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35話 大会開始
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騎士学校開始の日がやって来た。教室の前には学期末試験が貼り出されていた。
成績はトップだった。ヴィンセントは2番。ノエルは23番、ジンは45番だった。1年生が50人であるため、ジンはかなり厳しい順位である。
また、騎士学校選抜大会の出場者が貼り出されていた。出場者は私とヴィンセント、ヘンリー・アルベール、クライド・ダニングであった。
「やはり4強が出場か」
振り向くとヴィンセントがそこにいた。
「そのようだな」
「大会で決着をつけよう。今度は時間制限がないからな」
「ああ」
そして教室に入り、授業を受けた。
そして日は過ぎていき、とうとう騎士学校選抜大会の当日となった。
「とうとうこの日がやって来たね、レオン」
「ノエルが出るわけではないだろう」
「でも俺も楽しみだぜ」
ジンも興奮している。
闘技場に向かうと生徒の他に一般の人もいた。今日の大会は一般でも観戦できるようだ。
そこに見知った顔を見つける。
「おーい、エマ、アメリア」
「レオン、久しぶり、約束通り応援に来たよ」
「私も応援に来ました」
「レオン。誰よこの娘達?。俺はジン。ジン・デイマーっていいます。よろしく!」
「あんたも大会に出るの?」
「いや、俺は不出場って言うか観戦って言うか……」
「ああ、選ばれなかったのね」
ジンがしょげていった。
「エマもアメリアもありがとう。今日は頑張るよ」
「ばったばった倒していってね。ところでヴィンセントは?」
「私ならここにいる」
後ろからヴィンセントの声がした。いるならいるって言ってくれよ。
「ヴィンセントも頑張ってね」
「レオンとの戦いで、私が今まで生きて来た全てをぶつけるつもりだ」
「相変わらず重いわね。ところであんた達仲良いの悪いの?」
「良いに決まってるじゃないか。私とレオンは親友以上だ!」
「そう……なのか?」
「親友……以上……」
「素敵です!」
なぜかアメリアは感激していた。
そして大会が始まった。闘技場の観客席は超満員。特定の選手の応援団が存在するようで、あちこちから声援が飛んでいる。
まずは校長からの大会の挨拶、そして大会の組み合わせが発表される。トーナメントは3年生4人がシードになっている。トーナメント表の下に番号と選手名が記されていた。番号は1から12まである。私は1番だった。試合は同時に4試合行われるようだ。
そして一旦解散となった。試合開始は1時間後だ。ヴィンセントと合流する。ヴィンセントは8番だった。
「決勝まで当たることはないな」
「決勝で会おう」
「レオンの一回戦の相手はヘンリー・アルベールか強敵だな」
「ヴィンセントはの相手は?」
「2年生だが知らない相手だな」
「お互い頑張ろう」
「ああ」
そして闘技場に戻ると試合の準備が完了していた。
「出場選手は所定の位置についてください」
第1闘技場へと向かう。相手はヘンリー・アルベール。一度戦いたいと思っていた相手だ。
「レオン~」
「レオンさん~」
エマとアメリアの声だ。手を振って声援に応える。
そして位置に着くとヘンリーと向かいあう。
さすがは『青騎士の後継者』と呼ばれるだけはある。どうやら隙はなさそうだ。
「始め!」
まずは素早く間合いを詰めて、大きく振りかぶって上段に振り下ろす。
ヘンリーはそれを剣で受け止めた。
そのまま2合、3合と打ち合うことになる。少し予想外の展開だ。
後ろに下がって間合いを取りたいが下がれない。
更に何合か打ち合った後、相手の剣を躱しながら横に飛ぶ。少し強引だが間合いを取りたい。
そこからまた間合いを詰めて横なぎに斬る。ヘンリーは後ろに飛んで逃れる。手強い。
後ろに下がって間合いをとる。少しやり方を変えてみる必要がありそうだ。
再び間合いに入ると今度は少し乱暴に打ち合う。ヘンリーは少し戸惑っていた。そのまま更に打ち続ける。
するとヘンリーにほんの僅かだが隙ができた。そこを狙って打ち込む。これが冒険者流だ。
「勝者1番!」
なんとか勝利できた。ヘンリーは強かった。
「完敗だ、レオン。さすが『最強』レオン・アルベールだな」
「そんな風に呼ばれてるんだな」
