7 / 9
【続編】悪と正義の3P♡キャッスル
悪と正義の3P♡キャッスル ~観覧車ルート~
しおりを挟む
→→→【観覧車に乗る】を選択。
🏰インテリな秀才兄貴・勝山 星義ルート🏰
「観覧車に乗りたい!」
オレが天高いゴンドラを指差して言うと、アク兄がスン…と無表情になった。
「な、なんだよぉアク兄、真面目そうな顔して……まあ、そうしてると静かでいいけど…」
「うるせーなっ! オレは観覧車パス! たけーとこは性に合わねえ!」
プイッとそっぽを向くアク兄。
「アク兄、高いところ怖いんだ…」
「はァァ!? べ、別にぃ~?? ビビってねぇしィ!? 観覧車の野郎とそりが合わねえだけだしィ!?」
まくし立てながら、近くのベンチにドカッと腰を下ろすアク兄。
偉そうにふんぞり返って、早く行ってこいとばかりにシッシッと手をこっちに振る。
「……仕方がないな。あいつ、強がってるが昔から高所が無理なんだ。ま、ここに置いといても大丈夫だろう。おれと二人で観覧車に乗るか、ナオ」
セーギ兄がメガネをくいっと直しながらオレを見る。
「ししし、うん! いこっ! セーギ兄!」
オレはニッコリ笑って、セーギ兄と二人、手を繋いで観覧車へ向かった。
ひょうきんなデカマラビットくんの顔が描かれた、ニンジン色のゴンドラにセーギ兄と乗り込む。
「わっ」
乗り込んだ瞬間、グラリとゴンドラが揺れて少し驚いた。
「手を貸せ。ほら」
オレの手を取って、セーギ兄がゴンドラ内部のイスに座らせてくれる。
こういうところは優しいんだよな。
そのまま外の景色を眺めると、視界が青空にぐんぐん近づいていくのがとても気持ち良かった。
「すっげ~~~高い高い!」
イスに膝立ちになって、背後の窓を覗いて遠くの街並みを見下ろす。
天気にも恵まれて、とってもきれいな景色が広がっている。
「おい、そんなことしてるとゴンドラが揺れるぞ」
「へーきへーき♪」
オレの正面に座ってるセーギ兄にお尻を向けて外を眺める。
「あっ、下で待ってるアク兄が見えるっ、小さい~~っ!あははっ!」
遥か眼下に、ベンチでタバコをふかしているアク兄が見えた。
「セーギ兄っ、なあなあ! オレたちの家もここから見えるかな~っ」
ウサギのようにお尻をフリフリして、夢中になって窓にへばりつくオレ。
「いや、ここからはどうだろうな……」
ふいにセーギ兄が咳払いする。
オホンオホン。
「なあセーギ兄、景色、すっげー! オレ、こんなの初めて!」
今までに見たことのない景色が楽しくて、フリフリとお尻を振る。
「ぐっ……は、初めてか、そうか……」
オホンオホン。またセーギ兄の咳払い。
さっきからどうしたんだろ…。
「今日すっげー楽しいな~、なあなあセーギ兄も一緒に景色見ようよ~♪」
お尻をフリフリ。
「……ナオ」
「なに?」
お尻を向けたまま、セーギ兄を振り向く。
そのとき、風が吹いたのか、グラリとゴンドラが揺れた。
「わわわっ!」
膝立ちしていたせいでバランスを崩してオレは真後ろにゆっくり倒れる。
床にぶつかる……そう思って咄嗟に目を閉じたとき、大きな両手がオレを支えてくれた。
「おい、大丈夫か…っ!」
目を開けると、セーギ兄がすっぽりとオレの身体を抱え込んでくれていた。
「あ、ありがと……セーギ兄」
「冷や汗をかいた……。気をつけろよ、お前に怪我なんかさせられないんだからな」
焦った顔のセーギ兄。申し訳ない気持ちになる。
「ごめん、おかげで助かったよ……」
「……ったく、もうこんな思いはコリゴリだ。お前、おれの膝におとなしく座っていろ」
「う、うん、そうする」
あー。びっくりした。
さすがにもうはしゃぐ気にはなれずに、背後から抱きすくめられた格好で、セーギ兄の膝におとなしく座ってることにした。
「…………」
なんとなく、くっ付いたままで二人とも黙ってしまう。
いつゴンドラが揺れても大丈夫なように、ぎゅっとオレのカラダを抱きしめているセーギ兄。
その大きな手がふいに脇腹を撫でる。
「ひゃっ♡」
「へ、へんな声を出すんじゃない…っ! 少し手を動かしただけだろう…」
「んぅう……だって急に触られたら……」
ガタン。また風にゴンドラが揺れて。
「んぁっ♡ む、胸、ぎゅってしないで……っ」
「あ、ああ……すまない」
振動でたまたま手が動いただけだとわかってるけど、胸を鷲づかみにされると声が出てしまう。
……って、もう揺れてないのに、なんで胸から手を離してくれないんだろう。
「せ、セーギ兄……? あはぁっ♡」
振り向こうとすると、唐突に、服の上から先端をすりすりと撫でられた。
えっ、えっ、混乱するあいだに、セーギ兄の指が何度も二つの粒の上を往復する。
「あっ♡ あっ♡ やぁっ、セーギ兄…っ」
