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ラーハ公爵家の屋敷へ
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私はその考えに辿り着くと体が冷たくなって行く事を理解しました。
現国王陛下は第一王子殿下を溺愛しているので、下手に私が王都にいる事が国王陛下にバレれば、私は始末されー
「スー、大丈夫ですか?早く冒険者ギルドに行きますよ」
私はリアス様にそう声をかけられ、声がした方を見ました。
するとリヴァー様様とリアス様は既に門の中に入っており、私を手招きしていました。
しかし、私は始末される可能性を考えて、足が動きませんでした。
そんな私に門兵は私を怪しみだしました。
私がその事に青くなると、リアス様が私の元まで来て、私の右手を掴みながら言いました。
「スー、また貧血ですか?やはり体が強くないスーには冒険者はキツイかもしれませんね。とりあえず、冒険者ギルドに行ったらお金を返してから宿で休みましょう。
(ここは私を信頼して付いてきて下さい。今から下手に王都外に出ると不自然になります)」
リアス様は「宿で休みましょう」という言葉の後は小声で私を安心させるような声色で言いました。
私はリアス様の言葉に極力声が震えないように答えました。
「ありがとうございます。でも自分で決めた事ですから」
私はそう言うのが精一杯でした。
多少不自然かもしれませんでしたが、そこはなんとかそれで乗り切り、そのまま門が見えなくなるまで歩いたあたりで、門からは私の手を引いてくれていたリアス様が小声で言いました。
「兵士達の動きや雰囲気からして何かはあると思っていましたが、スノウの手配とは思いませんでした。ひとまず、自然な田舎から出て来たお登りさん的な感じでスノウの家族がいる場所まで行きましょう」
私はそのスノウ様の言葉に頷きました。
そんな訳で、今の私達はゆっくりと歩きながらちょっとお登りさん風な感じで、ラーハ公爵家の王都の屋敷に向かっています。
ただ時々リヴァー様が道を変更されているので、かなりの遠回りになっています。
その為、屋敷までの道中でリアス様から「暇つぶしに、私達と出会ってから出来た私達に関する質問は無いですか?大抵の事なら答えますよ」と言われましたので、気になっていた事をいくつか質問しました。
まず最初の質問はリヴァー様とリアス様のお2人に出会った際に言っていた「全部嫌になって逃げた」という発言について質問しました。
それを聞いたリヴァー様は少し悩んだ仕草をしてから、「それは長くなる話なんだが、まあ良いか」と言ってから話が始まりました。
まず、前提としてリヴァー様とリアス様は邪神を倒した際に不老になってしまったので、自身が最強である限りは不老不死になってしまっており、2人同時に同じ相手に戦闘するならば創造神でもギリギリで勝てるラインに立っていたというお2人は、その後は基本的に自由気ままに人生を楽しみながら2人旅をする予定だったそうです。
しかし、民草は邪神を倒した2人を神と崇め、逆に為政者は強力な戦力としてお2人を繋ぎ止めようとしたそうです。
それらは幾度否と言おうと変わる事がなく、その事が面倒になったお2人は当時小国だった国の1つで、その国の王を気に入っていたという理由から、「自分達を神と崇めず、また戦力として数えないなら、お前が王の時代か俺達が飽きるまではお前に仕えてやる」と言い、それが了承されたそうです。
その小国こそが、後の大陸制覇一歩手前まで行った帝国だったのですから、私は驚きました。
なにせ、2人が言うにはその国は、このダース王国の子爵家が持つ平均的な領土しか無く、2人が士官した時には貴族は王家と数家の貴族家、そしてリヴァー様とリアス様だけだったそうです。
しかし、その小国はリヴァー様とリアス様が士官したのを良い事に、周囲の小国をリヴァー様とリアス様の名前を全面に押し出し吸収していったそうです。
それ自体は2人共予想していた事でしたが、あれよあれよと言う間に小国は大国となり、それを危険視した大国が連合を組み戦を仕掛けてきましたが、なんとそれを撃破しました。
