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嵐の中で……✨✨✨✨
嵐の中で……
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「じゃァ、アキラの部屋へ連れてけよ」
我ながら大胆な告白だ。
「ええェ……、マジで。オレの部屋」
少し渋い顔で困惑したようだ。
「なんだよ。まさかポルシェに乗っていて風呂なしの四畳半ッてワケじゃねえェだろう……」
趣味に注ぎ込むタイプか。
「まァ、一応、オートロックの高級マンションだが……、もちろん冷暖房完備で風呂もついている」
「ッでェ……、その高級マンションで結婚とか、恋人と同棲中ッてワケ?」
さすがにパートナーのいる部屋へ邪魔するワケにはいかないだろう。
「いや、同居人はいないよ。オレは独身で、ひとり暮らしだが……」
「なら良いだろう。別に襲って食ったりしねぇよ」
「おいおい、良いのか。こう見えてもオレだって男なんだぜ」
「フフゥン……、エッチな事でもする気なの」
「そうだなァ……、ルナみたいな美少女とひと晩じゅう一緒にいたら、男なら誰だってビンビンだろう」
「なによ。それッて褒めてるの。それともディスッてるワケェ……?」
横目で睨みつけた。
「フフ……、もちろん褒めてるンだよ。それだけルナが魅力的だってことさ」
アキラは苦笑いを浮かべた。
「全然嬉しくないけど……。一応、アキラは弁護士なんだろう。信用するよ」
「フフゥン、ありがとォ。まァ、オレはセーラーエンジェルを襲うほど、女性に不自由はしてないが」
「だろうな……」私は土砂降りの夜空に視線を向けた。
「まァ、早いトコ戻らないとな。いくらポルシェでも、水陸両用車じゃァないからね」
ゆっくりと水しぶきを立てて車を発進させた。
「ああァ……、イッテテ」
「どうした。やっぱどこか痛めたのか」
「事故じゃねえェよ……。あのクソジジーたちさ」
腕にも肩にも胸元にもヤツらと格闘した時に出来た切り傷やアザがあった。
不意に、血まみれで襲いかかってくる万堂の顔が脳裡をよぎった。
「クソジジー? 父親のコトか」
「ああァ、あのクソジジー、事もあろうに。
たったの二千万……、いや半分ピンハネする気だから、一千万の端した金で、ロリコンジジーに売りやがッて」
「フフゥン、一千万が端した金か……」
「ッたくゥ……、私のヴァージンは、ドンキの特売品じゃァねえェンだよ」
「なるほど、安すぎッてコトか」
「はァッ、間違ッても私はプライドまで安売りしねえェンだ……」
「フフゥン、じゃァ、いくら出せば、ルナのヴァージンを売ってくれるんだ」
運転しながら、チラッと私の胸元へ視線を向けた。
「ああァン、何言ってんだよ!!」
「十億か。それとも二十億か」
口元は笑っているが、目は笑っていない。
「そうだな。三十億だ!! 目の前に三十億の札束を積み上げてみろよ。そうしたら考えてやるぜェ……」
「ハッハハ……、そいつは傑作だな」
「ああァン、何が可笑しいんだ」
「フフ……、可笑しくて堪らないよ。そんなに安いんだ。ルナのヴァージンは!!」
「な、なにィ!!」
「たったの三十億で、ルナのヴァージンを売ってもらえるのか」
「ふざけんなァァーー!!」
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
我ながら大胆な告白だ。
「ええェ……、マジで。オレの部屋」
少し渋い顔で困惑したようだ。
「なんだよ。まさかポルシェに乗っていて風呂なしの四畳半ッてワケじゃねえェだろう……」
趣味に注ぎ込むタイプか。
「まァ、一応、オートロックの高級マンションだが……、もちろん冷暖房完備で風呂もついている」
「ッでェ……、その高級マンションで結婚とか、恋人と同棲中ッてワケ?」
さすがにパートナーのいる部屋へ邪魔するワケにはいかないだろう。
「いや、同居人はいないよ。オレは独身で、ひとり暮らしだが……」
「なら良いだろう。別に襲って食ったりしねぇよ」
「おいおい、良いのか。こう見えてもオレだって男なんだぜ」
「フフゥン……、エッチな事でもする気なの」
「そうだなァ……、ルナみたいな美少女とひと晩じゅう一緒にいたら、男なら誰だってビンビンだろう」
「なによ。それッて褒めてるの。それともディスッてるワケェ……?」
横目で睨みつけた。
「フフ……、もちろん褒めてるンだよ。それだけルナが魅力的だってことさ」
アキラは苦笑いを浮かべた。
「全然嬉しくないけど……。一応、アキラは弁護士なんだろう。信用するよ」
「フフゥン、ありがとォ。まァ、オレはセーラーエンジェルを襲うほど、女性に不自由はしてないが」
「だろうな……」私は土砂降りの夜空に視線を向けた。
「まァ、早いトコ戻らないとな。いくらポルシェでも、水陸両用車じゃァないからね」
ゆっくりと水しぶきを立てて車を発進させた。
「ああァ……、イッテテ」
「どうした。やっぱどこか痛めたのか」
「事故じゃねえェよ……。あのクソジジーたちさ」
腕にも肩にも胸元にもヤツらと格闘した時に出来た切り傷やアザがあった。
不意に、血まみれで襲いかかってくる万堂の顔が脳裡をよぎった。
「クソジジー? 父親のコトか」
「ああァ、あのクソジジー、事もあろうに。
たったの二千万……、いや半分ピンハネする気だから、一千万の端した金で、ロリコンジジーに売りやがッて」
「フフゥン、一千万が端した金か……」
「ッたくゥ……、私のヴァージンは、ドンキの特売品じゃァねえェンだよ」
「なるほど、安すぎッてコトか」
「はァッ、間違ッても私はプライドまで安売りしねえェンだ……」
「フフゥン、じゃァ、いくら出せば、ルナのヴァージンを売ってくれるんだ」
運転しながら、チラッと私の胸元へ視線を向けた。
「ああァン、何言ってんだよ!!」
「十億か。それとも二十億か」
口元は笑っているが、目は笑っていない。
「そうだな。三十億だ!! 目の前に三十億の札束を積み上げてみろよ。そうしたら考えてやるぜェ……」
「ハッハハ……、そいつは傑作だな」
「ああァン、何が可笑しいんだ」
「フフ……、可笑しくて堪らないよ。そんなに安いんだ。ルナのヴァージンは!!」
「な、なにィ!!」
「たったの三十億で、ルナのヴァージンを売ってもらえるのか」
「ふざけんなァァーー!!」
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