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不審な電話✨📳✨✨
♯18 不審な電話✨📳✨✨✨
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着信画面を確かめた。
一応、非通知ではないが未登録の番号だ。
誰かは知らないが、こんな真夜中に直接電話を掛けてくるなんて非常識だろう。
「……!!」私は無言で着信画面を睨みつけていた。
「またブラディ・ジャスティスかい?」
クッキー様が私の険しい顔を見て尋ねた。
「いえ、わかりませんけど、見た覚えがない番号です」
小さく首を横に振って応えた。
「ンうゥ……、ここでボクが一緒にいるから出てみれば」
クッキー様も勧めてくれた。
「ハッ、ハイ……、そうですねえェ」
少し躊躇ったが、何度も着信バイブが響くので仕方なく通話ボタンをタップした。
「もしもし……」私はチラッとクッキー様の顔を見て電話を受けた。
クッキー様は優しく見守ってくれている。
『よォ……、ミオか!!』男性の声だ。誰だろうか。
ずいぶん馴れ馴れしいが聞き覚えはない。
「えェ……、どなたでしょうか。こんな真夜中に」
少しクレーム気味に批判したモノの言い方だ。
『ミオこそ、こんな真夜中にどこにいるんだよ』
まるで恋人気取りだ。いったい誰なんだろう。
「えッ、失礼ですが、ご用件がなければ切りますよ」
『フフン、用件はあるさ。ヤツが殺されたことは知っているだろう』
「えッ、ヤツッて、誰ですか」田山のコトだろうか。
『バックれるなよ。アイツさ。田山孝一だよ!!』
「た、田山君……、どうして、それを」
『たった今、田山孝一を殺した犯人から連絡があったんだ!』
「えェ……、犯人からァ? 何のコトですか」
『ケッケケ、アイツが復讐してるんだよ』
「ヌウぅ、アイツッて……? 誰よ。誰の事なの」
『ブラディジャスティスさ』
「えェ……」
『ヤツの復讐の刃がオレたちに牙をむいたんだ』
「何を言ってるのよ。ブラディジャスティスッて、だいたいあなたこそ誰なの!!」
『オレか……』
「ええェッ、誰なのか教えてくれなければ、今すぐ切るわよ」
『フフン、ヤダな。オレのことを忘れたなんて。
こっちは毎晩、ミオとセッ○スする妄想でシコシコとソロ活動してるのにィ……』
「ふざけてるの。そんなイタズラ電話なら切るわ」
『クックク……、おいおい、わかったわよ。切らないでくれ。オレだよ。オレェ……。清川だ!!』
「なッ、清川……!!」ストーカーの清川仁か。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
一応、非通知ではないが未登録の番号だ。
誰かは知らないが、こんな真夜中に直接電話を掛けてくるなんて非常識だろう。
「……!!」私は無言で着信画面を睨みつけていた。
「またブラディ・ジャスティスかい?」
クッキー様が私の険しい顔を見て尋ねた。
「いえ、わかりませんけど、見た覚えがない番号です」
小さく首を横に振って応えた。
「ンうゥ……、ここでボクが一緒にいるから出てみれば」
クッキー様も勧めてくれた。
「ハッ、ハイ……、そうですねえェ」
少し躊躇ったが、何度も着信バイブが響くので仕方なく通話ボタンをタップした。
「もしもし……」私はチラッとクッキー様の顔を見て電話を受けた。
クッキー様は優しく見守ってくれている。
『よォ……、ミオか!!』男性の声だ。誰だろうか。
ずいぶん馴れ馴れしいが聞き覚えはない。
「えェ……、どなたでしょうか。こんな真夜中に」
少しクレーム気味に批判したモノの言い方だ。
『ミオこそ、こんな真夜中にどこにいるんだよ』
まるで恋人気取りだ。いったい誰なんだろう。
「えッ、失礼ですが、ご用件がなければ切りますよ」
『フフン、用件はあるさ。ヤツが殺されたことは知っているだろう』
「えッ、ヤツッて、誰ですか」田山のコトだろうか。
『バックれるなよ。アイツさ。田山孝一だよ!!』
「た、田山君……、どうして、それを」
『たった今、田山孝一を殺した犯人から連絡があったんだ!』
「えェ……、犯人からァ? 何のコトですか」
『ケッケケ、アイツが復讐してるんだよ』
「ヌウぅ、アイツッて……? 誰よ。誰の事なの」
『ブラディジャスティスさ』
「えェ……」
『ヤツの復讐の刃がオレたちに牙をむいたんだ』
「何を言ってるのよ。ブラディジャスティスッて、だいたいあなたこそ誰なの!!」
『オレか……』
「ええェッ、誰なのか教えてくれなければ、今すぐ切るわよ」
『フフン、ヤダな。オレのことを忘れたなんて。
こっちは毎晩、ミオとセッ○スする妄想でシコシコとソロ活動してるのにィ……』
「ふざけてるの。そんなイタズラ電話なら切るわ」
『クックク……、おいおい、わかったわよ。切らないでくれ。オレだよ。オレェ……。清川だ!!』
「なッ、清川……!!」ストーカーの清川仁か。
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