敏感なそこを摘まれると、びくびくとカラダが跳ねた。
両手でセーギ兄の腕を掴んでも、オレの力ではビクともしない。
「あぁんっ!」
次第に指先の動きがねちねちといやらしいものに変わっていく。
もう服の上からでもわかるくらいにぷくんと膨れてしまった粒を、親指と中指でくりくりされる。
「はぁっ、あっ、あひ、んうぅ…っ!」
その動きは続けたまま、人差し指でカリカリと先端を引っかかれ、オレは顎を上向けて喘いだ。
「あぅんっ♡ あんっ♡ あぁあっ♡」
ゴリッ。
セーギ兄にもたれて座っているお尻の下に、硬いものが膨れ上がってきている。
セーギ兄、勃起してる…っ。
不意に首筋を生暖かい舌が舐め上げた。
肌が快感に粟立つ。
「んっ、セーギ兄、やぁっ、こんなとこで…っ」
セーギ兄の耐えかねたような息遣いが聞こえる。
「……尻を振って誘惑してきたのはお前だろう……っ」
そんな、誘惑なんかしたつもりないよ……っ。
ついにシャツの裾から手を入れられて、直接乳首を弄られる。
「あっあっあっやだよぉ…っ」
服の上から撫でられるよりもダイレクトな快感に、背中を反らせて感じてしまう。
「二人になった途端に色目使ってきて、悪い子だ……っ」
「ち、ちがうってば…あぁあっ♡」
シャツの中でくにくにと粒をいじめられて、喘ぎながらセーギ兄の膝の上で大きくカラダをくねらせた。
「ナオ、ちんちん硬くなってるぞ」
「わあぁっ!」
テントみたいに盛り上がっちゃってる半ズボンの股間を、後ろから握られて声が出る。
セーギ兄のゴツゴツとした大きな手のひらが、硬くなっちゃったオレのちんちんをズボン越しに撫でまわす。
「んくっ、んんっ、そこだめぇっ」
セーギ兄の腕を掴んで止めようとするけど、全然止まってくれない。
ズボンのジッパーを下げられて、ぷるんとオレのちんちんが飛び出した。
「あ、あ、コスらないでっ、セーギ兄っ、ちんちんコスらないで…ふあぁあっ♡」
根本から包み込むようにちゅくちゅくと握ってゴシゴシされる
あうう、それ、き、キモチイイ…。
ちんちんをコスられながら、もう片方の手で乳首をきゅうきゅう摘ままれる。
「あっぁっああっ♡」
喘ぎ声が響くゴンドラが、ゆっくりと天まで昇っていく。
はあはあと熱い息が首にかかって、セーギ兄も興奮してるんだと気づいた。
「ちょっと待ってくれ……おれも限界だ……っ」
セーギ兄はベルトをカチャカチャと外すとズボンを下げる。
窮屈そうに突っ張ったトランクスの前開きから……ボロンっとガチガチのチンポを取り出した。
「ちょ、セーギ兄、ここじゃだめだってえ…っ」
オレもズボンを脱がされて、下半身ハダカにされる。
座っているオレの股のあいだから、ちょうどセーギ兄のチンポがビンッと生えている格好。
「なあ…っ、おれのチンポも、お前の手でゴシゴシしてくれよ……っ」
耳元で焦れたように囁かれて、乳首をきゅんと摘まれると、もうなにも言えなくなってしまう。
おそるおそる、ひくひくと突き出たセーギ兄のチンポに両手を添える。わ、熱い……っ。
そのまま硬い棒をゴシゴシこすると、背後から気持ちよさそうな吐息が届く。
「んっ…はぁ…っ、ふうぅ……っ」
セーギ兄、気持ちいいんだ…。
漏れ聞こえてくる声がなんだか可愛くて、もっと強く根元から両手でゴシゴシ擦り上げる。
先端からジワジワ溢れてくるおつゆがチンポの竿の部分までトロリと垂れてきて、それを塗り拡げながらシゴくとセーギ兄の太チンポがテカテカと光る。
「うっ、んっ、うぁ、すごいな……っ」
セーギ兄、気持ちよさそう…。
不意に、休んでいたセーギ兄の手の動きが再開されて、オレのちんちんと乳首が同時に責められる。
「ひんっ♡ あっ、うぁあっ♡ もうっ、そっちがその気なら……っ」
お互いに手を休めずに、まるで勝負するみたいに気持ちいいところを思いっきり刺激し合う。
オレとセーギ兄の喘ぎ声が混ざり合って、お互いの手で擦り合う二本のチンポは汁でもうべったべた。
ぬちゅぬちゅと卑猥な音がゴンドラ内に響く。
「はっ、はっ、もっと、もっと強く、ちんぽゴシゴシするぞ……っ」
「ひぁああっ!?」
セーギ兄の手の動きが激しくなる。ちんちんをごっしゅごっしゅとシゴかれながら、乳首はぎゅうぎゅうと強く刺激される。
「ほら、気持ちいいだろ…っ」
あらゆる刺激にびくびくとカラダが震える。
「あっあっあっ、んあぁあ…っ♡」
オレはたまらない快感に太ももをぎゅぅぅっと閉じた。セーギ兄のチンポも一緒にぎゅっと締め上げてしまう。
「な……っ! それ、チンポ、やばい…っ!」
セーギ兄が情けない声を出す。
でも、オレも限界……っ。
「あ、あ、もう、でる、セーギ兄、オレ、でちゃうよおお…っ!! ひぁあっ!!」
ぴゅくっ! ぴゅるるるっっ!
