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第三の皇子
勘弁してください、バイゼルさん
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「ちちちち、地下迷宮だぁ!?」
バイゼルさん、嘘を言ってはいけないよ!
第一、こんな最果ての荒野みたいな土地で地下迷宮だなんて!
「まま、ここでは何ですから屋敷に戻りましょう。トム様もご一緒に」
「え!? お、俺も行くの!?」
「左様でございます」
トム君が素っ頓狂な声で驚いてると、バイゼルはスッと忍び寄り、声を低くした。
「トム様も先ほどの我らの話を耳にされたでございましょう。地下迷宮の件は、この領地最大の秘密。少しでも聞かれたのならば、同席して頂きます」
それって理不尽じゃね? 的な表情でバイゼルを見るトム君だが、バイゼルの何と言うか、圧倒的な殺気のような雰囲気に飲まれ、ゆっくりと首を縦に振った。
「はい、では参りましょう。瞬間移動」
は!?
何の気なしに言ってるがバイゼル!
魔法使えるんかよ!?
「バイゼルさん!? 何故魔法が使えるのだ!?」
「ご当主、私のような先行きの短い者がそんな大それた……」
「いや、何気に言ってんじゃん。瞬間移動って」
「トム様、そのような心配りは遠慮致します」
なんてやり取りしてる間にピャーッと景色が変わって、我が家の玄関が目の前にドーン! と現れた。
おいおい、マジで魔法だよこれは。
「ささ、執務室へ。すぐにお茶をお持ちします」
と頭を下げながら玄関を開けるバイゼル。
俺とトム君は、あまりの出来事に、ポカーンと口を開けてその場に立ち尽くしてしまっていた。
「どうされましたか? お茶はすぐにお持ち致します。お早めに執務室へ」
そう促され、俺は「あ、あぁ」と気の抜けたような返事をして執務室へ向かった。
あ、トム君も慌てて付いてきた。
「さて、何から話しましょうか」
執務室で三人が腰を落ち着けるや否や、バイゼルは本題を切り出してきた。
俺は気になる質問をぶつけてみることにする。
「親父は……、その、迷宮については知ってたのか?」
俺の質問に、バイゼルはチラリと細くした視線で俺を見た。
が、すぐに目を閉じて視線を逸らした。
「……リチャード様は……、ご存知でございました」
「……親父ぃぃぃぃ」
クソ親父め……
そんな大事なこと、どうして黙ってたんだ!?
「そうお怒りにならないで下さい、坊ちゃん。リチャード様はこのアルブラム領を守るために全てをご自分の中に納めていらっしゃったのです」
「親父の思いはどうかは知らない。だけど、結果的に領民を苦しめていたってのに変わりはないはずだ。親父の政策は間違っていたんじゃないのか、バイゼル」
俺がそう言うと、バイゼルは細い目で俺を見ながら口をつぐんでしまった。
それは正解ととっていいのか? それとも逆なのか?
バイゼルの返事を、ゴクリと喉を鳴らしつつ待つ。
バイゼルはその細い目を、今度は遠くを見るように開いた。
「リチャード様は……」
リチャード様は……?
親父はなんだ? どうしたんだ?
「リチャード様は危惧されておりました」
「危惧? 何を危惧してたって言うんだ?」
「地下迷宮でございます」
地下迷宮を危惧してた?
そりゃまたどうして?
「坊ちゃま、確かにこのアルブラム領には地下迷宮がございます。それも、かなり高度な文明の時代のものでございます。当時、アルブラム領を継がれたばかりのリチャード様と発見した時は、手を取り合って喜び合いました。これで、この領地を豊かに出来ると。ですが、リチャード様はこう仰ったのです」
『このことは他言無用だ。地下迷宮はこのまま、そっとしておく」
「このまま? じゃ、何だ? せっかくの金ヅルを、領主の親父は放置プレイしたってのか!?」
ちょっ、トム君?
金ヅルって、もう少し言い方があるだろ?