お2人曰く、「その時の戦でやられると思っていたから、これには驚いた」と言っていました。
その後は迅速かつ順調に、しかし統治は丁寧に当時小国だった帝国はどんどん大きくなっていき、帝国が大きくなっていく過程で王も何代も世代交代をしたそうです。
本来ならば王が世代交代をした際に国を去る気だった2人も、下手に国が大きくなった為にお気に入りの人物が帝国の人間で有る事が多いと同時にフラフラと適当に旅をしてもそこは帝国内という事も多くなった為に、王の命令すら聞かず気が向かなければ仕事をしないという条件で士官を続けていたそうです。
この条件を出した際の王や王族、貴族達は2人の伝説を間近で見ていたり、見てはいなくともその痕跡がどれだけの規模であるか知っている者ばかりだったので、特に問題は無かったそうです。
しかし、国というのは大きくなれば乱れやすくなるもので、帝国は段々と荒れていったそうです。
それでも丁寧な統治で荒れ方はマシだったそうです。
ですが、国が荒れ貴族の当主達や王が統治に力を割いたことで教育の質が低下し、それが積み重なりそんな世代が当主となる事が多くなっていくと、段々とリヴァー様とリアス様は軽視されていったそうです。
しかし、やることも無く目的も無かった2人は結局帝国を離れずにいたそうですが、そんな中で決定的な事が起こりました。
時の王がリアス様を無理矢理娶ろうとしたそうです。
リヴァー様とリアス様には相談も無く、いきなり世界へ向けて発信されたそれはリヴァー様とリアス様をたいそう驚かせたそうです。
そして、それを知ったお2人は即刻王城に乗り込み、王に「どういう事か」と詰め寄ったそうです。
しかし、王はそれを見て「リヴァー様とリアス様の反乱であり、2人を国家反逆罪で捕らえる」と発言し、それさえも世界に向けて発信したそうです。
その発信に、ついにリヴァー様とリアス様は激高し、こう世界に向けて宣言したそうです。
「愚かにも邪神をただ1人で殺せる人外と呼ぶべき、俺達2人を激高させた、愚かな者達よ。帝国の崩壊を持って俺達を怒らせたらどうなるかを思い出せ」
そして、そう宣言をしてから約1週間でその時点で大陸の8割強の領土だった帝国のお2人を軽んじていた者達を、2人に害をなさなかった者か寧ろ2人に心の底から協力して帝国と敵対した者以外は葬り去ったそうです。
これが現在の帝国の最後であり、帝国が小国からそこまで大きくなるのに500年かかったそうです。
私はこの話を淑女としての態度を崩さないぎりぎりのラインまで目をキラキラとさせて聞いていました。
何せ、この話は単純計算するとこれは1500年前からのお話になるので、当事者のお2人から直に聞けるなんて貴族を辞めても良いと思える奇跡です。
それも我がラーハ家では、活かせる事が多いリヴァー様とリアス様のお言葉や行動等を多く学び、よりより為政者になる事が代々の習わしなのです。
これは次期当主や次期当主出ない者に関わらず、全ての子供に施される事であり、そのお言葉や行動からラーハ家ではリヴァー様とリアス様の熱烈なファンでない者の方が少ないのです。
もちろん、私もその一人ですなのですがね。
私が更にお話を聞こうとすると、リヴァー様に苦笑いしながら言いました。
「落ち着けスー。ラーハ公爵家の屋敷に着いたぞ。まだまだ話せる物は残っているが、まずはお前の家族と合流して、今後の方針を決めるから門兵に帽子を取って顔を見せて通して貰ってくれ」
私はリヴァー様の言葉で本来の目的と今私が何処に居るのかを思い出しました。
現在は本来ならば貴族街には貴族の連れであるか許可が無ければ入れませんが、そこはリヴァー様が『認識阻害』を使用し、私に先程の話をかなり細かくお話して頂いた為に、既にラーハ公爵家の屋敷の前まで来ていました。
私は門兵の前まで行くと、リヴァー様から渡され被っていた帽子を正面から顔が見える様に少しだけ取りながら言いました。
「ニーガン、ノーニオン、私が帰ってきたとお父様とお母様に伝えてくれる?」
私が門兵の2人に顔を見せながら、そう告げると2人は真剣な顔でコクリと頷き門を開け、ニーガンが屋敷に私が帰って来た事を走って伝えに行きました。