オレの腰がびくびくと跳ねて、ちんちんから精液が飛び出した。
「あぐっ、お、おれもっ、出ちまうっ!! 精子……出るっ!!」
それと同時に、太ももでぎゅっと挟んだセーギ兄のチンポも大きく震える……。
どぷっ! どびゅるっ! びゅっびゅるっびゅるるるるるっ!!
オレのよりも断然多くてねっとりしたセーギ兄の精液が噴射される。
オレの顔に、セーギ兄の熱い飛沫が飛び散った……。
「はあっ、はあっ、はあっ、はぁっ……!」
太いチンポがびくんびくんと震えて、最後の一滴までドロリと濃い白濁を垂らす……。
「わっ!」
唐突に、ぐいっと太ももを背後から両腕で持ち上げられて、お尻を丸見えにさせられる。
「ナオ、飛び散ったおれの精子……集めてお尻に塗るんだ……」
「や、そんなの……っ」
ぐりっ。硬度が保たれたままのセーギ兄のチンポがオレの穴をぐりぐりと擦る。
セーギ兄から、ふーっ、ふーっと獣みたいな唸り声が聞こえた。
こ、興奮しすぎだってばぁ…っ。
もう、しょうがないなあ…。
オレは言われるがままに、自分のカラダに飛び散ったセーギ兄のドロドロ特濃精液を指ですくって、自分のお尻にぐちゅりと塗り付けた。
ナカまで指を入れて塗り込むと、滑りが良くなって、ぐちゅぐちゅと音がした。
「あっ、あ、うぅ……っ」
じ、自分でするの、なんかすごくえっちな感じ……。
真っ赤になってかきまぜていた指を抜くと、待ちきれないセーギ兄のチンポがオレの穴にゴリっとあてがわれた。
「ナオ、やらしさ100点だ……っ!」
ズブブ………ッ!
セーギ兄の大きいチンポが、入ってくる……っ。
「ああぁっ……!!」
ズンッズンッズンッ!
座ったまま下から突き上げられて、勝手に喉から引き攣った声が漏れた。
「あっ♡ あっ♡ ああぁっ♡」
オレの太ももを抱えたまま、がむしゃらにセーギ兄が腰を動かす。
パンッ! パンッ! パンッ!
「あうっ! うあっ! あはっ!」
涙目になって、ふと外の景色を見ると、とても高い景色が見えた。
あ……もう少しで、頂上みたい……っ。
「ナオ、知ってるか……っ」
ナカをいやらしくコスり上げるチンポの快感に喘いでいると、セーギ兄が後ろから話しかけてきた。
「てっぺんでっ……イクと……っ……スゴいんだぞ……っ!」
こ、こんな時に、いつもの雑学口調で言われても…。
「ひあっ!?」
途端、セーギ兄の腰の動きがさらに激しくなる。チンポも、ぐんっと硬くなったようにさえ思う。
「ほら、一緒にイクんだ…っ! てっぺんに……っ!」
強すぎる刺激に背中が反り、顎が上向いた瞬間、強引にキスをされた。
両手の動きと一緒で激しいキス。
口の中にセーギ兄のベロが入ってきて、オレのベロをれろれろと舐め回す。
「んっ…! んっ…ふぐぅ…っ♡」
「んおぉおぉ……っ!!」
オレのチンポから精液がぴゅくっ!と飛び出すのと同時に、あそこの奥でセーギ兄のチンポから大量の精液が噴き出たのがわかった。
びゅるるるっ! びゅくっびゅくっどぷどぷどぷっ!!
