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✨セクシークイーン 姫乃樹アリス✨💕

第64話【R18】セクシー女王様アリス✨💏✨💕

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 まん丸な月が真っ赤に染まっていた。
 満月の夜は兇悪事件が多発すると言われている。


 月による重力の関係なのだろうか。

 血圧が上がると人間は興奮しやすくなるようだ。


 どれだけ寝たのだろうか。
 今までの事が全て夢のようだ。


 深夜なのか、ヤケに病院内は静かだ。

 僕はベッドの上で微睡まどろんでいた。

 



 不意に、病室のドアが音もなく開けられた。

 誰かが室内へ侵入してくる。

 看護師の夜間巡回だろうか。



 夜間用の赤い照明だけが頼りだ。

 ナースライトで室内を照らし、ゆっくりとドアにカギを掛けた。



「ン……」
 看護師が病室の内カギなど掛けるはずはない。
 誰なんだろう。


 また美少女アイドルのラブリだろうか。



 人影が、ベッドサイドへ近寄って来ると、香水だろうか。

 目眩《めまい》がするほど濃厚で甘美な匂いが僕の鼻孔をくすぐった。



『ン……!! この匂いは……』
 嗅いだ事のある匂いだ。
 いったい何処でだろうか。


「フフ……、どうプリンス!!」
 侵入者が声をかけてきた。


「アッ、アリスさん……」
 この声と匂いは間違いない。



 セクシー女王様  姫乃樹アリスだ。
 
 
 
 二十一世紀、もっとも売り上げた伝説のセクシークイーン。


 世界一美しくエロ賢い稀代のセクシー女優だ。



 現役帝都大生初のセクシークイーンとして世の童貞ボーイの股間を熱くした【右手の恋人】だ。



「フフ……、さ、プリンス✨✨💕
 深夜のお医者さんごっこよ。
 とっとと、パンツをお脱ぎなさい」
 アリスは微笑みを浮かべ、僕の股間へ手を伸ばした。



「いやいや、どんなお医者さんごっこですか」
 






 ☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚


 この作品はフィクションです。


 実際の人物、団体、事件等とはいっさい関係ありません。
 犯罪を教唆するモノではありません。



 絶対に真似しないでください。




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