それを確認して私はリヴァー様とリアス様のお2人と共に敷地内にはいろうとしましたが、ノーニオンにリヴァー様とリアス様は止められてしまいました。
現国王陛下は第一王子殿下を溺愛しているので、下手に私が王都にいる事が国王陛下にバレれば、私は始末されー
「スー、大丈夫ですか?早く冒険者ギルドに行きますよ」
私はリアス様にそう声をかけられ、声がした方を見ました。
するとリヴァー様様とリアス様は既に門の中に入っており、私を手招きしていました。
しかし、私は始末される可能性を考えて、足が動きませんでした。
そんな私に門兵は私を怪しみだしました。
私がその事に青くなると、リアス様が私の元まで来て、私の右手を掴みながら言いました。
「スー、また貧血ですか?やはり体が強くないスーには冒険者はキツイかもしれませんね。とりあえず、冒険者ギルドに行ったらお金を返してから宿で休みましょう。
(ここは私を信頼して付いてきて下さい。今から下手に王都外に出ると不自然になります)」
リアス様は「宿で休みましょう」という言葉の後は小声で私を安心させるような声色で言いました。
私はリアス様の言葉に極力声が震えないように答えました。
「ありがとうございます。でも自分で決めた事ですから」
私はそう言うのが精一杯でした。
多少不自然かもしれませんでしたが、そこはなんとかそれで乗り切り、そのまま門が見えなくなるまで歩いたあたりで、門からは私の手を引いてくれていたリアス様が小声で言いました。
「兵士達の動きや雰囲気からして何かはあると思っていましたが、スノウの手配とは思いませんでした。ひとまず、自然な田舎から出て来たお登りさん的な感じでスノウの家族がいる場所まで行きましょう」
私はそのスノウ様の言葉に頷きました。
そんな訳で、今の私達はゆっくりと歩きながらちょっとお登りさん風な感じで、ラーハ公爵家の王都の屋敷に向かっています。
ただ時々リヴァー様が道を変更されているので、かなりの遠回りになっています。
その為、屋敷までの道中でリアス様から「暇つぶしに、私達と出会ってから出来た私達に関する質問は無いですか?大抵の事なら答えますよ」と言われましたので、気になっていた事をいくつか質問しました。
まず最初の質問はリヴァー様とリアス様のお2人に出会った際に言っていた「全部嫌になって逃げた」という発言について質問しました。
それを聞いたリヴァー様は少し悩んだ仕草をしてから、「それは長くなる話なんだが、まあ良いか」と言ってから話が始まりました。
まず、前提としてリヴァー様とリアス様は邪神を倒した際に不老になってしまったので、自身が最強である限りは不老不死になってしまっており、2人同時に同じ相手に戦闘するならば創造神でもギリギリで勝てるラインに立っていたというお2人は、その後は基本的に自由気ままに人生を楽しみながら2人旅をする予定だったそうです。
しかし、民草は邪神を倒した2人を神と崇め、逆に為政者は強力な戦力としてお2人を繋ぎ止めようとしたそうです。
それらは幾度否と言おうと変わる事がなく、その事が面倒になったお2人は当時小国だった国の1つで、その国の王を気に入っていたという理由から、「自分達を神と崇めず、また戦力として数えないなら、お前が王の時代か俺達が飽きるまではお前に仕えてやる」と言い、それが了承されたそうです。
その小国こそが、後の大陸制覇一歩手前まで行った帝国だったのですから、私は驚きました。
なにせ、2人が言うにはその国は、このダース王国の子爵家が持つ平均的な領土しか無く、2人が士官した時には貴族は王家と数家の貴族家、そしてリヴァー様とリアス様だけだったそうです。
しかし、その小国はリヴァー様とリアス様が士官したのを良い事に、周囲の小国をリヴァー様とリアス様の名前を全面に押し出し吸収していったそうです。
それ自体は2人共予想していた事でしたが、あれよあれよと言う間に小国は大国となり、それを危険視した大国が連合を組み戦を仕掛けてきましたが、なんとそれを撃破しました。
お2人曰く、「その時の戦でやられると思っていたから、これには驚いた」と言っていました。
その後は迅速かつ順調に、しかし統治は丁寧に当時小国だった帝国はどんどん大きくなっていき、帝国が大きくなっていく過程で王も何代も世代交代をしたそうです。