熱くて、どろどろした、セーギ兄の汁がオレの身体に染み込んでいく……。
「はあっ、はぁっ、セーギ兄の……すけべメガネ……っ」
オレの悪態にセーギ兄はフッと微笑む。
「ああ、おれはすけべメガネだ……」
セーギ兄がチュッと、オレの頬にキスしてきた。
へへへ。
外を見ると、眩しい太陽にとっても近い。
ああ……。
ここが、観覧車の、てっぺん。
二人とも息を整えてから、ゴンドラが下る時間で服を整えたり、ティッシュで精液を拭いたりした。
「うう……周りから見えてなかったかな……」
「おれたちの椅子は死角になってる。きちんと確認してからコトに及んだから安心しろ」
キリっとした顔で言うセーギ兄。さっきまでスケベメガネだったことは微塵も感じさせない。
まったく、ちゃっかりしてるなあ。
観覧車から降りると、アク兄がムスっとした顔のままベンチで待っていた。
「あ、アク兄、お待たせっ」
内緒でエッチなことしたあとだから、なんとなく気まずいけど…。
「お前らよぉ…………エロいことしてただろ」
えっ!?
ドキっ!!とオレとセーギ兄が滝汗をかく。
「お前らが乗ってたゴンドラだけ異様に揺れてたんだよなあ……。あとよぉ、てっぺんに居る時だけ死角だった座席がこっから見えたんだけどよ、お前らキスしてたろ」
えぇぇええ!
「明来……。てっぺんのゴンドラの中身がここから見えるなんて、お前の視力は人のそれじゃないぞ」
セーギ兄が呆れたような、化け物を見るような眼でセーギ兄に言う。
「うるせえよ! つーか、俺に隠れてエロいことしてんじゃねえ! 混ぜろや!」
あー、本音はそれかあ。
溜め息をついて歩きだすと、アク兄がオレの頭をぼすっと叩いた。
「いったぁ! 叩かなくてもいいだろ~! 最悪! バカ! 野蛮人! バカ!」
涙目のオレは一回の攻撃に数個の罵倒をアク兄に返す。
「アホ、よく見ろ」
「ふえ…?」
そういえば頭に何か乗っかってるような…。
手で探ると、オレの頭にはウサギの耳がぴょこんとついていた。
あ……!
「オレが欲しかったデカマラビットくんのイヤーカチューシャだ! アク兄、買ってくれてたの……!?」
わー! すっげー嬉しい!
笑顔で隣のアク兄を見上げると、照れ臭そうに頬を赤らめてそっぽを向く。
「い、いや、別にィ…? まぁ、その……狩った」
「か……狩ったの!?」
「あーもううるせえ! おとなしく着けてろや! おーおーよく似合ってらぁ!」
ぶっきらぼうにまくし立てて、ポケットに両手を突っ込んだアク兄がザカザカと先に進んでいく。
「まったく。素直じゃないな、あいつも」
セーギ兄が薄く微笑みながら、「良かったな」とオレに声をかける。
へへ……。
ぴょこぴょこと揺れる耳をさわさわして、嬉しくて笑っちゃう。
「アク兄、ありがとーっ♪」
オレは猛ダッシュすると、後ろからアク兄の腰にタックルするみたいに抱きつくのだった。
♡♥♡♥♡♥♡
あー、たくさん遊んだなあ。
さーてと、もうすぐ日も暮れそうだけど。
じつはずっと行ってみたいと思ってたところが残ってるんだよな。
それは遠くに見えてる、豪華なお城。
「セーギ兄、アク兄、オレ、最後にあのお城に行きたいなー……。なあなあ、だめ?」
オレはお城を指差して、上目遣いに二人を見上げる。
「城だと? そんなのこの遊園地には無いハズだが……」
セーギ兄が不思議そうにオレの指さす方向を見つめる。
「ああ、なるほど、城、か……」
隣にいたアク兄も、敬礼するように手で庇(ひさし)を作ってお城を眺める。
「おー、確かにありゃあ……立派な城だなー」
ニタニタと笑いながら。
セーギ兄とアク兄が、顔を見合わせてニヤリとアイコンタクトを取るのをオレは見逃さなかった。
なんとなくそれに不穏なものを感じたけど、次の言葉にオレはそんなこと忘れてしまう。
「「いいぞ~、最後にあのお城、みんなで行こう」」
二人が満面の笑みでオレに言ってくれたのだ。
「やったー!!」
へへ、なんか今日、二人ともめっちゃ優しいな……♪
オレはうきうきした気持ちで二人と手を繋ぐ。
「じゃあじゃあ早くっ、早く行こーっ♪」
遥か遠くにうっすらと見える、ピンクのお城まで。
笑いながらオレ達は歩きだした。
【続く………🏰】
🏰インテリな秀才兄貴・勝山 星義ルート🏰
「観覧車に乗りたい!」
オレが天高いゴンドラを指差して言うと、アク兄がスン…と無表情になった。
「な、なんだよぉアク兄、真面目そうな顔して……まあ、そうしてると静かでいいけど…」
