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✨青い髪の美少女✨
第33話 ✨💏✨💕
しおりを挟む歩道橋へ着くとオレは振り返ってヒデを呼んだ。
「おい! そう言えば…… ヒデ!!
あの青い髪のレイッて子の連絡先がわかるのか」
「あァ…… わかるけど」
ヒデはスマホを取り出した。
「悪いけど、彼女に連絡してくれ!!」
まさか、あの青い髪のレイが歩道橋で亡くなった沢向エリカと縁があるとは思わなかった。
可愛らしい美少女をナンパしていたヒデの怪我の功名だ。
オレたちは階段の落下事故の現場近くまで来た。
いくつか花が供えられていた。
どうやらこの歩道橋の階段を転落したようだ。
歩道橋を見上げ息を整えた。
「……」ゆっくりと事故現場の辺りに手を合わせた。
「シンゴ君! ダメだ!! 出ないよ」
背後からヒデが声を掛けてきた。
「他に何か連絡は……」こんなことならちゃんと連絡先を聴いておけば良かった。
結局、レイと名乗る美少女の正体も居住地もわからず途方に暮れた。
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