「金ヅルか、そうです。その通りでございますよ」
それを聞いたバイゼルは、クックと喉を鳴らすようにして笑った。
「古代の迷宮が表出すれば、人がこぞってやって来ます。帝国にしてみても、税収を増やせるともなれば、喜んで管理に回るでしょう。そうして迷宮を中心に町は「街」へと変わり、人の出入りが増え、豊かさを増していくことでしょうな」
「それだよ。領地が豊かになるチャンスだった。どうして親父は?」
「領地が豊かになると言うことは、決して領民が豊かになるわけではございません。必ず格差が生まれる」
「……あっ」
俺はふと思い出した。
帝都で暮らしている時。
久々の休みで街中をブラブラしていた時のことを。
「……帝都にも、いた……。ボロボロの服を着て……、物乞いをして暮らしている子供達がいた……」
「ふむ、坊っちゃまはご覧になっていましたか。まぁ、当然といえば然り」
「な、何だよ! 迷宮があることが分かったらいいことづくめじゃないのかよ!?」
「トム君!」
トム君がいきり立ったところを、俺は彼の肩に手を乗せて諌めるように首を横に振った。
まずは話を聞いて欲しい。
そう思ったからだ。
「親父はそれが分かってたってことか?」
「それって何だよ!?」
「迷宮を解き放てば、バイゼルの言う通り、この領地は豊かになる。人が集まるからな。けど、そうした中で生まれるのは貧富の差だ。力ある者は豊かになり、無き者は貧しくなる。大げさに言えば、弱肉強食の社会が生まれるってこと」
「じゃぁ、公平にすればいいじゃねぇか! そのための領主だろう!!」
「そうも参りません」
バイゼルがトム君にやや厳しい口調でそう言った。
「は? ジジイ、何がだよ?」
「地下迷宮の件が帝国に伝われば、間違いなく帝国が管理に入って参ります。そうなると、迷宮の権限から全て、帝国の管理体制となります。迷宮の周辺には、攻略を目指す者のために用意されるギルドや宿、関連する店が立ち並びましょう。そうなれば、今まであるようでなかった領地の税金が上がり、領民への負担が倍以上になります」
「アルブラム領の奴らも、迷宮に入ればいい!」
「どうやって? 戦闘経験のない者、乏しい者が金目当てに迷宮に潜れば確実に死にます。死亡者が発生した場合、原因究明のための立ち入り調査が行われます。その間、迷宮探索は中止。集まった探索者たちは暇を持て余し、いらぬことをしでかす可能性もある。只でさえ、人が増えたことによる治安の悪化が懸念されるのに、更なる懸念が増える。領地の治安については帝国は一切ノータッチです。税収さえあればいいですから。どうですか、トム様。これでも地下迷宮の探索をお望みですか?」
「……」
バイゼルがまくし立てると、トム君はその口を一気につぐんだ。
そうだと思う。
誰が聞いたって内容がヘビーだ。
だから納得もした。
親父が地下迷宮を隠した理由に。
「けれど、バイゼル。親父の気持ちは分かったつもりだけど、貯水池が干上がった、というか、魔力結晶が砕けた原因てのは何なんだ?」
「そうでございました」
バイゼルは指を鳴らし返事した。
いや、それってさ。自分の話に酔いしれて本題忘れてただろ?
バイゼルは「うぉっほん!」と一際デカい咳払いをすると、自信満々な顔をして見せた。
「地下迷宮には、ある者が封印されております。かの者の魔力を吸収し続けたせいで、貯水池の魔力結晶は砕けたと考えられます」
「「かの者?」」
俺とトム君は耳を疑うほどのシンクロをして見せた。
バイゼル、見たか? これが俺とトム君の絆だ!
「仲のよろしいことで。バイゼルは嬉しゅうございます」
「話をはぐらかすな。で、かの者ってのは誰だ?」
「古代に繁栄したと言われる、女神の一人と考えられています」
へぇ、そう。
そうなんだ、バイゼル。
「嘘は言うなよ、バイゼル」
「古代に封印された女神? どっかの酒場のクソババアの間違いじゃねぇのか?」
「バアさんは最近店主とラブラブなんだろ?」
「ありえねぇくらいの変身だからな。あの若返りは絶対にありえねぇ」
「お二人とも、話題を逸らすのはおやめください」
「「だって、バイゼル!?」」
……俺たちはまた見事にシンクロしてしまった。
だが、それはまだ続く。
だって信じられるか?
封印されてるのがさ……
「「女神なんて、ありえねぇぇぇぇぇぇ!」」
クソ親父め!
超重要なことを隠したまま死ぬんじゃねぇぇぇぇぇ!!
