💕ヴァージン✨ゲーム✨💕 一千億円で私のバージンを売ってやる✨✨ さァ✨ゲームの始まりです❗❗

革命……🎼🎶🎹✨✨✨

矢作警部補……

　しかし矢作は､なおも図々しく身体の状態を訊いてきた。


「いやいやァ、ッでェ……、お嬢様！！
　ケガの具合はいかがでしょうか？」


「あのですねえェ……。ですから言ってるでしょ！
　レイラお嬢様は事故のショックとヤケドの後遺症で両腕両脚、おまけに腰を強打して現在､車椅子状態なんです。見てわかるでしょう。
　リハビリの最中だと！！」
　すぐにアキラが代わって応えた。



「ンうゥ、なるほど､大変ですなァ……」
　矢作はソファに座り直し､またコーヒーを啜った。


「……！！」
　耳障りな音だ。



「ところで焼身自殺を計った阿久真と言う男をご存知でしょうか」
　矢作の言葉に富田が笑顔で応じ､タブレットに阿久真の写真を提示した。



「……」首を横に振った。もちろん知らない。
　見たくもない顔だ。


　バスの中で阿久真と言う男は血走った目で私たちを見つめていた。

　あの憎しみに満ちた恐ろしい目を思い出しただけで､吐き気がしてくる。



「その話しは､病院でお答えしたでしょう。旦那様への逆恨みですよ。レイラお嬢様とは直接関係はありません」
　アキラがキッパリと言った。



「なるほどねえェ……。では他の乗客の方で知り合いの方は」



「……！！」どうするんだよ。アキラ。
　ルナの事は隠しておくのか。それとも……。


　とっさにアキラも判断に困っている。
「……」仕方なく私は無言で首を横に振った。
　ルナとレイラの関係は警察には知られたくない。



「ほォ……､そうですか。いませんか。しかし可笑しいですねえェ」
　だが､矢作は意味深に微笑んだ。




　可笑しいッてェ……。
　なにがだ。










☆ﾟ.*･｡ﾟ☆ﾟ.*･｡ﾟ☆ﾟ.*･｡ﾟ☆ﾟ.*･｡ﾟ