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✨逆襲✨
第76話 ✨✨
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「では、5日前と1週間前のアリバイが成立すればエリカさんの容疑は晴れますね」
如月《キサラギ》姫乃は、自信満々に微笑んだ。
「え……」
よほど確固たるアリバイを用意したのだろうか。
「もしアリバイが確認されれば、二度とエリカさんや久遠家の前に姿を現さないと書面に残して貰えますか」
姫乃は書類をオレたちの前に提示した。
「い、いや…… ちょっと待って下さい!!
こちらにもいろいろと証拠があるんですよ。
そう簡単に引き下がれません」
「フゥ~ン……、証拠が……」
「えェ……、こちらも手ぶらでガキの使いに来たワケじゃありませんからね。
ユウキとムトベ エリカさんが付き合っていたと思われる証拠です!!」
「ン…… そんなモノがあるのですか」
少しだけ姫乃の美しい顔が険しくなった。
「ええ、エリカさんをこの席へ呼んで戴けますか」
こうなればハッタリしかない。
「良いでしょう。少しお待ち下さい」
「ハイ!!」
如月姫乃が出て行って、しばらくすると満を持してムトベエリカが現れた。
ついに、三度目の直接対決だ。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
この作品はフィクションです。
如月《キサラギ》姫乃は、自信満々に微笑んだ。
「え……」
よほど確固たるアリバイを用意したのだろうか。
「もしアリバイが確認されれば、二度とエリカさんや久遠家の前に姿を現さないと書面に残して貰えますか」
姫乃は書類をオレたちの前に提示した。
「い、いや…… ちょっと待って下さい!!
こちらにもいろいろと証拠があるんですよ。
そう簡単に引き下がれません」
「フゥ~ン……、証拠が……」
「えェ……、こちらも手ぶらでガキの使いに来たワケじゃありませんからね。
ユウキとムトベ エリカさんが付き合っていたと思われる証拠です!!」
「ン…… そんなモノがあるのですか」
少しだけ姫乃の美しい顔が険しくなった。
「ええ、エリカさんをこの席へ呼んで戴けますか」
こうなればハッタリしかない。
「良いでしょう。少しお待ち下さい」
「ハイ!!」
如月姫乃が出て行って、しばらくすると満を持してムトベエリカが現れた。
ついに、三度目の直接対決だ。
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