「ともあれ、原因究明は急がねば。坊っちゃま、明日にでも地下迷宮へ参りましょう」
勘弁してください、バイゼルさん……
バイゼルさん、嘘を言ってはいけないよ!
第一、こんな最果ての荒野みたいな土地で地下迷宮だなんて!
「まま、ここでは何ですから屋敷に戻りましょう。トム様もご一緒に」
「え!? お、俺も行くの!?」
「左様でございます」
トム君が素っ頓狂な声で驚いてると、バイゼルはスッと忍び寄り、声を低くした。
「トム様も先ほどの我らの話を耳にされたでございましょう。地下迷宮の件は、この領地最大の秘密。少しでも聞かれたのならば、同席して頂きます」
それって理不尽じゃね? 的な表情でバイゼルを見るトム君だが、バイゼルの何と言うか、圧倒的な殺気のような雰囲気に飲まれ、ゆっくりと首を縦に振った。
「はい、では参りましょう。瞬間移動」
は!?
何の気なしに言ってるがバイゼル!
魔法使えるんかよ!?
「バイゼルさん!? 何故魔法が使えるのだ!?」
「ご当主、私のような先行きの短い者がそんな大それた……」
「いや、何気に言ってんじゃん。瞬間移動って」
「トム様、そのような心配りは遠慮致します」
なんてやり取りしてる間にピャーッと景色が変わって、我が家の玄関が目の前にドーン! と現れた。
おいおい、マジで魔法だよこれは。
「ささ、執務室へ。すぐにお茶をお持ちします」
と頭を下げながら玄関を開けるバイゼル。
俺とトム君は、あまりの出来事に、ポカーンと口を開けてその場に立ち尽くしてしまっていた。
「どうされましたか? お茶はすぐにお持ち致します。お早めに執務室へ」
そう促され、俺は「あ、あぁ」と気の抜けたような返事をして執務室へ向かった。
あ、トム君も慌てて付いてきた。
「さて、何から話しましょうか」
執務室で三人が腰を落ち着けるや否や、バイゼルは本題を切り出してきた。
俺は気になる質問をぶつけてみることにする。
「親父は……、その、迷宮については知ってたのか?」
俺の質問に、バイゼルはチラリと細くした視線で俺を見た。
が、すぐに目を閉じて視線を逸らした。
「……リチャード様は……、ご存知でございました」
「……親父ぃぃぃぃ」
クソ親父め……
そんな大事なこと、どうして黙ってたんだ!?
「そうお怒りにならないで下さい、坊ちゃん。リチャード様はこのアルブラム領を守るために全てをご自分の中に納めていらっしゃったのです」
「親父の思いはどうかは知らない。だけど、結果的に領民を苦しめていたってのに変わりはないはずだ。親父の政策は間違っていたんじゃないのか、バイゼル」
俺がそう言うと、バイゼルは細い目で俺を見ながら口をつぐんでしまった。
それは正解ととっていいのか? それとも逆なのか?
バイゼルの返事を、ゴクリと喉を鳴らしつつ待つ。
バイゼルはその細い目を、今度は遠くを見るように開いた。
「リチャード様は……」
リチャード様は……?
親父はなんだ? どうしたんだ?
「リチャード様は危惧されておりました」
「危惧? 何を危惧してたって言うんだ?」
「地下迷宮でございます」
地下迷宮を危惧してた?
そりゃまたどうして?
「坊ちゃま、確かにこのアルブラム領には地下迷宮がございます。それも、かなり高度な文明の時代のものでございます。当時、アルブラム領を継がれたばかりのリチャード様と発見した時は、手を取り合って喜び合いました。これで、この領地を豊かに出来ると。ですが、リチャード様はこう仰ったのです」
『このことは他言無用だ。地下迷宮はこのまま、そっとしておく」
「このまま? じゃ、何だ? せっかくの金ヅルを、領主の親父は放置プレイしたってのか!?」
ちょっ、トム君?
金ヅルって、もう少し言い方があるだろ?