「うるせーなっ! オレは観覧車パス! たけーとこは性に合わねえ!」
プイッとそっぽを向くアク兄。
「アク兄、高いところ怖いんだ…」
「はァァ!? べ、別にぃ~?? ビビってねぇしィ!? 観覧車の野郎とそりが合わねえだけだしィ!?」
まくし立てながら、近くのベンチにドカッと腰を下ろすアク兄。
偉そうにふんぞり返って、早く行ってこいとばかりにシッシッと手をこっちに振る。
「……仕方がないな。あいつ、強がってるが昔から高所が無理なんだ。ま、ここに置いといても大丈夫だろう。おれと二人で観覧車に乗るか、ナオ」
セーギ兄がメガネをくいっと直しながらオレを見る。
「ししし、うん! いこっ! セーギ兄!」
オレはニッコリ笑って、セーギ兄と二人、手を繋いで観覧車へ向かった。
ひょうきんなデカマラビットくんの顔が描かれた、ニンジン色のゴンドラにセーギ兄と乗り込む。
「わっ」
乗り込んだ瞬間、グラリとゴンドラが揺れて少し驚いた。
「手を貸せ。ほら」
オレの手を取って、セーギ兄がゴンドラ内部のイスに座らせてくれる。
こういうところは優しいんだよな。
そのまま外の景色を眺めると、視界が青空にぐんぐん近づいていくのがとても気持ち良かった。
「すっげ~~~高い高い!」
イスに膝立ちになって、背後の窓を覗いて遠くの街並みを見下ろす。
天気にも恵まれて、とってもきれいな景色が広がっている。
「おい、そんなことしてるとゴンドラが揺れるぞ」
「へーきへーき♪」
オレの正面に座ってるセーギ兄にお尻を向けて外を眺める。
「あっ、下で待ってるアク兄が見えるっ、小さい~~っ!あははっ!」
遥か眼下に、ベンチでタバコをふかしているアク兄が見えた。
「セーギ兄っ、なあなあ! オレたちの家もここから見えるかな~っ」
ウサギのようにお尻をフリフリして、夢中になって窓にへばりつくオレ。
「いや、ここからはどうだろうな……」
ふいにセーギ兄が咳払いする。
オホンオホン。
「なあセーギ兄、景色、すっげー! オレ、こんなの初めて!」
今までに見たことのない景色が楽しくて、フリフリとお尻を振る。
「ぐっ……は、初めてか、そうか……」
オホンオホン。またセーギ兄の咳払い。
さっきからどうしたんだろ…。
「今日すっげー楽しいな~、なあなあセーギ兄も一緒に景色見ようよ~♪」
お尻をフリフリ。
「……ナオ」
「なに?」
お尻を向けたまま、セーギ兄を振り向く。
そのとき、風が吹いたのか、グラリとゴンドラが揺れた。
「わわわっ!」
膝立ちしていたせいでバランスを崩してオレは真後ろにゆっくり倒れる。
床にぶつかる……そう思って咄嗟に目を閉じたとき、大きな両手がオレを支えてくれた。
「おい、大丈夫か…っ!」
目を開けると、セーギ兄がすっぽりとオレの身体を抱え込んでくれていた。
「あ、ありがと……セーギ兄」
「冷や汗をかいた……。気をつけろよ、お前に怪我なんかさせられないんだからな」
焦った顔のセーギ兄。申し訳ない気持ちになる。
「ごめん、おかげで助かったよ……」
「……ったく、もうこんな思いはコリゴリだ。お前、おれの膝におとなしく座っていろ」
「う、うん、そうする」
あー。びっくりした。
さすがにもうはしゃぐ気にはなれずに、背後から抱きすくめられた格好で、セーギ兄の膝におとなしく座ってることにした。
「…………」
なんとなく、くっ付いたままで二人とも黙ってしまう。
いつゴンドラが揺れても大丈夫なように、ぎゅっとオレのカラダを抱きしめているセーギ兄。
その大きな手がふいに脇腹を撫でる。
「ひゃっ♡」
「へ、へんな声を出すんじゃない…っ! 少し手を動かしただけだろう…」
「んぅう……だって急に触られたら……」
ガタン。また風にゴンドラが揺れて。
「んぁっ♡ む、胸、ぎゅってしないで……っ」
「あ、ああ……すまない」
振動でたまたま手が動いただけだとわかってるけど、胸を鷲づかみにされると声が出てしまう。
……って、もう揺れてないのに、なんで胸から手を離してくれないんだろう。
「せ、セーギ兄……? あはぁっ♡」
振り向こうとすると、唐突に、服の上から先端をすりすりと撫でられた。
えっ、えっ、混乱するあいだに、セーギ兄の指が何度も二つの粒の上を往復する。
「あっ♡ あっ♡ やぁっ、セーギ兄…っ」
敏感なそこを摘まれると、びくびくとカラダが跳ねた。
両手でセーギ兄の腕を掴んでも、オレの力ではビクともしない。
「あぁんっ!」
次第に指先の動きがねちねちといやらしいものに変わっていく。