本来ならば王が世代交代をした際に国を去る気だった2人も、下手に国が大きくなった為にお気に入りの人物が帝国の人間で有る事が多いと同時にフラフラと適当に旅をしてもそこは帝国内という事も多くなった為に、王の命令すら聞かず気が向かなければ仕事をしないという条件で士官を続けていたそうです。
この条件を出した際の王や王族、貴族達は2人の伝説を間近で見ていたり、見てはいなくともその痕跡がどれだけの規模であるか知っている者ばかりだったので、特に問題は無かったそうです。
しかし、国というのは大きくなれば乱れやすくなるもので、帝国は段々と荒れていったそうです。
それでも丁寧な統治で荒れ方はマシだったそうです。
ですが、国が荒れ貴族の当主達や王が統治に力を割いたことで教育の質が低下し、それが積み重なりそんな世代が当主となる事が多くなっていくと、段々とリヴァー様とリアス様は軽視されていったそうです。
しかし、やることも無く目的も無かった2人は結局帝国を離れずにいたそうですが、そんな中で決定的な事が起こりました。
時の王がリアス様を無理矢理娶ろうとしたそうです。
リヴァー様とリアス様には相談も無く、いきなり世界へ向けて発信されたそれはリヴァー様とリアス様をたいそう驚かせたそうです。
そして、それを知ったお2人は即刻王城に乗り込み、王に「どういう事か」と詰め寄ったそうです。
しかし、王はそれを見て「リヴァー様とリアス様の反乱であり、2人を国家反逆罪で捕らえる」と発言し、それさえも世界に向けて発信したそうです。
その発信に、ついにリヴァー様とリアス様は激高し、こう世界に向けて宣言したそうです。
「愚かにも邪神をただ1人で殺せる人外と呼ぶべき、俺達2人を激高させた、愚かな者達よ。帝国の崩壊を持って俺達を怒らせたらどうなるかを思い出せ」
そして、そう宣言をしてから約1週間でその時点で大陸の8割強の領土だった帝国のお2人を軽んじていた者達を、2人に害をなさなかった者か寧ろ2人に心の底から協力して帝国と敵対した者以外は葬り去ったそうです。
これが現在の帝国の最後であり、帝国が小国からそこまで大きくなるのに500年かかったそうです。
私はこの話を淑女としての態度を崩さないぎりぎりのラインまで目をキラキラとさせて聞いていました。
何せ、この話は単純計算するとこれは1500年前からのお話になるので、当事者のお2人から直に聞けるなんて貴族を辞めても良いと思える奇跡です。
それも我がラーハ家では、活かせる事が多いリヴァー様とリアス様のお言葉や行動等を多く学び、よりより為政者になる事が代々の習わしなのです。
これは次期当主や次期当主出ない者に関わらず、全ての子供に施される事であり、そのお言葉や行動からラーハ家ではリヴァー様とリアス様の熱烈なファンでない者の方が少ないのです。
もちろん、私もその一人ですなのですがね。
私が更にお話を聞こうとすると、リヴァー様に苦笑いしながら言いました。
「落ち着けスー。ラーハ公爵家の屋敷に着いたぞ。まだまだ話せる物は残っているが、まずはお前の家族と合流して、今後の方針を決めるから門兵に帽子を取って顔を見せて通して貰ってくれ」
私はリヴァー様の言葉で本来の目的と今私が何処に居るのかを思い出しました。
現在は本来ならば貴族街には貴族の連れであるか許可が無ければ入れませんが、そこはリヴァー様が『認識阻害』を使用し、私に先程の話をかなり細かくお話して頂いた為に、既にラーハ公爵家の屋敷の前まで来ていました。
私は門兵の前まで行くと、リヴァー様から渡され被っていた帽子を正面から顔が見える様に少しだけ取りながら言いました。
「ニーガン、ノーニオン、私が帰ってきたとお父様とお母様に伝えてくれる?」
私が門兵の2人に顔を見せながら、そう告げると2人は真剣な顔でコクリと頷き門を開け、ニーガンが屋敷に私が帰って来た事を走って伝えに行きました。
それを確認して私はリヴァー様とリアス様のお2人と共に敷地内にはいろうとしましたが、ノーニオンにリヴァー様とリアス様は止められてしまいました。
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