上 下
64 / 112
第二ラウンド

第64話 ブライダルショップ✨

しおりを挟む
 

 次の日、ムトベ エリカを尾行して原宿のブライダルショップへ来ていた。


 おそらくウェディングドレスを注文するのだろう。



 オレはクリスとヒデの3人で尾行していた。


 こうして美女の尻を追いかけて回しているとストーカーになった気分だ。




「良いよねぇ✨🤤✨ やっぱエリカ様のオッパイは」
 隣りでヒデがヨダレを垂らしている。

「どこを見てンだよ……」
 こいつはマジでストーカーなのか。



「パン君は、バナナ上げるから向こう行っててよ」
 ムッとした顔で、クリスがツッコミを入れた。


「オレはチンパンジーじゃねぇよ!!」

「うるさい!! 尾行チュウに口ゲンカをするな」
 


「良いな。私も早くシンゴと結婚したいな✨🤗✨」
 クリスは、ひと目も憚《幅が》らず抱きついてくる。
 やらわかなオッパイがオレの胸板に押しつけられた。



「あのなァ……」
 頬が火照って紅く染まっていくのが自分でもわかる。
 


 ウォーミングアップどころじゃない。






☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚






しおりを挟む

処理中です...