💕ヴァージン✨ゲーム✨💕 一千億円で私のバージンを売ってやる✨✨ さァ✨ゲームの始まりです❗❗

✨バージン ゲーム✨💕

第２話 バージン ゲーム✨💏✨💕

「キャァァァァ～ーー……ッ」
　突然､照明が消え停電になったみたいだ。
　目の前が真っ暗な中､私は前のめりに彼の胸元へ倒れ込んだ。


「うゥ……！！」
　とっさにアキラは私を抱きかかえたが勢い余って背中からカーペットへ叩きつけられたようだ。

「ぐうぅ……」
　彼も受け身が取れずモロに背中から倒れ､息が詰まったように呻いた。

　私は､ちょうど彼の身体の上に覆おおいかぶさるような形だ。


　地響きと共に雷鳴が轟き､アキラと私は縺もつれあって床へ転がった。



「あッ、ゥ……！！」
　弾みで二人の唇が重なり合った。


　私に取っては､生まれて始めてのキスだ。
　

　すぐさま私は､そっぽを向いた。

「ゴメン……」思わずアキラは謝った。


「い、いやッ、別に……」
　思わず私も強がりを言ったが､周りは停電で真っ暗だ。


　一気に、身体じゅうが熱く火照って胸が昂たかまった。



　私の柔らかな胸の膨らみが彼の厚い胸板に押しつけられた。
　



　スピーカーから流れるショパンの『英雄』だけがヤケに部屋中に響いている。




　






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　この作品はフィクションです。



　実際の人物､団体､事件等とは､いっさい関係ありません。

　絶対に真似しないでください。