もう服の上からでもわかるくらいにぷくんと膨れてしまった粒を、親指と中指でくりくりされる。
「はぁっ、あっ、あひ、んうぅ…っ!」
その動きは続けたまま、人差し指でカリカリと先端を引っかかれ、オレは顎を上向けて喘いだ。
「あぅんっ♡ あんっ♡ あぁあっ♡」
ゴリッ。
セーギ兄にもたれて座っているお尻の下に、硬いものが膨れ上がってきている。
セーギ兄、勃起してる…っ。
不意に首筋を生暖かい舌が舐め上げた。
肌が快感に粟立つ。
「んっ、セーギ兄、やぁっ、こんなとこで…っ」
セーギ兄の耐えかねたような息遣いが聞こえる。
「……尻を振って誘惑してきたのはお前だろう……っ」
そんな、誘惑なんかしたつもりないよ……っ。
ついにシャツの裾から手を入れられて、直接乳首を弄られる。
「あっあっあっやだよぉ…っ」
服の上から撫でられるよりもダイレクトな快感に、背中を反らせて感じてしまう。
「二人になった途端に色目使ってきて、悪い子だ……っ」
「ち、ちがうってば…あぁあっ♡」
シャツの中でくにくにと粒をいじめられて、喘ぎながらセーギ兄の膝の上で大きくカラダをくねらせた。
「ナオ、ちんちん硬くなってるぞ」
「わあぁっ!」
テントみたいに盛り上がっちゃってる半ズボンの股間を、後ろから握られて声が出る。
セーギ兄のゴツゴツとした大きな手のひらが、硬くなっちゃったオレのちんちんをズボン越しに撫でまわす。
「んくっ、んんっ、そこだめぇっ」
セーギ兄の腕を掴んで止めようとするけど、全然止まってくれない。
ズボンのジッパーを下げられて、ぷるんとオレのちんちんが飛び出した。
「あ、あ、コスらないでっ、セーギ兄っ、ちんちんコスらないで…ふあぁあっ♡」
根本から包み込むようにちゅくちゅくと握ってゴシゴシされる
あうう、それ、き、キモチイイ…。
ちんちんをコスられながら、もう片方の手で乳首をきゅうきゅう摘ままれる。
「あっぁっああっ♡」
喘ぎ声が響くゴンドラが、ゆっくりと天まで昇っていく。
はあはあと熱い息が首にかかって、セーギ兄も興奮してるんだと気づいた。
「ちょっと待ってくれ……おれも限界だ……っ」
セーギ兄はベルトをカチャカチャと外すとズボンを下げる。
窮屈そうに突っ張ったトランクスの前開きから……ボロンっとガチガチのチンポを取り出した。
「ちょ、セーギ兄、ここじゃだめだってえ…っ」
オレもズボンを脱がされて、下半身ハダカにされる。
座っているオレの股のあいだから、ちょうどセーギ兄のチンポがビンッと生えている格好。
「なあ…っ、おれのチンポも、お前の手でゴシゴシしてくれよ……っ」
耳元で焦れたように囁かれて、乳首をきゅんと摘まれると、もうなにも言えなくなってしまう。
おそるおそる、ひくひくと突き出たセーギ兄のチンポに両手を添える。わ、熱い……っ。
そのまま硬い棒をゴシゴシこすると、背後から気持ちよさそうな吐息が届く。
「んっ…はぁ…っ、ふうぅ……っ」
セーギ兄、気持ちいいんだ…。
漏れ聞こえてくる声がなんだか可愛くて、もっと強く根元から両手でゴシゴシ擦り上げる。
先端からジワジワ溢れてくるおつゆがチンポの竿の部分までトロリと垂れてきて、それを塗り拡げながらシゴくとセーギ兄の太チンポがテカテカと光る。
「うっ、んっ、うぁ、すごいな……っ」
セーギ兄、気持ちよさそう…。
不意に、休んでいたセーギ兄の手の動きが再開されて、オレのちんちんと乳首が同時に責められる。
「ひんっ♡ あっ、うぁあっ♡ もうっ、そっちがその気なら……っ」
お互いに手を休めずに、まるで勝負するみたいに気持ちいいところを思いっきり刺激し合う。
オレとセーギ兄の喘ぎ声が混ざり合って、お互いの手で擦り合う二本のチンポは汁でもうべったべた。
ぬちゅぬちゅと卑猥な音がゴンドラ内に響く。
「はっ、はっ、もっと、もっと強く、ちんぽゴシゴシするぞ……っ」
「ひぁああっ!?」
セーギ兄の手の動きが激しくなる。ちんちんをごっしゅごっしゅとシゴかれながら、乳首はぎゅうぎゅうと強く刺激される。
「ほら、気持ちいいだろ…っ」
あらゆる刺激にびくびくとカラダが震える。
「あっあっあっ、んあぁあ…っ♡」
オレはたまらない快感に太ももをぎゅぅぅっと閉じた。セーギ兄のチンポも一緒にぎゅっと締め上げてしまう。
「な……っ! それ、チンポ、やばい…っ!」
セーギ兄が情けない声を出す。
でも、オレも限界……っ。
「あ、あ、もう、でる、セーギ兄、オレ、でちゃうよおお…っ!! ひぁあっ!!」
ぴゅくっ! ぴゅるるるっっ!