「『最強』のレオン、それに『最高』のヴィンセント。『最強』と『最高』、どっちが強いか楽しみだよ」
その言葉を最後にヘンリーは会場を後にした。
成績はトップだった。ヴィンセントは2番。ノエルは23番、ジンは45番だった。1年生が50人であるため、ジンはかなり厳しい順位である。
また、騎士学校選抜大会の出場者が貼り出されていた。出場者は私とヴィンセント、ヘンリー・アルベール、クライド・ダニングであった。
「やはり4強が出場か」
振り向くとヴィンセントがそこにいた。
「そのようだな」
「大会で決着をつけよう。今度は時間制限がないからな」
「ああ」
そして教室に入り、授業を受けた。
そして日は過ぎていき、とうとう騎士学校選抜大会の当日となった。
「とうとうこの日がやって来たね、レオン」
「ノエルが出るわけではないだろう」
「でも俺も楽しみだぜ」
ジンも興奮している。
闘技場に向かうと生徒の他に一般の人もいた。今日の大会は一般でも観戦できるようだ。
そこに見知った顔を見つける。
「おーい、エマ、アメリア」
「レオン、久しぶり、約束通り応援に来たよ」
「私も応援に来ました」
「レオン。誰よこの娘達?。俺はジン。ジン・デイマーっていいます。よろしく!」
「あんたも大会に出るの?」
「いや、俺は不出場って言うか観戦って言うか……」
「ああ、選ばれなかったのね」
ジンがしょげていった。
「エマもアメリアもありがとう。今日は頑張るよ」
「ばったばった倒していってね。ところでヴィンセントは?」
「私ならここにいる」
後ろからヴィンセントの声がした。いるならいるって言ってくれよ。
「ヴィンセントも頑張ってね」
「レオンとの戦いで、私が今まで生きて来た全てをぶつけるつもりだ」
「相変わらず重いわね。ところであんた達仲良いの悪いの?」
「良いに決まってるじゃないか。私とレオンは親友以上だ!」
「そう……なのか?」
「親友……以上……」
「素敵です!」
なぜかアメリアは感激していた。
そして大会が始まった。闘技場の観客席は超満員。特定の選手の応援団が存在するようで、あちこちから声援が飛んでいる。
まずは校長からの大会の挨拶、そして大会の組み合わせが発表される。トーナメントは3年生4人がシードになっている。トーナメント表の下に番号と選手名が記されていた。番号は1から12まである。私は1番だった。試合は同時に4試合行われるようだ。
そして一旦解散となった。試合開始は1時間後だ。ヴィンセントと合流する。ヴィンセントは8番だった。
「決勝まで当たることはないな」
「決勝で会おう」
「レオンの一回戦の相手はヘンリー・アルベールか強敵だな」
「ヴィンセントはの相手は?」
「2年生だが知らない相手だな」
「お互い頑張ろう」
「ああ」
そして闘技場に戻ると試合の準備が完了していた。
「出場選手は所定の位置についてください」
第1闘技場へと向かう。相手はヘンリー・アルベール。一度戦いたいと思っていた相手だ。
「レオン~」
「レオンさん~」
エマとアメリアの声だ。手を振って声援に応える。
そして位置に着くとヘンリーと向かいあう。
さすがは『青騎士の後継者』と呼ばれるだけはある。どうやら隙はなさそうだ。
「始め!」
まずは素早く間合いを詰めて、大きく振りかぶって上段に振り下ろす。
ヘンリーはそれを剣で受け止めた。
そのまま2合、3合と打ち合うことになる。少し予想外の展開だ。
後ろに下がって間合いを取りたいが下がれない。
更に何合か打ち合った後、相手の剣を躱しながら横に飛ぶ。少し強引だが間合いを取りたい。
そこからまた間合いを詰めて横なぎに斬る。ヘンリーは後ろに飛んで逃れる。手強い。
後ろに下がって間合いをとる。少しやり方を変えてみる必要がありそうだ。
再び間合いに入ると今度は少し乱暴に打ち合う。ヘンリーは少し戸惑っていた。そのまま更に打ち続ける。
するとヘンリーにほんの僅かだが隙ができた。そこを狙って打ち込む。これが冒険者流だ。
「勝者1番!」
なんとか勝利できた。ヘンリーは強かった。
「完敗だ、レオン。さすが『最強』レオン・アルベールだな」
「そんな風に呼ばれてるんだな」
「『最強』のレオン、それに『最高』のヴィンセント。『最強』と『最高』、どっちが強いか楽しみだよ」
その言葉を最後にヘンリーは会場を後にした。
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