をいっているんだと呆れたのか。それはわからなかった。



でも、もしも嬉しいと思ってもらえてたならいいな~


…流石にそれはないか



とりあえず、セルライラ嬢に「こいつ何気頑張ってんなー」と思ってもらえるよう改心している"ライル"というのを示さねば!!
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