オレの腰がびくびくと跳ねて、ちんちんから精液が飛び出した。
「あぐっ、お、おれもっ、出ちまうっ!! 精子……出るっ!!」
それと同時に、太ももでぎゅっと挟んだセーギ兄のチンポも大きく震える……。
どぷっ! どびゅるっ! びゅっびゅるっびゅるるるるるっ!!
オレのよりも断然多くてねっとりしたセーギ兄の精液が噴射される。
オレの顔に、セーギ兄の熱い飛沫が飛び散った……。
「はあっ、はあっ、はあっ、はぁっ……!」
太いチンポがびくんびくんと震えて、最後の一滴までドロリと濃い白濁を垂らす……。
「わっ!」
唐突に、ぐいっと太ももを背後から両腕で持ち上げられて、お尻を丸見えにさせられる。
「ナオ、飛び散ったおれの精子……集めてお尻に塗るんだ……」
「や、そんなの……っ」
ぐりっ。硬度が保たれたままのセーギ兄のチンポがオレの穴をぐりぐりと擦る。
セーギ兄から、ふーっ、ふーっと獣みたいな唸り声が聞こえた。
こ、興奮しすぎだってばぁ…っ。
もう、しょうがないなあ…。
オレは言われるがままに、自分のカラダに飛び散ったセーギ兄のドロドロ特濃精液を指ですくって、自分のお尻にぐちゅりと塗り付けた。
ナカまで指を入れて塗り込むと、滑りが良くなって、ぐちゅぐちゅと音がした。
「あっ、あ、うぅ……っ」
じ、自分でするの、なんかすごくえっちな感じ……。
真っ赤になってかきまぜていた指を抜くと、待ちきれないセーギ兄のチンポがオレの穴にゴリっとあてがわれた。
「ナオ、やらしさ100点だ……っ!」
ズブブ………ッ!
セーギ兄の大きいチンポが、入ってくる……っ。
「ああぁっ……!!」
ズンッズンッズンッ!
座ったまま下から突き上げられて、勝手に喉から引き攣った声が漏れた。
「あっ♡ あっ♡ ああぁっ♡」
オレの太ももを抱えたまま、がむしゃらにセーギ兄が腰を動かす。
パンッ! パンッ! パンッ!
「あうっ! うあっ! あはっ!」
涙目になって、ふと外の景色を見ると、とても高い景色が見えた。
あ……もう少しで、頂上みたい……っ。
「ナオ、知ってるか……っ」
ナカをいやらしくコスり上げるチンポの快感に喘いでいると、セーギ兄が後ろから話しかけてきた。
「てっぺんでっ……イクと……っ……スゴいんだぞ……っ!」
こ、こんな時に、いつもの雑学口調で言われても…。
「ひあっ!?」
途端、セーギ兄の腰の動きがさらに激しくなる。チンポも、ぐんっと硬くなったようにさえ思う。
「ほら、一緒にイクんだ…っ! てっぺんに……っ!」
強すぎる刺激に背中が反り、顎が上向いた瞬間、強引にキスをされた。
両手の動きと一緒で激しいキス。
口の中にセーギ兄のベロが入ってきて、オレのベロをれろれろと舐め回す。
「んっ…! んっ…ふぐぅ…っ♡」
「んおぉおぉ……っ!!」
オレのチンポから精液がぴゅくっ!と飛び出すのと同時に、あそこの奥でセーギ兄のチンポから大量の精液が噴き出たのがわかった。
びゅるるるっ! びゅくっびゅくっどぷどぷどぷっ!!