「金ヅルか、そうです。その通りでございますよ」
それを聞いたバイゼルは、クックと喉を鳴らすようにして笑った。
「古代の迷宮が表出すれば、人がこぞってやって来ます。帝国にしてみても、税収を増やせるともなれば、喜んで管理に回るでしょう。そうして迷宮を中心に町は「街」へと変わり、人の出入りが増え、豊かさを増していくことでしょうな」
「それだよ。領地が豊かになるチャンスだった。どうして親父は?」
「領地が豊かになると言うことは、決して領民が豊かになるわけではございません。必ず格差が生まれる」
「……あっ」
俺はふと思い出した。
帝都で暮らしている時。
久々の休みで街中をブラブラしていた時のことを。
「……帝都にも、いた……。ボロボロの服を着て……、物乞いをして暮らしている子供達がいた……」
「ふむ、坊っちゃまはご覧になっていましたか。まぁ、当然といえば然り」
「な、何だよ! 迷宮があることが分かったらいいことづくめじゃないのかよ!?」
「トム君!」
トム君がいきり立ったところを、俺は彼の肩に手を乗せて諌めるように首を横に振った。
まずは話を聞いて欲しい。
そう思ったからだ。
「親父はそれが分かってたってことか?」
「それって何だよ!?」
「迷宮を解き放てば、バイゼルの言う通り、この領地は豊かになる。人が集まるからな。けど、そうした中で生まれるのは貧富の差だ。力ある者は豊かになり、無き者は貧しくなる。大げさに言えば、弱肉強食の社会が生まれるってこと」
「じゃぁ、公平にすればいいじゃねぇか! そのための領主だろう!!」
「そうも参りません」
バイゼルがトム君にやや厳しい口調でそう言った。
「は? ジジイ、何がだよ?」
「地下迷宮の件が帝国に伝われば、間違いなく帝国が管理に入って参ります。そうなると、迷宮の権限から全て、帝国の管理体制となります。迷宮の周辺には、攻略を目指す者のために用意されるギルドや宿、関連する店が立ち並びましょう。そうなれば、今まであるようでなかった領地の税金が上がり、領民への負担が倍以上になります」
「アルブラム領の奴らも、迷宮に入ればいい!」
「どうやって? 戦闘経験のない者、乏しい者が金目当てに迷宮に潜れば確実に死にます。死亡者が発生した場合、原因究明のための立ち入り調査が行われます。その間、迷宮探索は中止。集まった探索者たちは暇を持て余し、いらぬことをしでかす可能性もある。只でさえ、人が増えたことによる治安の悪化が懸念されるのに、更なる懸念が増える。領地の治安については帝国は一切ノータッチです。税収さえあればいいですから。どうですか、トム様。これでも地下迷宮の探索をお望みですか?」
「……」
バイゼルがまくし立てると、トム君はその口を一気につぐんだ。
そうだと思う。
誰が聞いたって内容がヘビーだ。
だから納得もした。
親父が地下迷宮を隠した理由に。
「けれど、バイゼル。親父の気持ちは分かったつもりだけど、貯水池が干上がった、というか、魔力結晶が砕けた原因てのは何なんだ?」
「そうでございました」
バイゼルは指を鳴らし返事した。
いや、それってさ。自分の話に酔いしれて本題忘れてただろ?
バイゼルは「うぉっほん!」と一際デカい咳払いをすると、自信満々な顔をして見せた。
「地下迷宮には、ある者が封印されております。かの者の魔力を吸収し続けたせいで、貯水池の魔力結晶は砕けたと考えられます」
「「かの者?」」
俺とトム君は耳を疑うほどのシンクロをして見せた。
バイゼル、見たか? これが俺とトム君の絆だ!
「仲のよろしいことで。バイゼルは嬉しゅうございます」
「話をはぐらかすな。で、かの者ってのは誰だ?」
「古代に繁栄したと言われる、女神の一人と考えられています」
へぇ、そう。
そうなんだ、バイゼル。
「嘘は言うなよ、バイゼル」
「古代に封印された女神? どっかの酒場のクソババアの間違いじゃねぇのか?」
「バアさんは最近店主とラブラブなんだろ?」
「ありえねぇくらいの変身だからな。あの若返りは絶対にありえねぇ」
「お二人とも、話題を逸らすのはおやめください」
「「だって、バイゼル!?」」
……俺たちはまた見事にシンクロしてしまった。
だが、それはまだ続く。
だって信じられるか?
封印されてるのがさ……
「「女神なんて、ありえねぇぇぇぇぇぇ!」」
クソ親父め!
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勘弁してください、バイゼルさん……
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