熱くて、どろどろした、セーギ兄の汁がオレの身体に染み込んでいく……。
「はあっ、はぁっ、セーギ兄の……すけべメガネ……っ」
オレの悪態にセーギ兄はフッと微笑む。
「ああ、おれはすけべメガネだ……」
セーギ兄がチュッと、オレの頬にキスしてきた。
へへへ。
外を見ると、眩しい太陽にとっても近い。
ああ……。
ここが、観覧車の、てっぺん。
二人とも息を整えてから、ゴンドラが下る時間で服を整えたり、ティッシュで精液を拭いたりした。
「うう……周りから見えてなかったかな……」
「おれたちの椅子は死角になってる。きちんと確認してからコトに及んだから安心しろ」
キリっとした顔で言うセーギ兄。さっきまでスケベメガネだったことは微塵も感じさせない。
まったく、ちゃっかりしてるなあ。
観覧車から降りると、アク兄がムスっとした顔のままベンチで待っていた。
「あ、アク兄、お待たせっ」
内緒でエッチなことしたあとだから、なんとなく気まずいけど…。
「お前らよぉ…………エロいことしてただろ」
えっ!?
ドキっ!!とオレとセーギ兄が滝汗をかく。
「お前らが乗ってたゴンドラだけ異様に揺れてたんだよなあ……。あとよぉ、てっぺんに居る時だけ死角だった座席がこっから見えたんだけどよ、お前らキスしてたろ」
えぇぇええ!
「明来……。てっぺんのゴンドラの中身がここから見えるなんて、お前の視力は人のそれじゃないぞ」
セーギ兄が呆れたような、化け物を見るような眼でセーギ兄に言う。
「うるせえよ! つーか、俺に隠れてエロいことしてんじゃねえ! 混ぜろや!」
あー、本音はそれかあ。
溜め息をついて歩きだすと、アク兄がオレの頭をぼすっと叩いた。
「いったぁ! 叩かなくてもいいだろ~! 最悪! バカ! 野蛮人! バカ!」
涙目のオレは一回の攻撃に数個の罵倒をアク兄に返す。
「アホ、よく見ろ」
「ふえ…?」
そういえば頭に何か乗っかってるような…。
手で探ると、オレの頭にはウサギの耳がぴょこんとついていた。
あ……!
「オレが欲しかったデカマラビットくんのイヤーカチューシャだ! アク兄、買ってくれてたの……!?」
わー! すっげー嬉しい!
笑顔で隣のアク兄を見上げると、照れ臭そうに頬を赤らめてそっぽを向く。
「い、いや、別にィ…? まぁ、その……狩った」
「か……狩ったの!?」
「あーもううるせえ! おとなしく着けてろや! おーおーよく似合ってらぁ!」
ぶっきらぼうにまくし立てて、ポケットに両手を突っ込んだアク兄がザカザカと先に進んでいく。
「まったく。素直じゃないな、あいつも」
セーギ兄が薄く微笑みながら、「良かったな」とオレに声をかける。
へへ……。
ぴょこぴょこと揺れる耳をさわさわして、嬉しくて笑っちゃう。
「アク兄、ありがとーっ♪」
オレは猛ダッシュすると、後ろからアク兄の腰にタックルするみたいに抱きつくのだった。
♡♥♡♥♡♥♡
あー、たくさん遊んだなあ。
さーてと、もうすぐ日も暮れそうだけど。
じつはずっと行ってみたいと思ってたところが残ってるんだよな。
それは遠くに見えてる、豪華なお城。
「セーギ兄、アク兄、オレ、最後にあのお城に行きたいなー……。なあなあ、だめ?」
オレはお城を指差して、上目遣いに二人を見上げる。
「城だと? そんなのこの遊園地には無いハズだが……」
セーギ兄が不思議そうにオレの指さす方向を見つめる。
「ああ、なるほど、城、か……」
隣にいたアク兄も、敬礼するように手で庇(ひさし)を作ってお城を眺める。
「おー、確かにありゃあ……立派な城だなー」
ニタニタと笑いながら。
セーギ兄とアク兄が、顔を見合わせてニヤリとアイコンタクトを取るのをオレは見逃さなかった。
なんとなくそれに不穏なものを感じたけど、次の言葉にオレはそんなこと忘れてしまう。
「「いいぞ~、最後にあのお城、みんなで行こう」」
二人が満面の笑みでオレに言ってくれたのだ。
「やったー!!」
へへ、なんか今日、二人ともめっちゃ優しいな……♪
オレはうきうきした気持ちで二人と手を繋ぐ。
「じゃあじゃあ早くっ、早く行こーっ♪」
遥か遠くにうっすらと見える、ピンクのお城まで。
笑いながらオレ達は歩きだした。
【続く………🏰】
11
あなたにおすすめの小説
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
ダメリーマンにダメにされちゃう高校生の話
タタミ
BL
高校3年生の古賀栄智は、同じシェアハウスに住む会社員・宮城旭に恋している。
ギャンブル好きで特定の恋人を作らないダメ男の旭に、栄智は実らない想いを募らせていくが──
ダメリーマンにダメにされる男子高校生の話。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる